ミドリと偽ミドリが台所で遊んでやがる。 これにゴミを捨てろと渡したはずの、指定ゴミ袋にすっぽり入ってキャッキャウフフだ。 お前らそのまま捨てるぞ? で、俺達は何をしているかというと、いわゆる「年始の大掃除」ってやつだ。 そう、邪魔臭くて年末に掃除してなかっただけなのさw 「お前ら! さっさと掃除してコンビニに買出しに行かないと、何にも食うモンねぇーんだぞ!」 デ? デ? 「デ? じゃねぇーよ、まったっく・・・・あれ? これいつのだ?」 正月おなじみの分厚い新聞にまぎれてハガキが一枚、出てきた。 差出人は・・・田舎のお袋じゃねーかよ。 何だよコレ、毎年帰ってこないだとか、早く結婚しろとか、ほっとけつーの。 配達は・・・11月ぅ? あらま・・・ しかも何々、コッチに来るだと? って、1月1日って今日じゃん!! ピンポーン ピンポーン ガチャリ 「トシアキおるかね? んっま〜 きったねぇ玄関だねこりは!?」 「あ!? おっ お袋!? いっ 今行くから・・・」 デスゥー・・・ デズゥー・・・ 「なんだねこりは? 赤いきつね? こげな醜い人形・・・」 ブスリ! デピッ!?・・・ ブリブリ・・・ 持ってた雨傘をいきなり偽ミドリの頭に刺した!! のっけからスゲー事しやがるwww 「ほーけ、こりがジッソーセキけ。近くで見るのは初めてだ」 確かに俺が生まれた海岸線のド田舎では、ほとんど野良の実装石なんていなかったなぁ。 俺も間近で見たのはこっちに出てきてからだし。 まあそれはイイとしてだ、問題は白目を剥いてひっくり返っている偽ミドリだ。 いくら実装石とは言え、これでは死んでしまうんじゃねーの? うちには実装石の薬なんて置いてないしなぁ〜・・・ いっそ捨てるかw 「なあミドリ、こいつ居なくなると悲しいか?」 デ? ・・・ンデェ〜 そこで悩むなよ、冷てぇ奴だなwww じゃあ、ミドリの冷たさに免じて偽ミドリを助けてやるか。 「お袋、コンペイトウなんか持ってる? 実装石はコンペイトウが好物で傷の治りも早くなるって」 「飴ならあるがよ。のびちょるのに、どーやって食わせるンだぁ?」 「ん〜〜、確かに」 「こげなモンが薬になぁ?・・・・」 お袋は、さも不思議そうに取り出した飴玉を見つめてる。 俺だって訳わかんねーよ、そのデタラメが実装石なんだし。 「あっ! お袋、何やってんだよっ!?」 何を思ったのか、お袋が飴玉を偽ミドリの傷口に詰め込みはじめた! 「薬が飲ませられねんなら、塗るしかないだろ?」 そっ そんな無茶な! あ、あ、あ、そんなに、いくつも、詰め込んだら・・・ 「「 ぷわははww 」」 思わず二人して吹き出してしまったw だって飴玉詰め込むたびに、偽ミドリの目玉がぐりぐり動くんだもんwww デッ デッ デデス!? ああ、心配するなよミドリ、あれは薬なんだから。(多分) 「んっま! この馬鹿、きばりグソたれおってからに!」 傷の手当てwww が終わったあと、偽ミドリの悪臭に気づいたお袋が後始末をしてくれていた。 優しいところもあるんだなと思っていたら、新聞紙をねじって大根ほどの太さにして偽ミドリのケツ につっ込んでいたw またビクッって動いたよwww とりあえず、偽ミドリをコタツの中にほり込んで終了らしい。 いや〜、お袋さん、貴女はスゲーやw 「なあミドリ、お袋が帰るまでにお前ら生きてるといいなw」 デッ デデスゥ!? つづく □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ちょっと間隔が開きすぎてしまいました、ご容赦を。
