タイトル:【雛エ】 桃雛
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作者:qoo 総投稿数:19 総ダウンロード数:1754 レス数:0
初投稿日時:2010/08/23-16:20:47修正日時:2010/08/23-16:20:47
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 朝の光が天窓から差し込む。
 硝子の向こうで、雀が三匹チュンチュンと鳴いている。
「ナノォ……」
 大きな坐蒲に身を埋め、一糸まとわぬ姿で寝ていたタオタオは、目に入る光を追い払うよう手を二三度動かしたが、目的叶わず仕方
なく目を覚ました。
 立ち上がると振り向いて軽く坐蒲の形を叩いて整える。
 起きたらすぐにすることは小便だ。
 おまるに向かい、お勤めを果たす。
 それが終わったら、すぐ隣の洗面所で寝癖のついた髪を整える。
 壁に埋め込まれた櫛目がけ、頭の方を動かして梳く。
 縺れた金の髪がさらさらと解けていく。
 最後に鏡でチェックしたら、次は朝食の時間だ。
 すでに良く熟れた蟠桃が壁際の餌箱に用意されている。
 彼女が食べやすいよう、一口大に切り分けて。
 蟠桃を一片手に取る。
 濃厚な果汁が手を汚すが、彼女は気にしない。
 そのまま口に入れる。
 たちまちねとりとした、とろけるような甘みが広がる。
「アンマ〜」
 ゆっくりと味わったら次に手を伸ばす。
 急ぐ必要はない。
 ここは彼女専用に用意された部屋の中。
 二畳ほどの広さにいるのは彼女一人。競争相手はいない。
 蟠桃は十分ほどの量が用意されている。
 足りなければ天井からつるされた呼び鈴を鳴らせばすぐに供給されるのだ。
 
 おなかいっぱい食べたら、しばらくは自由時間。
 壁際に置かれた木箱の中にはたくさんのおもちゃがある。
 積木に護謨玉に犬のお人形。おままごと用に小さな食器なんかもある。
 そのすぐ隣には黒檀の木馬。
 足に弓状の板になっていて、跨ってゆらゆら遊ぶことができる。
 だが、彼女は坐蒲に戻ると欠伸をした。
 このところ何もやる気がしない。
 以前はあんなに楽しかったお遊戯もなんだかつまらない。
 それより眠い。ただただ眠い。
 朝を告げた日の光も、もうだいぶ移動して、今は板敷の何もないところを照らしている。
「ナノォ」
 タオタオは、ぽふ、と坐蒲にうつぶせに身体を投げ出すと、睡魔に誘われるままに再び夢の世界に落ちていった。


 それからどれほどの時間がたっただろう。
 とんとん、と、部屋の扉を叩く音がした。
「タオタオさん、主様がお呼びですよ」
「ナノッ?」
 タオタオは飛び起きて慌てる。
 朝に整えた髪に違和感がある。
 鏡で確かめるまでもなく、また寝癖がついている。
「入りますよ」
「ナノナノ!」
 意味もなくぴょんぴょん跳んでみるが、せんもなし。
 扉の向こうから現れたのは仕女のハニャンだ。
「あら、お昼寝してたんですか」
「ナノォ」
「仕方ありませんね。こっちへいらして」
 くすくす笑いながら懐から櫛を取り出し、手招きする。
 タオタオはばつの悪い顔をしながらも素直にハニャンの元に赴く。
 ハニャンはタオタオの髪を梳かし、それから彼女の身体を紗に包み、籐籠に納めた。
 
 いつものようにしばし蓋をされ、運ばれる。
 間もなくぎぃという音がして、終着点に到着する。
「主様、タオタオさんをお連れしました」
 ハニャンの声に、老人が答える。
「御苦労。下がれ」
 彼の名は金敏明。
 商都府束に君臨する大家の長であったが、寄る年波には勝てず、現在は実権を長男に譲り離れの屋敷に隠居していた。
「では、終わりましたらお呼びください」
 再び、ぎぃと言う音がしてハニャンの気配が消えた。
 蓋が開く。
 タオタオが見上げると、そこには朽ち果てた男の厭らしい笑みがあった。
 
 枯れ木のような指が触れると、紗がさらりと落ちて、白磁のように透きとおったタオタオの肌があらわになる。
 いつものことだ。だけど、慣れない。
 絡みつく視線に耐えきれず、タオタオは潤んだ目を閉じる。
 浮かんだ涙が頬を伝うと、老人はその涙を舐めとった。
 蛞蝓のようなその舌が、そのまま横に這い、タオタオの唇を割って口を侵す。
 指が耳元に忍び寄り、金色の髪を後ろに流すと、頬を抑えられて頭を拘束される。
「ンナノォ……」
 前歯の辺りを舐められ、くぐもった声が漏れる。
 くちゅくちゅと湿った音が部屋の中に響く。
「……ン……ンッナ、ノ……ンー……」
 数え切れないほど粘膜を舌で貪られ、ようやく唇が解放される。
 桃の香のする唾液が甘く糸を引く。
「ナノォ」
 本能で思考を切り離し、虚ろな目をするタオタオ。
 そんな彼女の胸を、敏明は軽く押した。
 タオタオの身体は抗わず、紗の中に崩れ落ちる。
 その両脇に掌が滑り込み、抱きあげられる。
 老人のカサカサした唇が、タオタオの胸の僅かな膨らみに触れた。
「ナノッ?!」
 タオタオはびくりと震え、身もだえするが、逃れられない。
 ねっとりとした唾液が彼女の胸に跡を刻む。
 それが小さな乳首に達すると、突然荒々しく舐めあげられる。
「ナノオォォッ!!」
 小さな体に走る閃撃に、タオタオは大きく仰け反った。
 指のない手が空を攫む。
 二つの乳首が、舌で転がされ、吸われる度に、びくんびくんと痙攣する。
 その衝撃がずんずんと腰に響き、熱を帯びさせる。
 やがて総排泄口が肉蜜を噴いた。
 
 タオタオは、はあはあと浅い息をつく。
 そんな彼女の身体はさらに持ち上げられ、敏明の頭が股の間に割り入る。
 脚を濡らす体液を吸い上げられて、タオタオの身体が強張る。
 太腿を閉じて敏明の顔を挟み込み、手で敏明の頭を拒むが、非力な実装雛の力で抗えるわけもない。
 皺だらけの鼻が妖しく濡れぼそる薄紅色の肉裂の端に触れたかと思うと、たちまち舌が侵入してきた。
「ナノッ?ナノォッッ!!!」
 タオタオはかぶりを振り、身体を反らせて逃れようとするが、敏明により腰をがっちり押さえられて動けない。
 敏明の舌がタオタオの中の粘膜を貪る。
「ナ、ナノ、ナノォンッ……!」
 足をイゴイゴ動かしても止まらない。
「ナノ、ナノン、ナ、ノォンッ、ナノ、ナノオォ!」
 間もなくタオタオのぷにぷにしたお腹が痙攣し、ひくひく悶える桃色の総排泄口から愛液が溢れ出した。
「ナノオォオォオーーーーーーーー!!」
 だがタオタオの事情など配慮されることはない。
 どれだけ下半身が悲鳴を上げようとも舐りは続いた。
 
 弄られ続けるうちに、偽石が熱を帯びてくる。
 背筋がぞわっとするのに、タオタオの身体は次第に求めだした。
「ナノッ、ナノッ、ナノッ、ナノッ……」
 敏明から必死に身体を遠ざけようとしていた腕が、今や近づけようとしている。
 嫌悪感に涙を浮かべているのに、口から悦びが零れだす。
 頭に霞がかかっていく。
 そしてういに真っ白になった時——脳が身体の制御を完全に偽石に渡した時、鳴き声が変わった。
「……クハッ♪」
 後は坂道のトロッコのようにとことん転げ堕ちるのみ。
 幼い淫獣と化したタオタオは快楽を求めて悶える。
 ようやく敏明から解放され籐籠に戻されても、呼び出されたハニャンによってその籠が持ち上げられても、止まらない。
「キャハ♪ケハァ♪カハァ♪」
 汗と涎と艶やかな体液にまみれ、短い腕を懸命に伸ばして総排泄口を弄り回す。
 金色の柔らかい髪を振り乱し、敷いている紗に乳首を擦りつけてはびくんびくんとのけぞる。
 
 ……結局止まったのは夜半過ぎ。タオタオの体力が尽き、気を失ってそのまま夢の世界に入った後のことだった。
 
(continue)

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