デスゥ・ノートパロディ第2話;試験 おれは、ノートの使い方を熟読し、ターゲットを探していた。 ターゲット探しに使うのは、犯罪実装データーベースだ。 俺の親父は、実装犯罪捜査官だ。データーベースへのアクセスパスは安易に取得できた。 「・・・こいつにするか。」 俺は、1時間探して一匹の実装に目をつけた。 「どんなやつなの?」 スゥクが後ろから覗き込む。 「嶋本 アルミ。20XX年1月8日、大手スーパーチェーン”マルモト”の生鮮食品売り場の鮮魚10匹を捕食、30匹に塗糞、止めに入った店員 一名に投糞。罪状、窃盗および威力業務妨害、裁判中。」 「典型的なクソ蟲じゃん。」 スゥクがため息をつく。 「まだ続きがあるんだよ。この嶋本って名前聞いたことないか?」 「僕は基本実装界で暮らしてるから・・・・嶋本・・・まさか、あの嶋忠商事の?」 「ご明察。」 嶋忠商事、食料品からロケット、軍需用品までを謳い文句にしている一大商社。 商社となっているが、鉄道、観光、ホテル産業、不動産まで完璧にこなすコンツェルンと言ったところだろうか。 社長の嶋崎 文多は一代で嶋忠を作り上げた人物として経済界を問わず、多種多様な業界でカリスマ的存在。 政界にも太いパイプを持ち、首相の鳩 邦報を首相にしたのは嶋崎だとまで言われている。 また、文多は実装溺愛派としても知られている。 「・・・・ということはだな。」 「このアルミって子もそうとう前科(マエ)あるわけだ。」 「おそらくね、データーベースからは抹消されているけど。」 「ふぅん。」 スゥクはつまらなそうに欠伸をする。 そろそろ、説明にも飽きてきたころだ。 「それじゃ、試してみるか。」 目の力を使い、データーベースの写真を強く思い浮かべ、俺は筆を走らせた 。 「アルミ〜わしのアルミはどこだ〜?」 嶋崎 文多は100坪ほどのリビング・ダイニングを歩き回っていた。 「遅いデス!まったく何をしているんデシャーッ!」 机の下から、極彩色の服をまとったでっぷりと太った実装が顔を出す。 「そこにおったか!明日は裁判じゃから、ちょっとメイクをしたくてな。」 「演技デス?それなら得意技デス〜どんな人間をワタシの名演技でメロメロにしてやるデス〜」 「そうかそうか!まったくあのスーパーめ、わしがせっかく庶民感をアピールする場として選んでやったのに、ちょっと”オイタ” しただけで、訴えおって・・・・無罪の暁には名誉毀損でがっぽり賠償金をとってやるわ!」 文多そういった瞬間だった。 「デデデデデ・・・・・・・デェェェェェェッ!?」 健康そのものだったアルミの顔色が真っ青になっていく 「おい!?アルミしっかりするんじゃ!おい!!」 「デデデデデゴポポポポポポ・・・・。」 口から白い泡を吹き、オッド・アイの目はみるみる白色になっていく。 そして・・・・ パキン! 「おいアルミ!アルミ!」 文多は冷たくなっていく実装の頬をたたき続ける。 「アルミ!そんな!アルミ、アルミィィィィィ!!!!!!」 ただ広い屋敷に絶叫が響き渡った。 嶋崎 文多の実装の死は翌朝のトップニュースとなった。 「ここまで正確に再現されるとは思っていなかったよ・・・。」 スゥクは口角を上げてニヤッと笑った。 「すごいでしょ?」 「あぁ、デスゥノート・・・。本物だ。」 俺は確かな確証を得た。 続く ============================================================== あとがき ============================================================== ぐだぐだスクお付き合いありがとうございました! 次回もお付き合い願います! byホワイト・タイガー
