タイトル:【虐】 悲しみのチュワワ 4
ファイル:悲しみのチュワワ4.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:3976 レス数:1
初投稿日時:2008/02/23-20:56:10修正日時:2008/02/23-20:56:10
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                          「悲しみのチュワワ 4」




公園から健太が完全に消えてしまった事を確認すると、隠れていたトイレ脇からケイコが現れた。
手にはデジタルカメラが握られている。
まだチュワワはケイコに気付かず健太の去った方向へ泣き続けていた。
その顔を見ているだけでケイコは幸せな気持ちになり自然と笑みがこぼれる。
チュワワに気付かれないよう、そっと足音を消して近づいた。

『こっち向いてチュワワ』

声に振り向くとパチリとフラッシュがチュワワの目を眩ませた。

「チュワッ、まぶちいテチュ」

『ンフ♪良い顔してるわねチュワワ』

デジカメの画面にはみっともなく涙と鼻水を垂らして座り込んだチュワワの姿が映っている。

「オ・・オマエは・・チュァァァァッ」

ケイコの姿をみたチュワワは驚くと、健太の残していったダンボールハウスへ走っていく。

「アイツは危ないテチュ、捕まると殺されるテチュ」
「ハウスに逃げるテチュ、あそこなら安全テチュ」

テッチュ!テッチュ!と懸命に走るチュワワだが、仔実装のスピードではケイコを振り切る事は出来ない。
ケイコはチュワワのスピードに合わせながらも
「ほらほら、頑張ってチュワワ」「もうすぐよチュワワ」励ましデジカメでその様子を撮影した。

ハウスに逃げ込んだチュワワは毛布にくるまり、ガタガタと大きく体を揺らして怯えた。
このハウスはご主人様がチュワワの為に残していった物だ。
この中に隠れていればご主人様が守ってくれる、チュワワにとってダンボールハウスは最後の砦だった。

『チュワワちゃ〜ん』

切りかいた入り口からケイコが覗き込むと、またパチリとフラッシュが光った。
チュワワは光に驚きハウスの一番奥まで後ずさる。

「あっち行けテチュ!ヂィー!」

『怖がらなくてもいいでしょ、私って優しいからチュワワを飼ってあげようかなって思ってきたのよ』

「い、いらんテチュ!チュワワのご主人様はオマエじゃないテチュ」


ケイコは一際大きな声で話した。

『チュワワ捨てられちゃったのよねぇ!』
『分かる!チュワワの帰る所はもう無くなっちゃったのよ』

チュワワは耳を塞いで毛布にくるまったままだ。

(捨てられたなんて信じたくないテチュ信じたくないテチュ、明日にでもご主人様は迎えに来てくれるテチュ)
(このハウスで待っていれば・・このハウスがチュワワとご主人様の絆テチュ)


ゴソリ・・

「チュッ!?」

ハウスが揺れたかと思うと、すーっと浮き上がった。

「ハウスが揺れてるテチュ?」

ボスン!

ケイコが手を離すとハウスはそのまま地面に落下した。

「チュベッ!!」

毛布にくるまっていた為、チュワワは驚いただけで痛みは無かった。
暫くして静かになるとハウスの回りを歩いている音が聞こえて来た。

ずざ、ずしゃっと、足音が聞える度チュワワはビクビクと体を硬直させる、
時折ケイコの「ククク♪」と押し殺したような笑い声が聞えた。

ガスン!

「チュワッ?!」

ゴス!ドカ!

ケイコがダンボールを軽く蹴り始める。
揺れるハウスにチュワワは不安な顔をする。

「あわわ・・大丈夫テチュ、ここにいれば絶対に安全テチュ」

ベコリ!ボコン!

ダンボールがへこみ始めると、チュワワも不安に駆られ始める。

『出てきなさいよーチュワワァ』
『キャハハ♪ふふふ』

チュワワは健太に助けてくれと祈った、ケイコに捕まればきっと酷い目にあわされる。
だが頼みのダンボールハウスはそこかしらで凹みまくり、一部では穴が開いている。

ケイコがその穴からチュワワを覗く。

『震えちゃってぇ・・可愛いわね』

せっかくご主人様が用意してくれたハウスが壊されてしまう。
チュワワは出入り口から顔を出し「チィーッ!チィーッ!」と抗議をした。

『捕まえた!』

ドスッ!と言う音と共に、チュワワの絶叫がこだまする。

「チユッバァァァァア!!」

ケイコの手にはトロ箱を掴む細く鋭い鉤爪が握られていた。
その鉤爪がチュワワの背中へ皮を剥くように突き刺さった。

チュワワはダンボールの切りかきにしがみ付き、
ジィー!ジィー!と悲鳴をあげるが、爪は皮膚に食い込んでいくばかりだ。
鉤爪の刺さった背中からじわりと赤い血が実装服に滲んでくると、チュワワの首筋をヌルっとした血が伝わってくる。

「痛いテチュ!痛いテチュ!やめてぇぇぇ!!」

ケイコは鉤爪を持った手から力を抜くと一旦押し込むように突き刺さった鉤爪を外した。

『あらあら頑張るわねチュワワ、でも・・どこまで頑張れるかしら!』

外れた鉤爪は今度はチュワワの後頭部を引っ掛けるように食い込んでいった。
ブチブチと頭皮の裂ける音がすると、チュワワは堪らず掴んだダンボールを離した。

「チャァァァァ!!アタマ!アタマがぁぁぁ!!」

ケイコはそのまま鉤爪で引っ掛けたままぶらんとチュワワを持ち上げると、チュワワの顔をにやにやと覗き込んだ。
手足をじたばたともがきながらチュワワは健太を呼んだ。

「たちゅけてテチュご主人様!チュワワ殺されるテチュゥ!!」

背中や後頭部に開いた穴から足元を伝いポタポタと血が滴り落ちる。
その様子をケイコは身震いをしながら見つめた。

『あぁ素敵よチュワワ・・・無駄な足掻きがとかもう・サ・イ・コ・ウ・・・うふふ♪』
『さてと・・・・もうこれはいらないわね』

ケイコは健太の用意したハウスをボコンと蹴飛ばすと、横に倒し中から毛布と実装フードを取り出した。

『馬鹿ねぇ健太は、こんな物置いてたらその日のうちに同属から襲撃されるに決まってるじゃ無い』
『甘ちゃんには、本の知識が全てだと思ってるようね
 あの様子じゃ実際に実装石の事なんか何にも分かっていないわ』

ケイコはチュワワの見ている前でダンボールをぺちゃんこに踏み潰し、
ついでに毛布と実装フードも一緒に近くのゴミ箱へ投げ捨てた。

「チュァァァ・・・せっかくチュワワの為にご主人様が用意してくれたハウスやフードが・・」

『悲しまなくて良いわよ、チュワワには私が特別なお部屋を用意してあるんだから』
『何百もの仔実装が嘆き悲しんだあの水槽のね♪』

ケイコの笑う顔を見てチュワワの背筋が凍りついた。




                △




『さぁここが今日からチュワワの新しい家、そしてこの水槽が新しいお部屋』

ケイコは自分の家にチュワワを連れて来ると、水槽にチュワワを入れた。
水槽の隅には拭ききれず残っているなにかの血痕がべったりこびり付いている。
その血痕やどこか生臭い匂いがチュワワの恐怖心を更に煽る。
ケイコはチュワワを残したまま台所へ向かった。

「チュワァァ・・」

きょろきょろと辺りを見回したが、水槽の中は何も無くがらんとしていた。
天井に手も届かない逃げ出す事は不可能に感じた。

暫くするとケイコが『用意は出来たわよ』と帰ってきた。

『さぁチュワワの偽石を取っちゃいましょうね』

ケイコはフンフン♪と鼻歌を歌いながらチュワワを水槽から出すとそのまま台所へ連れて行く。
台所には丸いダイニングテーブルが置いてある。
そのテーブルは既に艶もなく黒ずんでそこかしらに意味不明な穴や傷があった。
そこにチュワワを置くと、ごそごそと床に置いてある道具箱の中を捜し始めた

『じゃーん』

ケイコの手にはハンマーと血で黒ずんで古びた釘が数本握られている。
それをチュワワに見せると、そのハンマーで軽くチュワワの頭をカンと叩いた。

「ヂッ!」

殴られた箇所がベコリと陥没する。
短い叫び声をあげチュワワは気を失ってしまった。

トントントン!

リズミカルな音と右手の激痛にチュワワの目が覚める。
見るとケイコがにこやかな顔でチュワワの右手を釘で打っている最中だった。

「チュッ!チュワ!チュワァァァ!」

トントンとハンマーを打つ度に釘がテーブルにめり込んでいく。
その度チュワワの手から血がピュッピュっと吹き出て激痛が襲った。

堪らずチュワワは左手でケイコの手をペシペシと叩く。

『もうーチュワワったらせっかちなんだからぁ』
『はいはい、左手も釘で止めちゃいましょうねー♪』

カツン!・・・トントントン

「ヂュゥゥゥゥ!!」

テーブルには四肢を釘で止められ、大の字のチュワワが天井の蛍光灯を見つめていた。
少し古いのかその蛍光灯は時折ジジッと音を立て、少しだが暗くなったり明るくなったりを繰り返す。

まったく体が動かせない、ケイコの楽しそうな鼻歌がチュワワの不安を増大させていく。
ガシャリとチュワワの横にケイコが何かを置いた。
体が動かせないチュワワはそれが何なのか分からないが、その金属音は刃物だと直感させた。

ケイコはキラリと光る手術用メスを、チュワワの目の前で自慢気に見せた。

『これはねぇ人間様の手術道具よ、とーっても高かったんだから』
『包丁とかナイフって使い勝手が悪いし、なんだか野暮ったいからワタシ嫌いなの』
『その点、この手術セットなら最高の使い心地と切れ味なの
 細かい所も大丈夫、アキレス健の筋だけ切るとか出来るの』

ケイコはチュワワに対して夢見るような顔でその性能を語って聞かせた。
語った所でその意味が全てチュワワに分かる訳ではない。
それでもケイコの自慢とも言える語りは続いた。

『さて、話はこれで終わりよ、今からチュワワの偽石除去手術を開始しまーす♪』

ケイコは白衣に身を包むと両手に透明なゴム手袋をはめて、その手を掲げ広げた。

『まずはメスね』

メスを手に取ると、躊躇なくチュワワの胴体を上から下へ一気に切り開く。
すーっと赤い線が出来ると『開胸器』とケイコの声が聞こえた。

はさみの様な器具がチュワワの胸に突き刺さるとぐいと開く、するとぱっくりチュワワの胸が開いた。

「チュワァァ!チュワ!デチュゥゥゥ!!」

チュワワの悲鳴の中ケイコの顔色が変わった。

『えっ・・偽石が存在しないわ』
『なんで?どういう事よこれって』

ケイコは少し考えるとある結論に達する。

『・・・チュワワの偽石は既に除去されていると言う事ね』
『ちぃー!あの甘ちゃんがそんな事までしてるとは』

偽石が無い、これはケイコにとって由々しき事だった。
虐待コレクションに偽石が無いなんて事は、あってはならない事なのだ。
これではどこまで虐待すれば良いのか偽石を確認しながら出来ない。
何より偽石の存在があってこそコレクションの完成となるのだ。

『こんな事ってありえないっ!!』

ケイコは怒りに身を任せると、手に持ったメスをチュワワの太ももに突き刺した。
グサリと鋭い痛みと感触がチュワワの脳に伝わる。

『くそぅ・・くそっくそっくそっ・・・くっそぉぉぉぉ!!』

グサ!・・グサッグサッグサッ・・・・グチャグチャグチャッ!!

「ウピャッ!!ウビャ!!ウビャァァァァ!!」

ケイコがくそという度にメスが何度もチュワワの太ももに突き刺さる。
その度にチュワワの体がビクッビクッと動き悲鳴をあげる。

最後には太ももに突き立てたメスをグリグリとかき回し抜き取ると、その足を思いっきりこぶしで叩き潰した。

ドチュンという液体の潰れる音がテーブルに響くと、太ももは潰れたトマトの様にへしゃげ血しぶきが辺りに飛び散る。
チュワワの絶叫がこだますると、そのままチュワワは気を失ってしまった。
足はかろうじて皮が繋がっているだけで、潰された箇所がぺちゃんこになっている。
テーブルには血が溢れ叩いた衝撃で、ケイコにも派手に血が飛び散り凄惨な状況を醸し出していた。

『無いなら取り返すしかないわね』

血まみれな顔で血まみれの手を見ながらケイコはある事を思いつく。
部屋はしんと静まり返り、テーブルから血が落ちる音だけがポタポタと聞こえた。




                 △




ピンポーン

ベルの音に扉が開き健太が辺りを見回す。
そこにはケイコが恥ずかしそうな顔で立っていた。

『ケ、ケイコ?』

ケイコは健太の母親が入院して以来、健太の家に来るどころか連絡すら付かなくなっていた。
チュワワを手に入れたケイコは、既に健太の利用価値は無かった。
二度と健太と会うことも無いと思っていたのだが、チュワワの偽石は健太が持っている。
それを取り返す為に、ケイコは健太の元へ訪れた。

『急にどうしたんだ?最近は会いにも来ないし、何だかよそよそしいし』

『仕事よ・・私だって仕事があるから・・』

『まぁいいや、取り合えず入ってよ』

家の中に入ったケイコはキョロヨロとチュワワの偽石を探した。

『ん?なんだか落ち着かないねケイコ』

健太が振り返り不審がったので『ト、トイレに行きたくて』と誤魔化した。

トイレの中でケイコは洋式便器の蓋に座り偽石の場所を考えた。

『くそー偽石はどこに置いてるのかしら』
『聞く訳にはいかないし、忌々しいわね健太の奴』

結論は出なかったが取り合えず健太のいない隙を伺って捜すしかない。
ケイコは居間へ戻ると健太に分からないように目だけを動かし、辺りを探し回る。
だが居間にはチュワワの偽石は見当たらない。

(きっと冷蔵庫ね、まぁ基本だから)

『お、お母様のおかげんはどうなの?』

健太の顔色が曇る。

『母さんか・・複雑骨折した左足は完治に半年は掛かるそうだよ』
『今は病院で入院してる』

『チュワワが見えないけど・・』

『チュワワなら公園に捨ててきた』

空々しくケイコが『えっ捨てちゃったの』と聞き返す。

『そうさ、あの日泣きながら僕を追いかけるチュワワを僕は捨ててきた』
『次の日心配になって公園に行ったんだけど、置いてきたダンボールごともう跡形も無かったよ』

『もしかして私のせいでチュワワが?』

健太は伏し目がちに顔を下に向けた。

『ああ・・そうだよ』

『何を考えているのよ健太さん!チュワワが何をしたって言うのよ』

健太はケイコの目を見つめる。

『僕はケイコが好きだ、だからケイコを嫌いなチュワワは捨てたんだ』
『分かって欲しい、それもこれもケイコの為、実装石と人間を比べるなんておかしいだろ』

ケイコは心の中で未だに自分にコントロールされている健太を馬鹿な男だと思った。
健太の存在などチュワワに比べればカス同然で何の値打ちも無い従順男でしかない。

(馬鹿は死ぬまで直らないってのはこの男の為にあるのね)

健太は暫くするとトイレに行ったのでケイコは冷蔵庫へ慌てて向かった。
だが冷蔵庫の中にはチュワワの偽石は無い。

(おかしいわね、普通なら冷蔵庫に保管するんだけど)
(あんのバカ一体どこに・・・・くそがぁ)

実はチュワワの偽石は健太の母親が病院に持ち込んでいた。
個室に一人でいる母親は、寂しさからチュワワの偽石に話しかけたりして気を紛らわせていた。
健太にしても捨てたチュワワの偽石を毎日見なくて済むから気が楽だった。





                  △


『チュワワァァァァ!!』


ケイコは家に帰るとチュワワを呼んだ、その声は怒りに満ちていた。
チュワワは水槽の端で丸まっていた、昔のように小さくなって見つからないように。

『あなたには二つの選択をあげる』

「せんたくチュ?」

『髪の毛か服どっちでも好きな方を選びなさい、選んだ方は没収よ』

「チュワァァァァァ!!どっちも無くなれば二度と戻らないのばかりテチュ」
「そんなの選べないテチュ、お願いテチュ、許してテチュ」

チュワワは手を擦り合わせてお願いをしたがケイコの顔色は変わらない。

『選ばないなら二つとも無くなるだけよ、一つは残してあげるんだから感謝して欲しい位だわ』

悪い事をした訳ではない、チュワワは何に感謝しなければいけないのかと思った。

『さぁ!どっち』

チュワワは髪の毛か服どっちを差し出せば良いのか考えた。
髪の毛は一度無くなると二度と生えてこない、服は買ってもらえば元からの服では無いが手に入る。
だがこの服は健太から貰った大切な服、チュワワの持ち物で命の次に大切なものだった。

「か、髪の毛を・・チュ、チュゥゥ」

『聞ーこーえーなーい、はっきりと言いなさい』

「髪の毛を選ぶテチュ!とっとと持って行けチュー!」

『良い度胸ねチュワワ、それじゃ早速・・』

ケイコはチュワワの髪の毛を右手で掴むと、左手で体を押さえつけ引っ張りあげる。

「チュワァァ・・ァァ・・・ァァ」

ブチブチと千切れる髪の毛、千切れた根元には皮膚と血がこびり付いている。
そして前髪を摘むと、一気にブチリと引っこ抜く。

チュワワは頭を何度も触っては髪の毛が無くなった事が信じられない様な顔をした。

「チュワ!チュワ!髪の毛、チュワワの髪の毛?」

『これがチュワワの姿よ、結構いい顔してるじゃない♪』

手鏡をチュワワの目の前に出すケイコ、チュワワはその姿を見て固まってしまう。

「チュ・・チュワワの髪の毛なくなったテチュ?・・無くなったテチュゥゥゥゥ!!」

鏡には禿げたチュワワが映る、その姿は以前のように可愛らしさの欠片もなくなっていた。

『あーらら見事に禿げちゃったわね、この姿で健太の前に出たら健太はどんな反応するかしら』

チュワワの手にははらはらと抜け落ちた数本の髪が握られている。

「こんな姿ご主人様に見せられないテチュ」

ケイコはその姿をデジカメで撮ると満足そうな顔を浮かべた。

『落ち込んじゃてもう、餌でも食べれば忘れられるわよ』

水槽にケイコが餌を置いた。
その餌はペットボトルのキャップに砂糖水を入れただけの物だった。

「チュチュ?これはお水テチュ、ごはんじゃないテチュ」

『これから毎日チュワワの餌はそれだけよ、ウンチとかされると臭くなるし困るでしょ』

糞食いの習性がある実装石は餌が少ないと糞を食べる、故にウンチがそのままになる事は考えにくい。
ケイコはそんな事を知らない訳がない、飢える様を眺めるのもケイコにとっては一つの楽しみであった。

『水じゃないわ、甘い甘い砂糖水よ、文句を言わずにありがたく頂戴しなさい』
『文句があるならその砂糖水も無くなっちゃうわよ♪』

チュワワは慌てて砂糖水に口をつけた。
ペロペロと舌ですくうと確かに甘い。

「お、おいしいテチュ、この水あまいテチュ」

一気に舐め尽すとチュワワはケイコの顔を見た。

『な〜に?まだ何か用?』

「お、おかわり欲しいテチュ、これだけじゃ足りないテチュ」

チュワワはケイコのいない間に出したウンチは食べていた。
それ以外健太に捨てられてから丸一日何も食べていない。
栄養という面では完全に足りていない、しかも砂糖水で腹がふくれる訳はなかった。

『駄目よ!一日一回それだけがチュワワの唯一の餌、今度はゆっくり味わいなさい』

「チュゥー・・」

ガックリとうなだれるチュワワ、そうだろうなと何となく分かっていた。

空になった蓋をいつまでも舐めているチュワワを見て、
ケイコはこれからどんな目に合わせてやろうかと思案にくれる。
普通に虐待するより悲しみを増大させるにはどうすれば良いのか考えていた。



続く

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1 Re: Name:匿名石 2015/06/06-17:53:18 No:00001771[申告]
チュワワちゃんかわいいデスゥ
もう続きは書かれないデスかねぇ 読みたいデスゥ
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