タイトル:【観察?】 実装ホテルの青年による実装石物語……多分
ファイル:実装ホテルの青年 紹介編.txt
作者:放浪石 総投稿数:8 総ダウンロード数:1494 レス数:0
初投稿日時:2010/10/07-01:19:57修正日時:2010/10/07-01:19:57
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実装石。
突然現れたこの謎の生物は、いろんな意味で人間と共存できている。

その独特の外見をペットとして可愛がる『愛護派』から、
生命力の高さ、傲慢な性格な実装石を痛めつけることを楽しむ『虐待派』などといった具合だ。


俺、「」はどちらかといえば虐待派だろう。
だが別に賢い実装石などを虐待しようとは思わない。あくまで糞蟲レベルをいじめる程度だ。

そんな俺は半年ほど前から、ある仕事を始めた。
『実装ホテル ジッソー』
家の前に置いた看板。そう、俺は実装石版ペットホテルを経営している。
といっても個人の店なのでたいしたことはない。預かっている場所も、亡くなった祖父母の家だ。

そこそこ金持ちだった祖父母の家は大きく立地も悪くはない。
だがこの近辺は野良実装石が多く、また飼い実装石も多い。
俺と祖父母以外、実装石嫌いの激しい家族・親戚だったので、放置されかけていた。

そんな中、ニート寸前のフリーターだった俺は、追い出されるごとく祖父母の家を任された。
しばらくは家でゴロゴロしていた俺だったが、ある時転機が訪れた。

「デスゥ……」
「……ん?」

庭を見ると実装石が一匹、こちらを見ている。俺は携帯の実装リンガルを起動した。

「ここには、おじいさんとおばあさんが住んでたはずデスゥ。あなたは誰デスゥ?」

「ん、じいちゃんばあちゃんの知り合いか。俺はその孫の「」だ」

血縁関係とわかって安心したのか、目の前の実装は警戒を少し緩めたようだ。
話し方も丁寧なので賢いタイプだろう。俺は事情を説明してやる。

「デェ……そうだったデスか。いい人だったのに惜しいデスゥ……」

この実装が言うには、祖父母は野良実装、飼い実装、両方に人気があったらしい。(一部の糞蟲を除く)
そして、この後の実装の一言が俺の転機だった。

「子供を預かってくれたデスゥ。飼いの子たちもよく預かっていたデスゥ」

その時、俺は「それだぁーっ!」と叫んでいた。

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