タイトル:【観察】 実装石の日常 渡りII
ファイル:実装石の日常 渡りII 第5話.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:5393 レス数:17
初投稿日時:2010/02/15-23:17:32修正日時:2010/02/15-23:17:32
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 実装石の日常 渡りⅡ 第5話




ここまでのお話
双葉児童公園は愛護派の餌付けと放置で野良実装の増加と飢餓が起こる。
先生と呼ばれる賢い個体は生き延びるため今の公園を捨て、血の繋がらない仔を引き連れ新天地となる公園を目指す 「渡り」 を決行。
だが公園はあまりに遠く旅路は危険が多い。

渡りの一行

先生実装:我が仔でもない仔実装たちを引き連れて渡りを決行 実装石とは思えない深慮 棒を上手く使う
親指  :渡り一行で唯一の親指
禿仔実装:髪を失ってから精神がやや失調している
靴なし :靴をなくしている
長女  :少し体が弱い
次女  :彼女の一家は間引きまでしたが、最後は崩壊したらしい
三姉妹 :一行の中で唯一血のつながりのある姉妹で3女・4女・5女 賢くないが仲はいい
踊り子 :特徴:ダンスが好き  趣味:ダンス  特技:ダンス  生きがい:ダンス   



【脱落】

カタウデ:登校前の小学生のおもちゃにされて惨死

知り合い実装:渡り開始直後に心が折れてしまい脱落。カラスの襲撃で全滅。
上記の仔  :5匹いる姉妹    



 

*************************************




運悪く登校前の小学生男子に捕まったカタウデが生きたまま解体されて少し時間が経った。
草が生い茂る空き地から、先生実装が周囲を警戒しながら姿を現す。

「お前たちも出てくるデス、もう大丈夫デス」

ぞろぞろと、仔実装ら9匹が茂みから出てくる。
目の前で旅の仲間が惨殺される光景を見たばかりだ、どの個体も消沈し切っていた。


「……かわいそうだったテチ」


次女が呟くと先生実装は黙ってうなづいた。


「でも私たちは進むしかないデス。 さあ、出発デス」


のそのそと一行が動き出すと、親指が先生実装に言う。


「カタウデにお別れしてくるレチ」


先生実装がうなづくと親指は1匹、立ち返って原形をとどめないカタウデの死骸に近づき、誰も見ていないことを確認すると





              ペッ






カタウデの潰れた顔へ唾棄すると、素早く一行最後尾へ戻った。



渡りの一行が進む歩道は国道沿いに作られたものだ。
その国道27号線は大量の自動車が行きかい、一方で歩道に人影は少ない。

秋口とは言えまだまだ太陽はその力は強く、野良実装たちは日に焼かれながら歩く。




30分ほども歩くと、先生実装は休息を命じた。
人家と人家の間の隙間の日陰に仔実装らを入れると、自分も最後に入った。
薄暗くひんやりとした隙間で、誰しもが腰を下ろして一休みである。
まだ10時前ではあるが、日の出前から活動している一行、すでに疲れていたし、すでに仲間を失っていることでショックを受けていた。


……休ませてゆっくり行かせないと、この仔たちは持たない


そう、先生実装は思うのであった。


いくらか休ませると、先生実装は出発を命じた。
また行進が始まって一行が進んでいくと住宅地へ入る道路が見えてくる。
先生実装は警戒して先頭を行くが、ふと、ゴミ捨て場を見つけた。

一瞬、餌の補給と危険の可能性を考えて、前者を選んだ。
仔実装らを道のはじへ誘導すると、厳しい口調で言い渡す。


「今からあそこへ行ってなにかないか見てくるデス。 危ないからお前たちはここで待っているデス」


ゴミ捨て場の危険性を知っている先生実装、仔実装らに言いつけた。


「ハイテチ」

「行ってらっしゃいテチ」


仔実装らはこれ幸いと座り込んで先生実装を素直に送った。
いや、親指だけは先生実装の背中をじっと見ている。




ゴミ捨て場にたどり着くがゴミ袋はすべて網の下にもぐりこんでいたし、なにより網かごが気になった。
引きちぎれた髪をつかんだ野良実装が、大きな円筒形の網かごの底で血まみれで動かなくなっている。
網かごは高さが1mほどの、一見公共の場のゴミ箱であるが用途は少々違うらしい。

ゴミ捨て場を荒らす野良実装を捕まえて、叩き込んでおく専用ゴミ箱である。
これがあれば、ゴミ捨て場を荒らす野良実装を殺すために一々獲物を使ったり服を汚したりせずにすむ。
なにしろ不慣れな人間でも、とにかく野良実装を掴んで網かごに入れればそれで済むのだから。
あとは回収業者が処分してくれる優れものだ。

その網かごに死んだばかりであろう、野良実装の死骸がある。
いくばくかの抜けた髪をつかんだまま、無念そうに何かを睨みつけて死んでいる。

網かごの金網にはまだ新しい血がこびり付いていることを考えると、殺されて間もないようだ。
つまりこの野良実装を殺した人間がその辺にまだいる可能性があるので、先生実装はゴミ袋から餌を回収できない、と諦めた。
きちんとかけらている網はそれだけで十分厄介な上、この辺りの人間は実装石に好意的ではないようなのだから。

代わりに役立ちそうなビニール片を拾う。

引き返そうと身をひるがえすと、置いてきたはずの仔実装らがそろいもそろって並んでいるではないか。


「ここがゴハンのある場所テチ?」

「あのかごを見るレチ、プチチチチチ。 無様に死んでるレチ」

「かっこ悪いテチ、馬鹿テチ。 プチチチチ」


興味津々な仔、あざ笑う仔、食べ物がないか見渡す仔。
先生実装は目を血走らせる。


「待ってろと言ったデスゥ! なんでお前らがここにいるデス! 来て良いと言った覚えはないデスゥゥ!!!」


突然の怒鳴り声に仔実装らは飛び上がった。


「さっき殺されたカタウデをもう忘れたかデス! 不注意な行動をすれば死んでしまうデス! なんで言う事も聞けないデス!」


先生実装はやや冷静さを失っている。


「仲間が死んでいるデス! なんでそれを痛む気持ちになれないデス! 自分たちもこうなるかも知れないとわからないかデス!

たとえ公園にたどり着いても、飼われても、私たち実装石は死んでしまうデス、しかもつらい死に方がほとんどデス!

そんな種族ならせめて仲間同士だけでも労わろうと思わないか、デス!

死んでいった家族のことを思い出すデス!!!!! 」



「「「「「「「「「………………………………………………………………………………」」」」」」」」」



感情的になった先生実装を始めていた仔ら、静まり返る。


「………………さて」


震え上がる仔実装らの顔を、先生実装はペチペチと叩いていく。


「こんなことをしていたら、絶対新しい公園にはたどり着けないデス。 むごい死に方をするだけデス。
 さあ、さっさと行くデス。 ここには仲間の死体があって危ないデス」


静かになった仔実装たち、静々と歩き出す。
先生実装も周囲を警戒しつつ、一緒に歩き出すと、物陰から仔実装が1匹、飛び出してきた。


「ちょっと待ってテチ!」


とっさに先生実装、巾着袋を下ろして枝を構えた。


「怪しいものじゃないテチ、話を聞いて欲しいテチ!」


両手をあげて害意のないことを現す仔実装。


「…………何用デス」


しかし他に成体がいて物陰に潜んでいるかも知れない、周辺へ視線を走らせて先生実装は油断をしない。


「私も連れて行って欲しいテチィィ!!!!」


意外な申し出であった。


 

*************************************




利発な仔実装であった、身の上を分かりやすく説明できたのだから。

端的に言えば公園に住めなくなり、1匹だけで生きてきたという。


「だけど限界テチ、 公園じゃないと私たちは生きていけないテチ。 お願いだから私も入れて欲しいテチィ」


意外な申し出に先生実装、悩む。


「もちろん、ただとは言わないテチ!」


仔実装、ビニールのパックを二つ差し出す。 透明なので中身が見える。


「コンペイトウテチィ!!!」

「コンペイトウレチャアア!」


中身に驚く仔実装らが騒いだ。

珍しい宝物にはしゃぐ仔実装らと対照的に、先生実装は静かに尋ねる。


「これはどうして手に入れたデス」

「ママがくれた物テチ、万が一の為に食べずに持ち歩いていたテチ」


誇らしげに言う仔実装、じっとりと冷や汗をかいている。

もし先生実装が凶暴な個体ならコンペイトウを奪われ、自分は殺されてしまう。
そこまで行かなくとも、コンペイトウを奪われる可能性はあった。
だが、コンペイトウを見せれば、自分が自己抑制できる個体である証明になるだろう。


「わかったデス。 私の言う事を聞くなら着いてきて良いデス」


仔実装は賭けに勝った。


「コンペイトウは一袋だけもらっておくデス。 残りはお前が持っていれば良いデス」


しかも一袋のコンペイトウで参加料が済んだ。

安堵する仔実装に先生実装が一行の紹介を手短にし、それから尋ねる。


「お前をなんと呼べば良いデス?」

「私は」


なにか言いかけるが、言葉を飲み込み、言い直す。


「10女テチ。 10女と呼んで欲しいテチ」

「ではさっそく一緒に出発するデス。 私のそばにいて、この辺の事を話して欲しいデス」


こうして一行は『10女』を加えて再出発した。



 

*************************************





一行が歩いて行く速度は早いものではなかったが、特段危険もなく順調であった。
まれに歩行者もいたがニンゲンは彼女らに構うこともなかった。


少し歩いて、先生実装が言った。


「誰か倒れているデス」


背のある先生実装には見えても、仔実装らには見えなかった。
近づいてやっと、路上に仔実装が転がっているのが見えてくる。
気のせいか、10女の顔色が青ざめた。

次女が飛び出して行き、倒れている仔実装の顔を覗き込む。


「まだ息があるテチ! 生きてるテチ」

一行、行き倒れの仔実装を囲んで見てみる。
薄汚れ目を閉じてはいるが、まだ死んではいなかった。


次女は主張した。

「……………助けるテチ!」


親指は薄情に言い放った。


「無理レチ、もうこの仔は死にそうレチ」


行き倒れの姿を眺め、先生実装は首を横に振る。


「事情は分からないけど、助かりそうにないデス」

「さっきは10女を入れてあげたテチ!」

「10女は助けられるデス、この仔はもう手遅れデス。 その違いデス」


食い下がる次女に、やさしく、先生実装は教えてやった。
優しいが先生実装は冷静でもあった、瀕死の仔実装に関わっていれば一行自体が危険にさらされることを承知していた。

うっすらと行き倒れが目を開けたが、一行は気づかない。


次女はなおも食い下がった。


「でも、連れて行ってあげれば良いテチ!」


辛抱強く先生実装は教えてやる


「お前が自分の姉妹の分まで、他の仔を考えるのは偉いデス。 でもこの仔はもう助けられないデス」

「そうテチ! こいつはもう死ぬテチ! 助からないテチ!」


横から新入りの10女が叫んだ。 
さらに見捨てることを執拗に主張する。


「こいつはもう助からないテチィ!」

「こいつはもう死ぬテチ!」

「助けようなんて無駄テチ!」

「さっさと先に行くテチィィ!」


ほかの仔実装にも向かって言うので、一行はすっかり驚く。
禿の仔実装は10女の剣幕に驚き、


「………テェェ」


と力なく呟く。

行き倒れはかすかだが口を動かす。
だがそれは誰にも気づかれないほどの動きだった。
10女は声を張り上げた。


「こいつは助からないテチ! 助けようとするなんて、無駄テチャアア!!!!!」


ふと、三姉妹の4女が行き倒れの顔を見た。



「こいつ泣いてるテチ」



そう、行き倒れは声も上げられず涙を流していた。
枯れた身体のどこにそれだけの水分があったのか、血涙をだらだら垂れ流してアスファルトにまで濡らした。

しばらく一行は涙を流す行き倒れを見ていたが、もう助かりそうにないのは次女の目にも明らかだった。


「さあ、もう行くデス」

とうとう、先生実装が仔実装らにうながす。


「10女、お別れでもするデス?」

「お、お別れなんていらないテチャ! こんな仔知らないテチ!」

「……………………………………」

「……………………………………」

先生実装と10女はしばらく沈黙したが、やがて先生実装が歩き出す。
仔実装も続く。

行き倒れは残された命を費やして一行に視線を向けるが、彼女らが立ち止まることはなかった。




















踏破距離 2.5km

新天地の双葉市立運動公園まであと 11.5km



続く




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1 Re: Name:匿名石 2014/10/01-00:19:27 No:00001405[申告]
このシリーズここでエタってしまって完結してないんだな
面白かったから最後まで読めないのが残念
2 Re: Name:匿名石 2014/10/01-07:38:53 No:00001407[申告]
ここまで読んだけど面白かった
ここで終わっちゃっているのは残念
3 Re: Name:匿名石 2014/11/10-17:58:38 No:00001552[申告]
未完ですか?

この大作の続きが読みたいです
4 Re: Name:匿名石 2014/11/14-18:34:57 No:00001556[申告]
糞蟲親指が制裁される日は来るのか
おそらくは行き倒れと何かあったであろう10女の素性、本性は
実にいいところでエタってるんだよなあ
最初の渡りを完結させた実績があっただけに余計に悲しい
5 Re: Name:匿名石 2016/11/16-21:14:24 No:00002811[申告]
※4が完璧に俺の言いたいことを書いてて前に書いたかな?って思った
6 Re: Name:匿名石 2016/11/17-00:19:11 No:00002820[申告]
これ、行き倒れが人間に助けられて人間の移動速度で先の場所にワープ
「10女」や先生たちが危機に陥ったときに復讐される流れだな
そう予想しても続きはないけど
7 Re: Name:匿名石 2016/11/17-02:11:53 No:00002823[申告]
どうせ続きもオチもないなら勝手に想像してみた

先生 BAD:元飼いというのは研究施設に発信器・盗聴器付きで「捨て」られたことだった。渡りを教え仔何匹か連れで成功させたところを全員回収されて苦痛の実験生活
   DEAD:公園までもう少しのところで教え仔たちを守るために犠牲に
   BITTER:本人は渡りに成功したが教え仔全滅。1体での渡りと何が違ったのだろう。渡った公園でまた先生をしている今も答えは出ない…
   HELL:愛護派が餌をやって野良が増えた公園の末路は…。運動公園も渡りの間に地獄になっていた

親指 DEAD1:糞蟲がバレ、血を分けた親仔でもない先生は他の仔のために容赦なく処刑
   DEAD2:先生や他の仔にはバレなかったけど調子こいて犬やカラスに殺される無印4女オチ
   BAD:渡りに成功したが店長にスカウトされる無印3女オチ

「10女」 DEAD:行き倒れ関連が原因で惨死


そういうBADばかりも救いがなくてきついから仔の1匹くらいは公園で平穏な余生を送ってもいいんじゃないかと思う
次女あたりが二代目先生になるとかで
8 Re: Name:匿名石 2016/11/17-07:43:04 No:00002828[申告]
続きを妄想するなら自分で書くことをオススメする
9 Re: Name:匿名石 2016/11/18-02:23:45 No:00002856[申告]
※7
>HELL:愛護派が餌をやって野良が増えた公園の末路は…。運動公園も渡りの間に地獄になっていた
実装の謎公園センサーは公園の規模や混み具合まで感知できるみたいだからそれは避けられるんじゃないかなあ
実装と愛誤派あるところ、餌やりで初めは賑わい、後に荒廃する公園ありだからなくもないけどね
10 Re: Name:匿名石 2022/04/08-17:51:01 No:00006487[申告]
※7
>HELL:愛護派が餌をやって野良が増えた公園の末路は…

同じ頃、元の公園には遂に行政の駆除が入り、増えすぎた実装石はほぼ殲滅…
先生が旅立つ直前に、生徒だった仔実装を連れて別れの挨拶に来ていた、賢く善良なスカーフ実装の一家だけが、駆除係長から情けをかけられて生き延びた
実装石が激減したおかげで、公園の食糧事情は改善したのでありました…
運命とは時に悪戯
11 Re: Name:匿名石 2023/05/04-22:28:02 No:00007124[申告]
続きはないのか!!
知ったのが遅すぎた
12 Re: Name:匿名石 2023/05/08-22:07:48 No:00007137[申告]
あのお店ENDは前作ですら無理矢理BADエンドにするために作られた感あるからないかな…
13 Re: Name:匿名石 2023/05/09-05:57:48 No:00007138[申告]
特殊な店のフリはしっかり最初からゴールとして設定されてる節があるのに無理矢理と感じる人がいるのは意外
迷子のグリグリ・バス停の青年・峠のレストラン・自転車の少年・神社・ダルメシアンの家・ゴールの公園
全部前フリがあって裏(話)が存在する。
愛護団体が干渉してる公園、明らかに匂うと言うか、手厚くあるべき親無し仔実装のサポートすらまともに出来ていないので実装特有の内憂外患(流入者の管理や一定数発生する糞蟲個体の間引きなど)や地域社会への配慮や折衝が出来てるとは到底考えられない。
個人的には「先生」は「ヴェール」だと想像してるので失敗するであろう寄り合い世帯の渡りの傷心を最終的に元の家に戻り犬のポルトス(意味は港、もしかしてワンワン三銃士にも掛かってる?)に癒してもらうエンドでもいいと思ってる。

でも、やや実装寄りの視点で書く作者っぽい感じもあるが「社会勉強」や「冬の廃車」などなど基本バットエンドの方だったのでそれも厳しいかもだけど
14 Re: Name:匿名石 2023/06/15-20:11:03 No:00007298[申告]
今更だけどこれ書いてるスクほとんどに関係してるというか
登場人物出てきてるんだな
まあすごい
15 Re: Name:匿名石 2023/06/17-06:57:11 No:00007305[申告]
前の話と繋がってるの凄いよね
10女とかはわかりやすいけど自分が気づいてないネタも結構あるんだろうな…
グリューン預かってた少年がはぐれの話あたりで父親に店の仕事任されてたり時系列も色々で壮大な作品だわ
16 Re: Name:匿名石 2023/11/07-22:42:47 No:00008423[申告]
全部読んでたけど、ここらへんで急に仔実装ども糞蟲化してね?親指は糞蟲だったけど
最初は良かったのに・・・
17 Re: Name:匿名石 2023/11/08-21:23:12 No:00008425[申告]
不幸な成り行きがあっても所詮寄り合い所帯だからね…
まあ前作本物の家族でも空腹と困難でボロボロになったけど
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