タイトル:【愛躾】 ヒワと僕 ①
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作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:2678 レス数:0
初投稿日時:2009/06/06-10:20:13修正日時:2009/06/06-10:20:13
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ヒワと僕  一

「おっ、託児だ。」
コンビニから帰ってくると袋の中に実装石が入っていた。この大きさだと親指実装という奴だろうか。
テーブルの上のコンビニ袋がイゴイゴ蠢いている。袋の内面が緑色になってるので確実に糞をしているだろう。
携帯のリンガルモードを起動すると「バカニンゲン!早くここから出すレチ!」と表示されている。

僕は愛護派でも虐待派でもないが、折角家に来たんだ。最後まで面倒を見ることにしよう。
幸い、実装石に詳しい(虐待派)の友人から色々聞いているので、大体どんなものかは分かっている。
さて、イゴイゴを袋から出してやろう。
「テッテレー!!」
友人が実装石を赤目に変えたときに良く聞く台詞だ。蛆ちゃんが出てくるときにそんな声を出す。
「やっと袋から出れたレチ!そこのクソニンゲン!オマエを奴隷にしてやるレチ!
アタチに仕えさせてやるからありがたく思うレチ!後からママとオネチャが来るレチ!
家族みんなで幸せになるレチ!そのためにオマエは馬車馬のように働くレチィ♪」
「断る。」
典型的な糞蟲か。まぁ、託児する方もされる方も糞蟲だとは思っていたけどな。
「レェッ!?オマエありがたくないレチ!?」
「まったくありがたくない。」
僕は以前熱帯魚を飼っていた水槽に親指実装を放り込んだ。
「レェェェェ…痛いレチ…。何するレチ!このバカニンゲン!オマエなんてママがぶっ殺してくれるレチャァァァァ!!」
「あー、五月蝿い五月蝿い。」
折角飼ってやろうと思ってるのだから水槽には捨てる予定のタオルを敷いてやったので怪我はしていない。
コンビニ袋の中身は…シュークリーム、おにぎりは全滅。チューハイは無傷か。とはいえ糞まみれだが。
「レチャァァァァァ!!クソニンゲン!アタチは腹減りテチャァ!早くアマアマを持ってくるレチャァァ!!」
お前どうせ公園でましなもの食ってなかっただろうに、僕の飯を食っておいて何をぬかす。
「五月蝿い。黙れ。」
とりあえず水槽に蓋をする。と、アパートの玄関がたたかれる。
「ニンゲンッ!ワタシの娘がここに来ているデス!早く開けるデス!一緒に飼われてやるデスゥ♪」
お、やっぱり糞蟲。とりあえず熱烈歓迎をしてやろう。
水槽を玄関が見える位置まで運んだ。

ガチャリ。玄関を開ける。
「デッスーン♪」「デギャッ!!」
ふざけた声を出すな。とりあえず蹴り飛ばした。
「お前が、あの親指の親か。お前にシュークリームとおにぎりの分を払ってもらおうか。」
「ママがやられるなんてありえないレチ!ママの必殺パンチが出るレチ!」
親実装を殴る。ゲロを吐きやがった。
「デボァ!!」
「次は必殺キックが出るレチ!」
蹴り飛ばす。糞漏らしやがった。
「ゲボゥ!!」「レッピャァァァ!!」
なす術も無く殴られ蹴られる親実装。後ろから親指の叫び声が聞こえる。多分気絶かなんかだろう。
「髪の毛と服も頂くぞ!」
「やめてデスゥ!やめてデスゥ!!」
「五月蝿い!命だけでも助けて欲しくば即、この場から立ち去れ。でなければ禿裸だ!」
「デェェッェェ…!」
「もう一度言う。命だけは助けてやる。即、この場から立ち去れ。」
「デッ、デェェェエエェェェェン!逃げるデスーーー!!」
親実装は脱兎の如く…と言うにはあまりにも遅いスピードで逃げ出した。
「お前の娘は俺が最期まで育ててやるからなー。もう二度と来るんじゃねーぞ!!」
向こうの影から「テチテチ…テェェェ…」と聞こえる。
おそらくあの親指の姉達であろう。
「お前らぁ!親みたくなりたくなかったらさっさと帰りやがれ!!」
「テェェ!!殺されるテチュー!!」
僕はわざと足音を立てながら仔実装達に近づく。
「テェ!」
三匹の仔実装のうち、一匹が転んだ。
「おらぁ!」
そいつを掴みあげ、右腕を引きちぎり残りの二匹に向かって投げつけた。
「テチャァアアアァァ!!」
仔実装達は散り散りに逃げていった。もうこれで来ることはあるまい。
僕は家に帰り早速シャワーを浴びた。ゲロも糞もこれで流れ落ちた。
さて、親指ちゃんはどうしているかな?見るとパンコンしながらぶっ倒れている。
まぁ、頼りの綱の母親が目の前で殴られ、蹴られ、逃げ出しているのだから当たり前か。

とりあえず起こすために鼻にスポイトで酢をたらしてやった。
「レチャァアアアア!!!!臭いレチ!臭いレチ!酸っぱいレヂィィィィィ!!!」
お、効果覿面。漫画みたいに飛び上がった。
「よう。親指。」
「レチャァァァァァ!!」
僕の顔を見るとびっくりして、またパンコンをする。
「虐待派レチ!虐待派レヂィィィィィィ!!」
「僕は虐待派でも愛護派でもない。そして、僕はお前を責任持って育てる。」
それを聞いた親指の顔が突然ニヤニヤし始めた。
「そ、それならさっさと言うレチィ。ドレイニンゲン!さっさとアタチのためのマンマを用意するレチィ!」
「黙れ。」
デコピン。単純だが親指には効果が高い。
「ヂッ!!何するレチャァ!!」
プリプリという音がする。またパンコンか。
「なあ、お前僕に勝てると思ってるのか?」
「レッ!?」
「お前の頼りの綱の母親は何も出来ずに逃げ出したぞ。お前は母親に勝てたか?」
「レェェェ…」
両目からだらだら涙を流す。
「力関係を良くわきまえろ。良いか。良く聞け。僕は責任を持ってお前を育てる。
だが、お前が想像…いや、妄想しているような生活はまずさせない。我侭は言わせない。
ただし飼い実装として相応しい生活をさせてやる。僕レベルのな。」
「レェ…。幸せになれるレチ?」
「お前次第だ。お前ががんばれば幸せになれる。それと一つ面白い条件を出そう。
僕は今日からお前の躾が完了できたと思うまでリンガルを使わない。
お前は僕の言葉が分かるが、僕にはお前の言葉が分からない。」
「レ?どういうことレチ。ドレイニンゲン。」
「普通、人間に向かってドレイニンゲンなんていったら殴り殺される。僕も殴り殺す。
しかし、リンガルが無いからお前がなんていってるか分からない。」
「ドレイニンゲン言い放題レチ♪」
「そうだ、その代わりお前の言い分も通らない。」
「レ?」
「お前が、僕に何をしろ、何か食べさせろって言っても分からないってことだ!」
「レェェェ!ちょっと待…」
「リンガルオーフ!!」
携帯のアプリを落とす。親指はレチレチ言っているがもう何を言っているか分からない。
「よし、まずお前に名前をつける。お前は今日からヒワだ。」
「レッチューン♪」
名前をつけられてうれしそうだ。
「レチレチ!レチャァァァ!!」
しかし突然叫び始めた。餌をよこせといっているのだろうか。
「お前はさっき僕のご飯を食べただろう。今日はもう抜きだ。」
「レチャァ!!レヂァァァァァ!!」
「黙れ。」
デコピンをかます。ヂッ!!と叫びゴロゴロ転がっていった。
「レチャァァァァァ!!」
「あんまり五月蝿いと腕を引きちぎるぞ。」
「レヂッ!?」
いい表情である。すぐ五月蝿くなくなった。いい傾向だ。
僕は会社の忘年会で当たった「実装ちゃんお迎えセット」に付いていた水ボトル、トイレ、ベッドを持ってきた。
何か他にもあったが、躾中だから使わなくて良いだろう。ちなみに水槽は今ヒワが入っている水槽だ。
これでやっと正当な目的で使われるようになったわけか。
「ヒワ、良いか。これが水のみだ。お前がここに口をつければ水が出てくる。
これがトイレ。糞はここでしろ。後はベッドだな。寝るときはここを使え。」
「レチレチ。」
理解は出来ているようだ。
「後お前糞まみれで臭いから洗う。」
ヒワを摘み上げる。汚い物を摘むように。てか汚物だしね。糞まみれだから。
「レヂ!レヂ!」
「五月蝿い。お前汚いだろうが。」
僕はヒワを飼おうと思ったが愛情たっぷりに育てる気は無い。
公園で見るでっぷりした愛護派のピンク色の服を着た実装石なんて吐き気がする。
ヒワは僕の思い通りに育てようと思う。

ヒワを風呂場に連れて行き、シャワーを出す。まだ暖まってないが面倒だし臭いからかけることにする。
「レピャアアアアアアアアアアアア!!!」
突然冷水をかけられて叫びだす。五月蝿い。俺だって最初は冷たいんだぞ。
だんだん水からお湯になってきたようで、ヒワは楽しそうに歌いだす。
「レッチュレチューレッチュレチュー♪」
まぁ、もちろん服ごと洗浄だ。汚物だし。
「レッ!?レヂ!レヂィィィ!!」
パンコンしながら叫びだした。あ、熱くなりすぎたみたいだな。温度を調節してやろう。
水温を調節するとまた調子はずれな歌を歌いだした。
「さて、服を脱げ。洗うぞ。」
「レ?レチュゥ?レッチュウゥ?」
ほほを赤く染める。やべぇ。叩き潰してぇ。
「早く脱げ、でないと洗えない。脱がないなら脱がす。」
ヒワの応答を待つ前に僕はヒワの服に手をかけひっぺがした。あー汚ねぇ。
パンツと服は小さい桶に突っ込み、ヒワを洗いにかける。
ボディソープを泡立たせヒワを洗う。
「レチュレチューン♪」
ご機嫌だ。ドレイがアタチの体を洗ってるレチとか思ってるだろうか。そして脱糞。
「おらぁ!!」
ヒワの体を締める。さらにプリプリ糞が出る。
「糞はトイレでしろってさっき言ったばかりだろうが!」
「レピャアアア!」
「いいか、今日は許すがこれから風呂で糞したら殴り飛ばすからな。」
「レチ!レチ!」
赤べこのように頷くヒワ。よしよし。その後髪の毛を洗い、湯船につけ、風呂からあげた。
タオルで体を拭いてやる。
「いいか、これから自分で出来るようにしろよ。」
「レチ!」
頷く。しかしチププという笑い声も忘れていない。デコピン決定である。
「自分で出来るようにならないと禿裸で捨てるからな。」
「レピャアア!!」
僕は汚れた水槽を敷いてあったタオルで拭き、代わりに新聞紙を敷いた。そこにヒワを戻す。
ヒワは敷かれた新聞紙を見て水槽の底をたたき、また、自分が裸であることに気が付いた。
「レチャアアア!レチャアアアア!!」
「五月蝿い。お前さっき自分の糞で床を汚したし、服もパンツも汚しただろうが。
洗ってやるから明日までその格好でいろ。それが嫌なら出て行け。」
ヒワは少し考えた後、「レチ!」と言ってベッドに潜り込んだ。
僕はヒワの服とパンツとタオルを洗い、干した。まぁ、返すのは明日で良いだろう。
それと代えの服と餌も買ってこないとな。

次の日。朝僕が起きてもヒワはまだ寝ていた。あ、こいつ寝糞してやがる。ま、いっか。
とりあえずペットショップへ行って餌と服を買うことにした。
餌はでかくなられると嫌なので成長抑制ホルモン剤入りの奴にする。
後は普通の緑服とパンツを2セットでいいか。買って帰った。
僕が家に帰るとヒワはもう起きていた。帰ってきた僕の姿を確認すると水槽をペスペスたたき始めた。
「レチャァァァァア!レチィィィィ!!」
「餌だろ?分かった分かった。」
だがまだペスペス叩く。おおかた自分を空腹にさせて放って置くとは何事かと言っているんだろう。
僕はお迎えセットにあった餌入れにフードを注いで水槽に入れた。
ヒワはフードに走り寄った。持ち上げ、臭いをかぐ。
「レチッ!!」
壁に投げつけた。
「レチャアアア!レチャアアアアアアアアア!!」
「もっと旨いものが食べたいのか?」
「レチ!」
「それ以外は食わさん。嫌なら餓え死ね。」
「レヒャアアアアア…」
「特別に牛乳でふやかしてやる。後は食え。」
僕は牛乳を注いでやった。まぁ、食べやすくなるだろう。ヒワはしばらく渋っていたが諦めて食べ始めた。
「レヒィ…レヒィ。レヂァ!!」
デコピン。
「いただきますはどうした。それと食べながらこぼすな。」
「レピィ、レピィィィィ!!」
昨日食べたシュークリームとおにぎりの方が旨かったんだろう。
だが、今食べてるフードも安物ではない。いくら抑制ホルモン入りとはいえ、味は整えられている。
「いいか。お前にはそのフードしか食べるものは無い。食う気がないなら取り上げるぞ。」
「レチ!レチィ!!」
立ち上がり、餌箱の前に立ちふさがるヒワ。食べるという意思の現われなのだろう。
「分かった。食べるんだな。その代わりこぼしながら食べるな。
今日はこれ以上しないが、次からは躾ながらにするぞ。」
ヒワは涙を流しながらフードを食べ始めた。そーか、そーか、そんなに旨いか。違うけど。
何とか全て食べ終えたようだ。その途端立ち上がりレチレチ僕に言い始めた。デコピン。
「レチチィ!!レッチィ!!!」
「食べ終えたら「ご馳走様」だ。それと食べる前は「頂きます」だ。それをしないと次からは餌無しだ。」
「レピァァァァ!!」
「ご馳走様を言え。手を合わせて言うんだ。」
「レヂアアアアア!!」
「言わないとデコピンだぞ。」
指を見せ付ける。頭をさっと抑えた。少しは学習したようだ。
「ご馳走様。ほら、言ってみろ。」
ヒワは渋々ながら手を合わせた。
「レッチレチァ。」
「そうだ。ご飯を食べれてありがたいって事だぞ。覚えておけよ。」
僕はヒワの頭をなでてやった。鞭だけでは躾にならない。
ヒワが本当に言ったかどうか分からない。もし、最終的にリンガルを使ってみて駄目だったら…悲しいことをするしかない。

ヒワはフードを食べ終わり、水を飲んだ。そして僕にレチレチ言い始めた。
「なんだ、ヒワ。」
ヒワはベッドを手で指してレチレチ言う。
「レチ!レッチャァ!レチレチ!レッチィ♪」
「何を言っているかさっぱり分からん。」
「レヂァ!レヂァ!!レッチャァ!レチレチ!レッチィ♪」
「分からん。お前が勝手に寝糞したんだろうが、自分で綺麗にしろ。ほれ、テッシュやる。」
テッシュを数枚入れてやる。まぁ、あのベッドがテッシュ如きで綺麗に出来るわけないだろうけどな。
「レッチァ!!レッチャァァ!!」
あ、やっぱりただ単に汚れが広がっただけだ。
「レェェェェン!レェェェェェン!」
糞をもらしながら泣き始めてしまった。
「五月蝿いぞ!糞はトイレでと言っただろうが!!」
デコピン。
「レヂッァァァッァ!!!!」
糞をもらす。あー、もう。僕はヒワをトイレ押し付けた。まだ、糞はひり出される。
とは言っても、トイレに吸い込まれていく。流石異次元空間的なトイレである。出終わったようだ。
「いいか、ヒワ。糞はトイレでするんだ。もし漏らしたら自分で拭かせるぞ。」
「レピャァァァァ!!レピァァァ!!」
「お前五月蝿いよ。これじゃ服返さねぇな。」
「レチ!?レッチャァァァァン!!」
「分かった、返してやる。だが、次粗相したら取り上げるからな。」
僕は昨日洗った服とパンツを返した。その前に尻を拭く。
「おい、ヒワ。今から床の新聞紙を取り替えてやる。次も新聞紙を敷く。
お前がパンコンしなくなったらタオルを床に敷いてやる。分かったか。」
「レチ…。」
「ヒワ。ベッドは綺麗にして欲しいか、そのままが良いか。」
ヒワはベッドの前に行き、投げるような動作をした。綺麗にしろって事だろう。
「分かった、綺麗にしておいてやる。」
「チプププププ!!」
「言っておくが、しばらくベッドは無しだぞ。」
「レ!?レッピアアアアアアアアアア!!!!!」
当たり前だろう。綺麗にするんだから。
「お前どうせ、公園に居たときは床で寝てたんだろうが、贅沢をぬかすな。ショボイのでよければ後で作ってやる。」
「レチィィィィィ。」
どこか納得はしていないようだ。でも仕方ないだろ。お前が悪いんだし。

とりあえず、ヒワのベッドを綺麗にしてやることにした。見た目には小さいクッションだ。
チャックを下ろして中身の綿を取り出す。見事に緑色である。
外の袋は洗濯するしかないか。中身の綿は…糞のしみこんだ部分は捨てて、後は綿を補充すれば良いかな。
ま、反省させる意味も込めて数日は菓子箱ベッドで我慢してもらおう。
一通り作業を終えて戻ってみると、水槽の隅に糞が盛られている。
「ヒワ。僕は糞はトイレでって言ったよな。」
「レッチャァァァ!!レヂレヂァァァl!!」
ヒワは実装トイレをペスペス叩く。
「ヒワ、横に階段があるだろう。それを使って登るんだ。」
「レチ?レェ?」
何を言われているのか全然分かっていないようだ。
うーん…。
「レ?レチ?レッチーン♪」
ヒワを持ち上げて見ると、パンツが薄っすら緑色に染まっている。
基本的にパンコンをすると気持ち悪いのは分かっているようでだ。
糞をするときにパンツを脱ぐということは頭にあるようだが、その他の事まで気が回らないようだ。
「さて、まずは粗相したから罰だな。」
「レェェ?レッチ!レッチィ!!」
「安心しろ、デコピン一発と服を奪うだけだ。」
ぺしりこ。
「レェェェェン!!レェ!レェェエエエェェン!!」
「五月蝿い。うら。」
服を奪う。パンツも汚いからまた洗い直しだが、こんな状態では代えの服なんて渡せないな。
「レェエエェェェェェェエエン…」
「ヒワがトイレうまく出来るようになったら返してやる。今の状態じゃ無理だ。」
「レェ…。」
「ヒワ、まず水槽を綺麗にしろ。」
「レヂァ!!レヂァ!!レシャァァァァァ!!」
僕に向かって威嚇をする。デコピンしても良かったが、ここはもっと屈辱的にいこう。
水槽の隅の糞はヒワの服で綺麗にすことにする。
「レ?レェ!レッチュァ!!レチュァァァァァァア!!」
「五月蝿い。お前が綺麗にしないから僕がしてやってるんだ。」
ごしごしごし。ヒワが僕の手を止めようと走り寄ってくる。
「レチ!レッチィ!!レッチィ!!レシャアアアアアア!!!」
「五月蝿いッ!」
ヒワを掴み、糞まみれの実装服に顔を突っ込ませる。
「ヒワが綺麗にすればお前の服はここまで汚れなかったんだ。それに対して文句を言うとは何事か。」
「レシャアアアア!!レッシャァァ!!」
ぽい。水槽の壁に叩きつける。
「レヂッ!!」
「少し頭を使え。僕に逆らうとどうなるか。どうしたらお前にとって一番いいかを。」
糞まみれの顔のまま、ヒワはまためそめそと泣き始めた。親指ってやっぱり頭が悪いのかな。
ヒワの服はさっきのベッドと一緒に洗うか。

ヒワの服とベッドを洗い終え、水槽へ行ってみると隅でヒワが丸くなっていた。
僕の姿を見ると立ち上がり、レチレチ鳴いている。
「五月蝿い。」
ウェットテッシュでヒワの顔を拭いてやる。手にも糞が付いているので一応拭おうとしたらしい。
それにしてもヒワは、まずトイレの躾からしないといけないかもしれない。
「ヒワ、まずトイレ使ってみろ。階段はその横だ。」
ヒワは階段を使ってヨチヨチ登り始めた。よしよし。
実装ちゃんお迎えセットに入っているトイレは仔実装向けだが、別オプションで親指でも使用可能になっている。
少し時間がかかったがヒワは最上部までたどり着いた。
「ヒワ、その部分を跨げ。そう。そうだ。」
僕の言うとおりにヒワがトイレを跨ぐ。すると勝手にトイレの穴が起動する。
「ヒワ、出るなら出して良いぞ。」
「レチ?レチ?」
「そこは出していい場所だ。やってみろ。」
「レ?レッチュゥゥゥン…。」
プリプリ。ヒワの出した糞は異次元空間へと吸い込まれていく。
「レチュゥ♪」
「ヒワ、糞を出し終えたらこの紙で尻を拭け。拭いたら、それも下へ捨てろ。」
「レチ。」
言われたとおりにする。
「終わったら降りて良いぞ。下を見てみろ。」
「レ?レレ?レチュゥ!!」
僕の言われたおとりにやったら糞が何も無くて不思議で驚いているようだ。
「ヒワ、良く出来たな。えらいぞ。」
頭をなでてやる。
「レッチュゥン♪」
「次からもしっかりそこでするんだぞ。それが出来ない場合は痛いことをされるんだぞ。」
僕はデコピンするときの指を見せ付ける。
「レピ!」
「いいか、がんばれよ。」
「レチ!」
任せろ。とでも言っているのだろうか。まぁ、毎回やってくれれば僕としても言うことは無いのだが。
しかし、あの階段を登る速度は遅すぎる。急な便意には対応できそうに無い。
僕はアクリル板に穴を開け、水槽を上げ底にしてヒワがトイレにすぐいけるようにした。
「ヒワ、これで階段を登ることは無いぞ。」
「レッチュゥ♪」
ヒワはトイレと水槽の端を行ったりきたりしている。
「レッチ、レッチ。」
なかなか自信満々だな。さて、それがどこまでもつかな。

僕はヒワをしばらく放置し、友人からもらった低圧ドドンパを砕くことにした。
通常のドドンパだと吹っ飛んで壁に激突死するかもしれないからだ。
低圧ドドンパでトイレの躾の確認をしよう。
「ヒワ、これをあげよう。」
「レチ?」
ヒワは欠片を受け取った。臭いをかいでいる。どうやら金平糖だと思ったようだ。
「レチ?レチレチ?レッチュ〜ン♪」
レチレチいいながら舐め始める。欠片だからすぐに舐め終わってしまった。
「レチッ!レチッ!!レッチィ!レッチャァァァ!!」
早速、抗議。もっとよこせ奴隷。程度だろう。さて、どう出るかな。
「レェ?レッ!?レッ!?レッピィ!レッピィィ!!」
「ヒワ、糞はトイレで。だぞ。」
「レッチ!レッチ!レッチィ!!」
どうやら突然の便意に戸惑っているようだ。あっちへこっちへ行ってはいるが、トイレの前を通り過ぎて戻ってきている。
「レチ!レチィ!レッチィ!レッチチィィィエィィェレェィ!!!!」
プリプリプリプリピリピリピリプリ!!と、その場で糞を漏らした。
「ヒワ、何でトイレでしない。」
「レチ!レッチャァァァァ!!!レシャァァアアアアア!!!」
「僕を威嚇するとはいい根性だ。」
僕はヒワを掴んで漏らした糞にこすり付ける。
「レヂァ!レヂァアアア!!」
「一回出来ただろう。わかっているのに出来なかったから、これは罰だ。」
ごしごし。ヒワで糞をふき取る。
「レヂァ!レヂァアアアアアアアアア!!!」
手の中でイゴイゴしているし、僕の手にも糞が付くが、仕方ない。
「本当だったら、ヒワに全て舐め取ってもらうところだが、ヒワは飼い実装だ。
糞を食わすなんてさせない。今は服も無い。そしたらヒワ自身で綺麗にしてもらうしかないだろう?」
「レヂァ!レヂァァァァ!!!」
水槽の底をある程度綺麗にしたら、風呂桶の中に突っ込んでおく。後は新聞紙の敷きなおしである。
ヒワは風呂桶の中で糞まみれになりながら、謎の踊りを踊っている。
「レッチレチーレッチレチー♪レッチェロチー♪レッチェロチー♪」
昨日風呂桶で風呂に入ったせいか、風呂に入れるとでも思っているのだろうか。そんな事は無いぞ。
僕はヒワを掴みあげてアルコール除菌スプレーを全身に満遍なく噴霧してテッシュでふき取った。
「レピァ!レッピァ!レッチュ!レッチュァァアァア!!」
アルコールの臭いがきついのだろうが、お前の糞の臭いのほうがよっぽどきついんだ。
身体を綺麗に拭いて水槽へポイ。
「レヂュァ!!レヂュァ!!」
予定と違うことに泣き喚いていたが、ヒワの予定なんて知らないので放置した。

餌の時間である。
餌は相変わらずフードを牛乳でふやかしたものだ。餌受けをヒワの水槽に入れてやる。
「ヒワー。餌だぞー。」
「レッチィ!」
だいぶ腹をすかせていたのだろうか。飛びついてきた。が。
「レェ?レェ?レヂィィィィ!!!」
実装フードに納得がいかないようだ。
「五月蝿い。いらないなら食わなくて良いと行った筈だぞ。」
「レェ…。」
「お前がここで生活していくには、これを食うしかない。言っておくが公園でゴミ食ってるよりマシだと思うがな。」
「レェェエェェ…。レチャァ。」
諦めて食べ始める。
「馬鹿者!」
爪楊枝でヒワの頭をプスリとした。
「レッチャァ!!」
「食べる前は頂きます。だ。」
「レチィ…レッチチァ。」
両手を合わせて、多分、頂きます。
「よし、食べなさい。」
もしゃ。ぽろり。プスリ。
「レチャァァー!!」
「こぼすなって言っただろう?」
「レヒィ…レヒィ…」
もしゃ。ぽろり。プスリ。
「レチャァァー!!」
「こぼすなって言っただろう?」
もしゃ。ぽろり。プスリ。
「レチャァァー!!」
「お前本当に馬鹿だな。食べ方も下手だし、多く取りすぎだな。」
「レチュー!!レチュー!!」
「何か別の手を考えるか…。」
「レチャッ!レチャッ!!」
水槽の壁に向かってフードを投げつけた。
「レヂィィィ!!」
「そうか、食べたくないか。じゃあ餌は無しだな。」
「レヂィィィィィ!!!!」
餌受けを水槽から取り出す。
「レッチィィィィ!!!レッチィィィィィィィイイ!!!」
「五月蝿い。」
デコピン。
「レヂッ!!」
「お前が何を言ってるかさっぱり分からんが、出された飯に文句を言う権利は無い。
お前は僕の飼い実装としてここに居るんだ。余分な贅沢は許さんぞ。」
「レッヂィィィィ!!」
「黙れ。あまりにもこぼすから今日はこぼして食べても良いと言おうと思ったが、
お前のその態度を見て気が変わった。今日は餌無しだ。」
「レ?レッチュ〜ン♪レリュ〜ン♪」
「今更だな。だがもう遅い。水でも飲んで腹を誤魔化しておくんだな。」
「レシャァァァァァアァァ!!!!」
僕は威嚇するヒワにデコピンを一発打って放置しておいた。

携帯を手にとって電話をかける。相手は虐待派の友人だ。
「ウェイ。」
「よしゆき、お前中国人だったのか。」
「そんな事ねぇよ。お前から電話があるとは珍しい。なんのようだ!」
「親指実装を飼い始めたんだ。お前の知恵が借りたい。」
「どんな心変わりだ。愛護も虐待も御免だと言っていたじゃないか。」
「託児されたんだ。面白そうだから育てることにした。」
「相変わらずいい加減な奴だな。」
正直、よしゆきにそんな事言われたくないのだが。
「で、フードをふやかして与えてるんだが、ボロボロこぼして汚いことこの上ない。」
「…親指は特に餌を食べるのが下手だからなぁ。俺は親指用ゼリーをあげてるんだが。」
「それならこぼさないか?」
「食べるって言うより舐めるものだからな。こぼしにくいだろう。」
「分かった。それを買ってみよう。」
「で、お前躾からしてんのか?」
「ああ、面白そうだからな。親指位の大きさなら何が起こっても平気じゃないか。
それに、会社でもらったお迎えセットとか言うのがあったしな。」
「そうか。でも託児された奴なんて思い切り糞蟲じゃないのか?」
「最初の印象では糞蟲だが、今はリンガルを使ってないから分からん。」
「は?リンガル使ってないのか?」
「ああ、わざわざ使ってないんだ。先にお前の言ってることは分からんから、基本お前の意見は通らないって言ってある。
で、こっちの要求だけ無理矢理通してみている。」
「なかなか新しいな。今度俺もやってみよう。」
「そうか?まあ、最終的にリンガル使って、まだ糞蟲だったら公園へリリースだけどな。」
「それだったら、俺にくれよ。」
「了解。」
「まぁ、また何かあったら連絡してくれ。じゃあな、あきとし。」
「ああ。」
僕は電話を切った。明日そのゼリーを買ってくるか。ヒワにとってもその方がいいだろう。

夜になった。
ヒワは眠くなったらしく、水槽の隅でうつらうつらしている。
「ヒワァァァアアアアア!!!!」
「レッピャァァァァアアアアァァァ!!!!」
大声で脅かしてみた。ヒワはびっくりして飛び上がると何が起きたか分からずにきょろきょろしている。
僕の姿が分かると、やっと何が起きたか分かったようで抗議を開始した。
「レッチィ!レッチッチィ!!」
「ヒワ。僕に逆らうとどうなるか未だに分かってないようだな?代わりのベッドを持ってきてやったというのに…。
ああ、でも公園で居たときはダンボールで寝てたからベッドなんて無くても平気だったか?」
「レェ?レェェ。レェエエェェェン。レッチ、レッチューン♪」
泣きまねと媚のダブル攻撃。とは言え普通に考えて何の効果も無いのだが。
「ヒワ、泣くのと媚とは普通つながらないだろ。泣くか媚びるかの方が効果があると思うぞ。まぁ、僕には意味無いけどな。」
「レェェェ…。」
「ほれ、テッシュを敷き詰めただけだが床よりはましだ。」
菓子箱にテッシュを敷き詰めたものを入れてやる。ベッドの代わりである。
「レ?レッチィ!レッチッチィ!レッチィ!!」
ヒワはうれしそうに菓子箱の周りをくるくる回っている。
「チププププププ!!!」
「取り上げ決定な。」
「レェェェ!?レピィィィィィィィィィ!!レチュー!!」
「物をもらった時は「ありがとう。」を言わないと駄目だ。お前は今確実に僕を見下した笑いをしたな?そんな奴にあげるものは無い。」
「レ?レピィ!レッピィィ!!」
「五月蝿い。」
爪楊枝でプスリ。
「レピャァアアアアアアアアアアアアアア!!」
「お前が悪いんだ。「ありがとう。」が言えなくても、物をあげた相手を見下すお前の根性はいただけん。今日は諦めて床で寝ろ。」
「レピャアアァァァァァア!!!」
「じゃあな、寝るときはちゃんと「おやすみ。」を言うんだぞ。」
「レッピィィィィァアアァィ!!」
「これ以上泣くなら腕か足を引きちぎるぞ。」
「レピ!レチィ!」
「よし。夜鳴きしたらデコピン三発な。」
「レチ!」
凄い変わり身の早さだ。
「寝るときは「おやすみなさい。」を言うんだ。」
「レチュゥンレチ。」
「よしよし。」
頭をなでてやった。
「レッチュゥ〜ン♪」
金平糖をやってもいいのだが、あんまりやると調子に乗るだろうからな。この程度にしておく。
ヒワの部屋の電気を消した。まぁ、元野良だし、寝れるだろう。

「レリュー。レリュー。レリュー。レリュゥウウウウウウ…」
ドアを勢い良く開ける。電気をつける。
「夜鳴きするなって言っただろうが!!!」
ヒワを怒鳴りつける。しかし、ヒワは涙を流しながら僕を見つめた。糞まみれで。
「ヒワ、お前何してんだ。」
「レッチュゥ!レッチュウウウゥ!!」
「悪いが何言ってるか分からん。」
「レェェェェェエェン…。レェ。レッチィ。」
「察するに寝糞してから寝返り打って、糞まみれになったって所か?」
「レチ。レェ…レ?レェェエ!レエエエ!!」
猛烈に抗議。
「ふむ。だったら、寝る前に糞をしようと思ったけど暗くてトイレの場所が分からず漏らした。か?」
「レチ!レチィ!レッチィ!チップププ。」
「その通りで、電気を消したお前が悪い?か。そうか。だが、本当のところを言えよ。
この部屋にはお前には分からないだろうがカメラが仕掛けてある。それを見ればお前が嘘をついているかどうか分かるんだ。」
「レ!?」
カメラが仕掛けてあるなんてもちろん嘘だ。仕掛ける予定なだけだが。
しかし、今の反応でヒワが嘘をついているのは分かった。
「ヒワ。くだらない嘘をついたら僕はお前を禿裸にして公園にリリースするぞ。」
「レヒ!?」
「どっちなんだ。寝糞したのか。トイレが分からなくて漏らしたのか。」
ヒワはその場にころんと寝転んだ。寝糞したって事だろうな。
「そうか、寝糞したんだな?」
「レチィ…。」
「ヒワ、嘘はいけない。夜鳴きもいけない。デコピンは倍の六発だな。」
「レェ!?レエエエエエエ!!!」
「五月蝿い。嘘をついたお前が悪い。」
「レベッ!レピッ!レジッ!レチャッ!レピャァッ!レボォッ!!」
ヒワを掴んで思い切りデコピンを叩き込んだ。ヒワの顔が醜く膨らんだ。
おそらく今までの躾で一度に六発は最高記録だろう。
一度に三発だったら、分散させて顔に痕が残らないように出来るが、六発だと無理だ。
「レッピァアアァァァァァアァ!!レェエァアァ。レェェェェェェェェェェン…。」
「ヒワ。僕はお前を叩きたいんじゃないんだ。お前が嘘をつくからいけないんだぞ。」
「レピィ…。」
僕はヒワを風呂桶に突っ込んで水槽の糞をふき取った。
それにしても本当に糞まみれだから今回は風呂に入れるか。
その旨をヒワに伝えると「レッチェロチー♪レッチェロチー♪」と調子外れの歌を歌っていた。
しかし、流石実装石。デコピンの痕が、もう治りかかっている。
今回は手抜きでジャムの空き容器にお湯をためて、水道を流しながらヒワを洗うことにした。
「レプォオオオオオオ…。」
「ヒワ。出来るだけ口は閉じろよ。お湯が入るぞ。」
「レチュオオオオオ…。」
上手く口が閉じれないようだ。まぁ、あまり気にしない。ここは風呂ではないのでハンドソープしかなかったが構わず洗う。
「レッチュゥ♪レッチュウ♪」
髪の毛も洗う。やはりヒワも実装石で髪の毛はお気に入りのようだ。
「チププ…。レギュッ!!」
チププ笑いをしたので軽く締めておく。
「ヒワ。僕を見下した笑い方をするんじゃない。」
「レヒィ…。」
その後ヒワをジャムの容器に入れる。
「レッチェロチュー♪レッチェロチュー♪」
「ヒワ、風呂は気持ちいいか。」
「レチ!」
「お前が良い仔にしてたら風呂に入れてやる。だが、悪い仔になったら入れないからな。」
「レチ!」
僕はヒワを湯船から上げ、ドライヤーで髪の毛を乾かした後、水槽に戻した。
「ヒワ、一応テッシュを敷いてやる。今日はそこで寝ろ。」
「レチィ…。」
「ベッドはまだ無しだ。お前が悪いのは分かっているな?」
「レ?レヂァ!!レシャアアアア!!」
「デコピン欲しいみたいだな?」
「レ?レチィ?レッチィィ?レッチュゥ♪」
誤魔化している。いいだろう。
「よし、我侭言わないのは良い仔だぞ。じゃあ、もう寝ろ。」
「レチ!レチュゥンレチ。」
「よしよし、おやすみだな。」
「レッチュ〜ン♪」
今度こそ本当におやすみなさいだ。もしまた夜鳴きしたらデコピンどころか腕を引きちぎろう。
後はヒワが夜、糞が出来るようになんか考えなきゃな。

朝になった。ヒワの水槽を見てみるとヒワが物凄い苦悶の表情で寝ている。
入れてやったテッシュに絡みつかれている…と言うか、寝相が悪くて転がっているうちに絡みついたんだろう。
「ヒワ。おはよう。」
「レチ?レヂァァァアァァァ…。レッヒィ、レッヒィ。」
「それは僕がやったんじゃなくて、お前が自分でしたんだぞ?」
「レ?レヂァ!レッヒィ!」
「抜け出れるか?」
「レチ!レチ!」
「出れるんだな?」
「レッチュアアァァァ!!」
「冗談だ、無理っぽいな。待ってろ、出してやる。」
「レチュゥ♪」
テッシュの端を掴んで引っ張る。要するにお代官様〜状態なわけだ。
「レピャアアアアアアアアア…レピョォ!」
で、水槽に叩きつけられる。
「レヂュァ!レヂュァ!」
「五月蝿い。」
ぺしりこ。
「レヂッ!!」
「ヒワ、朝起きたら「おはよう。」だぞ、「おはよう。」」
「レヂィィィ!!」
「おはようが言えないと朝ごはんは無いんだぞ?」
「レチ!?」
「おはようは言えるよな?ヒワは賢い仔だからな?」
「レッチィ!レチュチュオ!!」
「おはよう?」
「レチュチュオ!」
「よしよし、良い仔だ。」
ヒワの頭をなでてやる。
「レッチュゥ♪」

ヒワの餌を用意する。と言ってもフードなんだが。
「ヒワ、今日の夜は違うのを用意する。だから今はこれで我慢してくれ。」
「レチィ…」
「フードは嫌か?」
「レチ!」
嫌らしい。
「ヒワ、お前が託児されてここに来たとき食べたのは、僕のご飯だ。本当だったら食べれないんだぞ。
お前は僕の飼い実装なんだから、我侭言わずに出されたものを食べるのが筋だ。
もし、お前がフードを食べる気が無ければ、今日の夜までご飯は抜きだ。
昨日の夜から何も食べてないよな?平気か?」
「レチュゥ…レチ!」
「食べるか?」
「レッチィ!」
食べるようだ。今までのようにフードをふやかしたものを与える。
「レチィ…、レッチチァ。」
もしゃ。ぽろり。
「レチャアアアアアア!!!」
こぼしたことで爪楊枝で刺されると思っているようだ。
「ヒワ、お前一回で多く取りすぎなんだ。もう少しとる量を減らしてみろ。」
「レチ?」
「まだちょっと多いな、もう少し減らせ。」
「レチ?」
「そうだな、その大きさなら大丈夫か。食べてみろ。」
もしゃ。
「レチュ?レッチィ!」
「こぼさずに食べれたな。えらいぞ。」
なでりなでり。
「レチュゥ♪」
もしゃ。ぽろり。
「レチュ!?」
「だから、多いんだ。お前が普段取る量の半分にしてみろ。」
「レチ。レチィ。」
ヒワは普段の量を手に取ると、その半分をちぎって口に入れた。
もしゃ。
「レチ!」
「よしよし。えらいぞ。」
なでりなでり。
「レチュゥゥン♪」
「ヒワ。」
「レチ?」
「旨いか?」
「レシャアアアアアアアア!」
威嚇した。不味いようだ。
「不味いなら食べないか?」
「レヂァ!」
餌受けの前に立ちはだかる。食べるようだ。
「分かった。食べるんだな。」
「レチ!」
「今日の夜は、違う餌にしてやるからな。」
しかし、昨日までのように涙を流して食べるような感じではない。慣れてきてるんだろうか。
ちなみに結局、またこぼしたので二回ほど爪楊枝で刺した。馳走様は忘れずに言えたようだ。

「ヒワ、僕は仕事に行くから、留守番をしているんだぞ。」
「レチ?」
「僕が仕事に行かないと、ヒワはご飯が食べれないんだ。」
「レチュゥ。」
「僕が居ない間はこれで遊んでいるんだ。」
実装ちゃんお迎えセットの中に入っていたスポンジボールを入れた。
「レチ!?レッチュゥ!レッチュゥ!」
早速スポンジボールを転がしている。
「楽しいか?」
「レッチィ。レチュゥ♪…レチ!チプププププ!」
でこぴん。
「レヂァ!!」
「ヒワ、人を見下した笑い方をするんじゃないって言っただろう?」
「レヒィ…。」
「ヒワ、糞はトイレでしろよ。ヒワが良い仔にしてたら、いい事あるかもしれないからな。」
「レチ!」
「じゃあな。」
僕はヒワをおいて、会社へ出勤した。昨日の夜のうちにカメラはセットしてある。
まぁ、水槽の中から特別粗相が出来るとは思えないけど一応な。

会社帰りに実装ショップへ寄る。
よしゆきの言っていた親指用のゼリーを探す。
「…親指ちゃんゼリー…成長促進剤入り。これは駄目だな。あいつは成長させる気だったのか。
えーとこれは…おくるみちゃんゼリー…何々、親指ちゃんにも使えます。成長抑制剤入り。…これにしよう。」
僕はおくるみちゃんゼリー(パッケージは愛護派臭ムンムン)と親指積み木等を買った。
「ただいま。」
「レチュー!レチュー!」
ヒワが早速騒いでいる。うわ、糞臭いぞ。なんで臭いんだ?
見るとヒワの顔が歪んでおり、体は糞まみれだった。
「ヒワ!何してんだお前!」
「レチュー!レッチュウウウウウウ!!」
「とりあえず体を拭け。」
ヒワの水槽に数枚ウェットテッシュを入れて、窓を開けて換気。で、カメラのデータを見る。
全部見る気は無いので、倍速でデータを確認する。
寝る。トイレで糞をする。出来てるじゃないか。ボールで遊ぶ。寝る。トイレで糞をする。
ボールで遊ぶ。体がボールに巻き込まれて頭から吹っ飛ばされて…糞を漏らした。
「…ヒワ、お前ボール遊びも無しにするか。」
「レチュ?レッピアアアアアア!!!」
「嫌なのか。」
「レチ!」
「でも、お前、ボールに飛ばされて糞漏らしてるじゃないか。」
「レチィ…。」
「それについては後で考えよう。ヒワ、体は拭けたか。」
「レチ!レッチィ、レッチィ。」
拭ける場所は拭けているが、流石に全部は拭けてないな。
「残りは拭いてやるよ。」
ヒワを持ち上げウェットテッシュで拭く。
「…チププププ…レベェ!!」
即デコピン。
「その笑いは駄目だって言っただろう?」
「レェ。」
ヒワを水槽に戻す。
「ヒワ、水槽は自分で綺麗にしてみるんだ。」
「レチ?レッチィ!」
「僕じゃない。そこはお前の家みたいなもんだから、自分でやってみろ。それが出来たら餌をやる。」
「レチ!」
ウェットテッシュを数枚また水槽に入れる。
「レッチ。レッチ。」
もし、ヒワが裸でなかったら、きっとパンコン状態で水槽が全く綺麗にならないだろうなぁ。
水槽はある程度綺麗になったようだ。残りの部分は僕が拭いておいた。
「よし、ヒワ、餌だぞ。」
「レチィ…。」
「安心しろ。フードじゃない奴だ。」
僕はおくるみちゃんゼリーの封を開けて水槽に入れた。
「レチ?」
プニプニ。ゼリーを押してみている。
「それはゼリーだ。食べたり舐めたりするんだ。」
「レチ!レッチチァ。」
頂きます(恐らく)の後で、食べ始める。ゼリーの容器を抱え込んで一舐め。
「旨いか?」
「レッチィ…?レェ、レェ。」
微妙のようだ。
「とりあえず食べてみろ。」
「レチ。」
容器の奥の方まで食べれるように木箆を入れてやる。
ヒワは最初、どう使うか分からないようだったが、使い方を教えると何とか使うことが出来た。
おくるみちゃんゼリーはこぼすことなく綺麗に平らげた。
「お、今日はこぼさなかったな。えらいぞ。」
なでりなでり。
「レッチュゥ♪レッチィ♪」
「ヒワ、今のうちにトイレに行っておくんだ。」
「レ?レチ!レチ!」
トイレに駆け込むヒワ。さて、僕も晩御飯にしよう。

食事を済ますと、ヒワの相手をすることにする。
「ヒワー。水槽を改造しようと思うんだ。」
「レチ?」
ヒワは鼻をピスピス。耳をピコピコさせている。何が起こるか分からないが、楽しみなのだろう。
まずは、トイレ周りだ。夜暗くて周りが見えないと言われると面倒なので、トイレ周りに夜光塗料を塗る。
で、トイレの親指ちゃん便座のところにスイッチをつける。座るとスイッチが入り、頭上の豆電球が点燈するようにした。
設置が終わったのでテストをしてみることにする。
「ヒワ、電気消すぞ。」
「レチ。」
電気を消す。辺りは言うまでも無く真っ暗だ。
「レピョ!?」
トイレの周りが黄緑色に怪しく光る。
「ヒワ、トイレの周りの光が見えるか?」
「レチ!」
「よし、今から糞してみろ。どうせまだ出るだろ。」
「レチ?レチィ!レッチ。レッチ。」
トイレに向かってヨチヨチ歩くヒワ。トイレの便座にまたがる。頭上の豆電球にスイッチが入る。
「レピョ!?」
「お、ちゃんと点いたな。これから夜でもトイレに行けるぞ。ヒワ。」
「レチ!」
プリプリプリプリ。あ、ほんとに出た。さっきしたばっかりだとは思うんだが。
「レチ!」
ちゃんとできたという報告だろうか。ヒワが便座から立つと豆電球が消える。部屋のライトをつけた。
「ヒワ、今度時間があったらお前の水槽を二階建てに改造してやるからな。」
「レッチィ!チッププププ!」
ぺしりこ。
「レヂ!」
「だからその笑いはやめろと言っているんだ。」
次に僕はヒワにオムツをつけることにした。
「ヒワ、新しいパンツだぞ。」
「レッチィ♪レ?レレ?レッチィ?」
ヒワは僕の持っているオムツを見つめた。
自分が知ってるパンツとちょっと違うようで不思議に思っているようだ。
「これはヒワのパンコン対策パンツなんだよ。」
「レヂアアアア!!」
「威嚇すんな。お前、トイレは出来るけど、急なことがあると糞漏らしてるじゃないか。」
「レチ?レッチアアアアア!!」
「例えばさ…」
ヒワを軽く指でつついて転がす。
「おなかプニプニしてやる。」
「レ?レッヂアァァァア!!」
威嚇される。自分は蛆ちゃんじゃないからとかそんなところだろう。
とはいえ、親指なんて言ってしまえば蛆ちゃんの親戚みたいなもんだ。おなかプニプニは好きなはず。プニプニ。
「レッチーン♪レッチーン♪」
ほれみろ。さっきまでの威嚇が嘘のようだ。プリュップリュッと糞がひり出される。
「レチュ!?」
「な、出るだろ。糞。」
「レェ…」
「それを考えたら付けてた方がいいと思うぞ。」
糞を拭きながら言う。
「レェ…。」
「それをつけてたら服も着れるだろ。」
「レチ!」
服と言う単語に反応してオムツ着用を受け入れた。ヒワにオムツを渡して、服を返した。
「レッチィ!レッチィ!」
久しぶりに服にご機嫌なヒワ。調子外れの歌に乗せて謎の踊りを踊る。
最初のころから比べるとずいぶん躾の面では成長している。
時々チププ笑いもするし、威嚇もするが、前からすれば段違いな気がする。

 ヒワは順調に飼い実装としての生活に慣れていった。
 最初のときとは違う。勿論素人が躾けているので店で売っているようなものや虐待派が躾けたものまではいかない。
 それでも家で飼っている分には問題は少ない。あきとしはもうそろそろリンガルを使おうかと、考え始めていた。

「じゃあ、ヒワ、行って来るぞ。良い仔で留守番するんだぞ。」
「早く帰ってきてヒワの相手をするレチ!いってらっしゃいレチ!」
ワタチの言葉はあのニンゲンには分からない。
最初はあのニンゲンに痛いことも怖いこともいっぱいされた。
でもアタチは、あのニンゲンの言うことが分かるからどうすれば、痛いことも怖いこともされないが分かってきた。
あのニンゲンはいつもマンマをくれるし、可愛がってくれる。
マンマは最初にここに来たときに食べたのほどおいしくないけど、公園のゴミよりは良い。
遊び道具もあるし、怖い敵もこない。幸せ。
でも、いつも「仕事」とか言うので、あのニンゲンが居なくなる。
あのニンゲンはいつもワタチの相手をしてくれないけど、あのニンゲンと遊んでいると楽しい。
「ウンチでるレチュ。」
アタチのためのトイレ。ここでウンチをすれば臭わないし汚れない。凄い。
「ボール遊びするレチュ。」
ボールはころころ転がる。良くわかんないけどそれだけで楽しい。
この前、あのニンゲンがアタチの家を「二階建て」って言うものにしてくれた。
坂道があって、その下にいける。ボールをそこに転がすと楽しいし、転がして戻るのも楽しい。
「疲れたレチ。お昼寝レチィ♪」
今のベッドは最初に寝てたほどふかふかじゃない。
でもこの「テッシュ」とか言うのを敷き詰められていて、寝ると気持ち良い。
ワタチは寝るとき、まだ…時々、ほんとに時々ウンチをしちゃう。
でも、あのニンゲンがくれたパンツを穿いていると「パンコン」しないからベッドが汚れない。
「ダイブレチー♪」
お昼寝。お昼寝も楽しい。
お外から声が聞こえる。同属の声だ。この声…聞いたことある。ママ?
「デッデロゲー。デッデロゲー。ワタシは託児の天才デェッスゥ!四女ちゃんは悲しいことになったデスゥ〜♪」
ママ?ワタチ悲しいことになってないよ?幸せだよ?

 しかし、そんなヒワの声は届かない。
 水槽の中から、しかも部屋の中から親指の声では外まで届くわけが無い。
 さらに、歌は続く。

「デッデロゲー。デッデロゲー。三女ちゃんはやさしい男に託児デスゥ〜♪
これからワタシ達は幸せいっぱい贅沢いっぱい飼い実装〜♪」
「飼い実装テチュ〜♪」
オネエチャ?オネエチャも居る?
「毎日オスシにステーキ金平糖〜。ドレイニンゲン働かせ〜。フカフカベッドでおやすみデスゥ〜♪」
「オスシ食べたいテチ!」「ステーキ食べたいテチ!」
「そうデスゥ〜。毎日食べるデスゥ〜♪」

 ヒワの親は相当運が良い。あんな迷惑この上ない歌を大声で歌って、虐待派に捕まらなかったのだから。
 しかし、この歌が一つの運命を狂わせた。

「ヒワは…ヒワは飼い実装レチ?ワタチは毎日何食べてるレチ?オスシ?ステーキ?金平糖?
そんなもの食べたこと無いレチャァ!!毎日ゼリーレチャァ!!フカフカベッド?そんなもの最初に取り上げられたレチャァ!!
ドレイニンゲン!?そんなものいないレチャァ!居るのは痛いことと怖いことをするニンゲンだけレチャァ!!」
 実装石にとって都合の良い幸せ。そんなものは、ヒワの心の中で眠らせていた感情。
 今の、ニンゲンと一緒に生活していたの幸せ。
 しかし、それは実装石の果てしない欲望の中ではごくごく小さいな物だ。
 あきとしの躾けによって、抑えられていた感情が、親実装の、糞蟲の歌でぶり返された。
「やってやるレチャァ!あのニンゲンはドレイニンゲンレチャァ!毎日オスシにステーキ金平糖レチャァ!!
この家もヒワの物レチャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
 ヒワはこの瞬間で忘れてしまった。あきとしが自分を世話してくれていたこと。ヒワという名前をつけてくれたこと。
 実装石からすれば、今の生活は限りなく幸せに近いということ。
「レシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
 力の限り叫ぶ。親指の叫びだからたいしたことは無い。しかしヒワからすれば精一杯。あらん限り叫ぶ。
「こんなパンツいらないレチャァ!ここはヒワの家レチ!ウンチを我慢する必要は無いレチャアアア!!」
 あきとしからもらったオムツを脱ぎ、放り投げる。そして力の限り脱糞する。
「チーーーーププププププププ!!やってやるレチ!アタチはドレイニンゲンに力の差を教えてやるレチ!
今日から毎日オスシにステーキ金平糖レチィィィィィィィィィィ!!!!まずこのお家をアタチのモノにするレチイイイイイイイイ!!」
 ヒワは脱糞した自分の糞を手に取り、実装石お得意の糞投を開始する。
 とは言え、所詮は親指実装。水槽の壁に糞を投げるので精一杯である。しかし、ヒワは大真面目だ。
 水槽の壁が着々と緑色になっていく。
「どんどんヒワの臭いになるレチ!ヒワのお家レチイイィィィイィイイイイイ!!!」
 水槽の壁面を糞まみれにしたことで少し気が晴れたのだろうか。多少落ち着いてきたようだ。
「お腹すいたレチャアアアア!ドレイニンゲン!!マンマもってこいレヂアアアアアアア!!!」
 あきとしは仕事に行っているので勿論誰も来ない。
 そんなことにさらにヒワはヒートアップする。
「ドレイニンゲン!なんでこないレヂアアアアア!!!さっさとオスシにステーキ金平糖持って来いレヂアアアアア!!!」
 誰も来ない。実際は腹もそんなに減っているわけではない。
 しかし、今のヒワは欲望の安全装置が外れた状況だ。
「チプ!?目の前に一杯食べれるものがあるレヂアアアアアア!!」
 それは糞だった。自分が蛆ちゃんのときは喜んで食べていたものだ。
 親指になってからも少しは食べていた。親指とはいえ、変態後は胃も弱い。
 なので、蛆ちゃんと同じような食生活をしていた。
「ウンチ食べるレフウウウゥゥゥゥゥウ!!!!」
 一瞬、ヒワの時間が逆行した。そして、糞にかぶりつく。舐め取る。
 ヒワは親指実装だが、まだ蛆ちゃんから親指になって時間が浅い。
 そのため、食糞には抵抗が少なかったせいもある。
「ウンチ美味しいレファァァアアァアl!!食べるレフウウウウウゥゥゥ!!!」
 しかし飼い実装としてのタブー。糞食。それをヒワは破った。
「チーププププププ!!食べ放題レヂアアアアア!食べるレフウウウウウウウウウゥゥゥ!!!」

「ただいまー。うっわ、くせっ!!何だぁ!?」
僕はヒワの水槽まで走った。臭いにも程がある。この強烈さはあまりにもおかしい。
ヒワの水槽は緑色だった。水槽の壁面も、トイレも、ベッドも、ボールも。何もかもがヒワの糞まみれだった。
正直、こんなにどこから出るのか物理的におかしい位の量が出ている。
「ヒワ!何してるんだ!!」
ヒワが僕をにらみつける。
「チププププププププ!!!」
あの、卑しい、汚い笑い方。そして、口元は緑色に染まっている。
「ヒワ!お前食ったのか!糞を!!」
「チーププププププププ!!!」
「お前は飼い実装なんだぞ!!」
ヒワを摘み上げる。しかし、ヒワは再びあの、卑しい笑いを繰り返す。
「チープププププ!!チピャピャピャピャピャピャピャ!!!!!」
ぺちょり。と、僕の顔に何かが飛んできた。ヒワの糞だ。
「チピャピャピャピャピャピャピャ!!!!!チゥ?レチィ?レヂヂイイイヂアアアア!!チピャピャピャピャピャピャピャ!!!!!」
僕はヒワを水槽へ叩きつけた。
「レベェッ!!」
「ヒワ、お前に何があったか知らないが、僕にそこまでの態度を取るということは、何か理由があるだろう。
だが、そんなものは僕は知らない。しばらく頭を冷やしてもらおうか。」
「レヂアアアアアア!!」
下半身がぐずぐずに潰れている。先ほど投げつけたためだろう。
僕はヒワを掴みあげると、ヒワの顔に唾を吐きつけた。軽い仕返した。
そして、それを丹念にヒワの体に塗りつける。
「レヂァ!レヂァァァァ!!!」
顔にも、体にも、髪の毛にも何もかもに僕の唾が行き渡った。
実装石の糞の投げつけは所有物にしたいものに対して行われる。
なので、僕はそのお返しをしたわけだ。
そして僕はヒワを輪ゴムで止め、割り箸にくくりつける。倒れないように錘をつけ、コップの中に入れた。
これで、ヒワが糞をし続けるとコップの中にたまる。さらに窒息、糞食をさせない程度の高さに調節する。
四日くらいこれで放置してみることにした。その間は無視をし続けることにする。
部屋を出て行くときにヒワが威嚇する叫び声をあげていたが、それも無視した。
ヒワ、お前が四日たってもその態度だったら潰して捨てるしかないぞ。
最初のうちよりだいぶましになってきたと思ったのにな。

 その後、あきとしはカメラに残っていた映像を見たが、リンガルを使わなかったので
 ヒワが突然暴れだしたようにしか見えなかった。
 あきとしは、それを見て何が起こったかさっぱり分からなかったが、リンガルを使う気も起きずに放置しておいた。

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