タイトル:【軽く虐】 休日のバイト体験をもとに
ファイル:高圧洗浄機.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:2743 レス数:0
初投稿日時:2012/06/07-23:24:00修正日時:2012/06/07-23:24:00
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「どうせ休日だって言っても何の予定も無いんだろ。だったらバイトしないか?」
 挨拶も抜きに失礼なことを言ってくる(まぁそうなんだけど)友人としあきの電話に一応カッコつけて断ってやろうか
とも思ったが、土日で2万の報酬に負けて思わずOKしてしまった。

 としあきの叔父さんの経営する工務店の仕事でビルの補強工事前の下準備の手伝いだったのだが、梅雨前にある程度
片付けないと面倒なことになるんだそうで簡単な仕事しかできない俺やとしあきでも大助かりだと喜んでもらえた。
 室内の本棚や机を邪魔にならない場所まで動かしたり、何だか良く分からないペンキやシートのような物を担ぎ込んだり、
大きなビニールシートをかけたりで丸1日が終わり日曜日に任されたのが外の駐車場のコンクリート壁の補強前の洗浄で
雨合羽と高圧洗浄機を渡されたのだが。

「うわっ、これオモシレー!」
 仕事だと言うことを忘れて思いっきり遊んでしまった。表面の水が当たったところの汚れや苔が面白いように取れていく
ので「俺参上!」なんて落書きしたり、ちょっと自分に向けて当ててみて後悔したりしながら上から順番に洗っていき
昼前には下部1メートルほどを残すだけになった。

「さてとっとと片付けてとしあき達手伝わないとな。」
 とは言ったもののここからが厄介だった。上の方と違って泥や砂埃がたくさんくっついているしクラックも結構入っている。
特にクラックの中は後で樹脂を流し込むのでなるべく厳重に洗っておいてくれと頼まれていたので水圧も上げて中の汚れを
押し出していたら、

『デスッ!デスデギャァ!!』
 何かが脚を叩く気配に気付き下を見ると実装石が脚を叩きながら何か文句を言ってやがった。生憎俺には虐待も愛護も
する趣味がないもんでリンガルなんて持っていないが、どうやら壁を洗っているのが気に入らないようだ。

「うっせーんだよ、仕事の邪魔すんな!」
 そう言って洗浄機のノズルを向けてやると5メートル近く吹っ飛んでそのままどっかに転がっていった。ざまー見ろ。

「しっかしでかい亀裂だなー。どんだけ手抜きの工事だったんだ?」
 しゃがみこんで地面ギリギリにできた亀裂を覗き込みながら思わず呟いてしまった。中は暗くてよく見えないが落ち葉や
ゴミが溜まっているのが見える。はね返りの被害をなるべく受けないように少し距離をとってノズルを絞り、水圧を最強に
して水を流し込むと・・・

「臭っせーーーーー!!」
休日で静かなビル街に大反響する大声で思わず叫んでしまった。亀裂の中から糞緑の液体がドロドロと流れてくる。

「何だこりゃ?さっきの糞蟲のトイレだったのか。」
とりあえず緑液だけはなんとかせねばと悪態をつきながら更に放水を続けると汚水に混じって何やらブヨブヨした緑色の
ワンタンの皮みたいなのが流れ出してきた。

『デスゥ、デジェエエエン』
 気がつくと(多分)さっきの実装石が泣きながらその皮を拾い集めている。一体何なんだと見てみると・・・

「うわぁぁぁ・・・」
 全部蛆実装の屍骸だった。恐らくこの亀裂の中で育てていたのだろう。まぁここなら外敵に襲われる危険は少ないか・・・
洗浄機の水圧に耐えられずに全部ペチャンコになってしまったので皮だけになったんだな。考えてみれば気の毒なことを
してしまった・・・

「どうした?何か悲鳴みたいな声が聞こえたけど。」
先程の俺の声に気付いてやって来たとしあきと叔父さんに事情を話し、実装石の巣を壊してしまったみたいだと説明すると、

「ああ、そりゃないよ。ほれ見てみろ。」
 と、としあきが指し示した先では、

『デスゥ、デスデス(クッチャクッチャ)』
 実装石が蛆の皮を食っていた。

「実装石にとって蛆蟲ってのはたとえ自分が産んだヤツでも非常食か仔のオモチャでしかないんだよ。恐らく他の場所に
コイツの本宅があってここはトイレ兼非常食の保管庫だろう。どっちにしてもその本宅も潰さないとな。」
 そう言うと手馴れた様子でこちらを完全に無視して食事を続ける実装石の後髪にライターで火をつけた。

『デッギャアアアアアアアーーーーー!!!!』
 いきなり我が身を襲った熱さに何が起こったのか分からないまま逃げ惑いしばらくアチコチ走り回っていた実装石だったが
やがて路地の奥に打ち捨てられた錆びた自動販売機の裏側に潜り込んで行った。

「お、いるいる。叔父さんジャッキ持って来て。どうせこれも処分するんでしょ。」
 程なく自販機が撤去され、大量のガラクタとゴミの中から後頭部が燃え落ちた成体が一匹と十匹近い仔蟲が引きずり出された。

「参ったなぁー、処理袋あったけ。」
 としあきの叔父さんが困った顔で車の方に歩いて行き、数分後気まずそうな顔をしながらSサイズの袋1枚を持って戻ってきた。

「とてもじゃないけど足りませんよねー。」
 俺がそう言いながらいっそ休み明けまでバケツの中にでも閉じ込めておこうかと話していると、

『テチャアァァーーー!』
『デッス!デッス!・・・デッスーーーン♪』
 仔蟲の悲鳴に足元を見ると我が仔を禿裸にひん剥いた親蟲が俺達を見上げて媚びていた。

「どうやら典型的な糞蟲みたいだな。状況は理解できないがとりあえず仔を痛めつければ自分は助けてもらえるとでも思ってるのかな?」 
 終いにはパンツを脱いで腰をくねらせ始めた親蟲を見てとしあきが唸った。

 それなら一緒に閉じ込めておけば休み明けまでには共食いして親蟲だけになっているんじゃとも思ったが俺もとしあきも
叔父さんもそれでは余計な手間をとらされた腹の虫が治まらない。

「うーん・・・あ、そうだ良い考えがある。とりあえず全部仕事片付けましょう。」
 俺の思いつきを説明すると二人とも喜色を浮かべて同意してくれた。



「よーし、準備OK。糞蟲持って来い。」
 下水マンホールの蓋を開け、そこに斜めに波板を置いたとしあきの前に高圧洗浄機と糞蟲一家を並べ準備は整った。

「しかし、よくこんなこと思いついたねぇ。」
 苦笑いする叔父さんに「まだうまくいくかはわかりませんけどねー」と照れ笑いしながら仔蟲を一匹摘まみあげると、

『チュグゥオゥッッ!』
 その口に洗浄機のノズルを突っ込むとスイッチを入れた。

『ーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!』
 何か言っているのだろうが聞こえるわけない。洗浄機の大きなモーター音と共に総排泄孔から大量の糞水が噴出し、波板に
当たって下水に流れて行く。やがて水が透明になったと思った直後、緑赤の血に混じって内蔵の欠片らしき物が総排泄孔から
飛び出すと仔蟲は只の皮袋になって事切れた。

「これならS袋にでも全部納まるでしょ。まぁ厳密には内蔵も実装石扱いでしょうけど細切れにして下水に流せば大目に見て
もらえると思いましょうよ。」
『デ、デデデデ・・・』『テ、テテテテ・・・』
 真っ青な顔で皮袋を見つめる糞蟲一家にあえて聞こえるように言いながら一匹目を処理袋に放り込んだ。

 その後は「俺にもやらせろ」とうるさいとしあきと交代で次々に仔蟲を皮袋にしていった。途中からはお互いを楯にしようと
くんずほぐれつして暴れる仔蟲を摘まみあげる際に腕や脚がちぎれてしまったりもしたが結果的にゴミが減ったのだからまぁ
良いとしよう。

『デ・・・デ・・・デデ・・・』
 最後に残った親蟲は何とかせねばと脂汗を流しながら俺達を見上げていたがやがて、

『デッスーーーーン♪』
 予想どおりパンツを脱いで股をおっぴろげクネクネと気持ち悪い踊りを始めた。

「そーか、お前はそっちがイイんだなぁー」
 そう言いながらとしあきが親蟲を掴むと

『デッフーーーン♪』
 総排泄孔にノズルを突っ込み、

『デギュデギョアァァァァーーーー!!!!!』
 最大水圧でスイッチを入れた。

『ギュゲギュビュブォーーーーー!!!』
 ミツクチから糞と血と内蔵を吐き出しながら血涙を流して波板を支える俺に何かを訴え続けていた糞蟲だったがやがて両目も
水圧に負けて飛び出すと出来の悪いパペットのようになってグニャリと崩れ落ちた。

「やっぱ親は多少頑丈だな。」
 そう言いながらとしあきが頭蓋骨を踏み潰して袋に入れるとギリギリ口を閉じることができたみたいだ。

「いやー思ったより手間だったね。お詫びに晩飯ご馳走するよ、何がいい?」
 と言う叔父さんの提案に思わず喜んだ俺達だったが、

「焼肉食いたいなー、何かさっきの見てたらホルモン食いたくなったよ。」
 って言うとしあきの神経だけは理解できなかった。




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 先週の土日にあったできごとを参考に思わず書いたやっつけスクデス。実際のクラックから出てきたのはゲジゲジやダンゴムシ
それに“G”でしたが。
 お目汚し失礼しましたデス。





 

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