天と地と 5 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 生まれてすぐの仔実装2匹を隔離して手に入れた主人公。 初期の刷り込み知識に微妙に誤った知識を与え、 さらに、2匹を分け、片方には贅沢でやさしい言葉と裏腹に、ぞんざいな扱いをし、 片方には侮蔑と罵りの言葉と裏腹に、飼い実装として与えられる全てを与えたのだ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− さらに、半年が経過した。 2匹は順調であった。 面白いことに、コレだけ環境が真逆であるのに、トイレ行動や、俺が手を出すことを除いて、 2匹の行動は、環境の違い以外、まったく同じ行動基準を元に行動を取ると言うことだ。 2匹が”キタナイ”と感じる状態の基準も同等。 キタナイという事への反応もまったく同一。 おかげで、現在は2匹とも、極端に風呂嫌いとなっている。 ただ、俺が手を出すことで、妹は誰から見ても飼い実装として十分な清潔で香水臭の肌に染み付いた実装石になっていた。 2匹は、こうして、すっかり大きくなり、成体となっていた。 姉は、まさに自由奔放、心身ともに傲慢で立派な糞蟲となっていた。 大量に喰らい、好き勝手に漏らし、非常に活発的に走り、歌い、踊る。 まさか、自分の生活が、野良としてもとんでもない最低生活だとは想像すらしていないだろう。 対する妹は、行動習性こそ、姉に近いが、表面に出る性格は、弱々しく内向的となっていた。 この状況にも、半ばあきらめに近い状態…無気力無抵抗で従い続けている。 しかし、行動の基準は同じ、おそらく、人の助力が無ければ、途端に姉と同じ不潔さになる事だろう。 ある日、姉も家を欲しがるようになった。 どうも、深層心理、無意識、本能に残る物が、成長と共に色々と噴出してきている。 間違いの記憶や知識により修正しているが、 ちょっとしたキーワード この場合、妹の住処をランクアップさせる為の会話から、 小賢しくも、本能の底にある”家を持つものは豪勢”という物がひょっこり顔を出してきた。 最初は「この水槽全体が家だ、とても広いだろう?」と言って来たが、流石にそれも限界になってきた。 そこで、まず、妹に使った、市販のダンボール製実装ハウスを与えてやる。 そして、妹側の黒い幕を外してやる。 2匹は、こうして、お互いの生活をようやくお互いに目にすることになった。 妹の家は、ところどころに金箔が貼ってある、立派な木製の家。 姉の家は、実装石が手作りした物よりはマシだが、使い古しのダンボール製の家。 しかし、姉は家に手をかけて、勝ち誇ったように大の字で胸を張った。 妹は、姉の姿を見て驚愕し、膝を落として屈服した。 面白い光景だ。 「家があるデスゥ♪豪華デスゥ!家の中に、特別に、わざわざ、家を貰ったデスゥ」 先に無意味な姉のひけらかしによって、受動的な妹は、すっかり萎縮している。 「どうデス?キレイで立派な家デスゥ〜♪何デス?お前のそのみすぼらしい家は…デププププ」 「デ・デ・デスゥゥゥゥゥゥ…」 妹は、家を与えられた経緯など忘れて、激しく悔しがる。 それが、元は自分に与えられていたものであることも想像だにできない。 妹にとって、ソレは、この水槽に堕とされた時から、その場所にあり、 それが、だんだん”みすぼらしい”ものに替えられて来たという経緯しかない。 半年の間に、本能により、こうした”住処を持つのは安全”という意識はある。 玩具の恐怖から逃れられる場所、人間以外からは安全に寝られる場所。 妹にとって、それ以上の”用途”は望んでも叶わない願いでしかなかった。 本能では、姉と同じ、家を持つことは豪華という意識はあった。 しかし、与えられたのではなく、有った物を利用した、有ったものに押し込められた。 それすらも贅沢といわれ、どんどん低俗と言われる物に取り替えられた。 そして、姉は、それを”無いところに人間によって与えられた”そう誇っている。 きっとそちらの方が豪華なのだろう。 ソレは、わざわざ可愛がる姉に人間が与えるほどのものなのだから。 「デプププ…お前の家も、お前も何て醜い姿デス!?壁もゴミや汚れが付いて、お前の服もヘンデスゥ♪」 そう言って、もはや、実装服本来の色ではなく、乾燥した糞で深緑に染まった部分が多い服を、 より、深緑に染まりきった下着を捲って見せびらかす。 糞でカリカリに固まった…それでも本能ですかして整えた髪をかき上げてポーズを決める。 「デズゥゥゥゥゥゥゥゥ…」 清潔に磨かれた水槽の壁を叩き捲くる妹、その服は特製のフリル付きのゴスロリ風実装服になっている。 髪は美しい栗色で、綺麗にパーマが当てられ整えられている。 一方、糞が所々付着した水槽の方で、ついに家の周りで得意の踊りを見せつける姉。 「ニンゲンママをメロメロにする踊りデスゥ〜♪踊ればステーキ、何でもくれるデスゥ♪ワタシはセレブデスゥ♪」 実に良い光景だった。 こうして、2匹は、狙い通りの洗脳を終える段階となり、ようやく、お互いの生活を目の当たりにした。 知識を与えられ、蓄え、そう理解した2匹は、何の疑いも無く、 コレが自分達に与えられたものと納得している。 もう、食事も隠す必要が無い。 姉に与える偽者の寿司やステーキを、妹も本物だと信じて、壁に顔を密着させ涎を垂らす。 涎を垂らしただけで、俺は妹を裸に剥いて、服と身体を洗う。 「デビィ!デベバァ!デスゥゥゥゥゥゥゥゥ!!」 相変わらずシャンプーとシャワーで大騒ぎだ。 ソレを見て、大笑いしながら、焼き糞をステーキと信じて舌鼓を打つ姉。 「口でトロけるデス〜きっと松坂牛デスゥ♪昨日のステーキは硬かったデスゥ!きっとスーパーの安物デス! ニンゲンママが手抜きしやがったデス!でもステーキ飽きたから、もういいデスゥ〜残すデスゥ〜」 妹に姿が見えるようになってから、途端に料理に難癖を付けて貶すようになった。 そして、わざと半分残すようになった…贅沢振りを表現したいのだろう。 一方の仔実装に与えられるのは、本物の近江牛ステーキだ。 「熱いデスゥゥゥ!マズイデスゥゥゥ!クニャクニャするデスゥゥゥ!!」 「デププププ…」 やさしく食べさせているのも、妹自身の嫌がり方を見て、姉には虐待にしか見えないだろう。 「おい、ニンゲンママ!ちょっとそれをワタシにも食べさせるデスッ!!」 「いいのか?糞蟲用のゴミだぞ」 「いいから食わせろデス! ブベッ!ゲロゲロ〜 何ですこのまずい物は!まさにクズデスゥ!」 ロクに噛みもせずに、吐き出して、上肉のサイコロステーキをゲシゲシと足蹴にし踏みにじり、上に糞を垂らす。 「こんなモノを食うのは、まさに糞蟲中の糞蟲デスゥ!デププププ…」 『何だ、それがやりたかっただけなのか』 しかし、その相乗効果で、2匹の洗脳具合は一気に強固に、そして、進歩して行った。 そうなると、姉の方が、積極的に精神攻撃を開始し始める。 「ニンゲンママ!あのクズにかけているのはシャワーデスゥ!?何でワタシの家には付いてないデス!」 「でも、見ただろう、あれはいいものじゃないぞ」 「イヤデスゥ!付いてないの欲しいデス!欲しいといえば付けるデス!この役立たず!」 カチーン! 『たく、この糞蟲が…しかし、洗い嫌いのクセにシャワーなんて何処で覚えやがったのか…恐るべし本能』 とにかく、自分のところに無いものは欲しいのだろう。 早速取り付けてやる。 ガラス容器をぶら下げただけの簡素なものだ。 「何デス?向こうのよりショボイデスー、まあいいデスゥ」 「いいのか?妹がどんな目に遭っているかわかるだろう」 「いいデスゥ!流すデスゥ!」 ジャー… 姉実装は、流れるシャワーに片手を上に上げ、片手を頭の後ろに、ポーズを付けて水を浴びる。 潜在的な本能がコレほど強力とは思いもしなかった。 ジャー…ジュジュジュ… 姉実装石から湯気が上がる。 「デデ!デェ!痛いデスゥ!熱いデスゥ!止めるデスゥ!デギァァァァァ…」 転がりだす姉実装石…全身が泡立ち、服が溶け出し、肌にまとわり付いた染み込んだ汚れが皮膚ごと剥がれて行く。 「デビァァァァ!キレイな体が、元に戻るデスゥ!服が焼けるデスゥ!助けろバカニンゲンデスゥー」 床を転がり、無様な格好で、いつもの汚水トレイに転がり込み、ゴロゴロとトレイの中で転がりまわる。 何せ、ヤツのシャワーに使った水は”塩酸”を薄めたものだ。 「服が溶けたデスゥ…ボロボロデスゥ…痛いデスゥ…アッチコッチ痛いデスゥ」 「いっただろう、あれはクズが使うものだって」 汚水をぶっ掛けながら、心配そうな声で言う。 「本当にケムリが出るデスゥ!痛くて叫ぶデスゥ!思ってたのとゼンゼン違うデスゥ! 何て事をするデス!このバカニンゲン!ワタシが危険な目に遭ったデスゥ!」 言いたいままに言わせてやる。 姉実装に、シャワーの様な贅沢設備を危険なものと、身をもって認識させると共に、 妹実装に、自分がされていることを恐怖として再認識させるためだ。 しかし、この糞蟲は、見栄だけはあるのか、シャワーを撤去しようとすると激しく怒る。 飾って置く分には豪勢に見えるらしい。 そうして1年が経過していた。 どうも、本能と本能に沿った実体験の記憶との乖離が発生している。 行動におかしな面が増えている。 成長したことにより、書き換えし切れていない記憶が自然と修正され始めている。 最も、2匹とも、ある程度の愛情は残りつつ、完璧なバカでは無いが、誇れるほど賢くもない さらに、記憶力が未熟なので助かっている。 しかし、それも、このまま変化が無ければ、そんなに長くは飼い続けられないだろう。 そこで、姉実装の方にもスパートをかける。 遊んでやる…というキーワードを与えて、ついに、肉体的に加虐を加える様にしたのだ。 最初は、『”裏”実と装』を与えてやる。 『実と装』の編集者が、ごく一部の信頼できる虐待師にのみ配布すると言う情報誌だ。 これが、実に良く出来た内容で、実装石にも見せられる写真のみの構成と、文章のみの構成の2冊になっており、 姉実装の様に勘違いさせた実装石に、さらなる勘違いを引き起こさせる構成だ。 つまり、俺と似たようなことをしている虐待師は多いと言うことだ…。 今月の内容は、糞蟲勘違いファッション大特集。 いずれも、ウチの姉実装に劣らぬ勘違いどもが、ズタボロの服や、スーパーの袋の服を身に纏い、 豪華なセットと照明に飾り立てられて、得意げにポーズを決めている。 このバカは、ページを捲りながら、「これが最新モードデスゥ〜」とニマニマと俺と紙面を交互に見る。 ”俺に買え”という要求が見え見えだ。 俺は、文字紙面の方を見ている。 その服の作り方、どう煽てて着せたかなどの細かいデーターが、こちらには書かれている。 俺は俺で、ソレを読みながらニコニコと合わせた返事をしてやる。 『どうせ、すぐに着ることになる』 ページを読み進み、1つのページに目が留まる。 そこには、全身に針を突き刺した実装石が居た。 ポーズはキメているが、顔は半泣き状態。 全身の針が、照明に光り、スパンコールの様に輝いている。 その姿は、まさに、これを見る実装石がうらやましく感じる計算された写真だ。 『ふむふむ、12ページと なるほど』 説明は、今月の糞蟲ファッション大賞作か。 わがままに育てて、普通の贅沢では飽き足らなくなったので、一気に地獄に落としてやりました…か。 痛みをヤセ我慢する顔をお楽しみください。 撮影に気を良くした様なので、一生、このままに… 電気を流してもお楽しみいただけます…か。 「コレがいいのか?」 「キラキラ光るデスゥ〜ワタシに似合うデスゥ〜ワタシの方が似合うデスゥ〜」 『ああ、多分、貴様の方がお似合いだろうさ』 俺は、早速、様々な針を用意してやった。 ここにきて、初めて俺が手を出して加虐する。 何しろ、本人にやらせようとしたが、腕に2本軽く突き立てただけで、死ぬような叫びを上げやがる。 どんなになだめすかしても無駄だ。 なので、一旦、水槽を幕で覆い、マイクを切って、妹実装の水槽に防音蓋をしてから、 この糞蟲を捕まえ、「きっと似合うよ〜」とか「かわいいねぇ」など、常に声をかけながら、 ズブズブと思いっきり突き刺してやる。 「デギァー!!デビァァァァァ!!」と悲鳴と涎を撒き散らしながらも、 じょじょに鏡の前でポーズを決めるようになる。 「デベッ!!キ・キレイデスゥ!?似合うデ!デギァァァァ」 それでも、顔と上半身に針、マチ針、釣り針など1000本でびっちり飾ったところでギブアップしやがった。 スカート代わりにローソンの袋を切って腰に巻いてやる。 今やペット用ハウスから、野良から奪ってきた、カビだらけで崩れかけた家に手を置いて、 「家も豪華になったデスゥ〜♪セレブデスゥ〜♪最新モードデスゥ♪」 と妹実装に、いつものポーズ、踊りで見せ付ける。 俺はソレをカメラで撮影しておく。 師匠を通して投稿するのも悪くないな…『裏 実と装』に。 翌月号に、見事、今月の馬鹿糞蟲大賞で掲載されたのには笑ったが、 姉実装が、それを何も言われずに自分だと理解したのが驚きだ。 その間にも、勘違いと様々な誘導により、今では勝手に痛いのが俺に遊んでもらっていると思っている。 今では、全身飾りも自分で涙を垂らして悲鳴を上げながらも、自分で刺しまくっている。 流石に、自分ではやらないが、手や足を切り落とすのですら遊びの一種である。 妹実装の水槽には、沢山の遊具がある…妹実装には虐待道具にしか見えないが。 そして、姉実装にとっての楽しめる遊具とは、虐待用の針やナイフである。 水槽に目隠しの幕を付けるのが合図だ。 「ママ〜今日も遊んでくれるデスゥ♪うれしいデスゥ〜♪」 身体は拒絶反応でガタガタ震えがとまらない…得意の踊りすら出来ずに直立したまま、 甘い声で、俺がナイフを手に顔を見せるのを楽しみにする。 「デギァァァァァァ」 1年半…もう、俺の実験も1つの段階を乗り越えた。 俺は、花粉を使い、2匹をそれぞれ、妊娠させてやった。 姉のほうは「子供を作ろう」というと、勝手に股を開いて、固まった糞のこびりついた排泄口を広げ、 「魅力的なワタシの穴にニンゲンママが我慢できないデスゥ♪高貴なワタシの中で搾り出すデスゥ!」 とM時開脚で腰を浮かして、前後左右に腰を振って誘い出す。 実に楽な作業だ。 花粉を付けた割り箸を突っ込んで終了。 「高貴な肉体に、下賎なニンゲンはケダモノデスゥ〜下賎だから仕方ないデス!奉仕を許すデスゥゥゥゥ♪」 後は勝手に自分で割り箸を動かして果てる。 妹のほうには、無言で仔作りさせる。 コッチは、指に花粉を塗りつけて、やさしく排泄口を愛撫する。 しかし、”人間のすることは全て虐待”と言う考えを植えつけられた妹実装は、 激しく暴れ抵抗し、優しく愛撫して本来は快感を覚える挿入行為に、糞を漏らして抵抗する。 お陰で、妹実装を妊娠させるのに3日も要した。 これで、俺の実験は最後の局面を迎える。 本当に仔の本能記憶は、親の記憶を継承しているのか?という1つのテーマに…。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 〜 天と地と 5話 完 〜
