「奇襲」 デププププ… ワタシはこの世でもっとも高貴で美しく、賢明で慈悲深い特別な唯一無二の神デス。 昨日は奴隷ニンゲンにワタシを散歩に連れて行く光栄を与えてやったデス。 ワタシは常に周りの者に気を使ってやっているデス。 糞ニンゲン共は信じられないほど汚れていてくっさいデス。 だからいつもワタシの糞を捏ね付けて浄化してやっているデス。デププ… 公園の糞蟲達は自分の立場がわからないのかワタシを見るとすぐに逃げ出すデス。 土下座して迎えやがれデス。 この前は糞生意気な親指が 「あのねオバサン、この仔はワタチの妹の蛆ちゃんでね、とっても可愛いテチ。 だけど蛆ちゃんはお腹ペコペコテチィ… だからそのポーチのコンペイトウを」 と言って来たのでぶっ殺してやったデス。 ついでに近くにいた仔実装もそいつにソックリの顔してたからいっぱい殺したデス。 あの時はあれで許してやったけどやっぱりアマアマだったデス。 だから今日は薄汚い便通(ベンツ)とかいうボロ車で奴隷ニンゲンに公園にワタシをお送りする光栄を与えてったデス。 デププ… 野良の糞蟲はやっぱりワタシを見ると逃げ出すデス。 きっと奴隷を引き連れている屈強なワタシに怯えているデス。 さて、そろそろ皆殺しの花を咲かせてやるデス。 #################################################################### ヌホホホホホホ… 私は慶応女子卒、元ミス双葉山、実装ちゃんを守る会の副会長、そして双葉山市市長の妻です。 昨日はうちのアドゴニーちゃんを庶民共に見せつけてやったわ。 穀潰しの分際で市の決まりに文句をつける屑庶民… 可愛い実装ちゃんの権利を奪うなんて絶対許さないわ。 アドゴニーちゃんには好きなことをさせてあげるんだから。 でも公園の薄汚い野良は駄目ね。 野良はすぐに媚びるし品も無いし、臭いし。 この前はアドゴニーちゃんに触ろうとした糞蟲(殺した仔実装達の親)が居たから焼き殺してやったわ。 まったく… どうせ親指や蛆なんて非常食くらいにしか思ってないくせに。ちょっと死んだからって何よ。 その後アドゴニーちゃんが駆除してくれた仔実装に親蟲が群がっていたけど、泣きながら喜んでいたわ。 野良はなんて食い意地がはっているのかしら! アドゴニーちゃんもさすがにあんな下衆が同属というのは許せないみたい。 だから今日はアドゴニーちゃんを公園に連れて行きます。 自分から駆除をしたいなんてさすがだわ! きっと私達人間の役に立ちたいと思っているのね。 さぁアドゴニーちゃん、このバールとスプレーで糞蟲共を… ##################################################################### ヒョォォォォォォ… それは真っ赤なスーツを身に纏った恰幅の良い中年女性だった。 約三ヶ月海外赴任していた彼女は昨日日本に帰ってきたのだ。まぁ元は外人なのだが。 彼女は常に周りから避けられていた。 普段は我が物顔で糞蟲を連れ歩く愛護派も裸足で逃げ出す。 彼女が食すのは山実装や飼い実装だけではない。 公園の野良実装でさえ彼女の餌食だ。 日本は良い。実装が沢山いる。 だから今日、彼女は黒塗りの高級車で公園にやって来た。 「おや、随分贅沢な恰好の子がいるねぇ。久々に味わわせてもらうよ」 ##################################################################### ・ ・ ・ 「あ、アドゴニーちゃん!?」 アドゴニー(アド)は噴水で水浴びをしている野良の群れに突っ込んでいった。 しかし、寸前のところでババアに抱き上げられてしまった。 「デェ!? な、何事デスゥ! 体が浮いたデス!」 「まずは腕から…」 ババアはアドの両腕を一気に喰いちぎった。 バールやスプレーも喰ってしまったが本人は気付いていない。 「デ、デギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」 「キャァァァァァァァァ!! あ、あろごにーちゃぁぁぁぁん!!」 アドは初めての激痛に足をばたつかせて抵抗するもまったく効果が無い。 御夫人もいきなりの出来事に腰を抜かしてパンコンしてしまう。 「な、なん、な、なんれすかあらた(貴女)は…」 呂律が回らない御夫人をよそにババアはどんどんアドの体を喰っていく。 そしてあっという間に達磨にされたアドはポイッと捨てられてしまう。 「なんだい思ったほどおいしくないねぇ! あんたの育て方が悪いんだよ!!」 ババアは八つ当たりに御夫人のふくらはぎを踏み潰してそのまま帰ってしまった。 まだ日本に帰ってきたばかりであまり調子が出なかったようだ。 ############################################################## ・ ・ ・ 「デヒィ… デェェ…」 贅沢三昧で怪我も無く過ごしたアドの再生能力は普通の実装より遥かに劣っていた。 飼い主である御夫人は気絶してしまい、たまたま通りかかった人に助けられそのまま家に帰った。 しかし服を剥ぎ取られ、さらに醜い姿にされてしまったアドはそのまま公園に残されてしまったのであった。 「チププ… こいつ蛆ちゃんみたいテチ」 「禿裸以下のみすぼらしさレチュ」 「「「「「「「チププププ…」」」」」」」 アドはそのまま噴水の前に放置されていた。 通常なら野良に連行されてリンチされるなり、便所奴隷にされているところなのだが、 この公園では以前に放置された飼い実装を襲ったため一斉駆除(途中失敗)が行われた教訓があり、 誰にも手を付けられなかったのだ。 しかし、暗黙の掟を守らないものもいる。 間引きされた捨て仔実装達である。 「これは高貴なワタシの奴隷にピッタリテチ」 「レフー、蛆ちゃんの妹にするレフー」 「レチ? 蛆ちゃんこれはご飯レチュよ」 それぞれ思惑があり、アドに群がっていく捨て仔達。 「デェ! 止めろデス! 私の髪を引っ張るなデシャァァ! お腹齧るなデジャァァァァ!!」 「黙るレチ! 甲斐性無しの糞蟲が口答えするなレチ!」 「オマエの髪奴隷にしては綺麗テチ! ムカつくから抜いてやるテチュ!!」 「レピー! このお肉ウマウマレフー!」 「や、止めるデス… ワタシは高貴で美しく、賢明で慈悲深い特別な唯一無二の…」 「チププ… こいつ馬鹿テチ」 「ウマウマレフー」 ・ ・ ・ 「デ… 理不尽デスゥ… どうしてワタシだけがこんな目に… まずいご飯我慢して、公園で遊んでただけデス… 世の中間違ってるデス…」 パキンッ 駄文でした。 赤いサクブスでした。 ババアは三ヶ月出さないと言ったので自粛してました。
