タイトル:【社会】 実装KFのある世界
ファイル:虐待ルームの裏事情.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:1760 レス数:0
初投稿日時:2009/10/08-20:25:02修正日時:2009/10/08-20:25:02
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             虐待ルームの裏事情



「おい、見ろよあのダンボール」

「ああ、パッと見でも20箱位はあるな」

「確か蛆一匹も残さず、だよな?」

「ああ、みんな頼むぞ、その為にみんなを呼んだんだから」

深夜1時、ここは都市開発から見捨てられた

今はもう周囲には誰も住んでいないゴーストタウンの公園

5〜6人の男達がボソボソ小声で話し合っていた

その公園には今の御時世であり得ない程に野良実装石が繁殖していた

なぜなら今現在実装K(キラー)F(フィールド)の効果で

野良実装石は根絶したはずだったからだ、しかしそれは9割正解で1割間違いだ

野良実装石は実装KFの届かない人間の生活圏外でしぶとく細々と生きていた

そんな公園に男達はゴミ袋と実装ネムリのスプレーを持って散開し

ダンボールハウスの中に次々とネムリのスプレーを吹き込み

それをゴミ袋に入れて、待機させているワゴン車に積み込んでいた

あと少しで全部集めきると思ったその時

「おい!!虐待派の奴等が来るぞ!!」

別の所で見張りをしていた男から無線連絡が入った

「ヤバイ!!おい!!もういいから早く逃げるぞ!!」

リーダー格の男の一声で全員が一斉にワゴン車に乗り込み逃げ出した

ワゴン車より5分程遅れて乗用車が到着し、

中からバールを持った男女が5人降りてきた

「くそっ!!またやられた!!これで2回目だ!!」

一人の男が悔しそうにバールで地面を殴った

「そんな・・・・・あとどれ位残ってるのかしら?・・・」

「今調べたが2家族だけだ・・・もうここでの繁殖は駄目だ、他所に全部移そう」

最年長らしい男が忌々しげに呟いた

「ああ・・・せっかく頑張ってここまで増やしたのに・・・」

「いままでの苦労も金も台無しかよ・・・チキショウ!!」

話からしてどうやらこの男女はここで野良実装石を繁殖させていたようだ

一方その頃、

「いや〜大漁大漁、予想以上の成果だよ」

先程のワゴン車の中でリーダー格の男がニコニコしていた

「切れた在庫もこれで大丈夫だ、いや〜来てみて良かったよ」

「店長、そんな事どうでもいいからさ、バイト料くれよ」

野良実装石を集めていた男の一人がバイト代をせびりだした

「まあ待て、これを店の地下に降ろしてからだ」

そうこうしている間にワゴン車はとある店舗の裏口に止まった

それはレンタル虐待ルームショップ「デギャア!!」の搬入口だった

店長と言われた男は車から降り、裏口のシャッターを開けて車を入れた

「もう一仕事だ、全部地下の”貯蔵室”に入れといてくれ」

店長が他の男達を急かしていた時、見張りの男がバイクで帰って来た

「上々じゃないですか店長、めったにない大漁でしょ」

バイクの男はワゴン車の荷台を見て驚きの声を上げた

「そうだよまさあき君、養殖していた知らない誰かには感謝しないとな

今の虐待派が大金を出してでも虐待したい純粋な野良実装石を

タダでこんなにもくれたんだから」

「店長、くれたと言うより盗んだの方が正しくない?」

「どっちでもいいさ、今は規定実装石じゃ勝負にならんからな

だからこそ店の儲けの為には多少の危ない橋は渡らんとイカンよ君」

店長は上機嫌で話した

「店長〜全部”貯蔵庫”に入れときましたよ〜」

「おおスマンスマン、んじゃこれ今日のバイト代ね」

店長はそう言って男達に5万円を配った

「やりぃ、こんなチョロイ仕事で5万貰えるなんてラッキー」

「みんな、一応判っているとは思うけど・・・」

「判ってますって、「誰にも言わない」でしょ、大丈夫ですって」

「ああ、その代わりこの次も頼むぞ」

「ウィーッス」

雇われた男達もバイト代を貰って上機嫌で帰っていった

「さてまさあき、まだ4時前だから開店前まで一眠りするか」

「そうですね、野良の方も昼前まで起きないでしょうし」

そう言って二人は店のシャッターを降ろし、帰って行った







その日の昼、いつものように「デギャア!!」は開店した

開店して間もなくしてこのお店の常連客の御人がやって来た

「いらっしゃいませ「」さん」

「こんにちは店長、そういえば”あれ”はもうそろそろ入ってないかな?」

「はい、実は今朝入荷したんですよ、採れたての”あれ”が」

「なんと!!やっと入ったのか、じゃあ久しぶりに”あれ”で楽しむか!!」

御人は少年のように目をキラキラさせて興奮していた

この御人はある有名な開業医の院長様、言わばウチのドル箱の一人だ

「いや〜「」さんにはかないませんよ、では早速

VIPルームをご用意致します」

「ああ、”一家族”で頼むよ」

そう言って惜しげもなく現ナマの束を手渡した





ここ最近、レンタル虐待ルームショップを取り巻く事情は大きく変わった

表向きは避妊処理済みの実装石しか置いてないように見せて

その裏で会員制の会員のみに無処理の実装石を高額提供する所が増えたのだ

大きい店舗ならば地下に無許可の牧場を作るが

「デギャア!!」のような小さい店舗は

虐待派が自分達で金を出し合い、周囲を欺き、頑張って共同管理の末に

数を増やした公園や森林を襲撃して補充するケースが多いのだ

真面目に法律を守って経営していてはとても勝てない

だからこそ多少汚い手でも平気で使う

こんな不景気に他人の事など構っている余裕なんて無いからだ










そんな次の日の深夜、例の公園で3〜4人の男が複数の男女に取り囲まれていた

「だから知らねーって!!俺達は今日始めてここに・・・」

どうやらなにも知らない別の虐待派のグループが

野良実装石を探し求め、うっかりこの公園に迷い込んだようだ

「知らばっくれてんじゃねぇ!!よくも俺達の牧場を散々荒らしやがって!!」

しかもここを管理していた虐待派のグループはこの男達を犯人と勘違いして

制裁を下そうとしていた

「知らねーって言ってんだろーが!!いい加減にしろよ手前等!!」

「んだとコラァ、何逆ギレしとんじゃワレェ」

「逆ギレだあ?寝言こいてんじゃねえぞこの糞愛誤派がぁ!!」

この一言が戦闘開始のゴングとなった

「ブッ殺してやらあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「上等だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

深夜の公園での虐待派同士のバトルロイヤルが始まった





それから2日後の昼前、「デギャア!!」のカウンター

あの店長が難しい顔をして新聞を読んでいた

「へ〜・・・・うわ〜・・・怖いね〜・・」

「どうしたんですか店長?なんか気になる記事でもありますか」

「いやさ、この間野良実装石を取り行った公園でさあ

虐待派同士での殺し合いがあったんだってよ」

「うわっ、マジッすか」

「しかも俺達が行った次の日だってさ」

「うわ〜やばかったですね〜、一日遅かったら巻き込まれてましたね店長」

「ホントホント、まあこれも日頃の行いがいいから巻き込まれなかったんだろ」

人事みたいに言っている二人には永久にこの殺し合いの原因なんて分らないだろう

二人が話し込んでいたその時

ピンポーン

玄関に取り付けてあるセンサーからありきたりの電子音が鳴り、今日も客がやって来た

慌ててカウンターから出て来た店長が対応を始めた

「いらっしゃいませ、レンタル虐待ルームショップ「デギャァ!!」にようこそ

お客様はどのコースをお楽しみになりますか?

只今当店の会員に御登録頂くとVIPコースをご利用頂けます

え?普通のコースとVIPコースの違いですか?

それはもう天と地程の差があります、もちろんお値段も

ですがお値段に見合う満足感を味わえる事はお約束いたします」

レンタル虐待ショップ「デギャア!!」のいつもと変わらない一日が始まった













野良実装石が社会の隅に追いやられて虐待産業が衰退した現在・・・・

それでも実装虐待を飯のタネにして稼ぐ者が僅かながら確実に存在する

それは人間に自分より劣る存在を見下し、それを痛めつけ、苦しめ、殺して

満足感や優越感を味わう黒く捻じ曲がった負の感情があるからだ

だからこそこんな商売が今でも成り立ち、存在し続ける

例えこの先、どんなに時代が変わっても虐待商売は無くなる事は無いだろう




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