小学五年生の息子を見て気になることがある。 我が家の飼い実装、ミドリのことでだ。 ミドリは三年前に我が家にやってきて、仔から育てた愛実装だ。 主に世話をしている息子は特に愛着があり、親密だ。 これまでは、それでよかった。情操教育にも役立っていたと思う。 しかし、事情が変わってきた。息子の第二次性徴が始まったのだ。 息子はたまにミドリと風呂に入ることがある。 実装石とはいえ、性器や体つきは人間の女を思わせる部分もある。 相当アングラな部類だが、AVにはジックスというジャンルがある。 万が一にも息子がミドリに対して催すことが不安だった。 妻に相談すると、気にしすぎだと笑われた。 所詮動物、所詮ペットだと。 それは分かる。しかし私にはどうしても確信がもてなかった。 なぜなら、私が実装石と交わったことがあるからだ。 思い出したくも無い中学生の夏、 溜まりに溜まった私の性欲は爆発寸前だった。 公園の奥まったところ、強い日差しの作る濃い影の下、 取って置きのエロ本廃棄プレイスだったその場所を物色していると、 一匹の実装石が現れた。実装石も捨てられたエロ本を見て興奮していたのだろうか、 くねくねと体をうねらせ、私を誘惑した。そのポーズは実装石にしては良くできたもので、 溜まった私の目には、その実装ができの悪いAV女優であるかのように映った。 私が体を動かすと、実装石はたじろいだ。 興奮に任せてとんでもない行動をしてしまったと気づいたからか。 殺される! しかし、そのときの私は違った。 実装石を抱きかかえて、家に向かう。 今日は午前授業、親は夕方までいない。何も考えられずにひたすら走った。 実装石を風呂に抱え込み、お湯をかけ、石鹸を泡立て、実装石の体中を撫で回す。 ゆでだこの様に赤くなった実装石は、喜びに鳴く。 タオルで拭いてやると、そこには一匹の私に甘える恋実装がいた。 裸で布団に入り、横向きになって、実装石を抱く。 人肌にはかなわないが、ダッチワイフよりは良い感触だったのではないか? 後はひたすら、実装石に精液を注ぎ込んだ。 無論、冷めた後の後悔はすさまじいものだった。 腕に擦り寄る実装石は汚物を越えた、言葉にできない不快感の塊と成り果てた。 私は緑色に染まった両目を見て、吐いてしまった。その吐しゃ物を舐める実装石。 無我夢中でガムテープでぐるぐる巻きにして、ゴミ袋を三重にして入れて、 どかどかと蹴りまくってから捨てた。 やはり、自分のことを考えると、確かめずにはいられない。 夜になって、私は息子とミドリが入浴中に「父さんも入るぞー」と言いながら、風呂の扉を開けた。 …そこには息子の性器を吸う実装石の姿があった。 「デスデスー!」と慌てふためくミドリ。 息子は後ろめたいことだと余り理解できていないようで、ちょっと恥ずかしそうな顔をしている。 しまった。 実装石が息子にサカる可能性を忘れていた。 息子の操はわけも分からぬうちに実装石に奪われてしまった。 ああ、これも似たもの親子というものか…。 次の日、ミドリはなんとも可哀想に悪いものを食べてしまったようで、泡を吹いて死んだ。
