タイトル:【虐】 こんな筈では
ファイル:こんな筈では.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:4649 レス数:0
初投稿日時:2010/02/18-15:58:24修正日時:2010/02/18-15:58:24
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 こんな筈では


- 1 -
 
「・・・デェ・・・」

その実装は薄れ行く意識の中で思っていた。
こんな筈では・・・と。

「お前たち、早く生まれてくるデスゥ。
 お外には楽しいことが一杯待っているデスゥ。
 金平糖やステーキ。お寿司にケーキ、他にも甘甘なごちそうがたくさん食べられるデスゥ。
 暖かいお家やお風呂が待っているデスゥ。
 みんなで玩具で遊んで、お昼寝。
 楽しいことがいっぱい待っているデスゥ」

母親の胎内にいる時に聞いた唄。
まだ見ぬ世界、そしてそこでの生活に胸躍らせて成長し、やがて生まれ落ちたのに。

オシッコ臭く、冷たい水溜まり。そこは公園のトイレの個室だった。
季節は冬。冷たさのあまり、姉妹の何匹かが心臓麻痺を起こして死んだ。
しかも、母親は初産だったらしく手際が悪かった。
水の中から拾い上げるのが遅れ、何匹かが蛆になってしまった。
かろうじて拾い上げられ、粘膜を取ってもらえた仔もチョロチョロ動き回り乱入してきた同属に捕まり食べられてしまった。
水の中の蛆たちを捕まえ、食べ漁る同属の目を掠め残った仔を連れ逃げ出す母親。
トイレを出て家へ急ぐ、出産直後で体力が落ちているとはいえ、その脚は生まれたばかりの仔実装より格段に早い。
おまけに時期は厳冬。寒さで身を縮こまらせ置いていかれる仔もでてくる。
そんな仔を狙って同属が襲いかかる。

結局12匹生まれた仔の内、家に連れ帰れたのは5匹だけだった。
その内の3匹は数日で凍死した。
残り2匹のうち1匹が寒さと空腹から大声で泣き叫んだため、声を聞きつけ家に押し入った同属に食われ、抵抗した母親も
集まってきた同属たちに食い殺された。
残った1匹は隙を見て近くの繁みに隠れ難を逃れた。
しかし仔実装1匹では冬の、この時期を生き残ることは出来ないだろう。
その事を漠然と理解した彼女は、母親のあの唄はデタラメだったと心の中で罵り、嘘をついたから死んだんだ。
他の仔と違ってワタチは賢くて可愛いから生き残れたんだ。いい気味テチュウ。
そう考えながら今後をどうするか思い悩んだ。

偶然、彼女が物陰を利用し(はたから見れば丸見えだったが)公園を出たところに人間がいた。

初めて見る人間に圧倒され、媚びることすら忘れている彼女に

「飼ってやろうか? 」

と人間が声をかけてきた。勿論断る理由などあるわけが無い。

「ハイ、テチュウ!」

この返事で彼女はその人間に抱き上げられた。



- 2 -

公園の脇を歩いていたら奥の方が騒がしい。
1匹を集団でリンチに掛けているような騒ぎだ。
どうせこの寒さで餌を手に入れられなかった連中が他の家族を襲っているのだろう。
などと考えながら歩いていたら、公園の入り口から1匹の仔実装が物陰を利用しているつもりなのだろうが、他からは丸見えの状態で出てきた。

この時期にこの大きさ? 産んだ親は賢くはないな。マラにでも犯されたな?
普通賢い個体なら餌を容易に得られる頃を選ぶだろうからな。

仔実装は俺を見上げて固まっている。媚びてこない。

ちょっと興味が湧いた。
賢い仔かも知れない。
そう思ってリンガルを使い、声を掛けてみた。

「飼ってやろうか? 」

「ハイ、テチュウ!」

即答しやがった。
あんまり賢くないかも。
抱き上げたら、チププッ、と笑いが洩れた。
やっぱり賢くないなこいつ。

裏切られた気分で家に帰り、水槽を用意する。

ありゃ、このサイズしかなかったっけ? 

これだと成体になったら、横になるには頭を起こすか脚を曲げなければならない。
ああ、でかい方は託児親仔を禿裸にして放り込んだまま放置してたっけ。
ま、良いか。どうせ長く飼うつもりは無いんだし。



- 3 -

これで飼い実装テチュウ。暖かいお家に暖かいお風呂テチュウ。金平糖にステーキテチュウ。
そんな妄想に思わずチププッ、と笑いが洩れるのだった。

が、人間の家に着いた彼女は無理矢理着ている物を剥ぎ取られた。

「もう、人間さんはせっかちテチュウ。ワタチにはまだ早いけど、仕方ないテチュウ。好きに弄ぶテチュウ」

そう言って彼女は脚を拡げ、総排泄孔を晒した。

「テッチュァー! テチャッ、テチャッ、・・・テェェェ? テッ、テェェェンッ、テェェェンッ」

髪を根こそぎ引き抜かれたショックと痛みから大声で泣き叫ぶと

ベシッ。

彼女は冷たい水槽に叩き付けられ体の右半分が潰れた。

身動きの取れない仔実装の上に実装フードがばらまかれ、上から蓋をされた。
ガラスの向こう側に殺風景な風景が広がっていた。

何も無い。家具や調度品、そういった物が一切無かった。

回復した体でフードを囓る。いや、まだ歯も生え揃っていないので舐めてふやかし、飲み込む。
水槽の中にはポロポロのタオルが1枚とペットボトル式の自動吸水器だけ。
隅の方に糞をし、震えながらタオルにくるまり眠る。

(違うテチ、絶対何かが違うテチ)

人間は1日、1回蓋を開けフードをばらまいていく。
彼女が何か言おうとしても、蓋はすぐ閉じられてしまい、人間と話す機会は得られなかった。

糞がある程度溜まると、人間は水槽を浴室に持ち込み水を半分くらいまで注ぎ撹拌し汚れた水ごと捨てる。
当然、仔実装も汚水まみれになって水槽から放り出された。溺れかけた事と、手荒な扱いに抗議する。
その彼女目掛け、シャワーで熱湯が降り注ぐ。
熱さに逃げ惑う仔実装をシャワーは容赦なく追い回す。

「・・・テェェェ・・・」

再び水槽に戻された彼女は息も絶え絶え。
人間は火傷はしないが、痛みが極力続くような温度のお湯を掛けていたのだった。

水槽は綺麗にはなったが、臭いだけは完全に取れなかった。
しかし、タオルだけは新しい(人間の使い古し)物になった。


- 4 -

奴の着ている物を無理矢理剥ぎ取ると、何を勘違いしたのか脚を開いて総排泄孔を晒しやがった。

「テッチュゥ〜ン♪」

気色悪い声をあげやがったので思いっきり髪を引っこ抜き、

「テッチュァー! テチャッ、テチャッ、・・・テェェェ? テッテェェェンッ、テェェェンッ」

と、泣き叫ぶ奴を水槽の中に叩き込んでやった。

体が半分潰れてるが気にしない。
水槽にペットボトル式の自動吸水器をセットし、ボロタオル1枚と実装フードをばらまき上から蓋をした。

隠しカメラとマイクをセット、部屋を出る。

翌日、カメラにはフードを舐めポロタオルに身をくるんで震えて眠る様子が記録されていた。
マイクはなにやら母親への恨みやら姉妹たちへの嘲りを拾っていた。
ごく一般的な糞蟲タイプらしい。

「ここには、玩具も、甘甘な金平糖もステーキも無いテチュウ! ママは嘘吐きテチュウ! 」

そう叫んでは水槽のガラスを蹴ったり、

「ここから出すテチィ! 賢くて可愛いアタチがこんな扱い受けるなんて理不尽テチィ! 」

と叫んでガラスをペチペチと両手で血涙を流しながら叩く。

うんうん、予想通りの良いリアクションしてくれるね、 糞蟲君。

糞が溜まって来たので自動吸水器を外して水槽ごと風呂場に持ち込み、半分ほど水を注ぎ撹拌して中身を捨てる。

「テチャッ! 」

当然、奴も汚水まみれで転がり出てくる。

そいつ目掛け、火傷はしないが、痛みが極力続くような温度のお湯を掛け続けてやった。

水槽を元に戻し、自動吸水器をセットし直し別なボロタオルを入れ

「・・・テェェェ・・・」

と、か細く泣く奴を水槽へ入れる。

こんな生活を続けながらもある実験を試みる。

餌の中に抗鬱剤などを密かに混入、その反応を観察した。

時には血管を浮かび上がらせ、訳も無く激怒。
ある時は、隅にうずくまったまま数日動かなかったり、幻覚を見て錯乱したり。
なかなか楽しませて貰った。
もっとも、奴はそんな事が有った事すら覚えていないようだった。

そんな実験を薬の量を変えたりして、奴が成体になるまで続けた。

さて、奴も成体となった事だし、託児親仔も始末したので空いた大きな水槽に移し、最後の仕上げに掛かるとしよう。


- 5 -

餌と水は与えられる。不定期にに水槽と一緒に洗われる。玩具も何も無い水槽の中でうろつき回り、食べて寝るだけ。
楽しい事も、面白いことも無かった。
そんな生活が続き、彼女はいつしか成体になっていた。

「デェ〜」

水槽が大きな物に変えられて数日、彼女は自分の腹具合がおかしいことに気づいた。

腹が膨らみ、かすかに痛みを感じる。
水槽のガラスで自分を映して見ると、両目が緑色になっていた。

(デッ! 妊娠しているデスッ)

彼女は嬉しかった。禿裸になった自分が母親になれる。
有頂天になって、かつて自分が母親の胎内にいた頃聞いた唄を腹の中の我が仔らに唄って聞かせるのだった。

「デッデロゲ〜♪ デッデロゲ〜♪」

そんな彼女を人間は水槽から片耳を持って掴み上げ、後頭部を鷲掴みにすると顔面を床に叩き付け始めた。

「てめぇ、この糞蟲! 何勝手に妊娠してやがんだッ」

そう、言って何度も何度も叩き付けた。彼女が気を失うまで。

気を失うと、今度は腹を蹴り飛ばす。

「グボォッ」

激痛から、目を覚ました彼女を何度も何度も。
床に吐瀉物と洩らした糞が撒き散らかされる。

再び気を失うと、今度は布団叩きで体中を叩かれた。
意識を取り戻し、体を丸めて命乞いをするが聞き入れられない。

「デキャッ デギャッ デギャァァァッ デギッ デギャッ」

やがて体中ミミズ腫れになったところで、布団叩きでの殴打は終わった。
その後、痛む体で床を全部舐めさせられ綺麗に雑巾掛けをやらされ、終わると水槽に叩き込まれた。
以後、水槽の手入れは自分でやらされることになった。

やがて、彼女は水槽の中で出産した。
仔はすぐに人間に取り上げられ、ある仔は親の目の前で手足を引きちぎられ、首をねじ切られ殺された。
ある仔は別な水槽に放り込まれ、火をつけられ殺された。
全ての仔が生きたまま殺され、その悲鳴に彼女は泣き狂う。

「デェェェン デェック デェック デザァァァ。
 あんまりデスゥ、あの仔たちが何をしたデスゥ? ワタシが何をしたデスゥ?」

「あのな、俺は「お前」を「飼って」やっているんだ。それだけだぞ。
 あの時、媚びなかったし、贅沢とか、ステーキとか風呂とか言わなかったからお前にしたんだ。
 もし、口にしてたらすぐ公園に放り込んむか、踏みつぶしていた。
 それに飼うのはお前だけ、仔は対象外だ。
 判ったか?」

ビシッ

何処かで音がした。
偽石に罅が入ったのだった。

「あ〜、でもそろそろ飽きたからお前もういらないわ。これから公園に捨てにいくから」

バキンッ

音がして、実装が倒れる。

そして、気づいた。いつの間にか水槽の真上に花の鉢がぶら下がっているのを。

「・・・デェ・・・」

一言呟いて彼女は動かなくなった。


- 6 -


見つからないように深夜、水槽の上に花が咲いている鉢を天井から吊す。
勿論花粉がしっかり水槽に入るように。

数日後、思惑通りに妊娠しやがった。

「デッデロゲ〜♪ デッデロゲ〜♪」

例の調子ッ外れの胎教の唄を歌っている。
奴の耳を掴んで水槽から出して、後頭部を鷲掴みにすると顔面を床に叩き付け始める。

「てめぇ、この糞蟲! 何勝手に妊娠してやがんだッ」

気を失うまで何度も何度も叩き付けてやった。
気を失うと、今度は腹を蹴る。

「グボォッ」

激痛から、目を覚ました奴を何度も何度も。
そうしたら床に吐瀉物と糞を洩らして撒き散らしやがった。
再び気を失うと、今度は布団叩きで体中を叩く。
意識を取り戻し、体を丸めて命乞いをするが聞いてやらない。

「デギャッ デギャッ デギャァァァッ デギィィッ デギャッ」

やがて体中ミミズ腫れになったところで、布団叩きでの殴打を止める。
その後、床を全部舐めさせた後に綺麗に雑巾掛けをさせ、終わったら水槽に叩き込んだ。
水槽は風呂場に持ち込んで洗えないので、自分で掃除させることに。

やがて、奴は水槽の中で出産した。
その仔を素早く取り上げる。
ある仔は奴の目の前で手足を引きちぎり首をねじ切って殺した。
ある仔は空いた別な水槽に放り込み、火をつけて殺した。
全ての仔が生きたまま殺され、その悲鳴に奴は泣き狂う。

「デェェェン デェック デェック デザァァァ。
 あんまりデスゥ、あの仔たちが何をしたデスゥ? ワタシが何をしたデスゥ?」

予想通りの台詞をぬかしやがったので答えてやる。

「あのな、俺は「お前」を「飼って」やっているんだ。それだけだぞ。
 あの時、媚びなかったし、贅沢とか、ステーキとか風呂とか言わなかったからお前にしたんだ。
 もし、口にしてたらすぐ公園に放り込むか、踏みつぶしていた。
 それに飼うのはお前だけ、仔は対象外だ。
 判ったか?」

ビシッ

何処かで音がした。
偽石に罅が入ったらしい。

ふっふっふっふっふ、あと一押し。

「あ〜、でもそろそろ飽きたからお前もういらないわ。これから公園に捨てにいくから」

バキンッ

音がして、奴が倒れた。

「・・・デェ・・・」

一言呟いて奴は動かなくなった。

リンガルには、

「・・・こんな筈では・・・」

そう記録されていた。

ふっふっふ、計画通り♪

終わり

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