--序文 はっきり言って自慢だが、俺は旧帝大のT大学卒だ。 こう見えても人望はあった。 今では落ちこぼれて、とある資格を取るためにローソンでバイトしながら勉強する日々。 以前、デーソンに行った時、店員石に、スラックスを汚されブチ切れた俺は、 電気機械に細工をし、外から来たものの犯行に見せかけて、デーソンの店員石の拉致監禁に成功したのだった。 今、俺の部屋には、デーソンから盗んできた店員石や店員蛆たちが 監禁されている。 --本文 さて、まずは100均で買ってきたマジックを使って店員石に家族を作ってやろう 「デ、、デスゥー」 嫌がる実装を押さえつけ、両の目を緑に染める そのとき・・・ 「ピンポーン」 部屋のチャイムが鳴った。 まったく、これからだってのにいったい誰だよ。 拉致を手伝わせた仲間が戻ってきたのかな?と思い、俺は不用意に扉を開けた そこにいたのは・・・・ 「警察の者ですが、貴方のバイト先で起こった誘拐についてすこし話を・・」 「デッスーデスデス(間違いないデス、この部屋デス!)」 スーツを着て、警察手帳を開く中年で鋭い目をした男と、 まるで映画のシャーロックホームズのような黄土色のコートとベレー帽を被った実装石だった。 若干の混乱と、直感的に「しまった」と思った俺の後ろから。 「デッスーデスデス(ここですー助けでデス)」と店員石の叫び声。 鋭い目の男は表情をより険しくし、 「ちょっと、中見せてもらっていいかな?」 俺はその眼光に気押され、ガックリ肩をうな垂れるだけだった。 話を纏めるとこういう事だった その、黄土色のコートを着た実装石は「刑事石」 近年増加する虐待派の犯罪に対抗するため、実装石の嗅覚を生かして 誘拐された実装石の居場所を探したり、実装石の血液の匂いのついた人間を探して虐待派を見つける 警察犬のような実装石だそうだ。 前回の事件から、店員石の誘拐を警戒して、デーソンの制服には人間にはまったく感じ取れないが 実装石には強く感じ取れるフェロモンのような化学物質が練りこまれていたのだそうだ これは、デーソンの副店長のアイディアらしい。 一見普通の人に見えて、かなりの切れ者だったようだ、ちくしょう!してやられたぜ・・・ かくして俺は、以前つかまった虐待派の男の二の鉄を踏むこととなってしまった。 しかし、誘拐といっても所詮は実装石、罪といっても、万引きかせいぜい器物破損程度だろうと 軽く考えていた俺に下された判決は 「懲役5年」 な、なんだってー!? どうやら、近年の実装愛護団体の活動で デーソンの店員石の掃除に商品の陳列にと、できる範囲でなかなか頑張っている姿勢。 実装石の視線、つまり子供の視線で目につく点が改善されるとあって、 これはお母さん方の受けが良い。 例えば、人間のアルバイトだと、つい面倒で手を抜きがちな、 小さい子供が手を触れそうな場所の清掃が行き届いているなど、店員としての優秀さが認められ。 人間と一緒に働く実装石には人間並みの人権ならぬ石権が与えられているそうなのだ。 ちくしょう、実装石のクセに!! 当然、しっかり前科もつく。 前科者でしかも5年もブランクのできてしまう俺には、もうまともな就職などできないだろう。 俺は実装石ごときに人生を狂わされてしまうこととなってしまった。 一方、デーソンでは発見も早かったため大して怪我もなかった店員石が 変わらず今日も元気に働いてる。 しかし一つ違うことが・・・ 副店長「おいおい、身重なんだから無理するなよ」 店員石「デッスー、デスが生まれてくるこの子達のためにもしっかり稼がないといけないデス 望まれて生まれてくるわけではないこの子達でも・・いえ、だからこそ、私が幸せにしないといけないデス!」 副店長「店員石・・おまえってやつぁ」 けなげな店員石の言葉に、ついつい涙腺が緩んでしまう副店長でした。 〜〜〜〜〜終了〜〜〜〜〜〜 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 自分なりのカウンタースクです 作者さんごめんなさい(><)
