タイトル:D様有難うございます:クリスマス責めから その②
ファイル:実装石のクリスマスイブ-side・B-クリスマスパーティー②.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:2799 レス数:0
初投稿日時:2008/01/12-23:48:10修正日時:2008/01/12-23:48:10
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2007年12月24日午後8時

「デエェェェ……」
暗い檻の中、母実装は目を覚ました。
「デ!!?…」
ここは何処だろう?なぜ自分がこんな所に居るんだろう?
体を見ると自前の実装服の代わりにボロ布で作られた服を着せられ、首には『7番』と書かれた札がぶら下がっている。
『7番』の母実装が起き上がろうとすると、【カサ】という軽い音がした。
肩には覚えの無い鞄がかけられ、中には何か軽い物が沢山入っている様だ。
「デデ!????」
周囲を見回すと何匹、いや何十匹もの同じ格好をした実装石が居る。
「デ?!…」
混乱する母実装に向かって『12番』の札を付けた実装石が話しかける。
「オマエ、野良デスゥ?」
「デ!!?」
初対面だと言うのに何と失礼な奴であろうか?『12番』はさらに続ける。
「オマエはクサイんデスゥ!高貴なワタシタチにニオイが伝染ったらどうセキニン取るデス!?」
『12番』だけではない、その後ろに居る何十匹もの実装石も『汚物』を見るような視線を『7番』に向けた。
「デ!?…デ!?…」
状況の変化によって半ばパニックに陥っていた『7番』の母はどうして良いか分からず、うろたえるばかりだ。そこへ…
「こっちに来るデス」
呼びかけに振り返るとそこには『8番』の札を付けた実装石が居た。
『8番』は『7番』と『12番』の間に割って入った。
「ワタシタチはこの隅っこで大人しくしてるデス。オネガイデス、ここに居させて欲しいデス」
『12番』はフンと鼻を鳴らして、
「そこでじっとしてるデス」
と吐き捨てた。

「アナタはどうしてココに来たデス?」
『8番』からの問いに『7番』は自分がここに来るまでの経過を話した。
餌漁りではぐれた仔実装がニンゲンを連れて現れ、貰ったコンペイトウをたべたら眠ってしまい、気が付いたらここに居た。
「ワタシも同じデスゥ…」
『8番』はうなだれた。『7番』の話から何か分かるかも知れないと思っていたが、あてが外れてしまったようだ。

【パチッ】
部屋に薄明かりが灯った。

「テェ…ムニャムニャ…」
暖かい部屋の中、仔実装は安らかに眠っていた。
直前まで頬張っていたコンペイトウのおかげで口の中は甘い味でいっぱい、お腹もいっぱい。
かつてこれほど安らかな眠りが仔実装に訪れた事が有っただろうか?
「テチュゥ…テチュゥ…」

【カラカラカラカラ……】
迷仔だった仔実装はキャスター付きのテーブルの上に置かれて運ばれてゆく。
自前の実装服の上から人間サイズの『赤い靴下』を履かされて『蓑虫』の様な格好になり、頭には『赤い三角帽』を貼り付けられていた。
そしてその首には小型リンガル付きの『首輪』が巻かれ、さらにそこから『7番』と書かれた札がぶら下がっている。
「チュゥ…チュゥ…」「…ムニャムニャ…」
テーブルの上に居たのはあの迷仔仔実装だけではない。そこには同じ様な格好をした仔実装が何匹も眠っていた。


【カタン】
目的地に到着した。
テーブルを押していた男は片手で『7番』の仔実装を掴み上げると、開いた手にノズルの付いたスプレーを持つ。
「さぁ、そろそろ起きてくれ。」
男はそう言うと仔実装の鼻の中にノズルを突き刺して【プシュッ】と一吹きする。

「!!!!!!!!!!!!!テジェッ!!プシェッ!!エホッ!!グェポッ!!」
口と鼻の中に突如広がった『苦くて臭くて辛くて酸っぱい』味と臭いに仔実装はむせ返りながら目を覚ました。
「プシェ…テヒェ…ナ!何するテチィ!!」
男は怒る仔実装を見てニヤニヤと笑いながら首輪に付いたロープを地上1.5mの高さのバーに括り付け、
仔実装をバーの上に乗せた。
「テ!!テヒイイイイイイイイィィィッ!!」
たかが1.5mとは言っても、身長15cmの仔実装にとっては目もくらむような高さだ。
仔実装の耳垢程度の脳味噌でも落下すれば命が無い事は容易に理解出来る。
「オイ!!ニンゲン!!さっさとワタチを下ろすテチ!!」
混乱しながらも、人間に救助を要求する仔実装。
しかし男はそれを気にする様子も無く、次の仔実装をバーに括り付けている。
「テェェン…」「テヂイイイッ!」
仔実装が周りを見回すと自分以外に何匹もの仔実装が既にバーの上で震えている。
「ママァッ!!ママアァッ!!」
掴み所の無いバーの上、さらに滑り易い靴下を被せられ、少しでも気を抜けば落下してしまう。
集中力も根性も無い仔実装にはバーの上に居る事自体が拷問であると言っても過言ではないだろう。
「ママァアァッッ!!…」「テェェェェェェン……」

「デエエエエエエエエン!!」
「!!」
『7番』の仔実装は聞き覚えの有る声に顔を上げた
「ムスメを!!ムスメを返して!!カエしてデスウゥッ!!」
バーから少し離れた大きな檻の中から母実装が叫んでいた。
「デエエエエエエエエン!!オチビちゃん!!ママはここデスゥ」
「ムスメェッ!!ムスメエェッ!!」
「ヤクソクがチガウデス!!さっさとゴチソウを持って来るデスッ!!」
『7番』の母だけではない。檻の中に居るのは全て、バーの上の仔実装達の母親の様だ。
「ムスメエエエエエッ!!…」「おちびちゃアアァァアアァアァン!!…」
母実装達は何とか我が仔を助けようと檻の中から必死に手を伸ばすがどうにもならない。
「デシャアアァァァァァァ!!!!!!!!!」

「テチャアアアアアアアアァァァァァアアァァアアァァァアアァアァア!!!!!!!!」
突然自分を襲った理不尽且つ危機的な状況に『7番』の仔実装はパニックに陥った。
「イイカゲンにするテチ!!ワタチのドレイはドコに居るテチ!!」
そうだ、自分にはドレイが居る。アイツになんとかさせれば良い。
「オイ!!ドレイ!!ハヤク来るテチイッ!!」
仔実装はドレイを呼ぼうと大声を張り上げる。
「このワタチがこんな目にあっているのに何で居ないテチイッ!!」
その声に応える者などこの場には居ない。
「サッサと出て来るテチイイイイイッ!!ブッコロステチャアアァァァッ!!ウンチ喰わすテチャアアアアァァァァッ!!」



【カチッ】
それまで暗かった部屋に明かりが灯った。
「皆さん、長らくお待たせしました。特別ゲスト『実装石の皆さん』です。」

「「「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアア………」」」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
沸き起こる拍手と歓声。


ではここで簡単な状況確認をさせて頂きます。

「デシャアアアアアアアアアァァァアアアァァァァアアアアァァァアアアアアアッッッ!!!!!!!」
「ムスメエエエエエエェエェエエェェエェエェッ!!!!」
部屋の中心には大きな檻があり、その中には50匹の親実装が居る。
全員が自前の実装服を剥ぎ取られ、ボロ布で出来た上着とスカート、そして頭巾を被せられ、
リンガルと番号札の付いた首輪を巻かれている。
その肩には、何か軽い物が沢山入った肩掛け鞄がたすきがけになっている。

「テエエエエエエエエエェェェェェェン……」
「ママッ!!ママッ!!ママッ!!ママッ!!ママアァッ!!」
高さ1.5mの高さに設置された金属製の『棒』は、何本もの支柱で支えられ、
檻を取り囲むように、長辺が12m,短編が8mの長方形を成して配置されている。
その棒には等間隔に仔実装が乗せられている。
仔実装はみな赤い『靴下』の様な物で体をすっぽりと覆われ、赤い蛆実装のような姿になっている。
頭には三角棒を接着され、首には小型のリンガルと番号札がつけられている。
その首輪からは紐が伸びており、『棒』に結び付けられている。
『棒』からの滑落は、『絞首刑』の執行を意味している。

続く
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毎度駄文にお付き合い頂き有難う御座います。

感想を下さる皆様、有難う御座います。

過去スク
託児?①②③番外編
早朝
夏の蛆実装
遊びの時間は終わらない 前,中,後編
飼育用親指実装石 
死神絵師
破滅の足音
あんしんママ
命拾い


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オマケ 人間視点


2007年12月24日午後7時
『ホテル丹璽浦』最上階特別ホール
「ではこれより2007年丹璽浦グループ主催クリスマスパーティーを開催します。」

「「「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアア………」」」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
沸き起こる拍手と歓声。

会場には無数の丸テーブルが並べられ。その上には贅を尽くした料理が多数並べられている。
広い会場の中心には赤いラインで長辺14m,短辺10mの長方形に仕切られた空間があった。
そのラインの内側には鉄製の棒が長方形に配置され、ラインの中は立ち入り禁止区域となっている。

「あれが今回の趣向ですかな?」
「どうもそうらしいですな…」


2007年12月24日午後8時

丹璽浦会長の開会宣言からパーティーが始まって一時間、
皆が今か今かとその時を待っている。

「今年は『ゲスト』の集まりが悪いって聞いてたけど、どうなの?」
「何か、例年は『各家庭で持て余された奴』で間に合ってたんですけど、今年は『野良』まで持って来たらしいですよ。」
「ペット用実装石も追い詰められていますからな。この分だと来年は『野良』どころか『養殖』を使わなければ…」
「『社長』ご無沙汰しております。この度はこのパーティーのために『10匹』も『ゲスト』を送って下さったとか…」
「うむ、早くから不足していると分かっていればもっと用意出来たのだがな。今回は不本意ながら『上げ屋』を使わせてもらったよ。」
「ほぉ、やはり『上げ屋』は邪道ですか?」
「手の平を返した時の表情を想像しながら『奴ら』の『我侭・贅沢』振りを楽しむのもまた『上げ落とし』の味でしょう。」
「いや全く。『落とし』だけやって『良いとこ取り』をした気になってる連中の気が知れませんな。」
「「「ハハハハハハハハハハ…」」」

「!!…そろそろですよ。」

【パチッ】
急に会場の明かりが落とされた。
「では今から『ゲスト』の入場となります。皆さんお静かにお願いします。」

「デシャアアアアアアッ!!」
「デッデッデッ……」
「デッスウゥゥ————ン」
静まり返る会場に巨大な『檻』が運び込まれる。
半分近くの実装石はまだ眠っているが。目を覚ました物は既に『威嚇』『媚』『パニック』と様々な表情を見せている。
檻の中には50匹の親実装が居る。
全員が自前の実装服を剥ぎ取られ、ボロ布で出来た上着とスカート、そして頭巾を被せられ。
リンガルと番号札の付いた首輪を巻かれている。
その肩には、何か軽い物が沢山入った肩掛け鞄がたすきがけになっている。

【カラカラカラカラ……】
仔実装がキャスター付きのテーブルの上に置かれて運ばれてゆく。
自前の実装服の上から人間サイズの『赤い靴下』を履かされて『蛆実装』の様な格好になり、頭には『赤い三角帽』を貼り付けられていた。
そしてその首には小型リンガル付きの『首輪』が巻かれ、さらにそこから番号が書かれた札がぶら下がっている。

【カタン】
テーブルを押していた男は片手で仔実装を掴み上げると、開いた手にノズルの付いたスプレーを持つ。
仔実装の鼻の中にノズルを突き刺して【プシュッ】と一吹きする。

「!!!!!!!!!!!!!テジェッ!!プシェッ!!エホッ!!グェポッ!!」
口と鼻の中に突如広がった『苦くて臭くて辛くて酸っぱい』味と臭いにむせ返りながら目を覚ました
仔実装の首輪に付いたロープを地上1.5mの高さのバーに括り付けバーの上に乗せた。

「デエエエエエエ————ェェェッ!!デエエエエエエエエエ————ェェェェェッ!!」
「テエ——ェン…テェ—————ン…」
全ての仔実装がバーに括り付けられる頃には親実装達も目を覚まし、会場は親仔が呼び合う声で一杯になる。

【カチッ】
それまで暗かった部屋に明かりが灯った。
「皆さん、長らくお待たせしました。特別ゲスト『実装石の皆さん』です。」

「「「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアア………」」」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
パーティー会場に拍手と歓声が響き渡った。




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