タイトル:【虐】 虐待モノって難しいですね・・・orz
ファイル:しゃぼんだま.txt
作者:防災双葉 総投稿数:18 総ダウンロード数:3188 レス数:0
初投稿日時:2008/03/26-20:11:54修正日時:2010/11/21-02:52:57
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                  しゃぼんだま




春・・・暖かくなるこの季節。
動物達は出産ラッシュを迎える。

この小さな公園に住む実装石達も例外ではなかった。

たった今産まれた仔を引き連れ、親実装が公衆トイレからダンボールハウスに帰って行く。
初めて外の世界を見てテチテチ騒ぐ仔実装達。ヨチヨチと足取りも覚束ない
それを見てデスデス言いながら歩く親実装。

「お外は危ないから早くオウチに行くデス」とでも言っているのだろうか。

そんな中、二人の男の子が家族の前に現れた。

『お、いたいた!』『にぃ、しぃ、4匹と親か・・・しけてんな』

「デジャァァァァッ!デシャァァァァァッ!!」
親は急いで仔達を後ろに隠し威嚇を始める。

「デシャァァァァァッ!!デズァァァァァッ!!デ・・・・」

『うるせーよ』
ボコッ!
親の腹に蹴りが入れられた。
「デボッ!」
『オマエはこっちな』
ゴム手袋をはめた男の子が親を引き摺り、トイレの近くの木に縛り付ける。

母親の許に駆け出す仔達。
『オマエ達はこっち』
仔実装を全てレジ袋に押し込むとトイレの前に立つ。



そこから少し離れた場所。
ブランコに女の子が座っていた。

女の子は歌い出す。


『しゃぼんだまとんだ』


『いくぞー』
男の子達がそれぞれ仔実装を二匹ずつ手に持つと


『やねまでとんだ』


ブンッ!!
「テチャァァァ!!」「テェェェェッ!!」
トイレの屋根めがけて投げる。
「デッ!?デスゥゥゥッ!!」


『やねまでとんで』


「ヂッ!!」「チュベッ!!」
「デェェェズゥゥゥッ!!」
仔実装の悲鳴を聞いて泣き叫ぶ親実装


『こわれてきえた』


『あんまり面白くねーなー・・・』『屋根から転がり落ちて来たら楽しいんだけど・・・』
平坦な屋根では望むべくもない。

『今度はコイツらな』
残った二匹を親実装に見せる。
仔を助けようと暴れる親。
親に助けを求め暴れる仔。
お互い手を伸ばしあう。

その口に缶スプレーのノズルが喉まで差し込まれる。
「ングウ!」
「エグッ!」

女の子は歌い続ける


『しゃぼんだまきえた』


シューッ・・・
シューッ・・・

二人は同時にボタンを押す。
「テポッ!!テポッ!!」「テゲェェッ!!」
仔の腹が見る見る膨らんでいく。


『とばずにきえた』


『これ何のスプレー?』『知らねー。ウチにあったから持って来た』
「デ、デ、デェェェェン!デェェェェン!」
必死でもがく親。しかし紐は解けない。


『うまれてすぐに』


限界まで達した仔の腹。
もはや悲鳴も出せない。

そして・・・・

パァァァン!!


『こわれてきえた』


ビチャッ!
『うわっ!』『ゲッ!』
仔の肉片が飛び散り、男の子達に襲い掛かった。
「デ・・・」
惨状を目の当たりにして固まる親。

「デギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!」
肉片と血、体液にまみれパンコンしながら絶叫する。

『このやろう・・・!!』『ガキのせいで服が汚れたじゃねぇかよ!!』

子供の力とはいえ、その攻撃力は実装石をボロボロにするには充分だった。
殴られ蹴られ親はぐったりしている。


『かぜ、かぜ、ふくな』


バッシャーン!!
「デビャッ!」
ガン!!
「デピッ!」

冷水、それを入れていたバケツが親に叩き付けられる。

『最後はおまえな』

首に紐を括られると、トイレの前に引き摺られて行く。
『せーのっ!』
親実装を錘にして紐をグルグル振り回す。
『それっ!』
「グゲェェェェッ・・・!」
紐を離すと悲鳴を残して上空に舞い上がる。
ドン!グシャッ!

目が回る・・・気持ち悪い・・・体が痛い・・・コドモが死んだ・・・皆シンダ・・・
ココハドコ・・・?

周りを見渡すと小さい塊が二つ。
「デ・・・」
腕で体を引き摺り近づく。

赤と緑に染められた仔実装の成れの果て。
それに縋り付く。

「デ・・・デェェェェェン!!デェェェェェン!!」
産まれたばかりだったデスゥ!
初めての仔だったデスゥ!
潰れたデスゥ!
破裂したデスゥ!
皆死んだデスゥ!


『しゃぼんだまとばそ』


・・・ミンナで・・・オウチ・・・帰るデス・・・

仔の亡骸をかき集め体を引き摺る。

・・・グシャッ!!・・・

公衆トイレの屋根から仔実装の肉片を抱えた親実装が落ちたのは
少年達が公園の門を出た時だった。


揺れるブランコに少女の姿はもう無い。






たった今産まれた仔を引き連れ、親実装が公衆トイレからダンボールハウスに帰って行く。
初めて外の世界を見てテチテチ騒ぐ仔実装達。ヨチヨチと足取りも覚束ない
それを見てデスデス言いながら歩く親実装。

「お外は危ないから早くオウチに行くデス」とでも言っているのだろうか。

『兄貴おせーよ!』『悪い!子供が連れて行けってうるさくてな』

そんな中、二人の男性が公園の前にいた。
それぞれ子供の手を引いている。
『ここは昔と変わらねーなー』
『遊具もトイレも・・・実装石もな・・・』

かつての少年達も、もう実装石で遊ぶ歳でもなくなった。

『お父さん!早くいこうよ!』
向かうのは近くの墓地。

『・・・初めて聞いた時には驚いたよな』
『ああ・・・俺達に妹がいたとはな・・・』

『赤ちゃんの時に死んじゃったの?』
『・・・産まれてすぐにね・・・』


ブランコに女の子が座っていた。


女の子は歌い出す。




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