※ 「ガチ虐はちょっと・・・」「ちょっと時間が空いた」 「作業の片手間に・・・」そんな貴兄にお送りするショートストーリー。 -------------------------------------------------------------------- その1 タバコ 『さて、コレは何でしょう?』 男は小さな箱からそれを一本取り出し仔実装に見せる。 「テ?それはタバコっていうテチ。モクモクがでるとおめめがイタイイタイになるテチ。 ケホケホってなるテチ」 『そう。よく覚えたね』 「テチューン♪」 男は仔実装の頭を優しく撫でる。 『これは猛毒でね、食べると死んじゃう事もあるんだ』 「コワイテチー・・・」 しげしげと煙草を見つめる仔実装。 おもむろにコップを取り出す男。そこに水を注ぐ。 『これをこうして・・・・』 持っていた煙草を千切ってコップに入れ攪拌する。 水が茶色に濁っていく。 『そのまま食べるより、水に溶かした方が吸収が良くなると思うから』 「テ?テチ・・・・!?」 男は左手で仔実装を掴む。 『体の小さい仔実装ならイチコロだろうね・・・』 「テ・・・テチャァァァァ!」 右手にスポイトを持ち、コップに入れる。 スポイトの中身が茶色い液で満たされる。 その先端をゆっくりと仔実装の口に近づける。 「イヤテチ!イヤテチ!しにたくないテチ!わるいことしてないテチ!」 仔実装は暴れるも逃れる事は出来ない。 「イヤテチィ!ママァ!マ・・・・ングッ!」 液体が口の中に注ぎ込まれる。 「ングッ!ングッ!ングッ!・・・」コポッ 飲みきれなかった液が溢れる。 スポイトが空になり、男は仔実装を洗面器の中に入れた。 「テェ・・・テェ・・・テッ・・テギャ・・・!デポッ・・・!」 悲鳴とともに胃の内容物を吐き出す。 「ゲポッ!ケポッ!」プリプリリッ・・・ 上と下から液体を撒きちらす。 「ク・・・クルシイ・・・テ・・・チ・・・」 仔実装は動かなくなった。 『あ〜あ・・・これで3回目か・・・いつになったら気付くかなぁ・・・』 男は小さな箱からそれを一本取り出し、紙を剥ぎ取り・・・ 食べ始めた。 『まだ売ってたんだなぁ・・・”シガレット・チョコレート・・・』 -------------------------------------------------------------------- その2 不調 『おかしいなぁ・・・』 男は思い当るソフトウエアをアンインストールし、再起動してみた。 しかしPCの不調は直らない。 『当方ではそのようなエラーに関しましては・・・』 サポートセンターの対応もそっけない。 勿論ウイルスチェックもした。機械に詳しい知人にも相談した。 それでも原因は不明だった。 『はぁ・・・ハードウエアかなぁ・・・』 男はケーブル類をPCから引き抜くとサイドパネルの取り外しに取り掛かった。 『なっ・・・!!』 筐体の中身を覗くなり絶句する。 「デスー・・・」 妙な目つきの実装石がこちらを見ている。 『・・・・・・』 男は見なかった事にしてパネルを閉じた。 その後不調は嘘のように直った。 後日 今度はコンポの調子が悪くなった。 スピーカーから 「デスー・・・」 と妙に低い声がした。 男は聞かなかった事にした。
