タイトル:【虐観】 新しいゲーム 三、四、五日目
ファイル:新しいゲーム3.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:2833 レス数:0
初投稿日時:2009/06/01-22:17:03修正日時:2009/06/01-22:17:03
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3日目、4日目

この二日間は基礎体力の向上、槍の扱いの練習に終始した。
長距離、短距離、スクワット、腕立て・・・は腕が短すぎて出来なかった。等など。
ちょこちょこと捕獲した野良実装を的にしての槍の練習。ちなみに野良実装はあの公園とはまったく関係が無い。
おかげで、3分は余裕で走れるようになり、槍も狙った場所をピンポイントで突けるようになった。
この30匹を公園に放せば、他の実装石など意図も簡単に殲滅できるだろう。
しかし、それだけではおもしろくない。団体行動をさせた意味が無い。

そろそろ始めようか。


5日目

「今日はお前らに屈辱を与えよう」
「「「デ?」」」
何のことだ?と首をかしげる30匹。
「よし、そこに横一列に整列!」
「「「デッスー!」」」
サササッ、と手際よく整列する実装石たち。
うーむ、いい気分だ。
「それでは紹介しよう。今日のゲストはこいつらだ!」
そう言って5匹の糞蟲を箱の中から出す。
ついさっき近くの公園で捕まえてきた奴らだ。
普通の槍の練習だと思ってるのだろう、30匹は興奮している。
槍の練習で野良を大量に殺したためか、今では実装石を殺すことに興奮を覚えるまでになっているようだ。
しかし、残念ながら今日の訓練は違うんだよね。
「お前たちには今から糞まみれになってもらう!」
「「「デッ!?」」」
ふふ、驚いてるな。
でも仕方が無いことなんだ。これは必要なことなんだ。
「よっしゃ脱げ!」

しぶしぶと服を脱ぐ30匹。
抗議してくる奴や拒否する奴がいたがそこは実装叩きでいっちょあがり。
服をさっさと回収する。

糞蟲たちには、あらかじめ30匹を奴隷だと教え込んでいる。
「よし、それでは君たち。やっちゃってください。」
おーおー、醜悪な顔で笑っとるわ。ひねりつぶしたくなる。
「デププププ・・・デスー!」
5匹同時にまったく同じ反応をして糞を投げ始める。
びちゃびちゃと命中し、糞まみれになってゆく30匹。
おー、これは惨めだなぁ。だが耐えろよ。これを耐えれないと下手したらお前たちは全滅だ。
「デ・・・、デジャー!」
あっ、いかん。我慢できなくて一人走り出しやがった。
「おいっ、お前!そこで静かに立っとかんか!」
そう言って蹴り飛ばす。ああ、糞ついちゃった。

2分後。
もうさすがに止めないとストレス死してしまう。
偽石を取り出してないからな。
「よし!そろそろいいだろう!皆殺しにしろ!」
「デプププウ・・・デッ!」
「「「デズアァアッァァア!」」」
ふふ、糞蟲たちよ。君たちは皆殺しにするんじゃなくてされる立場なんだよ。
醜悪な顔で30匹に近づこうとしていた糞蟲たちは、逆に一瞬で30匹に囲まれていた。
おー、ものすごい勢いで糞蟲たちの体が地面のしみになってゆく。
ははは、俺の育てたこいつらも立派になったもんだ。

「よし、そこに並べ!」
ザザザッ、と並ぶ30匹。
「よく耐えた!褒美を与える!」
そう言ってホースから水を噴射する。
臭いったらありゃしない。汚物は消毒だ。
「「「デジャァァアー!」」」
地面をゴロゴロと転がってゆく実装石たち。ふふ。


「よし、お前たちにこれから最も重要なことを教えてやる!」
いっせいに返事をする実装石たち。
「お前たちは団結しなければならない!(おもしろくないから!)そうでなければ貴様らは各個撃破されてしまうだろう!(多分大丈夫だけど!)」
「と、言うわけで貴様らにはこれからファランクス戦法を練習してもらう!」
「「「デ?」」」

ファランクス戦法、古代ギリシャにおいて編み出された戦法。密集陣形とも呼ばれる。
長い槍を持った兵士たちが、一列、二列、三列・・・と並び、皆で槍を構え槍の壁を作り出し、そのまま前進し敵を倒すという戦法だ。
この戦法でギリシャの兵士たちはペルシア戦争において圧倒的な戦力差を覆したという。

ただし、実装石でこれを再現するのは難しい。
頭の大きさのせいで列の間に大きな隙間が出来てしまうからだ。
俺が作った槍の長さだと2列が限界だろう。
さらに、ぶっちゃけ実装石のあの手で持てるような盾を作るのが面倒なのだ。
というわけで今回は盾を持たせない。

この戦法は一人抜けるだけでも一気に戦力が下がる。
それゆえ糞を投げられようとも列から抜けないようにしなければいけないのだ。
二列だけだと補充もないからな。

実装石たちに優しくやり方を説明し、並ばせる。
今回は15,15で並ばせる。
出来れば一列目にはしゃがませたいのだが・・・悲しいかな、足が短すぎてしゃがんでもあまり意味が無い上にそもそもバランスをとれないからしゃがむのは難しい。
と、言うわけで、今回は一列目に体格が小さい奴を並べ、こころもち頭を下げるように言っておいた。

・・・うむ、中々。
というかぶっちゃけこの程度の頭数だと並ぶことさえ出来れば大体いけるな。
んじゃ早速練習試合と行きますか。
お相手はまたまた近くの公園から捕まえてきた30匹の糞蟲たちだ!

囲いの中に糞蟲を放す。
数は同等。ただしこっちの30匹の戦力は圧倒的だ。
糞蟲たちにはぶっちゃけまったくもって勝つ可能性は皆無なのだが、そこは糞蟲、おだててやればいくらでも突っ込む。
・・・のだが。
一方的に突っ込まれて直ぐに全滅されてはつまらない。
離れて糞でも投げておけば勝てる、と説明しておいた。

戦いが始まる。
二列でどっしりと構える30匹。対して糞蟲30匹は早速糞をひねり出している。
さて、やっと俺が望んでたことが出来るぞ、小規模だが。
「微速前進!」
俺の指示を聞き、ゆっくりと進んでゆく。
それに対して糞蟲は糞の投擲を開始した。
糞にまみれていくが、一匹も列を乱さない。ふふ。
現在、正四角形の囲いのほぼ中央で両者は対峙している。
列を徐々に斜めにずらしながら隅に追い込むか。
「列を崩さず右から少しずつスピードを上げろ!・・・よし、そのまま列を維持!」
中々やるじゃないか。列はあまり乱れていない。
・・・しかし、簡単すぎるな。もう指示することがなくなったぞ。まあ・・・、平坦の正四角形のフィールドで、同数の戦いだとこんなもんか。
すでに糞蟲たちは隅に追い込まれる形になった。まだ気付いていないようだがな。
それもそのはず。元から馬鹿なのに加えて糞にひるみもしないこちら側に混乱しているのだろう。
徐々に隅に詰めてゆく。こりゃもう勝利確定だな。最初からだが。
・・・お、一匹突っ込んできた。
ああ、あーあー。槍の間合いに入った瞬間に、頭に2突き、体に2突きされた。
一匹に対して横2匹、縦2匹の攻撃が同時に入った。
一瞬にして倒れこむ糞蟲。ふふ。気分がいいよ。

今のを見て恐慌状態に陥る糞蟲たち。
隅っこに固まっておびえつつ威嚇をしている。かわいそうに。
徐々ににじり寄る壁。しかも表面はハリネズミ。
ついに恐怖の防波堤が決壊。一気にわめき叫びながら突っ込んでくる糞蟲軍団。
対する30匹の実装石たち。
微動だにせず、敵が間合いに入るのを待っている。
・・・、入った。
ドスッ「デッ!」ドンッ「デフッ!」ドスッ「デジャッ!」ズン「デヒャ!」
ドンッ、ズンッ、ドスッ、ドジャッ、ズンッ、ブスッ、ドンッ、ドスッ、ドンッ
ドシャッ、ズシャッ、ズシャッ、ドシャッ、グチャッ、ドジャッ、ズジャッ、ドシャッ
ドチャグチャグリャッドジャベチャグチャドチャベシャグジャジュチャヌチャッベチャヌチャ
永遠と鳴り響くみずみずしい音。悲鳴。

・・・、くどいっ、くどいぞ・・・っ!
くどいくらいめったざしにしている!
恐ろしい勢いで数が減る糞蟲軍団。
その有様は、目が空洞になったり頭から脳が垂れ出たり手足が全て無くなったり頭そのものが原型を留めてなかったり・・・。
恐るべきファランクス。実装石でもこんな芸当ができるんだなぁ・・・。
これじゃあ、あの公園の実装石たちはひとたまりも無いだろう。
しかし、あの数は魅力的だ。あれなら逐一指示を出すことも出来る。フィールドも完璧。
ああ、楽しみだよ。


その後、原型を留めない死体を洗い流し、コンペイトウを与えて今日の訓練は終了となった。

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