タイトル:【観察】 実装マトリョーシカ ふたばで投下するには長すぎるためロダ利用
ファイル:実装マトリョーシカ.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:2434 レス数:0
初投稿日時:2010/09/29-00:05:49修正日時:2010/09/29-00:05:49
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実装マトリョーシカ 1/13

実装マトリョーシカを命名した「としあき」に捧ぐ

近所の公園で最近野良実装が増えて問題となっている、
いつもの年ならこの時期までに台風や大雨で野良実装の大半が減っているのが普通だが、
今年は同族に捕食された仔サイズまでの実装程度しか減っていないため公園のあちこちで
大量に見かけるようになってきた
そのため前述の問題として、糞や実装達の悪臭が公園に立ち込めている事 また公園の
あちこちに糞が散乱しベンチや遊具 水飲み場 トイレなどが使えなくなっている
ましてや噴水はを循環させているだけなので、緑色の噴水が悪臭と共に異様を放っている

このままでは公園は使い物にならないため駆除が必要なのだが、駆除をするにも
人海戦術で対処するか、毒餌で駆除するというのが一般的である
しかしどちらの方法も後片付けが大変なため駆除がなかなか実施されないのが実情だ




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自宅で糞蟲処時に使った手法「実装マトリョーシカ」で駆除すれば効果あるのではないか
簡単な設計概念図を書いて町内会に提出した
なにしろ駆除装置に材料費がかかるため個人で実施するには厳しいのが現実だ

構造は至ってシンプル
縦長の長さ120cm幅60cm深さ60cmの箱を4つ用意し 4つ並べれば120×240の台になる
長編の端に実装を落とす穴を作りバネを着けた板で下に落ちる方式にする
進路手前箱に中〜親実装サイズの体重を支え切れずに落とすバネを付ける
進路奥側箱に仔実装サイズの体重を支え切れずに落とすバネを付ける
親実装側の箱の手前は単に移動するだけの台で仕掛けはないがスロープが反対から付いている
ただこれだけの仕組みなので電力すら不要な超ローテクで簡単な構造
箱の奥には親指が辿りつけるが、一番軽いバネで問答無用に落とす
仔・親指は60cmの高さから落ちると死ぬため、内部でかさ上げを行い落ちても安全にする
もちろん箱の奥には実装の喜ぶコンペイトウを撒いてあるので一目散に駆け込むわけだ
町内会でも「これだけの材料費なら」ということで早速決議がおりた




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箱の上は進路の左右に板を立て 実装が後戻りしにくいようにするのと同時に
落ちる所が見えないにするスロープから上がって来て「己」字のように蛇行して行くため
最後のコーナー手前で1匹1匹止めておけば落ちるところを見せずに済む
早速公園の実装達の振り分け作業開始だ
今回は糞蟲一掃がメインなのでまともな実装石は極力残すようにしてやりたい

まず朝6時 箱を公園に搬入し、組み立てる おやおや実装達が興味津々で集まってきた
スカウター式実装リンガルを付けているので実装達に話しかける
『後でコンペイトウを配るが きちんと行儀良く一列に並べる実装石だけな』と言うと
どんどん集まって来た
さすがに実装石にとってコンペイトウは強い魔力があるようだ

やっと組み立て終わったので町内会の人に手順を説明しておいた
当然ながら糞蟲だけ駆除ということで作業開始だ




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賢い実装は行列に並べばすぐわかる 多数が糞蟲なので賢い実装石がいれば特に目立つのだ
・服がシミとかはあるがそれなりに洗っている
・行列を乱さずに親仔できちんと並んでいる
こういうような親仔はスロープに上がる前に別スペースに隔離してパンの耳を与えてやる
この時にお礼を言わずに「それよりコンペイトウよこせデス!」とか言おうものなら
死の行列へ逆戻してもらう 実に判別が簡単でいい
糞実装石達は台の上に上がって一匹ずつ死の廊下に入った瞬間目の前のコンペイトウ
めがけて一気に走りだすが、落ちるトラップでどんどん区分されていく
箱に一杯になったら 一気に掻きだして塀の向こうの隔離スペースにぶちこむ

公園にあれほど多数いた実装石が小一時間もしないうちに隔離スペースに仕分けられた
その数 親・中実装約80匹 仔実装400匹近く 親指は800匹少々 なるほど 成長する迄に
蛆や親指のうちに捕食されたり虐め殺されたりでどんどん減って行くんだろうな
蛆実装は親や仔が抱いているのでカウントなし 大多数はダンボール箱で留守番だろうな



実装マトリョーシカ  5/13

ちなみに賢い実装の親子は面白い結果になった 親・中実装4匹 仔実装18匹 親指100匹
単純に賢い親個体数は全体の5%程度という事だろう
それじゃ普通の人達が見れば実装石は糞蟲の集まりと思っても仕方ないだろ?

さてコンペイトウは200粒ほど用意していたが思ったより必要なかったようだ
50粒ほど紙コップに入れて4匹の親に持たせて巣に帰らせた
とても人懐こい仔実装がコンペイトウを1つ食べた後に横にちょこんと座っておとなしく
作業を見ていた やれやれ残酷な場面は見せたくないんだがな

何度追い払っても涙を浮かべながらこっちに来ようとする 仕方ないこれもお前の運命だ
恐怖のあまり偽石がパキンしても知ったこっちゃねーぞ

箱は軽トラで町内会の人達が回収して行った 後はこの隔離スペースの実装たちの処分だ
これだけ数がいれば食料事情も悪く 慢性的に飢えているため実験では2日かかったが
公園では一晩おけばいいだろう 腹をすかせるまで翌日の朝まで放置する




実装マトリョーシカ  6/13

さてここで話は人懐こい仔実装に移る
「きょうニンゲンサンタチが何か面白そうなものを組み立ててたテチ」
「しかもオイシイゴハンまでくれて優しいニンゲンサンテチ」
「このニンゲンサンが好きだからもうちょっと一緒に居たいテチ・・・・」
そう思った仔実装はこれから起こる惨劇も知らず人間のそばに居た

夕方になり人間が「約束のコンペイトウだ」といい親指達に食べやすいように小さくした
コンペイトウの欠片を与えているのが見えた
「ワタチはさっき1個まるごともらったテチ・・・なんであれだけテチ?」と思った
次にまた欠片が配られていたが「食べやすいように小さいテチ?」と思った
その後まだ足りずに罵倒やわめきだす親指達
だが人間達は見張り当番だけ残してその日は帰ってしまったようだ
「あの好きなニンゲンサン 明日また来るテチィ?」と思いまた明日来る事にした





実装マトリョーシカ  7/13

一方隔離スペースの実装達の反応は様々だった
親指実装は「レチチチ アシタモマタ ゲボクタチカラ オイシイコンペイトウモラエルレチ 」と今日の食事に満足していた
一方元々からあまり食べ物にありつけず飢えきっていた仔実装や中・親実装達は
「テチィィィィ!! ドレイの分際でアタチにコンペイトウくれないなんて生意気過ぎテチ!!」やら
「あの嘘つき糞ニンゲン共! コンペイトウよこしてないテスゥゥ!」
「やいそこのドレイ!さっさとコンペイトウとスシ・ステーキをよこすデス!!」
と騒ぎが大きくなってきた だんだんと暴れだして糞を投げてきたりするのもいた

もっとも想定済みなので、隔離スペースは透明なビニールで覆っていたため実害はない
夜が更けてきて寒くなって来たため実装達は震えるハメになりガタガタ震えるので
必死なためおとなしくなった
もちろんこれも寒さを感じて震える事はカロリーを消耗するため翌日の空腹を促進すると
いうのも計算済みであった
監視当番は1時間おきに交代しながら朝を迎えた




実装マトリョーシカ  8/13

公園に朝が来て昨日の人間たちが来た
「テッチュ〜ン 大好きなニンゲンサンが来たテチィ♪」と昨日の仔実装が飛んできた
『やれやれこいつまた来たのか かわいいヤツだなコンペイトウ食べるか?』と
コンペイトウをもらって嬉しそうにくるくる回る仔実装がいた

さて仕上げなんだが・・・リンガルをつけて実装達の声を聞いてみた
「ゲシャァァア! さっさと食い物よこすデスこの糞ニンゲン!」とか
「ドレイ!さっさとコンペイトウとスシ・ステーキをよこすテチ!!」(テンプレ)とか
かなり腹が減って気が立っているようだ よしこれなら手間が省ける!
本来なら実験の時のように個別に分けて大きい実装が小さい実装を食べるようにしたが
今回はとても簡単だ 単に親指実装と仔実装の仕切りを取っ払うだけだからな
仕切りを取った瞬間「レチィィィ!! イヤレチ!! イタイレチ!! オネエチャタスケテレチ!!」と親指実装の
阿鼻叫喚の声で満たされた
仔実装達はあまりの空腹で妹とも他の実装の子とも区別が付かずに次々と食べ始めた




実装マトリョーシカ  9/13

「テチャアア!」あまりの恐怖に人懐こい仔実装は大量に糞を漏らしてみるみるうちに
パンツがもりあがってしまった
『やれやれ やはりパンコンしたな もっとも仔実装はこれだからかわいいんだよなw』
ものの30分もしないうちに親指実装は1匹も居なくなっていた
「美味しかったテチ これで当分おなかがもつテチ」と脳天気にくつろぐ小実装達がいた

さて中・親実装スペースは排水溝の上にまちがいなくあるか再確認し 町内会の全員で
様子を見守りながら仕切りを取って仔実装達を放り込んだ
完全に飢えた親実装達はさすが親だけあってわが仔はしっかりと抱きしめて守るが
他人の仔は平気で頭から齧って行く その隙に他の親・中実装から我が仔を奪われたりと
まさに地獄絵図であった
町内会の人達もあまりのおぞましさに「うっぷ・・・」と吐き気をもよおしているようだ
人懐こい仔実装は「アノ怖イオバチャタチ マタアタチタチを食べてるテチ・・・」と
地獄絵図を放心したように眺めていた




実装マトリョーシカ  11/13

さすがにこんなに狂乱状態の同族喰いは見ていて気持ちのいいものではない
だが次第に仔実装達の姿も消えて行った
足元の仔実装が完全に怯えていた 今度は自分が食べられる番だと思っているようだ
ガクガク震えながら、パンコン状態で「テェェェェン・・・」泣きじゃくっている
『おい 怖いなら家に帰ってママの所に居ろ もっともこれからお前が他の実装に
食べられる心配もなくなるんだけどなw』

ものの一時間もしなうちに親・中実装達が苦しみ始めた
町内会の人達がその様子を驚きの表情で見ていた
町内会長が興奮しながらやってきて「『』さん ホントに毒エサ代が普通よりも大幅に
少ないですね 百均のゲロリでも1箱20粒なので1300匹分で7千円近くしますし
実装ドロリでも4万円くらい飛んでいくのですが、今回は驚きの6千円程度ですね!」
と嬉しそうに
他の町内の人も「本当に毒餌代が1/8で済むし今後の駆除も楽ですよ!」と興奮している





実装マトリョーシカ  12/13

さて遅効性のゲロリのおかげで溶けると死ぬが同時なので実装石の弱々しい呻き声しか
聞こえてこない 実装達にしては実に静寂な死に方だ
町内会長と初めて見る人と一緒に近づいて来た「『』さんこちら〇〇町の会長さんです」
と紹介を受けた 聞くとそこの町内でも増えた実装石で困っていたようだ。
今回の駆除方法を町内会長から聞いて興味をもって来たとの事だった
「『』さんよろしければウチの町内の駆除も指導お願いできませんか? 毒餌代だけで
軽く20万以上は飛びますし 人手もそれなりに必要でしたが 見ている限り全てが1/8で
賄えそうです」と必死にお願いされたため引き受ける事にした

さて溶けた実装石達を全員で水で流して処分完了 力仕事も少ないため町内の人には
かなり好評であった 〇〇町の町内会長さんも一部始終を見て感動したようだ
「『』さん当然ですが浮いた予算で謝礼も致しますのでよろしくお願いしますよ」と
嬉しそうに帰って行った
やれやれ やり方を教えれば次回から町内の分別箱を貸し出せば自分たちで出来るだろう



実装マトリョーシカ  13/13

人懐こい仔実装だが恐怖体験であった事もあるが、それ以前に自分たちを虐める怖い
実装達が居なくなったため今までと違って明るい表情でいた
「もう食べられそうになったりしないテチ・・追いかけられて虐められたりもしないテチ
残ったオバチャ達やお友達はみんなイイ実装テチ」と・・こいつ本当に苦労してたんだな
町内会長さんがこの仔を気に入ったようで家で飼うと言い出した
『おい、良かったなお前もこれで飼い実装だぞ』というと仔実装は感極まって泣き出した
仔実装の親もやって来て町内会長さんに深々とおじぎをして「娘をよろしく頼むデス
いつかニンゲンさんに飼われてもいいようにと基本的な躾は済ませているデス」と
丁寧に説明していた
これには町内会長さんが深く感動したようで親仔まとめて引き取ると言い出したw
「今まで公園の迷惑な実装石しか見たことがないが、ここまで賢いのもいるとは。。」と
とても感動していた

かくして町内の実装分別箱は今後当面あちこちで活躍する事になったそうな

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