タイトル:【あっさり虐紅】 風呂
ファイル:bath.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:2399 レス数:0
初投稿日時:2009/12/17-23:00:02修正日時:2009/12/17-23:00:02
←戻る↓レスへ飛ぶ

国道沿いにアウトレットモールができたって聞いて、期末テストも終わったことだし気晴らしに行ってみようか
なって自転車を漕いでたら、行く道の路肩に見かけない車が止まっていた。
ナンバープレートを確認すると、県外。
目であたりを探してみると、車から少し離れたところに(多分)この車の持ち主のおじさんがいた。
敏明さんとこの茶畑の脇で、腕には実装紅を抱いて、リンガルを通して何か言い含めていた。
でも実装紅はつんと澄まして、聞いているんだかいないんだか。
……ははぁん。なるほどね。

民家に泊まろうとかいう番組で、ここ婆鳥集落にテレビ局の撮影が来たのは三ヶ月ほど前だ。
なんとかいうコメディアンが泊まったのは4年生の巴ちゃんとこ。
そこで使ってる茶摘紅にやたら感動して、一宿一飯の恩義とか言って一匹一匹に名札なんて自己満足な代物を作
って残していった。
それはどうでもいいんだけど、困ったのはその後。婆鳥に実装紅を棄てにくる人が増えた
のよね。どうも寄付している感覚らしいんだけど、浅はかすぎよねぇ。ちょっと考えればわかるだろうに。
茶摘紅は専用に調教した個体だ。お姫様扱いされてきた飼紅に勤まる仕事ではない。
良くて商品にならないくず茶を大量生産、性質の悪い個体なら生のまま茶の木を醸してだ
めにする。

……やっぱ見て見ぬ振りはできないわよね。仕方ない、アウトレットモールは来週にしよう。

警戒されないよう、笑顔を作って話しかける。
「こんにちは〜」
おじさんは一瞬びくっとしたけど、私のほうを見るとあからさまにほっとしたような顔をした。
……なんだ小娘か、って思ったでしょ。
「かわいい実装紅ちゃんですね。おじさんのですか?」
「あ、うん。ピコーっていうんだ。でもちょっと事情があって一緒に暮らせなくなったんで知人の家に預けにい
くところなんだ」
うそつき。気軽に飼い始めて付け上がらせて、手に負えなくなって、そのくせ処分する気概もなくてここに捨て
に来たんでしょ?
そんなおじさんに、とっても都合のいい話をしてあげるわ。
「あ、もしかして高橋さん家ですか?実装紅欲しがっていたし」
すると、私をうざそうに見ていた目の色が変わった。わかりやすっw
「ああ、その高橋さん。だけどちょっと道に迷ってね、どこに家があるかわからないんだよ」
いや、高橋さんなんてこの辺には居ないんですけどww
「家なら私が知ってますけど、今日は村の会合だから今行っても留守ですよ。多分お酒も入るから日付またぐか
も。もしよかったらその娘預かりましょうか?」
ここで私に預けてしまえば後腐れがない。私の魅惑的な話におじさんは一も二もなく乗り、件の実装紅を押し付
けるように渡すと車でそそくさと去った。
さあ、ペコちゃんだっけ?行きましょうか。
待っているのはあなたが期待している待遇でもあなたの元ご主人様が期待している待遇でもないと思うけど、ね。

携帯電話で棄て紅を連れて帰るって言っておいたら、気を利かせてくれたらしく、家に着いたら全部準備できて
いた。
お風呂場にバスキャップと剃刀、そして一斗缶。
悟られるといろいろ手間だし、早速取り掛かることにする。
勘違いしてすっぱになった彼女の頭にバスキャップをかぶせる。これはツインテール封じ。
後は剃刀で首筋と足首に手早く切込みを入れ、一斗缶に頭を下にして放り込む。
ガンガン缶の中を蹴る音に元気がなくなったら頃合だ。後は足を持って引き上げ、最後の一滴まで無駄なくドロ
ップする。
実装紅は紅茶を主食にするだけあって、その体液に紅茶カテキンを大量に含む。入浴剤代わりにお風呂に入れると部活や野良仕事で焼けた肌のほてりにいいのよ。
特に飼紅は上質な紅茶を与えられている場合が多く、香りがいい。売り物にならない屑茶しかやらない茶摘紅で
はこうはいかない。
わずかな赤みも失って、ますますビスクドールのような顔色になった彼女に、つぶやく。
あなたも不幸よね。
次はもっといい飼い主にめぐり合えるよう、祈っているわ。
ぽい。
私は彼女の出がらしをコンポスターに投入した。

(Fin)

【過去スク】
【虐】【紅】 化粧

■感想(またはスクの続き)を投稿する
名前:
コメント:
画像ファイル:
削除キー:スクの続きを追加
スパムチェック:スパム防止のため1705を入力してください
戻る