タイトル:【虐/短】 あっさりした物を。「虐殺派」
ファイル:虐殺派.txt
作者:防災双葉 総投稿数:18 総ダウンロード数:2835 レス数:0
初投稿日時:2009/06/11-18:39:05修正日時:2010/11/21-22:19:42
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-----虐殺派-----

エモノを持って家を出る。
今日もその場所に奴らはたむろしていた。

仔実装が1匹、成体に捕まっていた。
親と逸れたか。親が死んだのか。
それともコイツが親なのか・・・
自ずとその運命は決まっていよう。

「テチャァァァ!・・・テェェェン!テェェェェン!」
仔が泣き喚く
「デプププ」
それを見ていやらしく哂う。
「たすけてテ・・・テヂャッ!」
言い終わる前に、成体が顔面に殴りかかった。
後ろに倒れる仔実装。
「テ・・・テ・・・テ・・・」ブリブリッ
恐怖と痛みで声が出せず、その代わりにパンコンする。

馬乗りになり、更に殴りかろうとした時。

グサッ!

「デ?・・・」
成体が自分の腹を見る。
マイナスドライバーが成体の体に刺さっていた。
「デギャァァァァ!!」
私は奴の背中に突き刺したドライバーをグリグリと捻り引き抜く。
白目を剥き、成体は動かなくなった。
偽石を割ったか。運が悪かったな。

仔実装に乗ったままの成体を蹴倒し、唾を吐きかける。
「テ・・・テェェェン!」
我に帰った仔が泣き出す。

グチャッ

ドライバーの柄で頭を潰すと静かになった

仔を助けたわけでは無い。
私は虐殺派。それだけだ。

バールの(ryよりも小型で軽量。
隠すことが出来、持ち歩いても不審に思われることも少ない。

私は次のターゲットに狙いを定めた。


10匹程殺しただろうか。
そんな時現れた男がいた。

男は私の前に立つ


・・・痛い・・・

腹が焼けるようだ。
胃の中の物を吐き出していた。

私は男を睨みつけた。
「お前を暴行障害で訴えて・・・」

男は私の手からドライバーを毟り取った。

ザクッ!

脳天にそれが突き刺された。




『多分、それは無理だと思うぞ』


”虐殺派”が最期に見たもの。
それは薄い哂いを浮かべる男の顔と
頭から流れる

                  赤と緑の色をした

自分の血だった・・・






-----あとがき-----

お読み頂きありがとうございました。
ふと頭に浮かんだ物を書いてみました。
・・・同じコンセプトが既にありましたら申し訳ありません。

前作「なりかわる」にご感想頂き、また、挿絵まで描いて頂き
本当にありがとうございました。
m(__)m

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