タイトル:【馬】 短編です
ファイル:ショートストーリー.txt
作者:防災双葉 総投稿数:18 総ダウンロード数:2442 レス数:0
初投稿日時:2008/02/06-21:58:26修正日時:2010/11/21-03:06:29
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※ 「ガチ虐はちょっと・・・」「ちょっと時間が空いた」
  「作業の片手間に・・・」そんな貴兄にお送りするショートストーリー。

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その1 タバコ


『さて、コレは何でしょう?』

男は小さな箱からそれを一本取り出し仔実装に見せる。

「テ?それはタバコっていうテチ。モクモクがでるとおめめがイタイイタイになるテチ。
ケホケホってなるテチ」

『そう。よく覚えたね』
「テチューン♪」
男は仔実装の頭を優しく撫でる。

『これは猛毒でね、食べると死んじゃう事もあるんだ』
「コワイテチー・・・」
しげしげと煙草を見つめる仔実装。

おもむろにコップを取り出す男。そこに水を注ぐ。
『これをこうして・・・・』
持っていた煙草を千切ってコップに入れ攪拌する。
水が茶色に濁っていく。

『そのまま食べるより、水に溶かした方が吸収が良くなると思うから』
「テ?テチ・・・・!?」
男は左手で仔実装を掴む。

『体の小さい仔実装ならイチコロだろうね・・・』
「テ・・・テチャァァァァ!」
右手にスポイトを持ち、コップに入れる。
スポイトの中身が茶色い液で満たされる。
その先端をゆっくりと仔実装の口に近づける。

「イヤテチ!イヤテチ!しにたくないテチ!わるいことしてないテチ!」
仔実装は暴れるも逃れる事は出来ない。

「イヤテチィ!ママァ!マ・・・・ングッ!」
液体が口の中に注ぎ込まれる。
「ングッ!ングッ!ングッ!・・・」コポッ
飲みきれなかった液が溢れる。

スポイトが空になり、男は仔実装を洗面器の中に入れた。

「テェ・・・テェ・・・テッ・・テギャ・・・!デポッ・・・!」
悲鳴とともに胃の内容物を吐き出す。

「ゲポッ!ケポッ!」プリプリリッ・・・
上と下から液体を撒きちらす。

「ク・・・クルシイ・・・テ・・・チ・・・」
仔実装は動かなくなった。



『あ〜あ・・・これで3回目か・・・いつになったら気付くかなぁ・・・』

男は小さな箱からそれを一本取り出し、紙を剥ぎ取り・・・
食べ始めた。

『まだ売ってたんだなぁ・・・”シガレット・チョコレート・・・』



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その2 不調

『おかしいなぁ・・・』
男は思い当るソフトウエアをアンインストールし、再起動してみた。
しかしPCの不調は直らない。

『当方ではそのようなエラーに関しましては・・・』
サポートセンターの対応もそっけない。

勿論ウイルスチェックもした。機械に詳しい知人にも相談した。
それでも原因は不明だった。

『はぁ・・・ハードウエアかなぁ・・・』
男はケーブル類をPCから引き抜くとサイドパネルの取り外しに取り掛かった。

『なっ・・・!!』
筐体の中身を覗くなり絶句する。

「デスー・・・」
妙な目つきの実装石がこちらを見ている。

『・・・・・・』

男は見なかった事にしてパネルを閉じた。

その後不調は嘘のように直った。

後日

今度はコンポの調子が悪くなった。
スピーカーから

「デスー・・・」

と妙に低い声がした。

男は聞かなかった事にした。

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