※ 「ガチ虐はちょっと・・・」「ちょっと息抜きに・・・」 「作業の片手間に・・・」そんな諸姉諸兄にお送りする ショートストーリー。 -------------------------------------------------------------------- 対策 ”市内に跋扈する実装石を撲滅する” それをマニフェストに掲げた男が市長に当選した。 実際、この街は実装石達に荒らされていた。 ゴミ捨て場は実装石が餌を漁り、散らかされる。 公園は実装石が住み着き、人々は憩えなくなった。 コンビニ、スーパーは託児が日常的に行われ、被害者が続出 閉店が相次いだ。 業者が駆除するも、すぐに増殖した。 副次的に愛護派、虐待(殺)派、観察派が対立。 就任直後から新市長は精力的に働いた。 公園の出入り口には指紋認証装置付きのゲートが設けられた。 指の無い実装石には開閉が不可能になった。 ゴミ捨て場は高いフェンスで囲まれ、扉には偽石センサーが 取り付けられた。 一定距離内に偽石の反応があると自動でロックが掛かる。 コンビニでは託児被害補償が実施された。 中に仔実装が入った袋とレシート、店員の証明書を市役所に 提出すると、被害額と同額の店舗の商品券が発行される。 住む場所、餌の収集場所、飼い実装になるチャンスを無くした 実装石たちは徐々に姿を消し、遂にはいなくなった。 しかし、この市長は翌年リコールの憂き目に会い失職した。 愛護派曰く 『実装ちゃん達を迫害するのは許せないザマス!』 虐待(殺)派曰く 『糞蟲を潰す楽しみが無くなった!俺の生き甲斐を返せ!』 観察派曰く 『観察対象がいない・・・何を観察すればいいんだ・・・』 更に駆除業者曰く 『これじゃメシが食えねぇ・・・』 「お腹空いたボクゥ・・・」 以外な事に、一番声を荒げたのは、一般人・・・無関心派だった。 曰く 『たかが実装石の為に設置費30億円。維持費が年間2億円たぁ どういう了見だ!!』 ・・・お後が宜しいようで・・・ あとがき 公共事業では平気で数千万、数億という単位が出てくるなぁ・・・ と思って書いてみました。 過去のスクリプト 温泉地の山実装 雪玉 いまどき いまどき・II 手袋 ショートストーリー ショートストーリー・II しゃぼんだま 煎餅 実装石の人間観察 公園の夜 降る 無い なりかわる 虐殺派 あるくめデスゥ
