タイトル:【虐パ】 他の多くのスクをインスパイアしました。
ファイル:地下実装.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:4727 レス数:0
初投稿日時:2006/07/25-21:30:35修正日時:2006/07/25-21:30:35
←戻る↓レスへ飛ぶ

僅かな光源すらない漆黒の闇の中に流水の音と悪臭がたちこめている。
その中で僅かに動きがあった。
もしこの暗闇を見通せればそれが実装石であると気づいたろう。
「デエエエエス・・・・デエエエエス」
この言葉には意味は無い。
リンガルを使っても訳される事は無いだろう。
バシャ!
四つんばいになり、下水を嚥下していく実装石。
腹がいっぱいになるまで飲み干すと休憩し、尿の排出と共にまた下水を飲む。
それを繰り返して下水の中の不純物を体内に濾し取り食事としているのだ。
「デスゥ・・・・デスウデデッスウ(ふう・・・・もう今日はいいデスゥ・・・・)」
<以下リンガル訳>
「もういいデスゥ」
欲求の権化たる実装石には珍しい言葉である。
ドチャ!
大の字に寝そべると目を瞑り昔を思い出す。
この地下下水道に落ちてから視界が開けた事は無い。
彼女がかつて親指だった頃に見た風景のみが彼女の風景だった。
その風景を思い出すために彼女はいつも昔を思い出していた。
かつて彼女は野良実装親子の末妹として生まれた。
彼女は親指ということもあり家族の中でも発言力が無く不遇を囲っていた。
しかしある日転機が到来した。
家族が虐待派に襲われて全滅したのだ。
実を言うと実装石排除を行った市民達であるのだが彼女にとってはどっちも同じだろう。
本来ならば彼女もまた家族と同じ目に遭う筈だったが、運良く愛護派に拾われた。
彼女が親指であった事、まだ当時は国民総出の実装石排除がまだ始まり程度であった事が幸いしたのだ。
彼女はニンゲンの家の飼い実装となったのだ。
とはいっても贅沢ができていたわけではなかった。
この当時は実装石の問題に対し国民のフラストレーションが限界に達していた頃の事、実装石を買っているというだけで社会的迫害を受けるようになり始めていた頃だ。
彼女は金魚蜂の中で、しかも押入れの中に隠して育てられたのだ。
最初は神妙にしていた親指であったが、やはりお約束通り糞蟲ぶりを発揮していくようになった。
しかし彼女のサイズは親指であった事、愛護派である主人はリンガルを持っていなかった事からそれが表面化することは無かった。
しかし世はドンドンと実装石に対して厳しくなっていった。
・実装産業のトップであったローゼンメイデン社が権益を守る為の悪事が表面化し大規模なメスが入った。
・デスゥサスブランドの悪辣な商法が明るみに出てその実質的親会社ト×タが一気に売り上げを落とした。
・愛護派の実装石訴訟の問題の表面化からついに厳しい法的評価を下された。
・愛護派系議員の金の流れが明るみに出た。
こうしたニュースがメディアに流れていった。
まるで時限タイマーのように・・・・・・・
そしてある日Xディが到来する。
偶々地震で金魚蜂が割れて外に出られるようになったのだ。
彼女は狂喜し主人のマンションのベランダを出て「隣のベランダ」に移動した。
ガーデニングで作られた家庭菜園に舌鼓を打ち、更に隣の部屋の綺麗な花を手折り、糞でベランダを汚していった。
それが何を意味するかも知らずに・・・・・。
4軒目でついに捕まり、その家の人間は激怒する。
「誰の家の糞蟲だ!」
高層賃貸マンションのベランダに野良が入ってこれるはずも無い。
愛護派の誰かが持ち込んだのだ。
すぐさま管理人が呼ばれ、被害にあった家の人達が集められた。
物見遊山で見に来た近所さんも多い。
リンガルで問い詰めるとアッサリと自白する親指。
「デチチ!いい加減放すデチ!奴隷に言いつけてやるデチ屑供!」
スウウウ・・・・っと冷たくなっていく周囲の人間達。
親指に怯えたわけではない。
怒りが強すぎるとかえってクールになるものだ。
これで彼女の末路は決した、そして主人の末路も・・・。
結局主人のもとにマンションの住民達が雪崩れ込み、マンションのオーナーの元にも話が届いた。
悪い事にオーナーは主人の勤め先の大株主でもあったのだ。
これに激怒したオーナーは親指の主人の処分か、株主として厳しい対応をするかを会社に迫り、主人は退職する事になった。
マンション住民からも立ち退きを迫られた。
通常であればいくらなんでもオーバーだとなるだろうが時期があまりにも悪かった。
メディアと世間が実装石の排除を叫ぶ当時、愛護派が一般人に迷惑をかけるというのはあまりにも衝撃的であったのだ。
結局主人は「自己都合扱いで退職」「賃貸マンションの契約更新拒否」という社会的制裁を受けた。
その日を境に彼は虐待派に転じた。
退職時の仕事の引継ぎと職探しの合間に虐待をするようになった。
禿裸にしてキッチンシンクの排水溝に投げ込まれ、水滴と生ゴミ食の拷問を受けた。
生ゴミ食にはすぐ慣れたが湿気と水滴には悩まされた。
寝ていても水滴で目を覚まし睡眠不足になった。
流される排水は洗剤が混ざりとても飲めたものではなかった。
そんな生活にも慣れた頃、「お別れだ」の一言と供に下水口に流された。
具体的にいうとトイレに流された。
狭い排水パイプの中を骨を折りながら下水に流された。
そしてこの場所に来た。「下水道」の中へ。
この時以来彼女はここで生活するようになった。
光の無い場所に適応し彼女は音で下水道を認識するようになった。まるで蝙蝠の様に。
餌が無いので汚水を己の体で濾し取って食事とするようになった。
この汚臭の漂う下水口に適応し嗅覚が退化した。
親指であるはずの体が汚水に含まれる成分のせいか彼女は生体実装石の体を得、今尚少しづつ大きくなっていた。
このように慣れるまで苦痛だったが、何時しか慣れた。
そして彼女は地下実装になった。
しかし彼女を今尚苛んでいるものがある。
孤独だ。
彼女は元々都市の生まれであった。
その為に都市の地下には大型の下水設備が張り巡らされていたのだ。
その為、自分のように下水に捨てられた実装や実装狩りを逃れて下水を住まいにしようとするもの達とコンタクトが取れなかったのだ。
「寂しいデスゥ・・・・」
その瞳から涙を流す。
「誰かに会いたいデスゥ・・・・・・」
安全な生活・汚水ではあるが彼女にとって栄養のある水が無限に流れる場所。
だからこそ孤独が身を苛む。
人間ならば慣れもしようが、注目を浴びる事を業とする実装石はその欲求を捨てられない。
!
彼女の脳裏に名案が浮かぶ。
「そうデスゥ!子供デスゥ!」
むくりと起き上がる地下実装。
何で思いつかなかったのだろう!
そうだ!子供だ!
テンションをあげる地下実装。
「でもどうすれば子供ができるデスゥ?」
彼女は知らない。
誰にも教えてもらってはいない。
精々本能に従うしかない。
しかしそもそもこんな下水道で妊娠する方法など本能とて教えてはくれない。
「どうすれば・・・・いいデスゥ?」
途方にくれる地下実装。
・
・
・
「また腹が空いてきたデスゥ・・」
そしてまた下水を飲む地下実装。
そして時がまた流れる。
・
・
・
彼女は少しづつ、だが確実に大きくなっていった。
それにあわせて少しづつ大きな下水道に移動していく。
25cm級の下水管から始まり、今やニンゲンが入れるサイズの下水管に移動している。
時間の感覚を失った彼女にはどれだけの時が経っているか解らないが自身のサイズが以前とは比べ物にならないほど大きくなっているのは解った。
そしてある日の事。
今日も下水管網を旅しながら汚水を嚥下していると人間の声がした。
彼女の耳は非常に進化している。
間違えようも無い。
「ニンゲン!そうデスゥ・・・ニンゲンに造ってもらえばいいデスゥ!」
闇の中でおぞましい事を口にする地下実装。
のそのそと声に向かって歩んでいく。
・
・
・
「ようし!ケーブルを降ろしてくれ!・・・うん光ファイバーな」
どうやら下水に光ファイバーを敷設する工事のようだ(本当にそういう工事してます)
「監視ロボットは今日やら無いんですか?(これも本当、そういった装置で細い下水道を調査してます)」
「ああ納品が遅れたらしい」
せっせと仕事をしていく作業員達。
今は慣れたが下水の臭いは気持ちがいい訳が無い。
「ところで先輩、あの話は本当ですか?」
「どの話だ?」
「・・・・・・地下人間・・・・・」
「調査部が広めたデマだろ」
「そうっすよね。なんせここは糞蟲ですら生き延びられないんですから」
「下らん事いってないで手を動かせ」
「ハイ!」
・
・
・
「デッス!デッス!」
声が近くなる。
力が沸いてくる。
今度は「フレンドリー」に行こう
失礼があっては駄目だ。
そうだ!
自分はやり直すんだ!
・
・
・
「?」
「どうした?」
「いや主任なんか言いました?」
「いや・・・」
「!何か来る!」
・
・
・
・
光だ!
しかし暗闇に慣れた目には眩しすぎる。
しかしゆっくりと慣らしていけばいい。
嫌だ!
もう一人は嫌だ!
・
・
・
「主任!なんか来ます!何すか?」
一番若い作業員が恐慌をきたす。
無理も無い光も届かぬ向こうから「大きな何か」が向かってくるのだ。
「「」山急いであがれ!」
一番マンホールに近い「」山が大急ぎで上がる。
しかし全ては遅かった。
「デッスー(会いたかったデスゥ)」
いきなり巨人?が現れ一番若い作業員をハグする。
「うわああああああああああああああ!!」
悲鳴を上げる作業員。
しかしその声が彼の死期を早めた。
ボギボキボギ!
彼の体が嫌な音を立ててひしゃげる。
「「」田ーーーーーー」
主任が怒声をあげて大型スパナを振り上げる。
バシ!
地下実装に一撃を加える。
しかし・・・・
「デッスー(痛いデッスー)」
既に骸のなった「」田をまるで鈍器のように振るい主任を殴打する。
ガッ!ガッ!ガッ!ガッ!
一回、二回、三回、四回。
三回目で主任は絶命した。
「うわああああああああ!」
マンホールを登りきり大急ぎで局に連絡する「」山
「早く来てくれ!二人死んだ!早く!」
<落ち着いてください。一体何があったんですか?>
事態が解っていない本部のオペレータがのんびりと返す。
「早く連絡しろといってるんだ!警察!そう警察!」
<事故ですか?解りました救急車を・・・・>
「やる気あんのか!死んだんだよ!主任も「」田も!」
恐慌し状況を伝える事ができない「」山。
「はや・・・・」
ボギャボギャボギャ
骨の砕ける音がマイクにも伝わる。
<・・・・・・・・・・・>
どうやら局も理解したらしい。
すぐさま局は警察と救急に連絡した。
・
・
・
・
「どうしてデスゥ・・・・・フレンドリーに挨拶したのに・・・・」
体中を擦過傷で傷だらけにした巨人が涙を零す。
マンホールを登る際に体を擦ったらしい。
最初にハグした誰かは何故か大声を上げて拒否した。
思わず力をいれたら動かなくなってしまった。
どうしたのかと問おうとしたらいきなり殴られた。
思わず反撃したら二つとも壊れていた。
上に上がった相手を追っかけていったらやはり同じだった。
すぐに動かなくなってしまう。
そしてふと気が付く。
「ここはどこデスゥ?」
「そして「これ」は誰デスゥ?」
長い事下水道にいたからかどうも様子がおかしい。
そもそもニンゲンに似た「これ」は何だ?
しかしニンゲンである筈が無い。
ニンゲンは巨大だ。
自分よりも小さいはず無い。
「そうか!これはきっと赤ちゃんデスゥ」
ニンゲンの赤ん坊を知らない地下実装はそう判断を下した。
そして青褪める。
「ど・・どうしようデスゥ」
流石にニンゲンの赤ん坊を殺せばニンゲンにどうされるかは解る。
長く地下にいて追憶を繰り返していた地下実装は頭の回転自体は決して遅くない。
「に・逃げるデスゥ!」
・
・
・
数分後パトカーが集まり死体の検分が始まっていた。
「これは・・・・」
「うわあああ」
「マジか」
死体のその姿に青褪める警官達。
グシャグシャにされ目玉を飛び出させ汚物を散らしている。
開けっ放しの下水道にはまだあと2つ死体があるだろう。
「きゃあああああああああああああああ!」
女性の悲鳴があたりに響いたのはその時だった。
ばっとその場を離れ悲鳴の元に駆けつける警官達。
・
・
・
「お腹が減ったデスゥ」
そうこうしている内に公園にたどり着いた地下実装。
ここに来るまでに誰にも見られていないのはただの偶然である。
しかし公園ならば人がいるのは自明の理。
「きゃあああああああああああああああ!」
悲鳴を上げる女性。
主婦のようだ。
「ふぎゃあふぎゃあおぎゃあ」
ベビーカーの赤ちゃんが泣き出す。
そりゃあ至近距離で悲鳴を上げられたらたまらない。
赤ちゃんが泣き出すのは当然の事だろう。
「煩いデスゥ!」
先程から踏んだり蹴ったりだと憤っている地下実装がベビーカーに近づく。
「くるなあああああ!うちの子に近寄らないで!」
?
先程から出会ったニンゲンに似た生物はもしかして本当にニンゲンじゃないか?
目が少しづつ光に慣れてきてその事実に気づく地下実装。
己を見やる。
「これは・・・・ニンゲンが小さくなったんじゃないデスゥ!私がニンゲンより大きくなったんデスゥ!」
遂にその事実に気づく地下実装。
「あっちいけー!あっちいけー!」
必死で我が子を守る母親。
しかしそれを見てイライラする地下実装。
「おまえ・・・母親デスゥ?どうして・・・どうして・・・・そのガキは守るデスゥ!!」
かつて実母に不遇にされ、育ての親にも見捨てられたと感じている地下実装はそれが不愉快でたまらない。
「どくデスゥ!」
バシッ
彼女は「手加減」して母親を叩きひっくり返すとその巨体で踏みつける。
「ああ・・・あああ・・・」
息がつまり悲鳴すら上げられない母親。
それに対して下卑た笑みを浮かべて赤ちゃんに手を伸ばす。
「や・・・め・・て・・・赤ちゃん・・・・」
そして足をつかまれ宙吊りにされて悲鳴を上げる赤ちゃんをゆっくりと齧り始めた。
・
・
・
少し離れたところで一人の青年が望遠レンズ付きビデオでその風景を録画していた。
「こりゃあとんでもない事件だ」
新聞社に勤める「」はたまたま今日休みだった。
そして彼の家はこの公園の近くだった。
「(ほら早く齧れよ!いい絵が取れる!)」
彼はれっきとした社会人であり定職にも付いている。
虐待派でもなければ愛護派でもない。
しかしその性根は糞蟲を通り越して悪魔的だった。
・
・
・
「ぶぎゃあああああああああああ!」
喉も枯れよとばかりに声をあげる赤ちゃん。
しかし地下実装はゆっくりじわじわと齧り続ける。
恐ろしい。
まるで地獄の風景である。
踏みつけられ、動く事も助けを呼ぶ事もできない母親は薄れゆく視界の中でも赤ちゃんから目を離せなかった。
母親が酸欠で事切れたのと出血多量で尊く幼い命が天に帰ったのはほぼ同時だった。
・
・
・
「!!」
警官達が辿り着いたのはまさにその時だった。
「やめろおおおおおおおおおお!!」
警官の一人が警棒を手に救出に向かう。
彼らはまだ親子が死んだに気づいていない。
警棒を地下実装に叩きつける。
しかし・・・・効かない。
「デスゥ!痛いデスゥ!」
バギャ!
顔面を血だらけにして吹っ飛ぶ警官。
幸い命には別状無い様だ。
「糞!」
BANG!
一人が至近距離から銃を撃つ。
しかし効いてない。
残念ながら偽石は別の場所だ。
「ギャアアアア!痛いデズゥ!」
激痛に手足を振り回す地下実装。
ピーポーピーポー
やってきたのは十重二十重のパトカーと警官。
応援が駆けつけたのだ。
BANG!BANG!BANG!BANG!BANG!BANG!BANG!・・・・・・・
周囲の警官、追いついた応援が銃を放つ。
たとえ拳銃弾でもこれだけの数ならば熊でも倒せる。
しかし・・・・・
「デギャアアアアアア!デジャアアアアアアアアア!」
血涙を流し、多数の肉を削られても地下実装は倒れなかった。
真っ向から警官に突っ込んでいく。
とはいっても精々人間のデブより遅い。
逃げるなら楽勝だ。
バギャ!
ズギャ!
ゴシャ!
銃の力を過信し逃げなかった3人の警官がはじけ飛ぶ。
2人は既に死に1人は顎を吹き飛ばされている。
遅いが膂力はデカイ。
速力が無いくせにこの威力、単純な力ならば既に熊を超えているだろう。
しかし既に携帯した銃弾は既にそこを付いている。
こうなれば地下実装が有利なはずだ。
しかし・・・・・
ブロロロ!
ドガーーン!
パトカーが公園に乗り込み地下実装に体当たりする。
「デギャアアア!」
吹き飛ばされ倒れ付す地下実装。
しかしまだ終わらない。
グシャ!
パトカーで乗り上げ移動を封じる。
バ!
パトカーから降りてきたのは顔面を血だらけにした警官。
先程吹っ飛ばされた後、仲間を呼んでいたのだ。
警官側が形勢不利と見て応援が乗ってきたパトカーを使い立ち向かったのだ。
「げいぜいぎゃぐでんだな」
鼻を潰され上手く喋れない警官。
手術が必要だろう。
彼は親子の元に向かうが既に事切れていた。
遠くから救急車のサイレン音も聞こえてくる。
その音を聞くと彼はばたりと倒れた。
・
・
・
・
それからは大変だった。
メディアは寝ても醒めてもこの事件を報道し続けた。
地下の実装石が巨人化して地上に現れ大量の死者を出した事件は国中に衝撃を発した。
学者によると都市下水に流される様々な薬品が蓄積されたせいと談じた。
また左翼系は警官の大量の発砲を非難した。
被害者よりも加害者を優遇する自称進歩的文化思考とやらだ
しかしそれが彼らの印象をまた悪くした。
この事件の一部始終を回し続けていた記者を覚えているだろうか?
記者「」はあえて報告を遅らせて左翼系メディアが発砲を非難する報道を出すのを待ち報道したのだ。
悪意ある表情と共に幼い赤子を殺す巨人地下実装の姿。
あえて国民に左翼系の報道に対し嫌悪感を抱くように虐待派のVIP達が工作したのだ。
さてこの巨人地下実装は国の研究機関に放り込まれ調査が行われるらしい。
とりあえずこの地下実装はまだ楽にはならない。
実験という名の虐待が待っている。
政府はこれを機に実装石飼育に対して免許制度を導入する案が提出された。
反対する声もあったがそれは「実装石の民間飼育の全面禁止」を訴えるものであり、愛護派の免許制度の撤回の声は完全に封殺された。
今や愛護派に関わる事は民意を敵に回すに等しい事だった。
虐待士の多くが実装石駆除の公的資格者になるのはもう少し先の話。
・
・
・
・
「デズア・・・デギャア!・・・デグギャ・・・」
研究施設の一室で悲鳴を上げ続ける地下巨人実装。
先程から様々な電気刺激が流されその度に細胞を削られサンプルとして採取されている。
既に偽石は硬化コーティングと研究用栄養剤(高レベルの栄養と糖分、そしてアルコールが混ざっている)に漬けられている。
精神崩壊で死なれても困るのでアルコールを栄養剤に混ぜられている。
しかしあくまでも精神崩壊を防ぐ処置でありペインクリニックのつもりは無い。
「どうしてこんな事になったデスゥ・・・・・」
研究室内に設置された研究用リンガルがその声を拾い訳した後に音声化する。
「糞蟲だからさ」
なぜかビーカーにウィスキーを入れてグラサンをした研究員がそう答えた。
「親指」として生まれ「地下実装」となり「地下巨人実装」となり「食人地下巨人実装」となった後「実験用食人地下巨人実装」となった。
最後には「食人地下巨人実装標本」になるであろう。
しかし虐待「」達はもっと短くこう言う「実装さん第一号」と・・・・・・
これがこの国初の実装さん発見の顛末である。



■感想(またはスクの続き)を投稿する
名前:
コメント:
画像ファイル:
削除キー:スクの続きを追加
スパムチェック:スパム防止のため6980を入力してください
戻る