タイトル:【多数】 手直しを加えた後編です
ファイル:僕の妹 後編.txt
作者:Kf 総投稿数:7 総ダウンロード数:1338 レス数:0
初投稿日時:2013/07/22-23:40:18修正日時:2014/07/27-13:57:14
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   僕の妹 後編












「なんですか・・・・・この衣装・・・・・」

一日中休む間も無く散々木島に弄ばれた美緒は夕方になってから木島の運転する車で別の高校の体育館まで連れてこられて
舞台袖でどうみても胸や秘部が丸見えになるように作られたレオタードを渡された

「何って?今スグにそれに着替えるんだよ、他のお客さんが待ちかねてるぜ」

「お客さん?・・・・・・それって一体・・」

「さっさと着替えろ、メモリカードを返して欲しいんだろ?それともアレをネットでばら撒かれてもいいのか?ん?」

そんな殺し文句を突きつけられると美緒にはどうする事も出来ず、美緒は渋々その恥ずかしいレオタードに着替えるしかなかった

「へへっ・・良く似合ってるじゃないか・・・後はこれを着けて・・・っと、これでヨシ」

木島は着替えた美緒の首に大型犬用の首輪を着け、更にその首輪に散歩用のリードを取り付けた

「せ・・・先生・・これって犬の首輪じゃないですか」

「お、出番のようだな」

『まず最初にご紹介するのは極上美少女として当クラブ新入生アンケート部門1位の人気を獲得している高林美緒嬢!!調教主の木島氏と一緒にご登場願います!!』

誰なのか分からないアナウンスが聞こえた直後、木島はいやがる美緒に付けたリードを引っ張って舞台中央まで出てきた
舞台に引き摺り出された美緒の身体になんともいえないいやらしい視線が向けられ、美緒は思わず剥き出しの胸と秘部を手で隠して俯いた

「ほ〜・・実に素晴らしい・・」

「全くだ、ネットの画像で見るよりも美しい」

「いや〜木島君はこの一ヶ月の間あの娘を独り占めしていたとは・・・・少々嫉妬してしまいますな」

「う〜ん、どうやら今月のMVPは彼で決定かもしれませんね〜」

「全くたまりませんねぇ、早くあの柔肌を堪能したいものだよ」

胸と秘部を隠して俯いている美緒に木島がそっと耳打ちを始めた

「どうだ、スゴイだろ・・・お前をここで堕とすって宣伝したらクラブの会員が全員集まったんだぜ・・・・なにせ今日の主役は美緒、お前なんだからな」

「クラブの・・・会員?・・・・それに主役って?」

「そうさ、お前をこのステージで公開寝取りする瞬間が見たいって理由でな・・・・ほら、あれを見ろよ」

美緒が恐る恐る視線を前に向けたその先には年端のいかない娘にはおぞましい光景が広がっていた

自分の立っている舞台から体育館の中央まで伸びている特設舞台・・・それはストリップショーの舞台と全く同じモノだった
そしてその特設舞台を囲むように並べられている簡易ソファーでは数多くの男達が美緒と大して歳の変わらない少女達の若い身体を弄んで楽しんでいたからだ
しかもよく見れば自分が通っていた中学校や今の高校の見知った先輩や同級生の姿もいるではないか

「ほら歩けよ、ここじゃあクラブの連中によく見えねぇだろ、みんなにご挨拶する為にさっさと来い」

「ここに・・・・クラブの会員が全員・・・」

怯えながら呟く美緒に少しイラつきながら木島は美緒に繋げたリードを引っ張って特設舞台を歩き始めようとした

「ああそうさ、連中はお前が肉便器に堕ちる様を生で見てそれからお前の身体を楽しみたいってな・・だからさっさと・・」
「『そう・・・じゃあ演技はもうお終いでいいわね・・』」

「あ?お前何言って・・」
ドガッ!!

突然立ち止まった美緒の奇妙な発言に振り返った木島はいきなり美緒に顔面を殴り飛ばされ、そのまま特設舞台から転げ落ちた

「ぐ・・ぐがっ・・み・美緒!!テメェなにしやが・・・」

殴り倒された木島は痛む顔を押さえながら起き上がったその時、信じられないものを見た
特設舞台の上に立っている美緒のその姿が明らかに変わっていたのだ

茶色っぽいショ−トヘアだったはずの髪の毛は腰の近くまで伸び、その髪の色も茶色から雪のように真っ白な色に変わり
黒みがかった左目の瞳の色も爛々と輝く金色に変わり、反対の右目からは純白の白薔薇の花が咲いていた

「な・・・・・美緒じゃ・・・ない・・お前は・・・・まさか・・」

「『いいえ、ここにいるのは紛れも無く『高林美緒』よ、せ・ん・せ・い・・・クスクスクス』」

先程の怯えた表情とは打って変わって見下すような笑みを浮かべ、木島が付けた犬用首輪を両手で簡単に引き千切って投げ捨てた美緒
その周囲にはウネウネと蠢く白棘の触手がなにもない空間から現れて蠢めき、その一部が美緒の身体に巻きついて胸と秘部を隠していた

「み・・美緒・・・お前まさか・・まさか雪華実装だったのか!!」

「『半分正解で半分間違いね・・・・私達は人間の『高林美緒』でもあって雪華実装の『高林ミオ』でもあるのよ・・・』」

「なんだよそれ・・・・なんなんだよそれは!!」

「『でも苦労したわ・・あんた達の薬頼みの下手糞強姦SEX・・・・中途半端過ぎて毎回欲求不満が溜まってそれを我慢するのと感じてる演技するのがスッゴクしんどかったし
無理矢理飲まされるあんたの不味い精液と薬・・加齢臭がキツくって毎回帰る途中で吐いてたし・・・でも仕方ないわよね、全部このふざけたクラブを潰す為なんだから』」

「クラブを潰す・・だと?」

『ええそうよ・・・私達の狩り場を荒らして大事な友達を傷付けた糞蟲さん達におしおきする為にね』

ざわつく会場の片隅からの聞こえた声の主は親ほどに歳の離れた男に性的奉仕をしていた少女からだった

その声が合図となりそれまで男達とまぐわっていた少女達全員が立ち上がって男達から離れるとその身体にピシピシとヒビが走り始め
ガラスが割れるような音が響き渡った直後には少女達の人数と同じ数の雪華実装が現れ(正確には人間の少女に擬態していた雪華実装達が白水晶を使った擬態を解除しただけ)
それとは別の雪華実装が何も無いはずの空間から突然現れた

「う・・・うわああああああ!!なんでココに雪華実装があああ!!」

「逃げろおお!!殺されるー!!」

「た・助けてくれー!!」

突然現れた雪華実装の大群に男達はパニックとなってその場から素っ裸なのも忘れて逃げ出そうとしたが
どの男もロクに走り出す事も出来ずに雪華実装達が放った白棘の触手であっさりと組み敷かれてしまい
その直後から『品評会』は『雪華実装達のお食事会』に変わってしまった




『さ〜て、お・じ・さ・ま、もう私スローペースで遊ぶの飽きちゃった〜、だから今度は本気で搾らせてもらうわよ』

逃げようとしたある男は先程まで弄んでいた少女に擬態していた雪華実装に白棘の触手でズルズルを引き寄せられ、その顔は恐怖と絶望で真っ青になっていた

「ひい・・・・や・・やめろ・・・来るな!!来ないでくれえええ!!」
『ひっど〜い、おじ様は私の事を愛人にしてくれるって言ってくれたのに〜・・・さっきみたいに愛してくれてもいいじゃな〜い・・・
な〜んちゃって・・あんたみたいなジジイの愛人なんてコッチから願い下げだけどお腹空いてるから栄養だけはキッチリ貰うからね』




『あはは〜ほらほらどうしたの〜、それっぽっちの精液じゃあたしを全然満足させられないわよ〜、だから早く出しなさいよ〜』

又、ある男は触手でがんじがらめに縛り上げられた状態で雪華実装の小さな蜜壷で陰茎をしごかれ、
更に男のアナルに差し込まれた触手が前立腺を徹底的に責め立て、強制勃起させられていた

「うっ・・がああ!!た・・助けて!!もう!!やめてええぇ!!これ以上は出ないいいい!!もう許してええええええ!!」

出ないはずなのに前立腺を白棘のトゲで絶妙な加減でガリガリとイジくりまわされた男の陰茎は生命力を削るかのように無理矢理雪華実装の蜜壷に精液を吐き出した

『あん・・ほ〜らまた出た〜・・どうしようもない嘘つきチ●ポさんね〜・・・・でも、ここ1〜2週間男日照りだったからあたしまだ満腹には全然足りないのよ・・・
あたしのお腹が満足するまでぜ〜ったいに抜かないからね、ウフフフフ』

「や・・・・めて・・・・誰か・・・・・・・助けて・・・・うぎゃああああああああああ!!」





『ほ〜ら、射精直後のチ●ポをこうやって無理矢理しごきまくると・・・』

こちらの男に至っては触手でシゴかれて射精した後も容赦無く責め立てられて陰茎から透明な液体を水鉄砲のように噴いていた

『わ〜スッゴ〜イ、あたし男の潮噴き初めて見た〜』

『やだ〜キッモ〜い』

『あははは〜この人すっごい変な顔してる〜・・写メ撮っちゃお〜』

『もっとやっちゃえ〜』

複数の雪華実装の好奇の目に晒されている男の陰茎、しかし男にそれを恥ずかしがる余裕などなく強制絶頂地獄に涙と鼻水を撒き散らして狂ったように泣き叫んでいた

「あがああ!!いぎい!!っぐぎゃあああ!!どめでええええ!!じぬううう!!」

もうそこには先程まであった淫猥な光景などどこにもない・・・・
聞こえてくるのは男達の泣き叫ぶ声と断末魔のような悲鳴、そして激しい水音・・
その先には中年太りがほとんどを占めていた男達が皆等しくガリガリに痩せこけるまで精液や生命力を搾られて死に掛かっていた







そしてそれとは別に・・・・

ミチミチミチミチ

「ぐ・・・が・・・助け・・で・・・ぐれ・・・・い・・息が・・」

『あ〜ら、私のラミアバインドがそんなに気に入ったの?・・・・なら、もっと締め上げてあげるわ・・・口から内臓を吐き出すまでね・・・
そうすればあんた達に望まぬ子を孕まされた私の友達の亜由美が味わった絶望と苦しみってのが少しはわかるでしょ?』

自身の下半身から大量の触手を伸ばし、まるで神話に出てくる『ラミア』のような姿となった一体の雪華実装が何人かの男達を蛇が獲物を絞め殺すようにミチミチと絞め上げていた
絞め上げられている男達の身体からは骨が折れたり関節の外れる音が聞こえ、顔は酸欠状態で既に紫とも真っ青ともつかない色となって生死の境を彷徨っていた


また、別の場所では

ドガン!!バーン!!

何人かの男達が触手で腕、もしくは足を縛られてブンブン振り回され何度も壁や床に叩きつけられていた
既に何度も叩きつけられている事もあって顔面は血まみれになって醜く変形し、何本かの歯と骨が折れ、傍から見れば生きているのが不思議な状態だった
振り回している雪華実装は死なないように手加減して叩きつけているがそれは決して男達の為ではない
簡単に殺してしまっては自分の腹の虫が治まらないので死ぬギリギリを見極めていたぶっているのだ

『いっそ一思いに殺してくれって思ってるの?誰が簡単に殺してやるもんか・・・・私の義理の弟の京介とその恋人の小春を苦しめた報いをたっぷり味合わせてやる!!』

大事な親友を傷付けられた事に怒り心頭の一部の雪華実装達はあらかじめ調べていた『親友に直接手を出した仇』の男達を引きずり出すと
一思いに殺してもらえれば幸せだと思うような地獄の責め苦を徹底的に味合わせていた




だがその騒ぎの中、雪華実装が放った白棘の触手から何人かの男が上手く逃げおおせた
男達はなんとかあの化物から逃げられた事に安堵しつつもバラバラになってこの学校から脱出しようとしていた

・・・・・しかし男達は知らなかった・・・・彼らは選ばれてワザとこの学校内に逃がされた事に・・・・・・



















人間社会に溶け込んで生活している雪華実装

圧倒的な戦闘能力と特異な力を持つ彼女達は実装種の中で唯一『人間と対等以上』の存在であった

そんな雪華実装が一番の栄養源としているのが『人間の男の精液』だ

本来なら『生物の生命エネルギー』そのものを食べるのが雪華として当たり前なのだがそれをやると『無差別大量殺戮』となってしまう
だが、性行為で得られる精液は生物を殺す事なくそれなりの生命エネルギーが手に入り、なにより気持ちいいと言う事もあって
ほとんどの雪華実装がこの方法で生命エネルギーを得るようになった

(しかし極一部の淫売行為を嫌う雪華実装達は『依頼殺人』と言う方法で生命エネルギーを得ている者もいる)

となれば簡単に人間の男から精液を頂ける方法として雪華実装達が選んだ手段が『人間の風俗業(ソープ・デリヘル等)』である
相手の注文に答えて擬態能力を使えばいくらでも客の男達は精液を提供してくれるので彼女達視点で言うと『選り好みさえしなければ食べ放題』なのらしい

(選り好みと言っても顔とか年齢はあまり関係無く要は『味』だけなのらしい)

ところが最近になって彼女達のいる風俗街の客足が急激に減り始めてきたのだ

別にサービスの質が悪くなったとか料金を値上げした訳でもないのに日に日に客足は遠退き(ガチロリ等の特殊な年齢層目当ての客は変わらず来店して来る)
客が少なくなれば当然摂取できる精液も少なくなり、こうなると雪華実装同士で少ない客を巡ってのトラブルが頻発するようになった

そんな時だった・・・風俗街を根城にしている雪華実装達に常連の客から風俗街からかけ離れた場所にある『売春クラブ』の話を聞かされたのは
自分達の店より遥かに安い金額で未成年を抱く事ができ、一般の風俗店ではNGとされている度を超えた変態プレイや獣姦・肉体破壊プレイすらもOKと言う非合法の店
その店で働いている少女達は皆人間としてではなく、客を楽しませる為の『家畜』とか『モノ』として扱われていた・・・・・

彼女達の常連に警察の関係者がいたのでその事を話してみると

「う〜ん・・・その店なんだけど俺みたいな下っ端じゃ捜査出来ないんだよ、なんでかって?『上からの圧力』だよ
現にあそこに強制捜査をやろうとした上司なんか捜査前に速攻で離島の交番に左遷されちまったからな・・・・・つまりそんだけ権力のある人間が絡んでんだよ・・・」

結局分かった事は警察はアテにはならないって事だけだった

しかもただ客の横取りだけなら良かったかもしれないがその内雪華実装と親交のある少女達も働かされている事が分かると事態は急変した
幼い頃から仲良くしていた少女達が気が付けば男達の薄汚い欲望によって身も心もボロボロになるまで弄ばれて夢も希望も最悪命まで踏み躙られゴミとして捨てられる

それは彼女達の友であった雪華実装達の憎悪の炎を一気に燃え上がらせた
自分達が姉妹のように可愛がっていた少女達に対するこの仕打ちは自分達への宣戦布告と同等と考えた一部の雪華実装達は即座に例のクラブの物理的破壊に動こうとしたが

『あなた達のはらわたが煮えくり返る怒りが分からない訳じゃない・・・でもクラブだけを潰しても根本からどうにかしなければ意味は無いわ
それこそ第2第3のクラブが野良実装石みたいに涌いてくるだけよ』

『だったらどうするのよ!!あいつ等に私達の友達は人生を滅茶苦茶にされたのよ!!黙って静観してろって言うの!!』

なだめる雪華達の説得にも耳を貸さない雪華達にある雪華実装が一つの提案を出した

「私が囮になってクラブの素性を探ってみる・・・不良達やクラブの関係者を変身して締め上げて聞いたらあいつ等の間で『高林美緒』は一番の人気があるって言ってた
多分私が高校に進学すれば間違い無く『高林美緒』を狙うはずだからそれを利用して関係者を調べ上げてそれから一網打尽にすれば・・」

提案をしたのは美緒自身だった

『美緒ちゃん・・・・確かにクラブの黒幕を炙り出すのにその手は一番かもしれないけど・・・・でも人間として暮らしているあなたに何の利益があってそんな危険な役を?』

「私がお姉ちゃんのように慕ってた人がその連中に酷い目に合わされたからよ・・・今も入院しててこの先妊娠出来るかどうかも分からない危険な状態だって言うし」

そこまで聞いた雪華達はみんな静まり返り、全員が落ち着いた所で改めて打ち合わせを進めた

『とにかく売春クラブで働いている娘達をその間なんとかしないと』

『それは私達が擬態して少しづつ彼女達と入れ替わって助け出すしかない、その間はウチの常連客の院長先生(私立の大型病院)に事情を話して患者として預かってもらえばいいわ』

『その院長先生って信用できるの?もし保護した娘に手を出すなんて・・・』

『大丈夫、あの先生のストライクゾーンは70歳から上だからサービス増やすなりタダ券渡せば喜んで協力してくれるわ』

『BBA系かい・・・・まあそれなら大丈夫か、じゃあ美緒ちゃんとブン屋に調査を任せて私達は出来る事をしましょ』

『ええ、これはある意味風俗街の存続にも関係してるのだからね』

こうして動き出した雪華実装達は売春クラブの少女達と少しづつ入れ替わっては彼女達を保護し、連中が集まる日に備えて水面下で着々と準備していたのだ




















雪華実装達に命が消える寸前まで搾取されている男達の悲鳴で溢れかえる体育館内・・・
美緒は卑猥なレオタードから制服に着替え直して体育館横の更衣室前にいた

そこには本来男達の相手をするはずだった少女達がクラブからのリクエストがあったコスプレ衣装に着替えて準備をしていたのだが
今はその女の子達は皆死んだように眠っており彼女達の両耳には一体の雪華実装が伸ばしている半透明の白棘の触手が深く潜り込んでいた

それはパ−ティーが始まる前に今触手を伸ばしている雪華実装の『スノウ』によって少女達は更衣室内で眠らされ、ココで他の雪華実装達が少女達に擬態して入れ替わったのだ

「スノウさん、女の子達の方はどうですか?」

『ん〜・・この娘達の性欲はもうちょいで食べきるから記憶破壊込みで後10分ちょいで終わるよ〜・・・向こうの方は終わったの〜?』

「向こうもその位掛かるかも・・・私はあんまりあそこに居たくなかったから抜けてきちゃった・・・」

『あ〜そうなの〜・・・美緒ちゃんはここまでいっぱい頑張ったんだからそろそろお家に帰ってもいいんじゃな〜い?家族も心配してるだろうし』

「うん、そうする・・・それじゃあスノウさん、お先に・・」

『は〜いお疲れさま〜、この娘達はわたしが責任持って治しとくからね〜』

そう言って手を振るスノウに美緒は軽く会釈するとフワリと空に舞って家路に付いた



ここにいる雪華実装のスノウ・・・彼女は雪華実装種の中で『亜種』の部類に入る存在だ
彼女は他の雪華と違って食料としているのが『人間の男の精液』ではなく『人間の精神エネルギー』である『欲』『想像』『妄想』を主食としている

その食べ方も人間の耳に半エネルギー体の触手を挿し込んで脳まで侵入して脳から精神エネルギーを直接吸収すると言うかなり強引なやり方で
彼女が本気で欲を吸い尽くせば人間は感情の無いデク人形(廃人)になってしまう

無論そんな特殊なモノが主食なだけあって通常は他の雪華達とはあまり接点もなく同棲している妄想癖の強い青年とイチャラブライフを満喫している

そして今回の一件に彼女の力がどうしても必要となるからと他の雪華達に頼まれ、今回先に報酬の『日常生活に支障の無いレベルまで少女の性欲を食べられる』を貰っていたのだ
更に彼女自身の得意技に『記憶破壊』もある、今回の仕事の一つとして『少女の記憶からクラブに関するモノと汚された記憶の削除』も食事と平行して行っているのだ

『これで記憶削除と他の分は一丁上がりっと・・・後はお呼ばれするまで一休みしとこ〜・・・逃げた残りは『元締め』ちゃんが殺るからあたしには関係ないし〜』

程なくして少女達があの男達に汚された記憶を全て破壊したスノウは全ての触手をしまうとソコに浮いたまま眠ってしまった























体育館から離れた校舎裏をパンツ一丁と言う情けない格好で逃げる男がいた・・・寝取りに深く関わり、数多くの少女を愉悦目的で地獄に落とした連中の一人だ

「ぜえ・・ぜえ・・ぜえ・・じょ・・冗談じゃねえ・・まさかあんな化け物が出張るなんて聞いてねぇぜチキショウ・・」

校舎の壁に手を付いて呼吸を整える男の上空に小さな黒い影が舞っていた
小さな翼を音も無く羽ばたかせ、校舎の僅かな足場に降り立ったその影は実装燈のオリオンだった
オリオンは背中に背負っていた黒い羽を幾重にも束ねて作り上げた弓を取り出し、それとは別に髪飾りとして付いていた白い薔薇を手に取った
するとその白い薔薇はたちまち姿を変えて真っ白な矢に形を変え、更にオリオンの両腕の衣装が白く変わり始め、両腕の筋肉がいきなり太くなった

オリオンは黒い弓を持ち、白い矢を構えて限界まで弦を引き絞って狙いを定めて放つと

ヒュン!!

白い矢は蚊の鳴く程度の僅かな音を一瞬だけ発し、白い残光を残して飛び
その矢は寸分狂う事無く壁に手を付いて休んでいる男のうなじに刺さり、経絡の延髄を破壊して喉笛を突き破った所で跡形も無く消え去った

プシュッ!!

「うっ!!・・・・・・・・・・ぐ・・・・・・あ・・・・  ・・   ・      」

人体急所の延髄は酷いダメージを受けると全身の筋肉が硬直したままとなり肺機能すらも機能出来なくなり、破壊されれば窒息死に至る
男も例外なく喋る事も逃げる事も出来ずにそのまま息が出来ない苦しみを味わった末にその場に倒れて永遠に動かなくなった
オリオンはその男が動かなくなったのを確認すると弓を背負い直してその場から静かに飛び去った










更に別の場所・・・・一階から屋上まで吹き抜けている階段の踊り場の付近で男が周囲を見回しながらこれからどうすべきか思考していた

「チキショウ・・・・いつかこうなるとは思ってたけどまさかこんなにも早くあの化物が来るなんて・・・・仕方ない、しばらくはガキを売った金でカリブにでもに雲隠れし」

そこから先の言葉が出るより先に男の首に何かがぶつかり、次の瞬間それが急激に男の首を締め上げ、男の体は物凄い勢いで階段の吹き抜けを遥か上空に引き摺りあげられた
その際、男は緑色の落ちてくるなにかとすれ違ったのがそれに気付く余裕などない

「うがががががああああああああ!!!!!!」

男は自分の首を絞めるモノを何とか取ろうと必死にもがくが巻きついているものが既に肉にまで食い込んでしまってどうにもならず
絞めるモノが通してある最上階の手すりに男の首が激突した瞬間男の首元からゴキッと鈍い音が聞こえ、男はそれっきり動かなくなった

やがてシュルシュルと言う音が聞こえ、首の骨が折れた男の死体が一階の踊り場に叩きつけられ、その死体に近付いた重そうなジャケットを着ている一匹の実装石が
死体の首に巻きついているワイヤーを片付けるとそのまま姿を消した














そして別の場所、鍵の開いていた所から校舎に逃げ込んだ木島の寝取り仲間の男はあちこちの教室の物色を始めていた
今スグにでも逃げたいのだが全裸のままでは逃げようが無い、だからと言って体育館に戻れない・・・それ故体操服でもなんでもいいから着れそうな服を探していたのだ

必死になって物色していた男はふと、何かの気配を感じて思わず廊下側に振り返った・・・・・だがソコには誰もいない・・・・
気のせいだと自分に言い聞かせて男は再び服を探し始めた
だが、不意に男が視線を再び廊下に向けた時、確かに何かの影が僅かながらに動いたのが見えた

「誰だ?・・・・・誰かいるのか?・・・・木島さんか?・・・・・おい・・・・おい!!・・・」

何度も声を掛けても誰も答えてはくれない・・・・だが、誰かのいる気配だけは感じる・・・・

(まさか・・・もう追いつかれたのか・・・・じょ・・冗談じゃねえ!!ちきしょう!!ちきしょう!!なんで・・・なんで俺がこんな目に遭わなきゃなんないんだ!!
なんでガキ弄んだ位でこんな事になんだよ!!こんな馬鹿な事があってたまるか!!これじゃあ俺が悪者みたいじゃねえか!!)

恐怖に駆られた男はなんとか着れるジャージのズボンを履き、近くに転がっていた箒を手に取って構えるとゆっくりと教室の入り口に近付き・・・そして・・・

「この糞蟲野郎があああ!!殺されてたまるかああああああああ!!」

恐怖を振り払うように叫びながら闇雲に箒を振り回しながら飛び出した・・・だが男はドアの影にしゃがんで隠れていた何者かにいきなり背後から襲われ、
もがこうとしたのだがそのまま左手を後ろにひねりあげられて廊下の壁に叩きつけられた次の瞬間

ズシュッ!!

背中に焼けるような痛みが走り、それと同時に急速に意識が遠のき始めた

男には見えてなかったがシルクハットを被った16〜7歳位の少女が教室から飛び出した男の隙を突いて後ろから襲い、動きを封じてから自分の上着の右ポケットに手を掛け
白棘の彫刻が施された金色の両刃鋏を取り出すと男のあばら骨の隙間を狙って背中から心臓に向けて両刃鋏を躊躇い無く刺し貫いた

「あ・・・あがが・・・お・・ああ・・・・」

心臓を貫かれた男はただ呻くだけしか出来ず、身体から力が抜け、手に持っていた箒がぽろりと廊下に落ちた
鋏を刺した少女はトドメと言わんばかりに刺した鋏の握り手を両手で持つと刺したままの状態で思いっきり開いた

ズギュッ!!
「あがぁ!!」

心臓に刺さったままの両刃鋏は分厚い筋肉の塊であるはずの心臓をまるで紙切れでも引き裂くかのように簡単に裂き
体内で心臓を真っ二つに切り裂かれ、鋏を引き抜かれた男はまぬけ顔のままその場に倒れ伏し、二度と起き上がる事は無かった
















「クソッ!!クソッ!!なんであんな糞蟲が!!」

「あの糞ガキ・・・まさか雪華だったなんて・・」

「この糞野郎!!テメェのせいだ!!全部テメェのせいだ!!あんな化物呼び込みやがって!!なんか言う事はねぇのか木島!!」

「んだとコラァ・・・テメェ誰に向かって口答えしてんだ、クラブの下っ端の分際で・・・誰のおかげで今までいい思いしてきたのか忘れたのか!!」

「なにがクラブだ!!もう終わりだ!!おしまいだ!!俺達はあの悪魔を敵に回したんだぞ!!もうなにもかもおしまいだぁ!!」

かろうじて難を逃れた木島と寝取りグループの男達3人は学校の裏門近くでくだらない口論をしていた・・・・その時・・

「ええそうね・・・・・だからここで人としての終わりついでに人生も終わらせるのだわ」

聞き慣れない少女の声に男達が振り向くとそこには真っ赤なゴシックロリータ調のドレスを着て
足元に届く寸前の長い金色の髪の毛をポニーテールにして白い棘のような長い髪飾りを巻きつけた16〜7歳位の白人系の少女がゆっくりと歩いて近付いて来た

「ああ?なんだお前は?」

「おいおいお嬢ちゃんよぉ・・随分口の聞きかたがなってねぇなあ」

「人生を終わらせるだぁ?何寝言言って・・」

どう見ても雪華実装では無いが故に木島以外の男3人が無用心にもこの生意気な少女に近付いた瞬間全てが終わった

ヒュン  ザシュッ!!ズバッ!!ザクッ!!

なんと少女のポニーテールが一瞬生き物のように凄まじい勢いで動いたかと思ったら3人の男の胸や胴を目にも止まらぬ速さで斬り裂き
男達は悲鳴も断末魔も上げる暇もなくその場にバタバタと倒れた

あまりにも非常識な出来事に木島はその場から後ずさりして間合いを取ると一目散に逃げ出そうとした・・・だがその瞬間木島の視界が紫色に染まった

「お・・・・っぐ・・・・・っうああ!!・・」

そしてそれが自分の首から上に突然出来た紫色のガラスのようなモノだと理解したまでは良かったが隙間なく顔を覆っているソレによって木島は呼吸が出来なくなった
必死になって紫色のガラスを殴り・掻き毟ってもがき苦しんでいたその時、

ズバシャッ!!

紫色のガラスが割れ、それから数秒遅れて木島は口から大量の血を吐き出した

「人の心と命を踏み躙る遊びはさぞかし楽しかったでしょうね・・・・じゃあ、自分の命が踏み躙られるのはどんな気分なのだわ?」

赤いドレスの少女の言葉はもう木島には届いていない・・・
少女の動く髪で唐竹割りの要領で頭蓋骨から腰骨まで縦真っ二つに斬られた木島は内臓を地面にボトボト落としながら左右に分かれてその場に崩れた

こうして出来上がった4つの骸に背を向けて歩く少女に一体の薔薇実装が近付いてきた、しかもかなり不機嫌な感じのようだ

「ねえちょっと・・・なにもあたしの獲物横取りしなくったていいでしょムラマサ」

「あんたがチンタラやってるからでしょ紫陽花、みど吉も言ってるじゃない『仕置きってのは迅速かつ速やかに殺る』モンなのだわ」

「とかなんとか言って・・・・後で仕置き料あたしの分もせしめるつもりなんじゃないの?あ〜そんなあたしってカワイソカワイソ」

「誰がそんなことするのだわ!!あたしは虎鉄やオリオンみたいにセコくないっての!!ほらさっさと行くのだわ」

「へ〜いへい・・・」

一人と一体が闇夜に姿を消したその後、一体の雪華実装が4つの骸に近付いてその身体からなにか青白く光るものを抜き取るとそれを丸呑みにしてしまった

『ふう・・・まさかこいつ等がわざわざ私の領域に集まってくれるなんて思わぬ僥倖ね・・・まあでも、これで1年越しの仕置きが終わった事だし良しとするか・・
そう言えばあの娘、鶺鴒達を貸したけど上手くやってるかしら?』

『元締め』と呼ばれている雪華実装は独り言を呟いてから学校内に散らばる仕置き実装達が仕留めた骸全てから穢れた魂を抜き取って食べるとどこへともなく姿を消した

























そして再び体育館内・・・・最早動ける者は雪華実装だけで男達は死ぬ一歩手前のミイラみたいな状態で転がっている者
明らかに物理的なリンチの末に虫の息となっている者が大量に転がっていた

『さ〜てと、どうしてやろうかこいつ等』

『一本一本指の骨でもへし折ってやる?それとも引き千切る?』
『むしろ触手で内側からズタズタかつバラバラにしてやった方が面白くない?』

大事な友達を酷い目に合わされて怒りの治まらない一部の雪華達はリンチだけでは飽き足らず公開殺人ショーの打ち合わせに入っていたがそれを別の雪華が止めに入った

『待ちなさいってみんな・・・僅かな時間の拷問で殺してもあの娘達が報われないでしょ・・・仕置き依頼の出ていてわざと逃がしたあいつ等以外は・・・』

『じゃあどうするって言うのよ?私達が納得出来る処罰でもあるの?』

『その辺は大丈夫・・・私にイイ考えがある(ドヤ顔で決めながら)!!』

『あんたはどこのコ●ボイ司令官なのよ・・・』

『だからマジでいいアイデアなんだって・・・・今回はその為にスノウ姉さんに来てもらってんだから』

そうこう雪華達が話していると別の雪華実装が更衣室で寝ていたスノウを連れて来た

『呼んで来たよ〜』

『ふぁ〜あ・・・・ムニャ・・やっとお仕事なの〜?』

『はいそうです・・・それじゃあスノウ姉さん、昨日話した手筈でお願いします』

『いいけど『アレ』の効果は2〜3週間程度しか続かないけど本当にいいの〜?』

『それだけ続けば十分問題無いです・・・・・それじゃあよろしくお願いします』

『あいあ〜い』

眠たげな目を擦りながらやる気なさげな返事をしてスノウは大量の半透明な白棘の触手をアチコチから出現させて死に掛かっている男達の耳に差し込んでなにかをイジり始めた

『ねえ・・・スノウさんは何をしているの?』

『チョットね・・・こいつ等から全てを奪って2度とこんな馬鹿な事が出来なくなるように完全に叩き潰す為の下準備ってヤツよ』

『????』

























「美緒・・・・・一体ドコにいるんだよ・・・・・」

何度も電話しても出てくれない美緒に僕は言い知れない不安が段々大きくなっていた・・・・こんな時になって石橋のあの言葉を思い出してしまう・・・

(なあ高林・・・・お前『寝取り』って言葉知ってるか?)

(恋人とか亭主のいる女をエロくなる薬とかSEXとかで徹底的に弄んで女を服従させて恋人とか亭主から女を奪い取るってのらしい・・・)

(寝取った奴に『もっと楽しい遊び場を教えてやる』って言われてソイツに紹介された売春クラブでタダ同然で働かされてた・・・)

「有り得ない・・・・美緒に限ってそんな事・・・・そんな事絶対に無い!!あってたまるか!!あいつは雪華の力を持ってるんだ!!・・・そんな事・・・・」

次々に涌いてくる不安をかき消すように僕は誰もいないリビングで叫んだ・・・・そうじゃなきゃ不安で心が押しつぶされそうだったからだ・・・・・・でも・・・・
最近の美緒の動向を見ているのもあってどうしても不安が拭いきれなかった

「美緒・・・・電話に出てくれよ・・・・お願いだから出てくれよ・・・」

いくら大丈夫だと言い聞かせても僕は電話を掛けずにはいられなかった・・・・・・怖かったのだ・・・・

美緒が僕の知らない男に弄ばれている・・・・・・
美緒がそんな男達のモノにされる・・・・・
美緒がそいつ等のモノになってしまって二度と帰ってこなくなる・・・・・
美緒がそいつ等に夢も希望も未来も全てを踏み躙られて最悪・・・・・

考えたくもない事が次々に涌いてくる・・・・それが余計に自分の恐怖心となって自分の心を締め付けてくる・・・

「美緒・・・・美緒・・・・・美緒・・・・・頼むから出てくれよ・・・」

藁にも縋る気持ちで何十回目か分からない電話を鳴らした時だった・・・・

ガチャガチャ・・・バタン!!

突然ウチの玄関の鍵が開いてドアの閉まる音が聞こえたかと思ったらリビングに汗びっしょりの美緒が飛び込んできた

「何!!どうしたのよお兄ちゃん?」

「み・・・・美緒!!・・・お前どうしたんだその格好は?それにずっと電話してたのに・・・」

「あ、それマジでゴメン・・・○○高校からずっと空飛んできてたから電話に出れる余裕が無かった・・・ってか気付かなかった」

「はあ?○○高校って三つ向こうの町の学校じゃないか!!なんでそんなトコから飛んだんだよ美緒?・・・ってうわぁ!!」

美緒は僕の質問を無視してリビングであるにも関わらずその場でいきなり汗まみれの制服を脱ぎ始めた

「『あ〜もう・・・その質問は後で答えるからお兄ちゃん、今スグ姦らせて』」

「なんだそりゃ?展開が急過ぎて訳が分からんぞ!!」

「『だ〜か〜ら〜・・一ヶ月禁欲生活させられてもうリミットブレイク寸前なの!!だから今すぐSEXしてちょうだい!!ってかプリーズ・レイプ・ミー!!』」

なんと言うか、さっきまで心配していたのが急に馬鹿らしくなってきた・・・・

(ああそうか・・・・理由はよく分からないけど僕と目を合わせなかったのって単に欲情しないようにする為だったって訳なのね)

ここ最近のあのオドオドした姿と全く違ういつもの発情した肉食獣のような目をした美緒は全裸になって僕に近付いてくる

「待て、落ち着け美緒・・・アホな事を言ってないでまず風呂に入ってその汗を流してこい!!そんな格好で外から見られたらどうするつもりなんだ!!」

「『じゃあ一緒に入ろ、いいでしょお兄ちゃん・・ってかお父さん達は旅行に行って居ないんだからこれから禁欲してた分を取り戻す為に朝まで徹底、生SEXじゃー!!』」

と言う訳で美緒に白棘の触手で縛られて、僕はそのまま引き摺られてお風呂からベッドへと場所を変えながら朝までガッツリと美緒に付き合わされた

(この後、あのヨーロッパ旅行のチケットは美緒が今回なにがしらの仕事をやった報酬として口裏を合わせていた商店街の人達のイカサマ福引きで手に入れたらしく
その理由ってのが『親の居ぬ間に僕とSEXしまくる』為だと説明された)


















そしてその次の日、と言うか満足した美緒から今しがた開放された早朝、朝食の準備をしながらTVを見ていたら美緒が昨日居たと言っていた高校で猟奇殺人事件があって、
その犠牲者にブラスバンド部の顧問の木島先生が入っていた事でウチの学校もTVに出て校長とかが日曜の朝なのに取材記者に追われて大騒ぎ状態となっていた
無論起きてきた美緒を一応は問いただしたんだけどその答えは

「やったのは私じゃないわ・・・・殺した連中の事は知ってるけど警察には逮捕出来ないと思うよ」

朝食のトーストを齧りながらさらりと恐ろしい事を言ったのでそれ以上は聞くのが怖かったのでやめた・・・・美緒がそう言うって事は多分雪華実装絡みなんだろう・・・・
だとしたら僕にどうにも出来る訳がないか・・・

そしてこの猟奇殺人事件が引き金となって未成年に売春を強要していた売春クラブの摘発(美緒の話では大事になり過ぎて会員の権力で隠蔽しきれなかったって話だけど)や
そのバックにこの地域の有名な代議士や企業の重役の『秘書』が関わっていた事
更にその連中が何人かの少女を人身売買で海外につい最近売り飛ばした事まで発覚して全国レベルの大事件となった

しかし売り飛ばされた少女達のほとんどはなぜだか昨日の夜に買った連中と一緒にとある空港に集合していて全員助け出されたのだとか・・・なんか出来過ぎてる話だよな?
(他の娘も国際警察とかがスグに出張って保護したらしい)
その少女達の証言や数々の物的証拠からクラブの経営者や人身売買の関係者が芋づる式に逮捕されたのだが真相を知っている美緒は

「『あんな切り落とした蜥蜴の尻尾な連中だけしか捕まえないなんて・・・・・・警察はマジメに捜査する気あるの!!』」

と、ニュースを見る度に憤慨していた

だがそれから数日後、とある高校の体育館で行われた乱交パーティーがネットに流失して更なる前代未聞の大騒ぎを引き起こした

それは『乱交クラブ』とかって言う例の売春クラブを運営していた会員がこともあろうに野良実装石と乱交している一部始終が
完全無修正で数多くのアダルト動画投稿サイトに無差別に投稿され、しかも出ている会員の住所や氏名、勤め先などの身辺情報込を詳しく書いて誰かが意図的に流失させたのだ

その内容はあまりのも酷く、ジックス派や虐待派ですらドン引きして目を背ける程のおぞましさでこの動画に出ていた会員達は皆、この直後に全てを失う事になった

代議士や議員のような権力を持つ人間はこの動画を理由に解任されたり辞職させられ権力を失い
企業の重役や社長に到っては『会社のイメージダウン回避』の名義の元に自主退職や解雇処分に追い込まれて信用と富を失い
更に当然のように家庭内崩壊・親戚の絶縁と畳み掛けるような不幸に見舞われて全てを失い

かつて自分達が少女達に味合わせたのと同じように夢も希望も未来も全て踏み躙られ、
後に残ったのは『キチガイジックス野郎』として一生笑い者にされるホームレスとしての余生だけだった

これは今遊びに来ている美緒の知り合いの雪華さんに全部聞いたんだけど彼女達の知り合いに異能の雪華実装がいて彼女の能力で乱交クラブの人間の性欲対象を書き換えて
『野良実装石』でしか欲情出来ないようにしたらしい

しかもその効果はたったの2〜3週間で消えてしまい、元に戻ったクラブの人間は自分のやった事への後悔と嫌悪感で苦しんでいるとか・・・
そりゃそうだよな、頭いじられてたとは言え野良実装石を『愛してる』だの『お前は一生俺の愛人だ』だのって自分の意思で言ってたなんて記憶、悪夢そのものだよな・・

『もう金も権力も無くなったあの連中に出来る事は何も無いわ、後に残るのは惨めな余生だけ・・・・でも、まだ悪さをするようなら次は命を代価として払ってもらうけどね』

自分の友人が酷い目に合わされた雪華さんは冷酷な笑みを浮かべてそう語った







それとあのクラブの連中に弄ばれた女の子達なんだけどなぜかほとんどの子がその時の事を覚えておらず
結果として何事も無かったかのように日常生活に戻りほとんどの子が以前付き合っていた彼氏とヨリを戻したとかって話らしい
これも異能の雪華さんの力で記憶を壊したのや元彼を説得した他の雪華さん達のおかげだとか

「でも、なんで女の子達の仲を取り持つなんて事したんですか?」

『一番の理由はあの娘達が行き場を無くしてまた売春なんかに身を堕としてほしくなかったからよ、これ以上商売敵が増えるのも友達が落ちぶれるのを見るのもゴメンよ』

『まああのクラブが無くなって客足も戻ってこちらとしては一応は一件落着ってとこね・・・はあヤレヤレ、人間の分際で私達の獲物や友達に手を出すからこうなるのよ』

『ええそうね、今回の一件は他の連中に対していい見せしめになってくれたわ・・・・・ただ、完全に終わった訳じゃないけど・・・・』

『売春クラブに放り込まれた娘達の入院費や治療費はクラブの残党や元家族を脅して出させてるけど・・・・・・壊された夢まではね・・・・・・』

確かにそうだ・・・・なにもかも元通りになった訳なんかじゃない・・・・・間に合わなかった娘達もいるんだ・・・・・

「そうなんだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あの、ところで雪華さん・・・」

『ん?どうしたのかしら?』

「なんで僕は全裸でベットに寝かされてるんですか?」

取り合えず自分の部屋で全裸にされて白棘の触手で手足を縛られている現状に僕は一応質問はした・・・・大体は予想できるけど・・・・・

『んっふっふ〜・・・それは当然エッチする為じゃな〜い』

『美緒ちゃんが子供の頃から調教しまくった馬並みの極太絶倫チ○ポ・・・折角ここに遊びに来て、こ〜んないいモン持ってる激レアな男の子と遊ばない訳無いっての』

(あ〜・・やっぱりね・・・)

こんな事は決して初めてじゃない・・・・と言うより中学3年になった頃辺りから僕の事が雪華さん達の間で有名になり、結構拉致られて雪華さん達の相手をさせられてる
(そもそも美緒の何かの都合で僕が雪華さん達に一晩貸し出されたのが原因なんだけど)
でもこの後ってほぼ間違い無く・・・・

『『それじゃあ早速いっただきま〜・・』』
『お姉様方〜・・・・私の許可無く大事なお兄ちゃんを寝取ろうなんてなに考えてるのかしら〜?』

ほらやっぱり来た・・・・雪華さん達の背後にいつのまにか帰ってきた美緒が指をゴキゴキ鳴らしながら破壊神級のオーラを纏って仁王立ちしている・・・
さすがに恐ろしい破壊神級オーラに気付いたのかフルフル震えて雪華さん達が恐る恐る振り返った

『あ・・・・あれ〜・・・・み・・・・・美緒ちゃん・・・確か増田さんって人のお見舞いに行ったんじゃなかったっけ〜』

『か・・・帰ってくるのが早過ぎない美緒ちゃん?・・・確か出掛けたのって10分前だよね〜・・・』

『ちょ〜っと忘れ物を取りに帰ってきたんだけど・・・・どうやら大正解だったみたいね・・・』

さすがに本気でお怒りになられている美緒に恐れをなした雪華さん達は僕を縛っている触手をさっさと解くと

『あ・・・あはは〜・・・・・失礼しま〜す・・』

『また今度ね〜・・』

そそくさと逃げようとしたのだがそれより美緒が一瞬早く動いて窓を開けて二人の襟首を掴むと

『二度と来るなーーー!!』

とんでもない勢いで外に向かって二人を投げ飛ばし、二人はあっという間に見えなくなった

「『全く・・油断も隙もありゃしない・・・お兄ちゃんは『私達』専用なのに・・』」

そう言っていそいそとパンツを脱いで僕に跨る美緒・・・・・おい・・・・

「ちょっと待て美緒!!お前増田ちゃんのお見舞いはどうした!!ヤってる時間じゃないだろ!!」

「『むふふ〜・・・もう無理、お兄ちゃんのデカ●ン見たらムラムラが止まらなくなっちゃった〜・・・
もう地球儀を回すよりもお兄ちゃんを輪姦(まわ)したい!!だから姦っちゃおーぜー!!』」

「ブレイブな人達に謝れー!!」

とは言え、再びいつも通りのドタバタな日常が戻ってきたことに僕は安心した
願わくは美緒とのこんな平和な日常がこれからもずっと続いて欲しいと僕は心の中でそう願った
あと、出来れば美緒がもう少しHの回数を減らしてくれる事もついでに願った・・・・・



END



*注釈

美緒の台詞に関しての補足

「」=美緒
『』=ミオ(雪華)
「『』」=美緒&ミオ



参考BGM

オリオン+みど吉
『冥土に漕ぎ出す渡し人』

虎鉄
『暗闇に仕掛ける』

ムラマサ(ティアラ)+紫陽花
『裁きの刻』






おまけ

人物・その他補足


僕(名前未設定)

現在17歳、ごく普通の高校生
5歳の時に祖父母の田舎に遊びに行った時に死に掛けていた雪華実装を助けるという不思議な体験をしている

その体験から二年後、妹の美緒が交通事故に遭い瀕死の重傷となり、その時に再び雪華実装に再開し
妹を救いたいと雪華に願い彼女の偽石を貰って美緒の命を救う事となる

その後、雪華と美緒の意思が融合したミオに騙されて10年近くほぼ毎日性行為を要求され
幼い頃からの英才教育(?)の結果、俗に言う『巨根』『絶倫』の領域に達してしまう(美緒曰く『馬を越えている』のだとか)
歳に似合わず性経験が豊富な事もあり、ここ最近は結構エロい事が大好きなタイプ(通称ビッチ)の雪華実装に拉致られてオモチャにされる事がある

(これは美緒が自分の友達を親の借金のカタに風俗に売り飛ばそうと画策していた四流ヤクザの事務所を潰す際に戦力を借りる代価として兄を一晩貸したのが原因)

基本的にはちょっとシスコン気味だけどごく普通の性格でブラコンの美緒にとってなんでも話せる唯一の理解者であり良き兄








高林美緒

現在15歳、彼女の本来の両親(今の父親の弟)は美緒が3歳の時に事故で二人共亡くなっている
その時の記憶は全く無く、自分が兄と血が繋がっていない事は知らない

6歳の頃に命に関わる交通事故に巻き込まれて瀕死の重傷を負ったが奇跡的な回復力で一命を取り留める
小さいときからなにかと面倒を見てくれている兄の事が大好きで将来は『お兄ちゃんのお嫁さん』になる事が夢

童顔でスタイルも良く、人懐っこい上に面倒見がいい事から今までに数多くの男子から告白(教師もいた)されたのだが
どれも兄以上じゃないからと全て断っている







高林ミオ(雪華バージョン)

かなり昔に性質の悪い陰陽師に偽石を盗まれてそれを地脈を利用した結界(効果は雪華実装のみ)に封じ込められて無理矢理その地域の土地神にされた哀れな雪華実装だと、本人は言っている

しかし実際の所は淫行の度が過ぎて困り果てた当時の村人が都から高名な陰陽師を呼んで力の源の偽石を取り上げて結界に隔離して悪さを出来ないようにして貰ったのらしい
力を使えなくなった彼女は仕方なく人目を避けて細々と暮らしていた

そして現代、土砂崩れで偽石を封じ込めている社が半壊してその時に流れ込んだ土砂に混ざった大石で偽石が破壊され掛かり、一時は死を覚悟したが
偶然通り掛かった少年に頼んで結界の中にある偽石を取り出してもらい数百年振りに偽石を取り戻す事に成功する

しかし、物理的ダメージが激しい事もあって十分な異能を使う事も出来ず、更に結界内にあった時に供給されていた地脈エネルギーも断たれる事となり
狩りやすい小動物の命で食い繋ぎながら自由になった身で全国の物見湯山しながらあっちこっちを漂っていた

それから2年後にたまたま立ち寄った街で自分の命の恩人である少年と再会
しかし不運な事に少年にとって唯一無二の宝物である妹が死ぬかもしれないと泣き付かれ

(どうせこのままダラダラ生き続けるより・・・・ちょっとはイイ事して実生に幕引きするのも悪くないわね)

と考え、少年に自分の偽石を渡してそれを妹に飲ませて自身の命を犠牲にして少年の妹の命を救った

ところが、雪華自身も全く予想してなかったアクシデントが発生した
なんと融合した魂の量が丁度バランスが良かったが故に雪華は美緒のもう一つの人格として生き長らえる事となったのだ
そしてその後、本来の美緒とも意思疎通を行っていく内に二つの人格が上手く融合してここに『高林美緒』と『高林ミオ』が新たに誕生する事となった

しかもこの状態になってミオは無限に近い寿命を失ったが本来の雪華の力を完全に取り戻す事に成功し
その瞬間から数百年間溜まった欲求不満を解消する為に家族に内緒で暴走を始める

最初の頃はロリコン気味の変質者を幼い身体で誘惑しては人気の無い所に誘い込んで死ぬ一歩手前まで絞り尽くしたり
深夜にこっそり家を抜け出してレイプされそうになっている女性を助けて男達から徹底的に搾取(コッチが本来の目的)したり

更には妹思いの兄が性的知識がゼロに等しい(当時小学校中学年)のをいいことに『自分好みの男の子育成(調教)計画』を始めたりと正にやりたい放題だったが
兄が自分好みの大きさになってくると男遊び(?)をヤメて兄一筋になる

そんな彼女は兄の知らない所で何度も美緒の本性を知らずに可愛さに騙された心無い連中にレイプされたり寝取り目的で犯された事があったが
ミオはその度に精神的トラウマになるまで徹底的に搾取して二度と近寄らせないようにしている(これが原因でほとんどの男達が重度のSEX恐怖症とか女性恐怖症に陥った)
モチロン言うまでも無くそんな連中の口封じも忘れていないので兄の耳にこんな話が届いた事は今の所一度も無い(だが兄の方はなんとなくだけど気付いているらしい)

それと美緒が雪華のミオに変わる際には他の雪華実装みたいに白水晶を纏う擬態ではなく肉体を変化させる変身を用いている
これは雪華のミオの部分が強くなると勝手にそうなるかららしい(特になにかの深い訳など無い)







乱交クラブ

元々は自身の社会的な立場上おおっぴらに遊ぶ事の出来ない金持ちの健全な(?)スワッピング同好会に過ぎなかったのだが
時が過ぎて主催者が入れ替わり性質の悪い人間がクラブに加わり始めると段々とその中身が悪質化を始め

『同好の趣味を持つ人の機密の集まり』がいつしか『自分の女の発表会』に変わり

そこに木島達のような『寝取り』を楽しんで行う連中が加わった事によって

『あらゆる手段(金・借金・薬・脅迫・最悪誘拐)を使って女を手に入れて、その女達を飽きるまで弄ぶ』

と言う最悪の方向に堕落してしまう

今回の事件によってクラブそのものは完全に崩壊する事となり、全てを失ったクラブの会員のその後は生き地獄と呼ぶに相応しい生活を余儀なくされている






















おまけ②・・・・・・仕置き実装達の座談会




ここはとある家の庭先にあるおままごとハウス

その中で複数の実装がお茶会を開いていた

「あの依頼はワタシが来る前に受けていたのデス?それにしても一人頭10万円って随分な仕置き料デス」

『と言うより、この一年前後に同じ的を仕置きしてくれって依頼が殺到したんだけどなかなか居場所が掴めなくって困ってたのよ・・今回の一件は本当に渡りに船だったわ』

家主であるみど吉の淹れた紅茶を飲みながら元締めの雪華実装はそう語った

「同じ人間の女の子をモノみたいに弄ぶなんて糞蟲以下ルト・・・・よくあんな人間に権力とか金とか集まるものルト」

「金と権力は人間を腐らせる力を持っているデス、そしてその腐った匂いに金も権力も呼び寄せられるデス、昔の仕事上そんな人間をイヤって程見てきたデス・・」

「人を腐らせる・・・か・・・アオイもそんな奴の犠牲になったのダワ・・・」

「あの頭の悪い兄弟を騙してさんざん利用して土地の権利書を巻き上げた糞看護婦の事ボク?」

それは以前、商業設備の買収区画の情報を事前に掴んでいた詐欺師の女が看護婦として地主の息子が経営している病院に潜り込んで
隙を見て土地の持ち主の父親がいつも飲む薬を院内にある劇薬にすり替えて死に追いやってその息子に『父親殺し』の汚名と罪を被せ

更に別にいた頭の悪い他の兄弟を口先三寸で騙して土地の権利書を騙し取りその兄弟を泥酔運転の末の交通事故に見せかけて殺し
その上で不動産業者を騙して土地を売り払い女はまんまと大金をせしめた

その時に地主が飼っていた実蒼石の『アオイ』はその女から権利書を取り返そうとしたのだが返り討ちに合い
死の間際に出会ったティアラことムラマサになけなしの金(飼い主である地主から貰っていたお小遣い)を渡して仕置きを依頼した一件が過去にあった

「あ〜思い出すだけでムカつくのダワ・・・アオイとおじいちゃんを殺したあのクソ女・・・胴薙ぎじゃなくってコマ切れにしてやればよかったのダワ」

「あなたって以外と怖い事平気で言うのルト・・・・・・・ところでナノナノは?」

作りつけの箪笥の上に座り小さなティーカップで紅茶を飲んでいるオリオンはいつもならいるはずのうるさい実装苺のナノナノがいないのを不思議に思っていた

『売婦(風俗街の雪華実装)の連中に頼まれて暫く店頭広告の動画編集とかネット投稿とかの総指揮をやっているわ・・・あいつ等スマホ以上は使えない機械音痴ばっかだし』

「置いてって大丈夫だったボク?帰ってきたら淫乱苺になってました〜なんて洒落にもならないボク」

どこからともなくとりだした実装フードをスナック菓子のようにポリポリ食べている虎鉄は人事のように呟いた

「あそこの方々は皆礼儀正しい方ばかりだからその心配は無いはずデス、どっかのいやしんぼ実蒼に比べればデス」

「ちょっと待つボク・・・それって誰の事ボク?」

「ワタシの実装フードをつまみ食いしているのはドコのいやしんぼデス?」

その一言で全員の視線が虎鉄の持っている実装フードの袋に注がれると虎鉄は気まずそうな顔で袋を自分の後ろに隠した

「あ・・・・・あはは〜・・・・あ〜・・・・・・・・・・・ごめんなさいボク」

「はあ・・・・あんたそのうちどっかの金持ちババアが飼ってる豚実装みたいになっても知らないわよ・・そうなったらカワイソじゃ済まないカワイソだよ〜」

紅茶にクリームを混ぜてミルクティーにして飲んでいる紫陽花は呆れたように呟いた

「ホ〜ント、元締めから力を借りて一時的に人間になってもブクブク太った仕置き実装なんてかっこ悪いのダワ」

「なんだったらワタシが昔の軍隊式のやり方でまたダイエットをお手伝いしてもいいデスよ」

「か!!勘弁してボク!!みど吉のやり方なんかじゃ痩せる前に過労で死んじゃうボク!!」

イヤな事を思い出した虎鉄は自分の鋏を掴むと大慌てでおままごとハウスを飛び出した

『あらあら、この間のダイエット訓練がよっぽど応えたみたいね・・・・・さて、それじゃあ私も帰ろうかしら・・・みんな、また今度ね』

そう言った雪華実装の元締めはあっという間に消えてしまった

「それじゃあ私達も午後の見回りに戻るのダワ」

「みど吉、紅茶ご馳走様〜」

「また明日ルト〜」

「お仕事頑張るのデ〜ス」

虎鉄が帰ったのを機に全員が帰り、みど吉は使った食器を洗って片付けてから一通りの掃除を済ませると日課である第7公園の見回りに出掛けた

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