タイトル:【虐馬】 実装ラッパー
ファイル:実装ラッパー.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:1972 レス数:0
初投稿日時:2009/03/05-20:36:43修正日時:2009/03/05-20:36:43
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公園のベンチで適当に実装をあしらいながら昼食を食っていると、
自分から少し離れた砂場に奇妙な格好をした男が現れた。

その男はレゲエ頭にサングラスで、ラフな格好をしている。
腕にはラジカセを抱えてやかましく音楽を流している。
そして、何かいろいろと入っている得体の知れない買い物袋。


「YO! 実装ちゃん 可愛いじゃん 飼っちゃおうじゃん」

「デ 嬉しいデス 飼ってデス!  ワタシにシアワセよこすデス」

「そんな糞より このワタシ 高貴な実装 ワタシはどうデス?」

「テチャ テチャテチャ テチテチャテー」

「プニ プニプニ レフレフレー」

ずんどこ ずんどこ うぽうぽ うぽぽん


不思議なことに実装石たちが男の流す曲に合わせて行動をしだした。
五匹ほどの実装石が砂場の中の男の近くにおり、外では遠巻きに十匹ほどがうぽうぽ言って体を揺らしている。
男はリズムに乗りながら買い物袋から直方体の物体を取り出す。
それはサランラップであった。


「デップン デププ」 ブリブリブー 「お前ら糞蟲 ワタシはリッチ」

「デッシャア デデジャジャ」 ビチビチピー 「デッギャア 糞蟲 殺すデスー」


「YO!グルグルしちゃうよ グルグルしようよ」

「ニンゲンこっちに来いテチイ アタチがいちばん尊い仔テチャ」

男は、寄ってきた実装石に片っ端からラップをクルクルと巻いていく。
巻かれた実装石は、悲鳴を上げることもなく音楽に合わせて蛆のようにくねった。

「レッフン レフレフ プニンフ レピイ 蛆ちゃも巻いて 欲しいでプニフー」

「YO!」

そんなこんなで全てが巻き実装になると男は彼女たちを手に取った。
そしてラップの箱をもう片手に取る。

ギヤリ ギャリギャリ ギャリ

「デジャッ デジャデジャ デギャッ!」

ギュリギュリ ギュギュギュ

「ヂャアヂャア テヂャヂャアッ!」

のこぎり状の刃で実装石の表面を刻んでリズムを奏でる男。
置かれた巻き実装の中にも我を取り戻した者もいるようで悲鳴を上げ始めた。

「デッデーニンゲンふざけるなデス 今放すなら 許してやるデス」

「テッチャーテチャテチャ不幸せ なりたくないテチ 逃がしてくれテチ」

悲鳴を上げるもののリズムに乗っている巻き実装が哀れを誘う。さらに、

キュッキュッ キュキュキュ キュキュキュキュキュ

「レフーン レフレフ レフレフレフゥーン」

キュッキュッ ギュッギュッ ギュギュギュギュ ぷちっ!

「レプレプ  レピュレプ  レピャピャピャピャ レピャッ!!」 

蛆に巻かれたラップに指を当てて擦り、音を出したと思ったら、
押す力を強めていき蛆たちを潰していく男。

「デェェン デェェン 蛆ちゃんが 死んでしまって 悲しいデスウ」

「蛆チャ ウジウジ 蛆チャアアアン」

いくつもの切り傷を付けられた巻き親実装が嘆きの声を上げる。
仔実装も次々と男によって潰されていった。

ぽんぽん ぽぽぽん ぽぽんぽん

「テチテチ テッチュン テテチテチャア」

ぽかぽか ぽっかん ぽかぽか ボスッ

「テチテチ テッチャア テェテェ ヂャッッ!」

ラップの芯を持って軽く叩いていき、
最後の一撃は芯を縦に持って仔実装に突き立てていく。
軽いノリの曲とは裏腹に、蛆と仔は無残な姿となった。

「YO!実装ちゃん ありがとう これはお礼だ みんなで食べてNE!」

男は満足げに音楽を止めた。
遠巻きにうぽうぽ言っていた実装石たちが仔達の死体に駆け寄り、
ラップを剥いて貪り始める。

むきむき もぐもぐ 「デププププン」

「デギャデギャ デッギャア やめるデスウ!」

「蛆チャのお守りも できたデス 優しいよい仔を 食べるなデスウ!」

「これは夢デス 覚めるデス 覚めないデェェン もう嫌パキン!!」

「こんなの嫌デス 不幸デス 望みは全くないデス パキン!」

音楽の残滓だろうか、巻き親実装たちはリズムに乗って続々と偽石崩壊していった。
男は砂場の中に実装の残骸を埋めて公園を去っていった。おいおい子供がそこで遊ぶんだぞ。
満腹の実装石たちが消えた後には静かな公園が戻った。


一年後、実装石が狂ったように踊りだす音楽CDが発売された。
男が掛けていた音楽は、偽石に共振を起こさせるリズムだったのだ。
後に始まるビッグビジネス。その源泉を、私は偶然目撃していたのである。

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