============================================================= [悪魔の実験] 俺はとしあき、泣く仔も食べる… ってそれじゃ実食派だな、俺は虐待派だ、虐待派 今日は実装のデタラメな再生力を利用してちょっとした実験をしてやろうと思う 「デッスー!デスデスー!?(やめるデスー!ワタシに何をするつもりデスー!?)」 「くっくっく、お前の手と足を付け替えてやるのさ」 「デデッ!?デッスデッス!!(ええっ!?おたすけデスー!)」 「お前ら実装石は外見第一だからな、見た目が違えば即リンチは目に見えている 手を足に、足を手に、面白愉快な格好に改造されたら果たして公園で何分 いやさ、何秒生きていられるかな??」 ------------------------------------------------------------ 「くっくっく、無事に手術完了だ、お前は公園にリリースしてやるぜ」 「デデデス、デデデデデ…(もうダメデス、リンチされて奴隷にされるデス…)」 結論から言うと何も起こらなかった そうだ、こいつら、手も足もそんなに見た目変わらねーもん 完 ============================================================= [カエル] 「カエルさん、食べちゃイヤテチ!!」 「…顔だけ出して飲み込まれちゃったテチ…もうダメテチ…」 「カエルさん、ゴハンくれるテチ?木の実、飴玉、ビスケット…おいしいテチ」 「チプププ、これはきっとコウキなワタチに遣わされたドレイテチ おい、クソガエル!オマエがワタチに仕えることを許してやるテチ」 「ゲップ、そんなに食べ物いらないテチ、もうおなか一杯テチ」 「…!?飲み込んじゃダメテチ!死んじゃうテチ!!」 「…!?…!!…!!…………」 肥やしてから食う 完 ============================================================= [豆実装を育てよう] 「チィー…(子供が欲しいレチ)」 「えっ!?」 きっかけは本当に些細なことだった ふっとテレビをつけた時に親子連れの実装石が映りこんだ たったそれだけのことだったのだが… うちのデスメラルダちゃんは豆実装 実装石を飼う上での現実的な問題、うるさい、くさい、場所をとる、暴れる そういった問題をクリアーするためにペット用に品種改良された小さな小さな実装石 俺みたいなワンルームに一人暮らしで手をかけてやれない人間には最適のペットだ 成長しても大体2〜4センチ 全力で騒いでも音が立たない、小さいので場所をとらず、臭いも立たない 暴れたところでたかが知れている、メリットだらけだが問題がある 子供を産めないのだ 未熟児である親指実装より更に小さい未熟状態で生産されるため 妊娠できるサイズではない これは虫みたいにボコボコ増えまくる実装石を飼う上では確かにメリットのひとつ しかし、元々プライドが高い生き物なので、『できない』ことがあると 非常にストレスが溜まる 場合によってはストレスだけで死んでしまう生き物なのだ それに、かわいいデスメラルダちゃんに仔を持たせてやりたい、なんとかしてやらなくては… その日から、俺の苦労の日々は始まった 図書館で調べ、ネットで調べ、愛護派虐待派問わず相談し… ------------------------------------------------------------ そして、その努力は実り、デスメラルダは成体実装サイズまですくすくと成長し、子にも恵まれた 「ほら、これがそのデスメラルダだ、かわいいだろ?」 「デスデーッス」 「はあ、それが俺を呼び出したのとどう関係があるんだ?」 「仔を一匹、もらってくれないか」 そう、俺はすっかり忘れていた ワンルームに一人暮らしで手をかけてやれないから豆実装を飼ったんだった 今、部屋には成体になったデスメラルダとその仔が15匹 2匹は何とか貰い手がついた、あと14匹、どうにかして貰ってくれる人を探さねば… 完 ============================================================= [アロマ蛆] 世は癒し戦国時代! 繰り返されるペットブームに、数多の動物が光っては消え、光っては消える そして数多のアロマ器具が生まれては消え、消えては生まれていった… そこでっ!当社が考え出したのは、両方兼ね備えた新たな形のパートナー 名づけてアロマペット、蛆実装ちゃん! 食用実装のラインを流用し、低コスト高品質を維持! 「ウジチャ飼いジッソウになれるレフー?」 「飼いジッソウになったら暖かいオフトンで寝るレフー♪」 丈夫な蛆実装らしく、付属の特殊飼料のみで飼育可能! 「ウンチよりオイシイレフー♪」 「いいニオイのゴハンレフー♪」 わがままで傲慢な実装生物と思われがちですが、蛆実装は幼生なので とーってもおバカちゃん、お腹さえプニプニしてあげればあとは何もいりません! 「プニプニフー♪」 「ニンゲンサン、オナカプニプニしてレフー」 改造…じゃなくて特殊加工を施しているので、これ以上大きく育つ心配もありません! こんなつもりじゃなかった、こんなに育つなんて、あらかじめ防ぎます! 「ウジチャ、オテテとアンヨ欲しいレフー…」 「クルシイレフー…コロシテレフー…」 <ブチッ えー、すみません、映像がちょっと乱れました、失礼しました そしてっ、極め付けがペット業界初の新機能!アロマ機能を実装ですっ! 使い方はこの通りですっ! 「プニプニして欲しいレフー」 さて、特殊飼料を食べさせることによって、蛆ちゃんのお腹の中身はアロマ成分で一杯になっております そして、お腹プニプニをすると、生理現象として排泄口から軟便を噴出します するとあら不思議!部屋一杯に漂うかぐわしいアロマの香り! さあ、可愛い蛆実装ちゃんと素敵なアロマライフとしゃれ込みませんか!?」 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 「…で、なんで出資して頂けないんですか!大ヒット間違いないですよ! 低価格高品質、かわいいペット、アロマ、どこをとっても完璧じゃないですか!」 「いやね、でも糞なんでしょ?」 「アッハイ」 完 ============================================================= [中華大手品] 手品やるある皆来るよろし、上手くゆこなら可愛がっておくれ 娘なかなかきれいきれいあるよ、チンライチンライチンライライ 手品うまいあるよく見るよろし、娘きれいある見とれるよろし 上手くゆこなら耳輪買っておくれ、チンライチンライチンライライ ハーイ、それでは中国四千年の大手品やるある この布取ると、檻の中の実装ちゃんがなんと1匹になってるあるよ! 上手くゆこなら耳輪買てくれるとうれしいあるよ! それでは、ジャーン! 「ゲッププ」 完 ============================================================= [橋] 「なんだこれ?」 俺は思わず声を上げた 家にセットした実装ホイホイを覗き込むと、妙なものが目に入った 中の白い粘着テープにまるで一本の緑色の線が入るかのように、縦一列に蛆実装、親指実装が粘着テープに張り付いている その列は、中央の寄せ餌をセットする位置まで続いている その列を構成する実装達は既に全部ストレスからか赤緑の涙を流し、パンコンをして死んでいる そして…中央にセットされているはずの寄せ餌がなくなっているのだ 一体全体、どうなっているんだろうか? 入り口付近にバタバタ倒れていたり、寄せ餌を抱えて死んでいるのは見たことがあるが こんな異様な死に様は見たことが無い ふっと、背中に視線を感じて振り向く そこにはホイホイに捕まっていた奴らよりは大きい親指実装が寄せ餌を抱えて立っていた 「チププ」 その親指実装は俺と目が合うと、ホイホイに目を移すとあざ笑うように短く笑い、サッシの隙間から庭へと消えた あ、そういうことか 俺は一人うなずいた 完 ============================================================= [映画化記念] 「おーい、ミドリ!今日は寿司だぞ、寿司!」 「テッチューン♪」 ダンボール箱の上に並ぶふたつのいなり寿司 テッチテッチと息を切らせつつ、いなり寿司に殺到する仔実装 あと一歩で寿司にたどり着きそうになったその時、俺は声をかける 「バカめ!それは私のおいなりさんだ!」 「テッチューン♪」 あ、聞いてねえ ガブッ 「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」 完 解説 [悪魔の実験] …指がないからあんまり見分けつかないよねという短編 [カエル] …スレに投下された、カエルの口から顔だけ出す実装に便乗したもの [豆実装を育てよう] …スレに投下された、豆実装の絵に便乗、実も蓋も無い話が好き さりげに大きくなって邪魔になったデスメラルダも処分の対象 [アロマ蛆] …新商品!ということで考えた、どんなにいい商品でも糞じゃ生理的にやだね! [中華大手品] …とにかく短く、ということで、歌詞は「チンライ節」が元ネタです [橋] …とにかく実装石の生態を把握して!と考えた一作 [映画化記念] …変態仮面ネタです、スレには未投下です 保管庫に投下した作品の感想ってどこで貰えるんだろう?っと思いつつ ある程度定期的に作品を供給していくことって大事だなとか考えたり 思うところはあるのですがなかなか実行できたりできなかったりしています 私の作品が好きだっていう人に見てもらえれば嬉しいとかなんとか色々考えてます
