たぶん夏向け作品にはなったと思います。(自信皆無) では以下より。 「赤仔」 まず初めに自己紹介をしよう。おれはトシアキ。 まぁいわゆるギャクタイ派って奴さ。 俺が好きな虐待方法は親に仔を殺すところを見せるってやりかたが一番好きだ。 なぜか?そりゃあれさ、 仔には実害を与えることで苦痛にあえぐ様を、 親はそれを見せるつけることで精神的苦痛に苦しむ様を、 つまりは一度の虐待で二度おいしいわけさw 親には絶対手を出さねぇ。 いたぶるのは仔蟲のほうさ。 たまに気が触れてくれる程の良識有る固体もいるしなw …まったくものともせずに仔蟲が殺されるとわかった段階で ガッツガッツ自分の仔をむさぼる糞蟲もいるけど。 あれはがっかりする。即座に禿裸でリリース、はいはいテンプレート。 でまぁそんな感じの虐待ライフをやってるもんだから当然仔蟲の消費も早い早い。 気がつきゃ確保してきた一家の仔がいなくなってる。 その度に妊娠させて実仔を作らせたり、公園から適当な一家を拉致ったりして仔を補充してる。 それでも間に合わない時は(てか欲望が収まらんだけだが) まぁわかるわな? 虐待派御用達、赤目染め強制出産〜と。 『デギャーーーー!』と結果がわかってるから強制出産させるだけで良い声で鳴いてくれるのさw 調教のたまものだなw単に仔を殺してるだけだがw ふと疑問に思うことがあるんだが、なんでこいつら実装石て奴はインスタントラーメンみたくぽんぽんぽんぽんガキ作れるくせして いざそれを殺すとバカみてぇに泣き叫ぶんかね?。それが不思議でならねぇ。 特に前述の赤目インスタント仔実装を殺す時にふと思う。 こんな即興生産の雑いガキなのにかわいいのかよ?てな。 まぁそうでなくちゃ可愛がりようもねぇし、つまらねぇんだがなw で、なんでわざわざ改めてこんな話をしてるかっつーと その可愛がりげのない親実装が今、目の前にいる。 まぁこいつはかなりの数の仔を目の前でなぶり殺したから無理も無いとは思うんだが… どうにも様子が普通の狂った固体とは違う感じがしたんで様子を見ている。 普通、狂っちまった固体に仔実装を見せると何らかの反応を見せてくれるもんなんだが、 こいつにはいっさいそれが無い。仔を殺され続けた実装石の反応が欠片も無い。 それはあまりにもつまらねぇし、曲がりなりにも相応に虐待歴は長く、そして手腕にも自信があったんで 絶対にこいつは狂死させてやる!と意気込んで今日まで別段直接的な虐待はしてこなかったんだが、流石に余りにも反応がなさすぎるんで 今回、話のたねとしてひっぱりだしてきたわけさ。 「で、今コイツから反応を引き出すために虐待スペースで加虐進行中」っと。 そこまで携帯に打ち込んで俺は作業に戻った。 実際には虐待は進行しておらず、何かぶつぶつ言いだして気味がわるくて手を休めている(まぁ直前まで虐待していたのは事実だが) 邪魔臭いが虐待初期の頃に使っていたリンガルを引き出しの奥から引きずりだす。 俺は実装石の悲鳴には歓喜を覚えたが、どうにもその内容を見ると萎えるタチだったらしく、今まで封印していた。 まぁ会話の内容を想像するのも楽しかったからもあるが。 さて、この糞蟲がどんなことをのたまっているか訳してみよう。 どうせいつもの糞蟲的発言だとは思うが。期待しねぇ、期待するだけ損だ。 別の意味で期待をはずされたらそのときは喜んでやろう。 ぼそりぼそり、実装特有のデスデス声に聞こえないほど小さく鳴く糞蟲。 余りにも声が小さすぎてリンガルが音声を拾えないほどだった。ちとやりすぎたかね? 不完全な翻訳で文字化けだらけのリンガルの内容見る限り、この糞蟲はこんなことを延々とループで言い続けているようだった。 いわく、 『赤仔の秘密を知りたくないデスゥ?』 赤仔…微妙に聞きなれない単語だ。普通に仔のことを指すなら単純に「仔」、 又は派生してもせいぜい「蛆ちゃん」くらいのはずだ。 わざわざそれらに翻訳されずにリンガルの表示に出てくるということは「赤仔」という単語はそうとしか訳せなかった事になる。 まぁ糞蟲相手なんで話半分に聞くつもりで俺は「知りたい」と言った。 糞蟲はまたもぼそりぼそりと鳴く。リンガルの翻訳は『顔をもっと近くに』 …虐待直後だし、モツも出てるし、長期間洗ってないからあんまり近づけたくないh でもまぁ、まるで狸の置物みたいなコイツから反応を引き出せたということで良しとする。 聞いた後、聞こえない振りでもすりゃ逆上して自爆してくれるかもしれんしw と、軽い気持ちで顔を近づけた。 『もっと近くに』 近づける。 『もう少し』 嫌だけど近づける。うえ…手についた…はみ出た奴が。どっち道汚れてる、気にしない! 『もう少し』 まじで簡便して欲しい。あと少しでモツと接吻しそうなんですが…近づける。 『そこでいいデス』 ほっとした。「じゃあ教えてくれ」 さよなら ゴトリ…と肩から上が無い男がただ一人虐待部屋で倒れ付した。 ぼす。 ふと気がついたら変な場所にいる。 いやここ本当に「場所」か?なんか夢の中みたいに現実味がないぞ…なんで急にこんな場所に? ぼす。 えーと、さっきまで…ああ思い出した。あの糞蟲が変なことを言い出して その話を聞くために臭ぇとこに顔突っ込んだんだった。 ぼす。ぼす。 で、その後なんか黒いものが視界一杯に… なんだったんだ?あれ?…あとさっきからなんか俺の後頭部をぬいぐるみでたたいてる奴も何なんだ? ぼす。ぼす。ぼす。 いい加減うっとおしくなって後ろを見る。俺の体ってこんなに動き悪かったっけ? 振り向いた先で見知らぬ赤と緑の目玉がこう暴言を吐きやがった。 『さっさと出るデス!要らない仔!』 「いきなり何言い出しやがる!この糞蟲!」 殴ろうとするが腕が…あれ?動かない…むしろ感覚が無い?なんだこりゃ??? 頭の感覚だけはっきりして後は全部…あれ? 『さっさと出るデス!要らない仔!』 「おいちょっといいか?」 『しゃべってる暇があったらとっととイくデス!要らない仔!』 「いいから聞け!一体ここはどこなんだ!?」 『関係ないデス!要らない仔!』 「俺は一体どうなってるんだ!?」 『さえずるなデス!要らない仔!』 「だから話を…!」 そこまで言って絶句した。暴言糞蟲の背後に気づいてしまったからだ。 その背後には無数の 赤と緑の対になった瞳の群。 そしてよくよく聞けば暴言糞蟲の言葉は一匹から発せられたものではなく 後ろにいる、もはや世界そのものになってしまっている実装石全てが同時に声を発しているものであったようだ。 また暴言を放つ、それしか言えないのか?此処の糞蟲は。 『さっさと出るデス!要らない仔!』 「出るっていったいどこに出ろってんだ!」 『場所は関係ないデス!要らない仔!あとが詰まってんデス!さっさとイくデス!!』 視界の中の全ての瞳が俺に行けといっている。そしてどんどん俺をぶっ叩いている手が増えていく、押される勢いもそれに伴って増えていく。 罵倒されながら俺はどんどんどんどん押されていく。 『さっさと出るデス!要らない仔!』 『さっさと出るデス!要らない仔!』 『さっさと出るデス!要らない仔!』 さっきまでなかったはずの後ろに開いた生臭い穴に、俺は押し込まれた。 『さっさとイくです!要らない仔!』 最後の最後まで罵倒された記憶しか残らなかった。 それしか言えないのかよ! そう叫ぼうとしたが、その暇もなかった。 べしゃり なまぐさいところからやっとでれた ここはいったいどこだ? からだがまともにうごいてくれない なんでこんなにおそいんだ? あしのかんかくがない おれのからだ、なにかへんだ 『デ…』 「お、ミドリお産すんだのk…てなんだこの化け物は!」 ばけもの?ばけものてなんだ?まわりにはそんなものいないぞ? せいぜいこのばかにでかいじっそうせきとそのよこにいるさらにでかいきょじんくらいしか …あれなんかへんだな?あそこにかがみがあるのでのぞいてみよう 『私化け物生んだデス?いやあれは私から出たんじゃ無いです!』 「ミドリしっかりしろ!」 うしろがさわがしいけど、いまはこっちがたいへんだ、むしする 『あんなの私の仔じゃないデス!あんなの私の仔じゃないです!あんなの…!』 「ミドリ!気をしっかり保て!おい!」 くそむしうるさい、きょじんもうるさい やっとかがみのまえについた、でもおれのすがたはみえない かわりにへんなぶったいがうつっている 『チガウチガウチガウチガウチガ…』 パキン 「ミドリ?おい!ミドリ!」 そこには何か得体の知れない代物が写っていた。 あえて言うならば、卵ほどの肌色のねじれた肉塊に無理やり口や目や指をつけたような 明らかに異常そのもの、と言って差し支えの無いものが写っていた。 へんだな、なにかきもちのわるいものがうつってる 「お前のせいで…」 おれはどこだ? 「死ね!この化け物!」 おれはどk スパーンとごきぶりでも叩くかのような良い音が響く。 いたい…でもかがみにはおれがたたかれてるすがたはない かがみにうつっているのはたたかれてはんぶんつぶれているきもちわるいなにかだ 二発目の良い音がした。手元がずれたらしくおぞましい何かを少し掠めただけだった。 いたい、でもやはりかがみのなかでなぐられているのはこのきもちわるいなにかだ なぐられていたいということはこのなにかはきっとおれなのだろう 「さっさと死ね!この化け物!!」 きょじんがいたいことをするものをふりあげる おれはきゅうにこわくなっていのちごいをしてみる 『gyuu…gyuuuu…』 おねがいです、ころさないでください そういったつもりだったがみみにきこえたのはふかいなごむのすれたようなおとだった ベチャンと音を立てて俺はスリッパの染みになったのだった。 ん?叩かれて潰れた段階でお前はここにいないだろう? ハハ、それですめばよかったんですがね 俺がこの得体の知れないなにか取り込まれたのは肩から上と手の一部分。 そして今さっき潰された質量はせいぜい多くて卵程度。 答えは簡単。俺の大半はまだこの「虚」に残ってしまっているからこうして話ができる。 残りの部分が全部「虚の外」に引きずりだされるまでの期間限定のようですが。 残り全ての「俺」が消えるまで、俺はこのおぞましい「虚」の中で順番を待たなければいけないようです。 『さっさと詰めるデス!要らない仔!』 そう。 『さっさと詰めるデス!要らない仔!』 赤目染めの強制出産の 『さっさと出るデス!要らない仔!』 順番待ちの実装石と供に。 『さっさとイくデス!要らない仔!』 じゃぁ、いってきます ___________________________________________________________________________________________________________________________ 後書き 実装らしくできたのか恐ろしく不安です。 Jホラーの得体の知れなさが好き。 後もう一つ不安が。 初投稿でこれはどうなんだろう(失笑
