タイトル:【哀】 ふたばIDスレから。親仔の躾ですが虐待分は殆ど無いです
ファイル:IDスレネタ親仔の躾.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:2397 レス数:0
初投稿日時:2010/05/14-00:20:48修正日時:2010/05/14-00:20:48
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「総員、起床デスゥー!!!」
まだ夜も明けきらない早朝、親実装の声が響く。「整列デスゥ!! 点呼デスゥ!!」
その声に応えて仔実装たちがヨロヨロと立ち上がる。起き上がらない者には容赦なく鉄拳が飛ぶ。

「出発デス!」 一列に並び、行軍が始まる。仔実装には長い距離。目的地はゴミ置き場。
アスファルトの目が、おろし金のように仔実装の足を責め立てる。程なく激痛が仔実装を襲う。
「テチィ・・・チィィ・・・チィィ・・・」うめき声を上げるが足は止めない。止められない。

なぜかこの親実装は仔実装を痛めつけていた。普通の親ならば幼い仔実装を屋外に出したりはしない。
しかしこの親は違った。それどころか、仔実装が苦痛を訴えば、さらに罰を与える。以前、腫れ上がった
足の痛みを訴えた仔がいたが、その場で足を食いちぎられ、再生するまでの一昼夜の間は地獄の苦しみを味わった。

やっと目的地に到着した。近所のさびれた商店街、惣菜店の裏手。もうすぐ業者が回収に来る。
親実装は、生ゴミの中で食べられそうなものを選別し、コンビニ袋に詰め、子実装達に背負わせ、歩き出す。
仔たちの悲鳴が上がるが親は全く気にしない。重みに耐えかね歩行速度の落ちる仔には容赦なく蹴りが飛ぶ。



ダンボールの家に帰り着くと、仔実装たちはその場に倒れこんだ。だいぶ時間が経ったような気がするが、
他の家庭がやっと起き出すくらいの時刻だ。家から出てきた実装たちは、親しげに言葉を交わしつつ、
今この一家が戻ってきたのとは逆の方向に向かって集団で歩き出した。

「うちだけ、変テチィ・・・」仔の一人がつぶやく。別の仔が同調する。「全くテチ・・・」しかし大きな声では言えない。
そんな言葉を親に聞かれれば、どんな目に合わされるか分からない。下を向き、ズキズキ痛む足をさする。
そこに親の怒鳴り声が響く。「小休止終了デス!!洗濯開始デス!!」仔は慌てて立ち上がる。

「服を脱ぐデス!水に漬けるデス!両手で4回こするデス!・・・貴様ァァァ!!!」いきなり仔の一人の頭に噛み付く。
仔は痛みに転げまわる。「私は4回と言ったデス!なぜお前は5回こすったデス!答えろデジヤャャ!!
 お前らは私の言う事を聞いていれば良いデス!!言われた通りにするデス!!言われてない事はするなデス!」

・・・そして、やっと朝食の時間だが、そこでも親実装は過酷な命令をする。苦痛に耐え運んできた食料の半分を
取り除ける。残りを各々に分ける。「では頂くデス。手に持つデス!口に入れるデス!30回噛むデス!!!」
仔たちは必死で30を数える。味など分からないし、そもそも量が全く足りない。



「総員、起床・・・デス・・・」
親が仔たちを揺さぶって起こそうとする。今日はいつもよりさらに時間が早い、いや、まだ深夜だ。
「出発・・・するデス・・・」珍しく、普通の声で親が指示を出す。「早く起きるデス・・・みんな・・・」

その声と表情に、仔たちは動揺した。いつもと違う!
「嫌テチ!もうお前の言いなりにはならないテチ!私は知ってるテチ、他の家族はもっと良い餌場に行ってるテチ!」
別の仔も声を上げる。「昼間には、ニンゲンさんがコンペイトウを配ってくれるテチ!知らないと思ってたテチか!!」

しかしまた別の仔も反論する。「ママの言うことを聞いていれば良いテチ!」睨み合いが始まったとき、母が言った。
「ついて来たい者だけ来れば良いデス。ついて来たくない仔は、来なくて良いデス」
仔たちは耳を疑ったが、最終的には自分達で判断した。仔6匹のうち、ついていくもの4、残るもの2。



「始まった、デス・・・」ぽつりと親実装がつぶやく。公園を見下ろす丘の藪の中、親とついてきた4匹が
木陰に隠れている。見下ろす公園にはトラックが何台も乗り入れ、全身白い防護服に身を包んだニンゲンが
バール(ry を振るっている。「なんとか間に合ったデス・・・」親も仔も、傷だらけだ。ここまで来る事が出来たのが奇跡だ。

もともとは、平穏なすみかだった。地方都市の町外れの、利用者もいない公園。しかしある日、異変が起きた。
突如、ニンゲンたちが公園内に入ってきたかと思うと、餌をばらまき始めたのだ。俗に言うところの“愛誤派”である。
当然、野良実装たちは餌に群がった。が、しかし、この親だけは違った。賢かったのだ。

この様な環境で、野良に餌を与えればどうなるか。まず爆発的な大量繁殖が起こる。
自然淘汰が無くなる為、糞蟲がはびこる。そして公園を荒らし、近隣の環境例えばゴミ捨て場を荒らし、
最終的には愛誤派に対してさえも投糞等の糞蟲行為に及び、やがて一斉駆除が行われる。

この親は過去の経験からその事を学習していたのだ。しかし、“渡り”を行うべく食料の確保などの準備を始めたところが、
仔マラに襲われ妊娠してしまった。仔とはいえ、マラの力にかなうはずもなかった。
親は途方に暮れた。妊娠した体で“渡り”など出来ない。

しかし、仔マラが野放しになっているということは、そのマラを間引くべき親が義務を怠る糞蟲という事であり、一斉駆除の日は近づいていると考えたほうが良い。かといって、自ら目を赤く染めて子供を殺してしまうことも出来ない・・・
でも仔を連れての“渡り”など狂気の沙汰だ・・・絶対に全滅する・・・



そこで考えたのが、いわば“ブートキャンプ計画”だったのだ。仔を産み落としたらすぐに厳しい訓練に入る。
短期間で、頼りないわが仔たちを厳しい“渡り”に耐える体力と精神力の持ち主に改造する計画。
親実装は容赦しなかった。それこそが、一家の生き残る道だと信じたから。

「デェェェン・・・」親実装はしゃくりあげ始めた。自分と仔4匹はなんとか助かった。しかし、残して来た2匹は絶望的だ。
止むを得ない決断ではあったのだ。

訓練ならばともかく、実際の“渡り”で駄々をこねる仔の相手などは出来ない。
「デェェェェェ・・・」親は色付きの涙をとめどなく流し泣き続ける。一斉駆除はますます調子付いてきたようだ。

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