タイトル:僕とユウある昼下がり
ファイル:僕とユウ〜ある昼下がり.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:1559 レス数:0
初投稿日時:2008/02/03-17:44:37修正日時:2008/02/03-17:44:37
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昼下がりのとしゆきの部屋、
飼い主であるとしゆきはアルバイトの喫茶店の仕事に出かけていた。
ユウは部屋の掃除をしていた、小さな埃や丸めたティッシュなどをゴミ箱に入れ、
畳を粘着テープの付いたコロコロローラーで細かいゴミや抜け毛を掃除していた。

コンコンコン、

窓の外で音がする。
ユウは「またか」と思いながら窓を開ける。
予想通りそこには野良実装の親子が居た。
出てきたユウに対し野良は言う。

野良
「お、お願いデスゥこの仔にこの仔に何か食べ物を・・・。」

野良仔
「テチュ〜・・・」

見ればぼろぼろの服を着たみすぼらしい野良だった。
だが必死に仔の為に訴えかけるその姿から見て、愛情のある固体のようだ。

ユウ
「ゴジュジンざんがら野良には餌をやるなと言われてるデズゥ。」

ユウは冷たく言い放った。

野良「お願いデス、お願いデス、この仔だけでもご飯を上げて欲しいデスゥ!」

ユウはその必死な姿に心を動かされた。

ユウ
「・・・わがったデズゥ、ワタジのお昼ご飯の残りで良いのならあげるデズゥ」

野良はその言葉に安堵を覚え、

野良
「ありがとうデスゥ、良かったデスゥ」
と言いその場に倒れた、

ユウ
「ぢょ、ぢょっと!?大丈夫デズゥ!?」
ユウが近づいた時、パキンッと何かの割れる音がした。
偽石が過度の疲労と空腹により割れたのだ。

野良仔
「おなか減ったテチュ、飯はまだテチュか!!」

ユウは唖然とした。
目の前で親が今死んだと言うのにこの子は餌をねだっている。
どうみても糞虫固体だ。

ユウ
「・・・今持って来るデズ。」
野良との約束を果たすため、
実装フードを窓際に持って来た。

野良仔
「何テチュこの貧相な飯は?コンペイトウとステーキを持って来るテチュ」

ユウ
「ぞんな物無いデズゥ。」

無礼な野良仔実装に対してユウは言い放ち。
思った、きっとこの子が親に負担をかけ死に追いやったのだと。

野良仔
「貧乏な家テチュね!!まぁイイテチュ、これからワタチがここの主人テチュ、」
「声の変なお前と人間はドレイとしてこき使ってやるテチュ」
その糞虫発言を聞いた時、既に仔の背後にユウは居た。
そして、

「テッ・・・」
コキンと音がして仔実装の首は折られていた。

ユウ
「優しいゴジュジンざまの家にグゾムジはいらないデズゥ。」

・
・
・

—夜、としゆき宅

としゆき
「ただいま〜、ユウ元気にしてたか〜?」
ユウ
「おがえりなざいデズ、ゴジュジン」
としゆき
「何か変わった事は無かったか?」
ユウ
「特に何もないデズゥ」

野良の親子の死体はユウの手によって庭に埋められた。
親の死体は墓標として木の棒を、
仔の死体は乱雑に埋められた。

ユウ
「ぞう、何にもながったデズゥ」

優しく冷酷で飼い主に忠実な実装の姿がそこに在った。

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