タイトル:【虐】 悲しき玩具5
ファイル:悲しき玩具5.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:11478 レス数:0
初投稿日時:2006/06/23-00:18:18修正日時:2006/06/23-00:18:18
←戻る↓レスへ飛ぶ

 
 ソファの前にベニア板で半分に仕切られた水槽が置かれ、
腰にバスタオル姿の「」が布を被されたケージを持上げると、
片方にケージの中のモノを落とし入れた。

ドサッ
「ンフィ!?」

落とされたショックで眠りから醒めた生き物は、水槽の中で
バタバタとのたうち動き回る。その可笑しな姿にお客から
笑い声が漏れた。
「あははは、何あれ!」
「いやー、可笑しいわ!」
 倶楽部と同じ反応が帰ってくると、「」は同じ様に
説明する。この生き物がこの姿にされた経緯を。
素っ裸で歪な形の手足、象のような鼻マラと尻尾マラ。
生ゴミことジッソー。睡眠を邪魔されたお陰で
機嫌が悪いのか、それとも笑われて腹を立てたのか、
ジッソーはお客達に向かい吠え出した。
(デフィィィィ!!!わ、笑うなデフゥゥ!!)
倶楽部で甘やかされた為か、再び反抗的になりだした
ジッソーの頭を「」が殴る。

ゴン!
「フヒィッ!?」

顎を水槽の床に打ちつけ、目からじんわりと涙を
滲ませるジッソーにの首を掴み上げ
「おい、調子に乗るな」
そう呟くと、サッと顔から血の気が引いて口が
小刻みに震えカチカチと音が鳴り出す。いつまでたっても
相変わらずなジッソーに溜息を吐きつつ、再度水槽に放り込むと
Sが近づきジッソーの頭を撫で始めた。
「…フェ?…デフーゥン!デフゥゥゥゥゥゥン♪」
Sの姿を確認したジッソーは媚の声を上げ、Sの手に
頬擦りをはじめた。実に実装石らしいジッソーがここまで
生き延びられたのも、この容姿や比較的賢い子を種付けしてくれる
事にもよるが、一番の原因は「」本人が考えあぐねているところによる。
『殺さずに苦しみだけを存分に味合わせてやる』
そう考えてきたし、そうしてきたつもりだ。しかし、
これ以上どう苦しめれば良いのか、自分でも分からなくなっていた。
Sに相談した時も、「倶楽部の事は気にしないで」と言われたが、
益々どう責めれば良いか煮詰まってしまう。
 Sはジッソーのマラを掴むと優しくしごき出す。
その姿に先ほどの乱れたSを思い出し、思わず前屈みになってしまう
若い「」。実装丸の効能はまだまだ治まりそうになかった。
「デ、デデ…デデッフ…デッフデデッフ……」
 ジッソーの呼吸が荒くなり、マラが徐々に水槽の床から持ち上がり出すと、
お客達からまた笑い声が上がる。
「デェェェ…デッフーーーーーーン!!」
ジッソーが雄叫びを上げマラが完全に勃起すると、マラ実装の
本能が先走り穴の事だけしか考えられなくなる。
「あらあら、こんなにさせて…いけない生ゴミちゃん♪」
そそり立ったジッソーのマラをSが指先でピン!と弾く。
「デフゥ!?」
目玉を向いて悦び、涎を垂らしながら
(もっと!!もっとするデフゥゥゥ!!!)
と喚き出した。
 その姿を確認してから「」は水槽の仕切りを外す。
「デフデフ!デフッ!?」
ジッソーの目の前には仰向けで四股を固定された
スヤスヤと眠る2号が横たわり、総排泄孔の周りは
ローションで濡れていた。
(デフーーン!!穴!アナーーーーーーーーッ!!!)
オットセイみたいに2号に走り寄ると、2号の総排泄孔目掛け
マラ挿入を試みるが、興奮している為上手く狙いが定まらない。
涎を撒き散らしながら必死で挿入を繰り返すジッソーは
イライラと焦り出し叫ぶ。
「デヒィ!!フヒィィィィィィィ!!!」
その格好に、またお客から笑いが漏れ、カウンターのWも
満足気に笑っていた。
「しょうがないな全く…そら、ここだ。」
 「」がジッソーのマラを掴み2号の穴に宛がうと、
「デフーーーーン!!!」
ジッソーは絶叫しながらマラを押し入れ、すぐさま1回目の射精を
始めた。

ゴプ!ビュビ!

「デフェフェフェ…♪」
口を横に広げニヤ〜と笑うジッソーの顔は、何とも
嫌らしく醜い。2号の穴から溢れた精液を舌で舐め取り、
ジッソーは頷く様に頭をカクカクと上下に動かし出す。
「デ、デデ…デッフ…」
マラの血管が浮き上がり再び怒張を始め、あっという間に
完全に勃起する。
「デフーーーーーン!!!」
ジッソーは休むことなく頭を動かし始める。この実装石が2号であるとかは
関係がない。そこに穴かあるから突っ込むマラ実装の本能
剥き出しで行動する。

 ガクンガクン…
『身体が揺れる…下半身?……耳には人間の声…
どこ…デス…笑い声…瞼、重い…デ…』
 2号がゆっくりと目を開けると、自分の目を疑った。
目の前には、頭を密着させ自分に突っ込む一番嫌いな、
親とは認めたくないあのバケモノの姿…
「!?」
止めさせようと身体を起そうとするが手足が動く事はない。
ふと見ると、手足が鎖で縛られている。あたりを見回ると、
見たこともない人間達がこの水槽を見て笑っている。
『ここは倶楽部じゃないデス?それになぜ私が!?』
動揺を隠せない2号の耳に聞きなれた声が聞こえた。
「目が覚めたか」
「」の声だ。後ろにいた「」が水槽の横に現れ2号を見下ろす。
その顔は恐ろしい位にに冷徹な笑み…10号の時と同じ笑顔…
2号の顔から血の気が引く。2号は悟ったのだ。これが「」の
言っていた「罰」だという事を。
 真っ青な顔色と、口を震わせ涙ぐむ2号を見て「」が
少しがっかりした声で言った。
「なんだ、泣き叫ばないのか」
その声はハッキリと2号の耳に届き、偽石を潰されるかの衝撃に
襲われる。
『わ…わた、しは……見せ物…?……玩…具……?』
「デッフーーン!…デ、デデェデッフデフーーン!!デ!!?」

ゴププ!ブヒュ!

 ジッソーの動きが止まり、ビクビクとマラが震える。
2号のお腹の奥がじんわりと暖かくなり、その感覚はゆっくりと
腹部全体に広がる。今、出されたものが何なのか。2号は
認めたくなかったが、お腹の感覚は紛れもない事実でしかなかった。
震えながらお腹に視線を落とした後、ゆっくりと顔を上げ
「」を見つめながらポロポロと涙を零す2号を見て、「」は
鼻で笑うとこう言った。
「お前は「大好きな」このバケモノに妊娠させて貰い、そして出産、
子育てをしろ。それがお前に与えられた「罰」だ」
そう言い終えると、「」はカウンターへと向かいSやW、他のお客達と
の談笑に混じった。2号は首を目一杯捻り「」の方を向くが、
2号の視界に半分映っては消える程度にしか見えない。
「」の横に座るSはたまにこちらをチラリと見るが、少し気の毒そうな
表情で眺めた後また談笑に戻る姿をみて、2号は自分の甘さを思い知る。
「デッフーン♪デッフーーーーン♪」
 ジッソーがまた頭を上下に動かし出すと、マラがピクピクと
反応し穴の中で大きくなるのがわかった。2号は思い切り叫びたい衝動に
駆られる。
『止めるデス!!もう出さないでデーーース!!』
そう叫べたら少しは……
しかし、これは自分に与えられた「罰」なのだ。普段なら簡単に殴り
身体をバラバラにしてることだろう。でも今は、逆に犯され
弄ばれている自分……2号はうな垂れ震えながら全てを受け入れる。
零れた涙がジッソーの顔に落ちるが、交尾の夢中なジッソーは
全く気にせずに、奇妙な鳴き声を上げながら頭を振り精を
吐き続けた続けた。

 どのくらい吐き出されたのだろう?朦朧とした意識の中2号が
Sや「」の声で目を覚ます。カウンターのSや「」達がこちらにやってきたのだ。
『あぁ、これでやっと……』
2号は安堵の表情を浮かべる。もう妊娠しているだろう…でもこの苦しみも
もう終わる…そう思った。が、「」達はスルーしてしまった。
「デ…」
水槽横のソファで暫く話をすると、各自がパートナーを変えて実装石の水槽に
向かい、取り出すとシーツに横たわり実装石を弄り絡み合いだした。
 2号のいる水槽の前に「」と、2号の知らない女性が裸で横たわると、
女性が水槽の様子を見て「」に尋ねる。
「この実装ちゃん貴方の方を見て泣いてるわね?もしかして
貴方に惚れてるのかしら?」
「えー、や、止めてくださいよぉ。実装石なんかに
惚れられたって気持悪いだけです」
笑いながら「」に身体を摺り寄せる女性に、「」は照れながら
そう答える。
「………グス………デェ……」 
 その声は水槽の中の2号にも届く。
頭をハンマーで殴られた衝撃と、偽石をおろし金で擦られるような痛みが
身体を襲う。それは今まで味わった事のない痛みと悲しみ…
「デギャァァァァァァァァ!!!!」
 実装石の絶叫と共に、信じられない光景が2号の目の前に広がる。
髪の毛をもがれ、のた打ち回る実装石の姿に興奮する女性は
「」の物を咥え、「」は女性の秘所を弄り口付ける。
(デ、デデ…なんで、デス…ご主人、様が……知らない、人と……)
その奥では見ず知らずの男性と交わるSの姿を見つけ、2号は
錯乱する。
(……お、大…ご主、人さ……な、んで…)
ショックに打ち震える2号が開放されたのは、パーティーが終わった
夜だった。

「助かったわ。掃除まで手伝ってもらっちゃって…ありがとう」
「何言ってるの。私も久々に楽しんだしそれぐらいはさせてよ」
 車に乗り込んだ「」達をWが見送ってくれる。
すっかり日も暮れて昼間の暑さも過ぎ、心地良い風が吹き抜ける。
「「」君もありがとう。私みたいなオバサンで良ければ、
これからもよろしくね」
「い、いえ!そんな!Wさんと、その…す、する事が出来て…
嬉しかったです…こ、こちらこそお願いします!」
ゴン
Wのその言葉に赤面し、頭を掻きながら答えた「」は
会釈をした時に、頭をハンドルにぶつけてしまった。
「フフフ……Sの事、よろしくね」
Wの言葉に力強く
「はい」
と答えると、Sが「」の手を握る。その仕草を見たWが
「暑い暑い」
と笑いながら茶化す声が、「」には恥かしくとも嬉しかった。
 その様子が後部座席に横たわる2号の目にもハッキリと映る。
涙も枯れ果てた2号の目の色は妊娠した事を表し、空ろな表情は
肉体的にも精神的にも疲れ果た事を物語っていた。
 2号は思い知らされた。「」の言う事に逆らった自分の
愚かさと、Sに期待してしまった自分の甘さ。そして、
自分はただの実装石だという事を身をもって知らされた。
2号の横のケージにはイビキを掻いて眠るジッソーの姿。
その姿を見ると、2号はやるせない気持ちで一杯になる。
『こんな…こんなのと……私は……一緒、デス…?』
しかし、今2号の目から溢れる涙は、もう1滴も残っていなかった。



 お盆休みが終わっても「」達はS宅に残り、アパートを
引き払い同棲を始め、「」は仕事の方を退職し本格的にS
を手伝うようになった。 
 2号が妊娠した事を知った8号は、母に負担を掛けまいと
今まで以上に頑張り出す。日に日に大きくなる2号のお腹を気遣い
ながら、家と倶楽部で倍の仕事をこなす。
 8号は2号に何も聞かず、2号もまた8号に何も話さなかった。
8号も知っていたのだ。2号が「罰」で妊娠させられた事を。
だからこそ8号は2号の変わりに頑張ったのだろう。
 その日の仕事を終え、「」達に挨拶を済ませ部屋に戻ろうとすると、
風呂場の電灯が点いていた。何かを直感した8号が急いで
風呂場に入ると、そこには出産し終えたばかりの2号が、
疲れ切った顔で子供達の粘膜を舐め取っていた。
(マ…!?)
走り寄ろうとした8号の目に洗面器の中が飛び込む。
その中には死産した子供、奇形の仔実装や、その手足の
パーツなどが赤緑の水の中に浮かんでいる。
「デ…」
 8号は思わず絶句し身を強張らせる。出産の現場を見たのが
初めての8号にはあまりにも強烈すぎた。しかも、
これはまともな妊娠ではない。近親相姦の上での妊娠、出産
なのだ。
 8号は恐る恐る2号の近づき、声を掛ける。
(…マ…ママ…)
そう声を掛けるのがやっとだった。
 2号はゆっくりと視線を上げて8号を見上げ、子供を
床に置いた。床には「テフテフ」と可愛らしく鳴く仔実装が
3匹寝かされ、小さな手足をチョコチョコと動かす。
(…ご主人様を、呼んで来るデス…)
2号の言葉を聞いた8号は、急いで風呂場を後にし、
Sの部屋に向かった。

「マラ2匹とノーマル1匹の3匹のみ生き残ったか…
まぁ良い確率かな」
 水槽の中で子供達に乳を与える2号を見ながら呟く。
「良く頑張ったわね。しっかり子育てするのよ」
Sが2号に声を掛けると、2号はコクリと頷く。
 2号達の部屋にもう1つ水槽が置かれ、
子持ちの2号は別の水槽で寝起きする事となる。
但し、子供達の躾けについては8号も関わらせた。
「ミスや間違った事をしたら容赦するな」
と「」は8号に伝え、2号と8号共同で躾をさせる事にした。
自分が全て悪いとはいえ、子供は自分1人で育てたかった。
前回の子育ての失敗と、この間のミスで失った信用を挽回出来る
チャンスだと思っていた2号にとっては、顔には出さなかったが
悲しく、ショックだった。



 倶楽部で世話しなく働く2匹。産後まもなく2号も働き出す。
まだ幼い子供達を家に置いておく訳にもいかないので、2号達が
働いてる間は倶楽部の水槽で飼われる。仕事の合間を縫っての
子育ては大変だが、子供達が成長する様子は楽しく嬉しかった。
それがどんな理由で生まれた子供であろうとも……
 子供達も乳離れをし、本格的な躾と仕事の手伝いが始まる。
 生まれた子供の順番に、子供は13、14,15号と呼ばれ、
その内14と15号はマラ実装だった。マラ実装と言えども
子供は子供。2匹は訳隔てなく愛情を込めて育て躾ける。
しかし…
「テッチューーーン!!」
 実装石の入った水槽の前でマラを勃起させる15号。
当初から賢さに問題のあった15号だったが、下半身の方も
問題があった。
 水槽の中では、この場所で行われる周りの惨劇を目の当たりにした
実装石が、助かりたい為か働いていた15号に媚を売り、
その姿に反応した15号は幼いマラをそそり立たせ、水槽にへばり付き
涎を垂らす。誘惑に慣れていない子供の15号は早熟らしく、
乳離れして間もなく精通があり、2号達がしっかりと躾ける前に
身体が反応してしまったのだろう。だが、15号がこんな行動を
取るのはこれで3度目だった……
 その姿を見た「」は2号を呼び付け15号を連れて来るよう言い渡す。
2号は
(はいデス)
と一言だけ返事をし、水槽の前で我慢汁を垂れ流す15号を殴りつける。
「テチュァ!?」
15号の髪の毛を掴んでズルズルと引っ張ると、お客から笑い声が漏れる。
(テ、テヂィィィ!!ママァ許してテテヂュゥゥゥゥゥ!!!!)
我に返った15号はしきりに2号に謝るが、2号はそれを無視して「」の
元に連れて行く。
 (ママ!じゅ、15号はまだ幼いデスゥ!ご主人さ、デボァ!?)
途中、騒ぎに気付いた8号がやってきて、15号を助けるよう
2号に頼もうとしたが、2号は8号の横っ面を張り倒し「」の元に
歩んでいく。
 「」の元に15号を連れて来た2号は深くお辞儀をすると
(ご主人様、15号を連れて来ましたデス。15号はこれで
3回おかしな行動をしましたデス)
 皿を拭きながら「」が2号を見下ろすと、無表情で
機械的な声で自分に話し掛けてくる2号と、手足を丸く縮ませ
痛みと恐怖に震える泣きじゃくる15号の姿が、あまりにも
対照的で可笑しかった。
「そうか、それじゃ処分だ。そうだな、処分方法は……」
 特に珍しくもなく、良くある風景の如く対応する「」は
水槽を眺めながら2号に提案する。
「手足をバラバラにして生ゴミに『晩御飯』だと言って与えて来い」
 「生ゴミ」と聞いて2号は耳をピクリと反応させたが、
「」に対してお辞儀をするとまた15号を引き摺りながら
ジッソーの居る水槽に向けて歩き出す。
(ヂィィィィィィィ!!ゴメンテヂュゥゥゥゥゥ!!!助けテヂュゥゥゥゥゥ!!!!!!)
15号の涙と鼻水が床に飛び散る。それをテキパキと13,14号が
拭き取る姿が余計に15号の愚かさを醸し出す。
 
「デェェェフゥゥゥ…デェェェフゥゥゥ…」
 お客の持ってきた実装石に種付けを終え、水槽内で惰眠を貪るジッソー。
吐気のするニヤついた笑い顔で大きくイビキを掻いている。
 ジッソーの居る水槽の前に立つと、2号は横に備え付けられた
ハシゴで水槽内に入り、15号の右手を掴むとグリッっと捻った。
「ヂァァァァァァァ!!?」
ブリッ!ブボボっ!!
絶叫と脱糞音。
「ン、デフ?」
 その音で目を覚ましたジッソーが2号の方を向き直す。
(デェェェ?…何デフゥ?)
2号はその台詞を無視して、次々と15号の手足を千切と、
その度に幼い声が水槽に木霊し体液が床に飛び散る。
そして、千切った手足を脇に抱え、髪の毛を掴んで引き摺りながら
達磨になった15号をジッソーの前に置くと
(晩御飯デス)
とだけ言った。
 ジッソーは2号と15号を見比べながら「デフフ♪」と
見下した笑い声を上げながら2号に向かって言った。
(これはお前の子供デフゥゥ?やっぱり馬鹿な親には馬鹿な子しか
生まれないデフゥゥ。こんな不味い物食べたくないけど
我慢して食べてやるデフ。あり難く思うデフゥゥゥ♪」
ジッソーの言葉を理解した息絶え絶えの15号は、首を2号の方に
傾け見開いた眼で叫ぶ。
(テヂ!!?ママ、イヤテヂュ!!良い子になるテヂュゥ!!死にたくないテヂュゥゥゥゥゥゥ!!!!)
だがその時、薄気味悪い満面の笑みを浮かべたジッソーが
既に口をアングリと開けていた。

ガブリ

「!!  チ……ヂェェェェェェェェ!!!!」
胴を食い千切られた15号の絶叫。身体がビクンと跳ね、目が更に大きく
見開く。その様子を2号はジッと黙って見ていた。
(デッフ!デッフ!やっぱり他の奴の肉は上手いデフゥゥゥ!!)
ジッソーは興奮して15号を食らう。15号の頭が口の中で
潰される瞬間
「ヂヤ!?」
と、2号の耳に確かに聞こえた。
 まだ幼い15号は、数口程でジッソーの口の中へと消えた。
床に広がる体液をペロペロと舐めながらジッソーが2号に言う。
(ホントにロクな子供を産まないデフゥ♪そこでチョロチョロ動く
子供達も馬鹿に違いないから早く食わせるデフゥゥ。なんなら
また種付けしてやるデフゥゥゥゥ♪)

 ピク…ピクピク…

表情を変えずに、2号の耳が動く。一連の様子を見ていたお客からは
「相変わらずの糞蟲っぷりだな」
と笑い声が上がる。丁度近くでお客と談笑していたSが、
複雑な面持ちで2号を見ていた。
 2号は足早に階段を駆け上がると「」の元へ急いだ。ペコリと
頭を下げると報告する。
(ご主人様、15号の処分終わりましたデス)
「」は2号を見ることなく
(それじゃ残りの仕事をしろ)
とだけ言った。2号は再びお辞儀をすると持ち場に戻り
灰皿を拭きだす。一生懸命作業を続ける2号の目には涙が滲んでいたが、
それに気付くものは誰も居なかった。



「デフィィィィィィィ!!!」
 ジッソーの絶叫が水槽に木霊する。続いて殴られ
骨が軋む音と、関節の外れる鈍い音。水槽内では体液と肉片が
盛大に飛び散りその激しさを物語る。
 ある日Sが「」に言った。
「最近の2号ちゃんはストレスを溜め過ぎじゃないかしら」
確かにここ最近2号はやつれ、食も細くなっている。それは「」も
知っていたが、「」が2号に尋ねても
(大丈夫デス。心配掛けてゴメンなさいデス)
そう答えるだけだったのだ。2号を看かねたSが、「」に
「ここのところ糞蟲っぷりを助長しているジッソーを相手に
ストレス解消させてはどうか」と提案し、「」もそれを受け入れ
普段は倶楽部で飼われているジッソーをS宅地下室倉庫に連れて来た。
 結果は案の定で、水槽内ではジッソーが震えながら悶絶しながら
2号の成すがままになっていた。
 ジッソーが気を失うと、2号は顔面に蹴りを入れ強引に
意識を取り戻させる。全身を震わせながら息をするジッソーは、
慌てて身体を縮ませ殴打を堪えようとするが、今度は歪な手足が
無防備になりそこを責められる。
(デフィィィ!!ごごごゴメンデフゥゥゥ!!許してデフゥゥゥ!!)
今まで何度も聞いて、既に聞き飽きた台詞がジッソーの口から漏れる。
そんな事しか口走らないジッソーに、2号の責めは激しさを増すばかりだ。
「…デッ……デッ!………フーッ!フーーッ!……」
普段は滅多な事では興奮しない2号も、今この時ばかりは
極度の興奮状態にあり、それは口や鼻から吐かれる息の
激しさからも明白だった。
「凄いわね。これだけストレスが溜まってたのねぇ…」
 水槽の傍に佇むSが呟いた。
「えぇ……でも、これだけやっちゃうと再生に時間が
掛かりそうですね」
「」がSにそう言った。一応倶楽部での人気者であるジッソー、
再生が遅れ種付けが出来なくなるとお客に迷惑が掛かってしまう。
それを心配したのだ。
 Sはポケットから小瓶とピンセットと取り出すと「」に見せる。
「?これはジッソーの偽石が入った溶液ですよね?これが何ですか?」
 蓋を開け、ピンセットで偽石を摘むS。石が引き上げられると、
液体はねっとりと糸を引いた。
「これはね、ジャイアントケルプって昆布のエキスを抽出した
溶液なの。ジャイアントケルプはね、1日に1メートル成長する昆布で、
これに偽石を漬け込むと再生能力が飛躍的に上がるのよ。ほら、
見て御覧なさい」
Sが指を指すジッソーの傷。2号が最初に殴った時につけた傷で、
肩口がパックリと割れていた。
「あれだけ傷口が開きながら…体液が出ていない…」
「そう、普通なら1日のところが、数時間〜半日で完全に再生出来るの。
当然身体に負担は掛かるけど、生ゴミちゃんぐらいの生命力が
あれば大丈夫でしょ」
 Sが笑いながら偽石を小瓶に戻そうとした時だった。
ツルリと偽石が滑り水槽の中に落下してしまうと、2号の傍に
落ちてしまう。

カラン

一瞬の静寂が倉庫を包む。
「2号。それに手を…」
 「」がそう言った時には、2号はジッソーの偽石をしゃがみ込んで抱え、
両手で掴み齧る瞬間だった。
「2号ちゃん!ダメよ!!」
「止めろ!!2号!!!」 
Sの悲痛な叫び声が響き、「」の右手が2号に伸びる。

パシンッ!

2号は、「」の手を叩いた。
 「」の手の動きが止まり、2号は猛烈な勢いで
ジッソーの偽石が齧る。
「デフィ!!?フィィィィィィィ!!!!!??」
あまりの痛さにジッソーは、水槽内でバタンバタンと
音を立てもんどり打つ。傷口からは再び体液が溢れ出した。
「ダメ!!」
 Sの大きな声が木霊した時だ。 

…パキン!

偽石を抱え込んだ2号の身体から微かな音が聞こえた。
「フィ………フェェェエエェェェエェェエェ!!!!!」
 目を見開き大きな口を開け、舌を出しながらジッソーは
断末魔を上げ、ガクリと床に崩れ落ちた。
 
「フーッ…フーッ…」
 顔は涎と溶液の粘り気で汚れ、所どころに偽石の破片が
こびり付く。肩で息をする2号はゆっくりを顔を上げ立ち上がった。
 その時、2号の身体は宙に浮き、水槽から強引に出されると
腹部に強烈な痛みが走り、2号は壁に叩きつけられた。

ドカッ!!!
「デッ!?」
 
 背中に痛みが走ると、思わず息が詰まる。
「」の蹴りが2号に炸裂したのだ。
「こぉぉんの……糞めがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 
「」は震えながら跪く2号に駆け寄り蹴り上げると、2号は弾力のないボール
の様に壁に当たってはベシャリと下に落ちた。
「今何をした!!何をしやがったぁぁ!!!!??」
「」は2号の手を、足を蹴り踏み潰す。
「デ!?デスッ!ッ!!」
2号は蹲ったまま丸まる。それは土下座だったのかも知れない。
だが、「」の怒りが収まる訳もなく、2号の手足は砕け骨が露出し、
服は瞬く間にボロボロになり身体には濃い痣が幾つも出来た。
「や、やめて!お願い、「」さん止めて!」
 Sが「」に抱きつきながら止めようとする。
「良いんですよ!こいつは何度も僕の命令に背いた!!
さっきのを見たでしょう!!?」
叫びながら2号を蹴る「」の靴やジーンズは2号の体液で汚れ、一方の
2号は、頭巾は取れ剥き出しになった頭皮から体液を流す。
辺りには毛髪が散乱していた。
「やめなさいっ!!!」

パンッ!

 Sの平手が「」を頬を打った。
「わ、私の…せい……私が、悪いの……あそこで、水槽に
落としちゃった…私のせいなの……ごめん、なさい……」
震える声でSが言うと、「」は頬に手を添える。その頬は
少し赤く腫れていた。
 「」は俯くと足早に倉庫を立ち去る。
「あ!?」
Sが声を掛ける間もなく、「」は階段を駆け上がっていった。
「……エッ…ェェェェン……デェェェェ…」
 2号の泣き声が倉庫に響く。Sは2号に近寄ると、そっと
頭を撫でる。
「……ごめんね、2号ちゃん……」
2号は頭を上げることなく、首を左右に振った。
(デッス……悪い、のは……わた、エッス…しデス……
私…は…エエェェン……ゴメン……なさいデス…エェン…
…ゴメンな、さいデスゥゥゥゥゥゥゥ……)
 身体を震わせ泣き崩れる2号を、Sはいつまでも優しく
撫で続けた。 
 
 その日、倶楽部には2号は連れて行かなかった。
ジッソーの事は「寿命」、2号は「病気」とお客には説明した。
 倶楽部から帰宅し、8号達は自分達の部屋で食事を取らせる。
「」がとても実装石達と食事の出来る雰囲気ではない事を
Sは知っていたからだ。
「…本当に、ごめんなさい…」 
テーブルに料理を並べ終えると、Sは深く頭を下げて「」に謝った。
「生ゴミちゃんが、貴方のお母様にどれだけ酷い事をしたか知ってるのに…
きっと許してもらえないと…」
「いえ、良いんです。僕こそすみませんでした」
Sの話の途中で、「」は席を立つと同じく頭を深く下げた。
「正直生ゴミをどうしようか、煮詰まってた部分もあるんです。
だから…これで良いんじゃないかと…」
その言葉を聞いたSは優しく微笑みむ。「」は続けて言う。
「でも、2号は許しません。今回の件は許す訳にはいきませんから」
Sは少し悲しそうな表情をして「」に尋ねた。
「優秀な子は残しておきたいわ……私がお願いしても…ダメ?」
女性に慣れていない「」は、Sの表情を見て考え出す。
「…………わかりました…その代わり、2号には
良い子を残してもらえる様頑張ってもらいます」
そう返事を聞いたSは安堵の表情を見せた後、
「ありがとう」
と呟き微笑んだ。




「デッフデッフ!デッフ!!デフゥゥゥゥン♪」
 水槽の中で頭を振るマラ実装。口から涎を垂らし
本能の赴くままに快楽を貪る。
「デヒィィ!!デーーッス!!デデェェェッス!!」
大きなマラを受け入れている実装石は、頭を左右に振り
止めてくれと言わんばかりに泣き叫ぶ。四股を鎖で繋がれ
身動きのとれない実装石に自由はない。総排泄孔からは
マラ実装の放出した精液が泡を作っていた。
「まさかここまで感情が戻るとはね」
水槽を眺めながら「」が呟いた。
「デーッフ……デ、デデデデ……デッ!!?」

ゴピュ!ドプドプ…

 マラ実装がまた射精した。目玉を剥いてプルプルと震えると
相手に頭を密着させて精を流し込む。奥へ奥へと…
「デ!?…デェェェ……」
 流れ込む感触が分かった実装石は、血の気の引いた絶望の顔色で
お腹を見下ろすと、弱々しく鳴いた。
「…デ、デデ……デッフデッフ………デッフゥゥゥゥゥーン!!」
今出したばかりなのに、すぐさま元気を回復したマラ実装は
雄叫びを上げると、頭を動かし出した。
(デェェェェェ!!!ママァ!!!止めてデスゥゥゥ!!
私デスゥ!!13号デスゥゥゥゥ!!!)
 今水槽で襲われているのは2号の子供、成体になったばかりの
13号。そして頭を振って快楽を貪るのは、ジッソーの鼻マラと
尻尾マラを移植させられ、身体をジッソーそのものの犬、いや象実装に
変えられた2号……「」は2号を処分しない替わりに
象実装にしたのだった。
 この姿になった直後は、激しく落ち込み泣き崩れた2号だったが、 
マラを着けられ、それが機能がしだすとマラ実装の本能が
目覚め快楽のみに動くようになった。
「全く…象実装になって落ち込んでたのが嘘みたいだな…
所詮は実装石…か」
 水槽で交尾をする2匹を鼻で笑うと、また象実装2号が
射精した。
「デフゥ!?」
2号の顔は自ら出した白濁した精液で汚れ、精液は糸を引き
強力な粘りがある事を示す。2号が頭を引き抜くと、
13号は頭をガクリと前に倒して失神した。
「あら?「」さん今空いてるの?よかったらお願い出来る?」
 水槽を眺めていた「」に女性が声を掛けてきた。片手には
青い顔色の仔実装が握られている。
「えぇ、僕で良ければ喜んで」
「」はそう答えると、水槽の前で横になりお互いのバスタオルを取ると
愛撫を始めた。
(デッフ…デ、デデ………デ?こ、ここはどこ……)
 射精を終え、正気を取り戻した2号は辺りを見回す。
そこは以前、自分が母親であるジッソーに犯された場所だった。
(ここは!…なんで…!…ご、ご主人さ…デ!?デデデ!?)
 2号のマラに新たな刺激が走る。人間の手が伸びてきて
鼻マラをしごき出したのだ。
「デ、デデデ………デッフーーーーーン!!!」
マラを勃起させた2号は、抱きかかえられ別の水槽に入れられる。
その水槽にも、四股を鎖で繋がれた実装石の姿があった。
(デ、デデ……ママ…止めてデスゥ……私デスゥ…
14号デスゥゥゥ…)
 小さな怯えた声を出しながら、仰向けに寝かされた14号の
腹部に、恐怖で縮み上がったマラがのっていた。
「ほら、ここよ。良く狙いなさい」
 2号を水槽に入れると、マラを掴み14号の総排泄孔にあてがうと、
2号は自分で前進し、14号の中に入っていく。

ズブ、ズブブブ…

「デヒィィィィィ!!!」
「デッフーーーーーーン♪」
激痛にのたうつ14号の叫び声と、挿入の快感に酔いしれる
2号の歓喜の声。総排泄孔を刺激されたせいか、14号のマラは
見る見る大きく膨れ上がる。
「あらあら…ンフフ、いけない子ねぇ」
ニヤリと微笑む女性に男が声を掛ける。
「お、ウチのカミさん「」君と頑張ってるね。Sさん
負けてられないよ」
「そうね、私達も頑張りましょ♪」
 Sと男は実装石の入った水槽へと向かうと、水槽の中には
14号と2号が残され、誰も水槽を注目しなくなった。
頭を左右に振って嫌がる14号と、頭を立てに振り続ける2号。
それはまるで、子供に飽きられ捨てられた玩具が、ゴミ捨て場で
動いている姿そのものだった。




「ハァハァハァ……」
 荒い息づかいのあと、「ドサッ」とベッドに崩れる音。
「あぁ……はぁぁぁぁぁ………」
「」の汗塗れの身体を優しく撫でるS。部屋に静かな時間が戻る。
 お互い、しばらく横になっていたが、Sが身体を起すとバスローブを身に纏う。
「…「」さん、シャワーは?」
髪を指で梳かしながらSが尋ねると、
「ぁーー…後にします……」
疲れ果てた小声でそう答えた。その姿を見てSはクスっと笑い、
髪を整え、バスローブの紐を結ぶ。Sが部屋を出る時、ベッドからは
微かな寝息が聞こえていた。

 Sは地下倉庫に向かう。暗い倉庫の狭い隙間に、鎖で繋がれた2号がいた。
ちょうど13号が倉庫の掃除を終えた所だったらしく、2号の傍にいた。
「13号ちゃんご苦労様。どう?ママの調子は?」
13号はSに気が付くとペコリと頭を下げ、少しイヤな顔をして言う。
(良くないデス……あの、大ご主人様)
「なぁに?」
(私は、こんなのをママとは思わないデス)
そう言いうと、また深く頭を下げ、掃除道具を片付けると
階段を上がっていった。その後ろ姿を、Sは微笑みながら見送った。
 Sが2号に近づくと、空ろな目をした薄汚い2号は弱々しく
「デエェェ…」
と鳴いた。身体には蹴られた跡や、殴られた跡。まだ
体液の流れる、今さっき出来た傷もあった。
 Sはバスローブのポケットから小瓶を取り出す。
どす黒く濁った粘質の液体の中から石をピンセットで摘み出し
2号の傍に置いた。
「「犬実装」としても貴方は優秀よ。実装石用のペット
「犬実装」は編集室でも評判だし、お客様にも好評だわ。生まれた
子供を全部手足を付け替えて、縛り上げるのは骨が折れるけど…」
Sはそう言いながら、2号をつま先で仰向けに引っくり返す。
ガリガリにやせ衰えた身体は、とてもあの2号の身体とは思えない。
「キチンと餌も与えたのにね…といっても、あの溶液に漬けて
毎日10回以上交尾を続けてれば、こうなるのも無理はないわね…
でも大丈夫。貴方の後はもう決まってるから」
 階段の方を見上げてからクスっと笑うSは、2号の頭を軽く踏む。
「…デ、デェェェ……」
2号は、のそり、のそり、と頭を動かそうともがくが、到底Sの足を
退かすには至らない。
「貴方には感謝してるの。貴方のお陰であの人と知り合って
こうして一緒に居られる…あの時……貴方があの人に
キスするところをビデオで確認しなければ……私は、
臆病なままだったでしょうね…」
 Sの足に力が篭る。グ、ググっとパンプスが2号に食い込んでいくと、
その濁った空ろな瞳を潤ませた。
「貴方は賢いわ。わたしが思った様に行動してくれたんですもの。
ドアの隙間を開ければ覗き、石を入れれば噛み砕き……本当に、賢い……」
 Sは足を退けると、2号に跨りバスローブをたくし上げ
秘所に手を添える。そこには本来アナルに使われるプラグが埋まっていた。
「…んっ…」
目を閉じ、少し篭った声を出しながらプラグを引き抜く。すると、中から
濁った粘液が大量に溢れ出した。それはドロリと長い糸をいくつも
引いて2号の身体や口に落ちる。
「デェ……」
「ンフフ、嬉しい?貴方の大好きなご主人様の精液……
良く味わいなさい」
それはしばらく溢れ続け、2号の顔をドロドロに汚すと、
やがて2,3本の細い筋になって止まった。
「美味しい?…実装丸を使ったの…「今日は危険日だけど、中に出して」
って言ったら、彼凄く興奮してたわ…」
 妖しい笑みを浮かべながら、Sは再び2号を踏みつける。
今度は喉を。苦しさから頭を揺り動かす2号。しかし、その
動きもゆっくりと弱々しいものだった。
「ね…2号ちゃん。いらっしゃい、ここに。
あの人と私と…皆で幸せになりましょう」
 Sは下腹部に手を添えて2号を見下ろしながらそう言うと、
つま先に力を篭る。苦しみが増し出した2号は、
ドロドロに汚れた口を大きく開け、舌をダラリと出し始めた。

ピシ、ピシピシッ

傍に置いてある2号の偽石がひび割れる音。
「さぁ、早く…私と2人で、あの人を……ね?」
 Sの足に更に力が込められると、秘所から一筋の細長い糸が
落ちる。それが2号の顔に落ちた時

ピシ、パシ…パキン

小さな乾いた音が倉庫に響き、2号の身体はガクリと
崩れ落ちた。
 Sは下腹部を優しく撫で回すと確信する。そして、亡骸となった
2号を見つめながら呟く。
「大丈夫よ、2号ちゃん。例え男の子として生まれてきても、
私がしっかり女の子として育ててあげるから。そして
躾けてあげる…2度と母親のモノに手を出すことのない様
徹底的に………貴方なら期待に答えてくれるわね?」
 Sは腰を下ろし、猫の首を持つ様に2号を摘み上げると、
傷だらけで歪な形の頭が揺れ動く。それは軽く左右に動き、
壊れた玩具の人形が悲しく動く姿にも似ていた。

■感想(またはスクの続き)を投稿する
名前:
コメント:
画像ファイル:
削除キー:スクの続きを追加
スパムチェック:スパム防止のため4900を入力してください
戻る