「赤っコーナーよりぃ! 実装さん1号の入場ですっ!!!」 ゴオオオオオオオオーーーーッ!!! ちょっ!? まっ・・・ ココどこよ!? 俺は・・・リング!? なんで俺がリングなんかにいる訳!?!?!? 場内は耳をつんざかんばかりの大歓声。 顔面に押し付けられるような熱気と圧迫感。 トシアキはリングで呆然と立ち尽くす。 その前にのっそりと現れる実装さん、2mを超すデカぶつだ。 おいおいおいおい、俺は格闘技なんて素人だぜ、見るのは好きだけど。 何で俺が・・・ちょ、誰か・・・ 「いいか!! でかくたって相手は実装だ! 死ぬ気で行ゃあ勝てる!」 「うわっ!? あんた誰? もしかしてトレーナーとか?」 俺の後ろに立っていたオッサンが目を血走らせてまくし立ててくる。 何がどうなってるか説明しろっつってんのに、口から泡飛ばして聞きゃあしねえ。 いったいどうなってんのよ??? 「1億だ1億っっ!!! このタイトルマッチに勝ゃあ、1億円だぁ!!!」 「え??? 1億円!? 勝てば!? 1億円貰えるの!?!?」 「そーだ、1億だ!! 行け!! 勝て!! 死ぬ気で行け!! 逝ってこいっ!!!」 カーーーン!! 「え? ゴング・・・ これルールはっ!?」 「何言ってんだ馬鹿野郎! 総合ルールだ!!」 訳わかんねぇーけど、1億円と聞いちまった以上はやるしかねぇってw つか、実装さんてマジでデカイんですけどw オラ! ワン・ツー! ワン・ツー!ワン・ツー! ひゃはw 当たる当たるwww 「デッシャー! 調子にのるなデスー!!」 「うおわぁぁ〜〜!?」 あっさりとテイクダウンされて下敷きにされてしまうトシアキ。 デゴオァァーーーーッ!!! 勝ち誇った実装さんの雄たけびは耳をつんざかんばかりだ。 顔面に押し付けられる体温と圧迫感。 だ・・・だぢげでぇ〜〜〜〜・・・・ ・ ・ ・ 「だずげでぇぇぇ・・・」 デゴオオ〜〜・・・・ デガァァ〜〜・・・・ 「・・・・・・」 デゴオオ〜〜・・・・ デガァァ〜〜・・・・ トシアキは、顔に覆いかぶさって寝ている飼い実装のミドリを無造作に押しのけて、ムクリと起き上 がった。 ミドリは未だ爆睡中で、大の字に横たわり大いびきだ。 「てめっ!! 自分の寝床で寝ろって、いっつも言ってるだろうがぁ!!!」 ズドン!!! デゲェェェ!! 腹に渾身の一撃を食らったミドリは、今度は大の字で痙攣中だ。 「ああ、てめ・・・ パンコンするんじゃねぇえよ! ちょ・・・」 トシアキはどんどん溢れてくる緑糞をこぼさない様に、実装服の裾を掴み上げバスルームに走る。 そのまま実装服を剥ぎ取って洗面器につっ込むと、糞まみれのミドリを勢いよくバスタブに叩き込む。 トシアキはシャワーヘッドを手に取ると、冷水をしこたま浴びせかけて緑糞を洗い流す。 「てめ〜、パンコンするなってあれほど言ってるだろ。お前もう朝食抜きな」 シャワーがよほど冷たいのか、失神しているはずのミドリはビクビクとよく動く。 バスタブに水を張って水没させてやろうかと考えたトシアキだが、とりあえずは止めておいたようだ。 「ちっ じゃあなミドリ。今夜はお前、そこで寝ろよ。ふわぁ〜ぁ・・・・・」 ・ ・ ・ 「トシアキさん、今日は楽しかったわ」 えっ!? みっ 緑さん!? って浜辺? 何で??? 夕日の沈む砂浜、水着姿で二人っきりのトシアキと緑。 「トシアキさんに海に誘われた時はビックリしたわ」 え? 俺、誘ったっけ? そう言われれば、誘ったような誘わないような・・・・ 「今日は・・・ 帰りたくないなぁ・・・・」 って、ちょw そんな大胆な水着でくっ付かれてもw 憧れの緑さんとこんな事になっていいのだろうかw いやもうあれだw ブチュ〜っとwww 「あ・・・」 「ん・・・・ぁは・・・」 「そこ・・・」 「緑さん・・・ いくよ・・・」 「きて・・・トシアキさん・・・」 「あはぁ! いい!」 「緑さん!・・・」 「ああん! いい! いいデス〜!」 「は???」 「ああ〜〜〜ん! デエ〜〜〜ン!」 「み 緑さん???」 「デエエエ〜〜〜ン! デアエエ〜〜ン!」 「デ〜ンって・・・」 「デエ〜〜〜ン! デエエ〜〜〜ン!」 ・ ・ ・ 「緑さぁぁん・・・」 デエエ〜〜〜ン! デエエエエ〜〜〜ン! 「・・・・・・」 デエエ〜〜〜ン! デエエエエ〜〜〜ン! バスルームからの泣き声に起こされたトシアキは、ムクリと起き上がり自分の股間に目をやる。 ナニは虚しくガッチンゴッキンだ。 デエエ〜〜〜ン! デエエエエ〜〜〜ン! 「くっそぉーー!! ミードーリィィィィ!!」 トシアキは額とナニに青筋を立てたままバスルームに走る。 デエエ〜〜・・・ バタン!! デエエ!? デッ デヒィ! デ? ・ ・ ・ デッス〜〜ン♪ おはり
