***********ご注意************
このスクには実装石は一切登場しません
主に酷い目に会うのは無関心派の人達です
『気に入らない』『読む価値無し』と判断された方はそのままお戻り下さい
それでも一読される方はそのままお進み下さい
こちら実装電話相談窓口
ここは実装関係で起こるトラブルや苦情などを電話で相談を受けて適切なアドバイスや場合によっては弁護士などの斡旋を行う電話窓口相談会社
虐待派である私はここで7年程勤務している
この仕事は入れ替わりが激しい・・・私が務めている7年間で70人近くの人が入れ替わっている・・・それだけココでの仕事は精神的にキツい場所だ
現に私だって不景気じゃなければこんな所をやめている・・・・しかし、既に年が50に近く他に大した資格を持っていない以上私に再就職の望みはない・・・・
そして今日最初の相談者の電話が鳴り、私の今日の仕事が始まった
「ハイもしもし、こちら実装電話相談窓口でございます」
「ああ良かった・・・お願いします、私達を助けて下さい・・お願いします」
電話の声からして30代・・・もしくは40代の女性、しかもかなり切迫している感じだ
「え〜・・それでどのような事なのかご説明をお願いします」
「はい・・・私達家族は私の父と主人と息子二人の5人家族なんです・・・それで・・・マイホームを購入して6年目なんですけど
今から2年位前に区画整理か何かで家の隣が公園になったんです・・・それからスグに実装石・・・でしたっけ?あの緑色の気持ち悪い生き物・・・
あれが家の玄関とか酷い時には庭の中まできてギャアギャア鳴き出したりフンを投げつけたりするんです・・・」
「つまりそれが今回の相談ですか?」
「いいえ、公園から来る実装石は玄関を強化したり庭の柵にも細かい網を貼ったりしてからは来なくなったんです・・・・
けど・・・その代わりに公園で朝も夜も関係なくキチガイみたいな奇声を張り上げる虐待派って人が来るようになって・・・」
(またか・・・・)
私は電話の相手に聞こえないように小さくため息をついた
「酷いんです・・・あの虐待派の奇声のせいで家族全員が寝不足気味ですし時々公園から実装石の死体が飛んでくるので洗濯物も外に干せなくなったし
ただでさえ臭かった外の空気があの虐待派って人がくるようになってからますます酷くなって今じゃ窓なんてとても開けられる状態じゃないんです
それで2日前・・・私が部屋の掃除をしている時にいきなりリビングの大きい窓ガラスを突き破ってバールが飛んできたんです
突然の事でビックリしていると公園にいつも来るあの虐待派の人が割れた所から土足で上がってきたんです
あの人はまるで何事もなかったかのように『お、あったあった』と言ってバールを拾い上げると目の前にいる私に目もくれずに公園に戻っていってまた公園で奇声を張り上げていたんです
その事を最初に仕事から帰ってきた父に話すと父は『もう我慢ならん』ってカンカンに怒ってまだ奇声を上げている虐待派の所に行ったんです」
「それで、どうなったんですか?」
「私は怖くて付いて行かなかってんですけどしばらく言い争ってる声がしていたんですけど急に静かになって・・・心配になって見に行ったら父が血だらけになって倒れていたんです
すぐに救急車を呼んで病院に連れていったんですけど『意識が戻るかどうか難しい』って先生に言われたんです・・・・
その後病院から戻ってきたら家の中が実装石のフンまみれになっていたんです・・・・
次の日に呼んだ清掃業者に見てもらったら『実装爆弾』とかって言うよく解らないものを部屋中でやられたとかって・・・・・・」
この頃には女性は話ながら嗚咽していた
「警察にはご相談しました?」
「モチロンしました!!なのに警察は虐待派が加害者だって聞いた途端『それは民事の管轄で警察が協力出来る事はありません』って言ってそれからは電話にもでてくれないんです!!
家の方もまだ24年もローンが残っているのに清掃業者には『ここまで実装糞で汚染されたら家を取り壊す以外に方法はない』って言われて!!もう私達はどうしたらいいんです!!」
そこまで喋った女性は電話の向こうで泣き出した
「なんでです!!家も!!父も!!幸せもメチャクチャにしたアイツは今日も公園で何もなかったかのように虐待遊びをしてるんですよ!!
私達にはアイツを裁く事は出来ないんですか!!私達はこのまま泣き寝入りするしかないんですか!!教えて下さい!!」
泣きながらも叫ぶように話す女性の声に私は悲しみを覚えた
最近の相談窓口に寄せられる深刻な問題は虐待派や虐殺派が引き起こすケースが圧倒的に多いと言う悲しい現実がある
一昔前は愛護派が多かったがマスコミで実装石の悪害振りが世間に知れ渡ってからはほとんどの愛護派が他実装や犬猫なんかのペットに乗り換え、実装石をあっさりと見捨てた
だから今現在実装石を飼う奇特な人はほとんどいない、いても実装燈の苗床かお手伝い実装のような高級品を飼う人が僅かにいる程度だ
そして愛護派が起こすトラブル(あっても80件中1件程度)に関しては特に難しくないので警察や行政が速やかに動いてくれるがこれが虐待派だとそうはいかなくなる
なぜ警察が動かないか、それは相手が未成年な場合や『警察にチクッた』事に腹を立てて他の仲間が被害者に更なる攻撃を加えたり、
更には捜査に関わった警察官個人を狙った報復攻撃が急増したからだ
警察だって人の子だ、こんな二次被害を受け続けた結果、今じゃ虐待派絡みの事件は『触らぬ神に祟りなし』の精神でやんわりと(そして徹底的に)拒否するのが暗黙の了解になりつつあった
そして警察がこんな状態だから一部の馬鹿共は『虐待派は何をしても許される』と都合良く勘違いしてますます調子に乗って好き勝手に暴れ回る・・・全く持って悪夢のような負の連鎖だ・・・
「落ち着いて下さい奥さん、まだ泣き寝入りなんて決まった訳じゃないですから・・・いいですか?まず紙とペンを用意して下さい
今から奥さんにこんな事件に詳しい弁護士さんをご紹介致しますので明日改めて伺って見てはいかがでしょうか?」
私の言葉に電話の向こうで泣きながらも紙とペンを用意した女性に私は古い友人のある弁護士を紹介した
警察が役に立たない以上目には目を、歯には歯を、暴力沙汰には暴力でしか解決しかない・・・情けない話だがもうこれしか解決の手はない・・・・
その弁護士は元ヤクザ(しかも幹部までいった方)の御人で『荒っぽい仕事があったらドンドン寄越してくれ』と言っていたので今じゃ腰抜けの警察なんかよりずっと頼りになる存在だ
現に御人も何度か虐待派の報復攻撃を受けそうになった事もあったらしいが昭和の荒波を生き抜いた御人はその度に虐待派を捕まえてフルボッコにするらしい・・・・(おいおい)
何はともあれ私は女性に連絡先を教えた後で御人に電話で詳細を話した所
「はっはっは、そりゃまた随分世間を舐め腐ったガキだな・・・OKOK、最近破産宣告みたいなつまんねぇ仕事ばっかだったからいい息抜きになりそうだ」
と快く承諾してくれた
さて、これであの家族は多分大丈夫だろう・・・・・・・しかし私はふと考える・・・・
これから先、恐らくあの家族のような被害者が・・・いや、もっと酷い悲劇に合わされる人達が増えるのではないか?
ここ最近の虐待は私達の世代が好む『いかに時間を掛けて精神的・肉体的に追い詰めて死に至らしめる』ではなく『いかに大量に・楽しく・惨たらしく殺せるか』がメインになってきている
TVゲームを楽しんでいる感覚に近いその虐殺に近い虐待は『楽しむ』以外の事に全く気が回らず、それが周囲に人的被害を及ぼしていく
しかもその事で誰かに怒られてもなぜ自分が怒られているのか全く理解出来ず怒る相手に対して憎悪だけが沸き、簡単にキレてためらいなく攻撃する
そしてそのほとんどが『1やられたら1000倍以上にして返さないと腹の虫が収まらない』と更なる攻撃を加える
今の所殺人までは行ってはいないが遅かれ早かれそのうち・・・・・
「やめよう、そんなの俺がどうこう出来る訳じゃない・・・」
こんなの考えだしたらキリがない・・・・こう言うのは政治家の仕事だ、新しい法律なり条例なり作ってゆとり馬鹿共を取り締まればいい
少なくともゆとり馬鹿さえ居なくなれば虐待派の地位も名誉も回復するのは間違いないのに・・・
イカンイカン
空想から現実に戻った私は次の仕事に取り掛かった
「ハイもしもし、こちら実装電話相談窓口でございます」
後日談
あれから2日後の例の公園、50過ぎのゴツいおっさんが20代前半位の青年を殴り倒していた
「ゲホッ・・・アガガ・・ガ・・な・・なんだよアンタ?」
「何だだと?よく言えたモンだなぁ、話しかけた途端にバールで殴り掛かってきやがって」
実はこの日、『御人』と呼ばれている弁護士は件の家族の元に訪れて改めて詳細を聞き、
「ヤッた奴はアンタの家の横の公園に来るんだな?」
と確認して早速例の虐待派の捕獲に来た所いきなり襲われたのですかさずフルボッコに至ったらしい
「この・・クソジジイ・・・警察に通報してやる!!傷害罪で訴えてやる!!」
「ほ〜通報ときたか?・・・ならやってみろよ」
御人が言うまでもなく青年は警察に通報した
「はいモシモシ○○警察署です、どうなさいました?」
「クソポリ!!今すぐ●●公園に来い!!糞蟲の駆除やってたら糞愛誤野郎がいきなり襲いかかってきやがったんだ!!さっさと逮捕に来い!!」
聞いただけで虐待派絡みだと分かった警察官は顔をしかめながら
「申し訳ございません、そう言うのは民事になりますのでお互いでよく話し合って解決して下さい」
そう言い終わると喚く青年を無視し、受話器を戻してため息をついた
「おいどうした?通報か?」
ため息をついた所で同僚の警官が声を掛けた
「虐待派絡みのヤツ、いい加減にしろって感じだぜ」
「またかよ・・・絶対に関わるなって上から命令が来てんだから次来ても無視しとけよ」
「当たり前だろ、去年別の署のジイさんがこの手に関わって家とか車を実装爆弾で糞まみれにされる報復受けたんだからな」
「全く・・・・実装石にも虐待派にも関わり合いたくないモンだぜ」
「おい!!なんだよ!!何で出ないんだよ!!」
一回切られた後すぐにかけなおしたにも関わらずいつまで経っても呼出音のままの携帯に青年はわめき散らしていた
「出る訳ねーだろ、大方『民事になるから話し合え』って言われて見捨てられたんだろ」
「クソがあああ!!」
やがてブチキレた青年は携帯を地面に叩きつけるとバールを握り直して立ち上がった
「ふざけやがって!!殺してやる!!殺してやる!!どいつもこいつも殺してやグバァ!!」
完全にキレた青年がバールを振り回すより早く御人のストレートが青年の顔面に直撃した
「寝言こいてんじゃねえ若造、元極道舐めんなコラ」
顔面を手加減なしで殴られた青年は顔を押さえてのたうち回った
「ギャアアアア!!アギイ!!イギャア!!」
御人は既に戦意喪失した青年の髪を鷲掴みにして無理矢理立たせた
「おい若造、この程度でも十分痛いだろ?リアルの痛みってのが分かったか?少しはテメェの罪ってのを理解出来たか?」
「なんだよ罪って!!俺が何したって言うんだ!!」
「トボけんな、お前この間ここに来た隣の家のジイさんを病院送りにしただろ」
「だからそれが何だよ!!あれはあのクソジジイが悪いんだろうが!!
あのジジイ『よくも家のガラスを割りやがったな』とか訳わかんねえ事抜かしたからブチのめしたんだろうが!!それの何が悪いんだ!!」
「その上その家に糞蟲爆弾投げ込むなんてヤクザでもやらねぇ外道やりやがって・・・おかげであの家族は住む家がなくなったんだぞ」
「はははは、そりゃ良かった、自業自得だ!!ザマァ見ろ!!そのまま一家揃って死ねばイギャア!!」
顔の痛みが引いて少し調子に乗った青年は髪を掴まれたまま再び顔を殴られた
「何が自業自得だこの糞餓鬼!!テメェは住居不法侵入と殺人未遂、それと器物損壊って立派な犯罪を犯してんだよ!!もちろん刑務所行きは確定だ」
『刑務所行き』の言葉が出た途端青年の顔が急に青くなった
「刑務所って・・・嘘だろ?」
「何が嘘だ!!こんだけ好き勝手に暴れ回って何もない訳ねぇだろうが!!」
「そんな・・・何でだよ?俺はただ糞蟲を虐待して遊んでただけなのに・・・そんなのおかしい!!絶対おかしいよ!!俺が刑務所行きになる理由なんてどこにもないのに!!」
(またゆとり馬鹿特有の妄想の中に逃げやがったか・・・付き合ってられん)
御人は軽くため息を吐くと青年の顔をさらに2〜3発殴って青年を現実に引き戻した
「グダグダうるさい事ばっかり抜かしやがって・・・・とりあえずテメェの家まで案内しろ、続きはテメェの両親交えて聞かせてやる」
「そっ・・・そんな!!ちょっと待って、こんな事パパとママにばれたら怒られるよ!!それだけは勘弁してよ!!」
いい加減青年の戯言に付き合うのにウザくなった御人はマトモに受け答えをせずに青年を足蹴にしながら無理矢理家まで案内させた
その後、御人が警察に殴り込み紛いでこの『示談』を事件として(警察としては渋々)立件させ
後の裁判で青年には懲役10年・賠償金1億1500万円の支払いが命じられ、今後の社会に良くも悪くも大きな影響を与えた