タイトル:クリスマス責めから その③【虐】
ファイル:実装石のクリスマスイブ-side・B-クリスマスパーティー③.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:3390 レス数:1
初投稿日時:2008/01/15-02:25:08修正日時:2008/01/15-02:25:08
←戻る↓レスへ飛ぶ

照明によって檻の中の実装石達にも会場の様子が把握できた。
「あそこを見るデス!!ゴチソウがイッパイデス!!」
「デプププププ…気が利いてるデスゥ♪ハヤクこっちに持って来るデスゥ。」
半分以上の実装石が、バーの上の我が仔そっちのけで、そのむこうのゴチソウに目を奪われていた。

「まぁ、見てあの汚らしい顔…」
「ハハハ、料理しか目に入ってないような顔だな。これからどんな目に遭うかも知らずに…」
「あなた『何番』?」
「『42番』だよ。君は?」
「私は『12番』」
人間達も檻の中の実装石達を見て、これからの『ゲーム』に心を躍らせる。


会場の中心にある立ち入り禁止区域の中心にマイクを持った男が現れた。
「皆さん準備は宜しいでしょうか?」
『人間』と『実装石』両方の視線が司会者に注がれる。
「テ!!アイツ…ドレイテチ!!ワタチのドレイテチ!!」
『7番』の仔実装はその司会者の顔を見ていきり立った。
「オイ!!クソドレイ!!サッサとワタチを助けるテチィッ!!このワタチにこんな事して、タダですむと思ってるテチャアアァッ!!」
「……」
司会者は仔実装を一瞥した。
「さっさとワタチを!!!テヒッ!!!」
その視線の冷たさに仔実装は文字通り凍りつく。

司会者は視線を正面に戻すと、
「それではまず『人間』の参加者の皆さん。お手元のリンガルのスイッチを入れて下さい。
 『実装石』の参加者の皆様のリンガルはスイッチが入っておりますのでご安心を。」
さらに続ける。
「実装石の皆さん、今日は我々のパーティーに御出で下さいましてまことに有難うございます。」

「ナァにがパーティーデスゥ!!」
慇懃な挨拶に檻の中の母実装石達はいきり立った。
「こんなボロを着せておいてナニ言ってるデス!!」
「さっさとゴチソウ持って来いデシャアアアッ!!」
「ムスメエエエッ!!ムスメを返してデスゥ!!」

「まず実装石の皆様に今貴方達が置かれている状況を説明させて頂きます。」
司会者の後ろに巨大なスクリーンが現れた。
「まず、この会場についてです。ここは『ホテル丹璽浦最上階特別ホール』です。本来なら飼実装であっても立ち入る事は許されません。」
スクリーンに会場の前景が映し出される。
「ここに皆さんに来て頂いたのは我々のクリスマスパーティーに『ゲスト』として参加して頂くためです。」

「我々は会場と料理を用意させて頂きました。皆さんにもそれ相応の対価を支払って頂かねばなりません。」
「ここ日本では逆転している節がありますが、本来パーティーの『ゲスト』と言うものは『ホスト』を楽しませる義務があります。」
「この場合我々『人間』が『ホスト』で貴方方『実装石』が『ゲスト』になります。」

「ナニ言ってるデスゥッ?オマエタチニンゲンはワタシのドレイデスゥッ!!」
「芸をやるのはオマエタチの方デス!!サッサとゴチソウを運んで来るデス。」

実装石達の糞蟲発言を聞き流すように司会者は続けた。
「ではゲームのルールを説明します。」
「まずあちらに見える棒の上、あそこでは先程から貴方方のお子様である『仔実装』の皆さんが頑張ってくれています。」
「あの棒は非常に滑り易く、ちょっとでもバランスを崩せば落ちてしまいます。」
「『仔実装』ちゃん達の首にはロープがかかっており、棒から滑り落ちたら首が絞まって死んでしまいます。」

「デデッ!!」
「ム!!ムスメエエエッ!!」
「オチビちゃん!!」
娘が死んでしまう。そう聞いて一部の実装石が騒ぎ出した。

「『仔実装』ちゃんを『失って』しまったお母さんは『失格』となり、『失格』したお母さんには『罰ゲーム』を受けて頂きます。」
「罰ゲームの内容はその首輪にぶら下がっている『番号札』と同じ番号の『カード』を持った『人間』の参加者に委ねられます。」
「『仔実装』ちゃんがパーティー終了まで棒の上に居たら『勝ち』となり、お母さんと仔実装ちゃんは用意された料理を好きなだけ食べていただけます。」
「『人間』は『母』『仔』含め『ゲーム』に参加している『実装石』に手を触れる事は許されません。手を触れたら『失格』となり『退場』して頂きます。」

「しかしそれだけでは面白くありません。そこでこのお母さん達の格好をご覧下さい。」
「お母さん達にはクリスマスにちなんで『マッチ売りの少女』の格好をしていただいた訳ですが。」
「鞄の中に『マッチ箱』が40個入っています。お母さん達は何か『芸』をしてください。『歌』でも『踊り』でもかまいません。」
「『人間』の皆様はそれを面白いと思ったら、お母さんから『マッチ』を1つ受け取って下さい。」
「マッチが無くなっても『勝ち』となり、料理を食べる事が出来ます。もちろん仔実装ちゃんもお返しします。」

「また、お母さんが『料理』も『仔実装』ちゃんの命も諦めると仰られるのなら、『棄権』することも可能です。」
「その場合、別室に移動して頂き。パーティー終了と同時にホテルの外に開放させて頂きます。」

司会者は立ち入り禁止区域の隅に有る『線』まで移動した。
「それと最後にこの線についてです。この線を越えて侵入した場合は『人間』も『実装石』も失格となります。」
「なお、お母さんが『失格』しても仔実装ちゃんはそのままゲームに参加して貰います。」
「ではゲームを開始します。」

中央の檻が開かれ、中から50匹の母実装が溢れ出て来た。

その内の1匹が一目散に走り出した。
「よくもこのワタシをこんな目に遭わせたデス!!さっさとそのゴチソウを寄越すデスゥ!!」
そして『境界線』を一歩越えたその瞬間
【ガシッ】
突然襟首を掴まれ、母実装は持ち上げられた。
「はい、『17番』のお母さん『失格』です。『17番』のカードをお持ちの『人間』の方、どうぞ。」

「はい、私です。」
妙齢の女性が現れた。
「それでは罰ゲームを決めてください。」
「そうねぇ」
女性客は少し考えて。
「まずは『あなたのバール』が見てみたいわ」
「分かりました。では記念すべき今日の罰ゲーム第1号は『バール』です。」
「「「オオオオオオオオオオ」」」パチパチパチパチ
会場に歓声と拍手が巻き起こった。
「ハ、はなすデス!!ワタシをはなすデス!!」
司会者が『17番』の実装石を持ち上げているのと反対の手に『バール(の様な物)』が手渡された。
「バ・ア・ル!!」「バ・ア・ル!!」
酔っ払った1人の招待客から声が上がった。
「「「バ・ア・ル!!」」」「「「バ・ア・ル!!」」」「「「バ・ア・ル!!」」」「「「バ・ア・ル!!」」」
会場に響き渡る『バールコール』
「デ…デ…」
只事ではない雰囲気に会場の実装石達は震え上がる。
そして司会者が実装石を床に置いた。
「デシャアアアア!!」一目散に逃げようとする実装石。しかしその後頭部をめがけて、
【パァン】
会場に響き渡る破裂音、それはバールの先端が音速を超えた証、そして音の壁を突き破ったバールが実装石に襲い掛かる。
【バシャアッ】
その刹那、母実装の頭が血飛沫になって弾け飛んだ。
「「「オオオオオオオオオオ」」」パチパチパチパチ
会場が拍手と歓声に包まれた。
「いやぁ、さすがは『マッハバール』」
「すばらしい!やはり年に一度はこれを見ないと…」
「いやまったく、去年より切れが増してるんじゃないですかな?ハッハッハ…」
母実装の首から下は音も無く会場に立ち尽くす。
一仕事終えた司会者は襟を正した。そしてバールをマイクに持ち替えると、再びにこやかな表情を浮かべた。
「では皆様、引き続きご歓談を…」

こうして一匹目の実装石が死んだ。
『人間』達の真の目的は『ゲーム』では無く『罰ゲーム』による実装石達の『虐待』『虐殺』。
ここに居る50組の親仔は殺されるために集められたのだ。

「マッチもらってデスゥ…」
「マッチやるデス!!」
「なんでマッチを持って行かないデス!!ブッコロスデッシャアアアア!!」
既にゲームは始まっている。
「テエエエエ————ン…ママァ…」
「オチルゥッ!!オチルテチュウッ!!」

『7番』と『8番』は一緒に歩いていた。
「貴方はどうするデス?」
『8番』の実装石が『7番』に聞いた。その問いに『7番』は聞き返した。
「その前に分からない事が有るデス。何で誰もまだ『棄権』してないデス?」
『8番』が答える。
「ここに居るのは殆ど飼実装みたいデス。あいつらは普段ヌクヌクと暮らしてるから自分の仔が死ぬ事がよほど大変らしいデス。」
「デェ…?」
「産んだ仔はがドレイニンゲンが大きく育ててくれて、仔と自分とがヌクヌクと暮らせるのが当然と思ってるデス。
 だから飼実装はどんなクソムシでも仔を見捨てないデス。あいつらは絶対に『棄権』しないデス。
 ここでニンゲンのオモチャになって殺されるデス。」
『7番』はさらに問う。
「ではアナタはどうするデス?」
「あの仔はバカデス。でも…もうワタシにはあの仔しか居ないデス。どうにかして助けてやりたいデス。アナタは?」
『8番』の問いに『7番』は答えた。
「うちの仔もバカデス。コウエンにはまだ2匹の仔が居るデス…」
「なら『棄権』するデス?それが良いデス」
『8番』は頷いた。当然だ、家族全体を危険にさらした糞蟲の命と、残りの仔の命、比べるべくも無いだろう。ところが…
「でもあんなバカでもワタシのムスメデス…それに、こんな事をするニンゲンが約束を守るとは思えないデス。
 『棄権』するのも危ないデス。」

つづく
------------------------------------------------------------------------------------------------------
毎度駄文にお付き合い頂き有難う御座います。

感想を下さる皆様、有難う御座います。

過去スク
託児?①②③番外編
早朝
夏の蛆実装
遊びの時間は終わらない 前,中,後編
飼育用親指実装石 
死神絵師
破滅の足音
あんしんママ
命拾い

■感想(またはスクの続き)を投稿する
名前:
コメント:
画像ファイル:
削除キー:スクの続きを追加
スパムチェック:スパム防止のため9335を入力してください
1 Re: Name:匿名石 2016/11/05-23:58:40 No:00002702[申告]
パーティは楽しいなあ
戻る