タイトル:【惨】 心配しても、いいですか?5(LAST)
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作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:3339 レス数:3
初投稿日時:2008/01/07-20:34:33修正日時:2008/01/07-20:34:33
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心配してもいいですか 5



【前回までのあらすじ】

 生後一ヵ月半でようやくご主人様「としあき」に購入された、高級飼い仔実装の「ぷち」。
 一生懸命頑張ってご主人様に尽くそうと誓って頑張るのだが、千京に一人の奇跡的うかつ者であり、
実装石飼い初心者のとしあきは
彼女の行為をことごとく曲解し、ついには糞蟲のレッテルを貼り付けてしまった。
 不条理で理屈の通らない理由で過度なお仕置きを加えられていくぷちは、としあきが新しく飼い始めた
実蒼石ブルーの存在によって、さらに精神的窮地に立たされる。
 ついにとしあきから一切の愛情を与えられなくなってしまったぷちは、それでも彼を強く想うあまり、
ついに——


              ※            ※             ※


 鼻歌交じりに洗い物をする、メイド服をまとった少女。
 狭いアパートの中で、今日も彼女は懸命に働いていた。
 亜麻色の髪を湛え、大きな目が特徴的な可愛らしい、それでいて良く整った美しい顔だち。
 すらりとした美麗なスタイル、むっちりとした白い餅肌、凹凸の明確なボディライン。
 スポンジを動かす度に波打つ豊満なバスト、引き締まったウェスト。
 腰まである長くて美しい髪の毛と、その真下で揺れる幅広の大きなヒップ。
 短い丈のスカートから伸びる長い脚、オーバーニーから少しだけはみ出した柔らかそうな太股。
 それはまるで、としあきが大事にしている同人誌から抜け出して来たようだ。
 シンクに溜まった皿をすべて洗い終え、脇の食器籠に片付けた少女は、手を拭きながら少し火照った笑顔で振り返った。

「ご主人様、洗い物終わったです♪」

「ん? ああ…」

「次は、何をすればいいです? お掃除でもするです?」

「え、あ、う〜ん…」

 こたつの中で、どこか恥ずかしそうに見つめてくるとしあきは、無言のまま上目遣いで少女のふくよかな胸を見つめている。
 それを察した少女は、そっと近づいて、としあきの頭を優しく抱きしめた。
 形の整ったGカップの乳房が、薄い布越しにとしあきの頬を圧迫する。

「ご主人様、今日は元気がないです〜、大丈夫です?」

「む…むが…」

「今日も、私が慰めてあげるです。だから元気出して欲しいです、ご主人様……」

「……ぷち」

 としあきの手が少女の胸に触れ、身体がびくっと反応する。
 ふわりとした感触、じわりと掌に広がる温もり、力を込める度に形を変える弾力…その中心で、少しだけ固くなって自己主張
している部分がある。
 慣れない手つきで乳房全体をなで回すと、としあきは、乳房全体を鷲掴みにして指全体で波打たせるように揉みしだく。
 少女の息が荒くなり、としあきの呼吸も連動していく。

「ご…ご主人様……ぁっ♪」

「ぷち、ぷち、ぷちぃぃっ!」

 敏感な部分を、太い指先が摘み上げる。
 少女の小さな悲鳴が、としあきの情熱を駆り立てる。

「あっ……! コリコリしちゃ、だめぇ…ですぅっ!」

「……!」

 こたつの脇に少女を押し倒し覆い被さると、としあきは、澱みきった欲望を吐き出そうと蠢き始める。
 そして少女は、そんな彼の態度に心からの悦びを覚えていた。
 乱れていく二人の衣服、晒されていく肌、粘液の絡みつく音、甘い吐息……
 まるでいつもの約束事であるかのように、二人は激しく互いを求め合う。

「あっ、あっ……ご主人様ぁ…!」

「ぷちぃぃ! はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」


 ——これでいいです。
 やっと、大好きなご主人様に愛されるようになったです。
 どうか、このまま——ずっと幸福でいられますように……です。


 まぐわり合う二人の様子を、部屋の隅のケージから寂しそうに見つめる実蒼石が居る。
 その目は激しい嫉妬と憎しみの色に染まり、表情は荒み澱んでいる。
 かつて一人と二匹だった関係は、今では二人と一匹に変わった。


 そして、玄関に発生した巨大な白い繭は———あの時のままの形で残されている。



              ※            ※             ※


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■実装石の繭って本当にあるんですか?

 人間の愛情を一杯に受けた実装石は、それに応えるために繭を作って人みたいな姿になると
いいますがそれは本当なんですか?
 本当だとしたらそれはどういう理屈でなるのでしょう?
 また実際にそうなった例はあるのでしょうか?


■Re1:実装石の繭って本当にあるんですか?

 結論から言うと、それは単なる「都市伝説」に過ぎません。
 実装石の身体にはそのような機能はまったくありませんから。


■Re2:実装石の繭って本当にあるんですか?

 ほとんどおとぎ話のレベルですね、ありえないと断言して良いでしょう。
 蛆実装が鼻から糸状の老廃物を吐き出す事がごく希にありますが、そこから蚕の繭みたいなもの
を連想した人がいたんでしょうね。
 でも、よく考えたら哺乳類なのに繭を作って変態するなんておかしいですし。
 実装ちゃんを昆虫と混同したら可哀想ですよね。


■Re3:実装石の繭って本当にあるんですか?

 こちらのページに詳しい説明が乗っています。
 当然否定的な見解ですけど、きちんと説明されていて分かりやすいと思いますよ。
 http://www.jissoukenkyuu-punif.co.jp/mayu/index.htm


■Re4:実装石の繭って本当にあるんですか?

 ありがとうございます参考になりました。
 やっぱりありえない事なんですね、ちょっと残念ですがすっきりしました。

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 ぷちの姿が消滅し、入れ替わるように白い謎の物体が出現してから、一週間。
 某サイトの「教えて!」コーナーをいつも以上に入念に読み込み、としあきは唸った。
 玄関のアレは、どう考えても噂に聞く「実装繭」としか思えなかったが、どこを調べてもその存在を証明する情報にたどり着け
ない。
 それどころか、存在を否定する内容しか見つからない有様だ。
 当然ながら、例の実装石サイトにも繭にまつわる情報などどこにも記載されておらず、困り果てたとしあきは、今日も足下の
ブルーと顔を見合わせる。

 ポキュ〜…

 一垓人に一人と言われるうかつ者としあきでも、さすがに実装繭の噂話は知っている。
 そして、先の掲示板投稿にあるように、都市伝説だと信じ込んでいた。
 まして、自分はぷちに愛情をまったく抱いていなかったので、条件が成立する筈もないと思ってもいる。
 だがあの物体は、夢ではなく現実のシロモノだ。
 この一週間でどんどん脹れ上がり、時折僅かに脈打つ白い物体。
 その不気味さは相当なもので、ブルーも強い不安を覚えているようで近付こうともしない。
 繭の中からは、様々な姿に化身した実装石が出てくると言われているが、この異様な光景からはとてもそんな想像は出来ない。
 ヘタな人間より大型化した得体の知れない物体に、恐怖感を覚えるなという方が無茶だ。
 一度だけ勇気を出して持ち上げようとしてみたものの、としあきのひ弱な腕力ではびくともしないほど重い。
 また表面が異常に熱くて、さらにドクンドクンと脈動が伝わってくるので、えらく気色悪い。
 これでは、ゴミにも出せないし解体も出来ない。
 まして、こんなもの解体したら何が出てくるのか、考えただけでもおぞましくて手が付けられない。
 脇を通り抜ければなんとかドアの外に出られるようなので、結局としあきは、その白い物体をそのまま放置するしかない。
 そう思い立ってから、もう二週間目に入ろうとしている。
 このままの状況が続くのはさすがにまずいと感じ、焦りと苛立ちを覚え始めていた。

「本当に、何なんだろうな、あれ? ——やっぱり、ぷちが繭に…いやいや、でも…」

 ポキュ、ポキュ…

 散々悩んだ結果、としあきはこの物体を撮影して専門家に送り、意見を仰ぐ事を思いついた。
 もっと早く思いついても良さそうなものだが、どんな時でも他人の力を頼りにしないという無意味なプライドのせいで、こんなにも
行動が遅れてしまった。
 早速デジカメにメディアを挿入するが、なぜかメディアが認識されない。
 今度は携帯に差し込んで撮影しようとしたが、そちらでも同様だ。

「あっ! そうだこれ壊れてたんだっけ! くっそ〜、ぷちのせいだ!!」

 慌てているせいか、いつも以上に注意力が欠如している。
 念の為、他に使えそうなメディアを探したが、何も出てこない。
 記憶の中では、あのマイクロSDカード以外にもSDカードがあった筈だ…と考えるが、そちらは初期不良で認識エラーが出て
しまった時、癇癪を起こしてそのまま廃棄してしまっている。
 そして本人は、その事を完全に頭から飛ばしている。
 30分ほど悪戦苦闘し、ようやくカード探索を諦めると、気分転換も兼ねてもう一度ネットで対策を調べてみる事にした。
 ブルーの朝食の準備、トイレの世話を完全に忘れたまま……


 ポキュ〜! ポキュポキュ! ポキュ〜!!
(おいバカニンゲン! お腹空いたポキュ! 早く飯持ってこいポ゛キュ!)

「くそ、どうすればいいんだよ」

 ポキュポキュ、ポキュ、ポキュ、ポキュ〜!
(ああ、グルグル来てるポキュ! うねる! 渦巻く! 跳ね回るポキュ〜!)

「まいったなぁ、あんなの、写真がなきゃ誰も信用してくれないだろうし…」

 ポ、ポポポ、ポキュ〜っ!
(も、も、もう括約筋限界ポキュ!)

「くっそ〜ぷちの奴〜! どこまでも俺に迷惑かけ続けやがって! あんなに大切に育ててやったのに!」

 ポキュポキュポキュポキュキュキュキュ〜〜〜っ!!
(ウンチ漏れるポキュ! 早くポキュを運ぶポキュ! あああ、今ちょっとはみ出たポキュ〜〜っ!!)

 ぶりっ、ぶりっ…ぶりぶりぶりぶりぶりぶりぶり

 ポキャ〜〜っ!!

 朝のトイレは、実装石に限らず他の実装を飼う場合でも重要な意味を成す。
 だが、朝のトラブルで完全に混乱している今のとしあきに、それを思い起こさせるのは酷なのかもしれない。
 彼にとって今最も大事なのはブルーの世話ではなく、あの白い物体の正体がどういうものであり、またどう処理するべきかと
いう回答だ。
 繭が出現してからというもの、ブルーの世話はどんどんおざなりになっていき、ついにピークに達したようだ。

「ん? なんか臭いぞ?」

 クンクン鼻を鳴らし、ようやくブルーの粗相に気が付く。
 としあきの中で、なぜかブルーとぷちの姿が重なった。

 ポキュ〜、ポキュ〜、ポキャアァァァァン!!
(初めてお漏らししちゃったポキュ〜! 屈辱ポキュ〜! お前が悪いポキャァァァン!!)

「こら! なんでこんな時に漏らすんだこの馬鹿実蒼!」

 ポ、ポキュ?!

「我慢出来ないなら、声をかけるか自分でトイレに行けばいいだろう! 何回教えたらわかるんだ!」

 一度もトイレなど躾けていないとしあきの理不尽な言葉に、さすがのブルーも反発する。
 彼が、ぷちに施した躾を混同しているのは明白だ。

 ポキュポキュ! ポキュポキュ!! ポキャーッ!
(聞いてないポキュ! 教わってないポキュ!! それに何度も呼んだポキャーッ!)

「まったく、世話かけるのはぷちだけにしてくれよ。お前まで糞蟲になられたら困るんだぞ」

 ポ、ポキャアァァ!!
(あ、あんな糞豚と一緒にするなポキャアァァ!)

 ひとまず糞の処理はしてもらえたものの、ブルーは下半身すっぽんぽんで放置されてしまった。
 幸いにもお仕置きは食らわなかったが、濡れた身体はろくに拭いてももらえない。


 なんて事をしやがるポキュ、バカニンゲンの分際で。
 あいつは、誰が一番が強くて偉いのか、まだ解ってないポキュ。
 あの糞豚ですら、ポキュの実力の前に屈したポキュ。
 だからバカニンゲンも、ポキュの超腕力でギッタギタにしてやるポキュ!
 ポキュを辱めた報いを受けるポキュ!


 実蒼石も実装属の一部である以上、糞蟲的性質を持つ者は当然ながら存在し、その数も決して少なくない。
 このブルーもそのうちの一体で、しかも「自分の性格の悪さを隠す事が出来る」性質を持つという、所謂最も始末に負えない悪質
個体だった。
 ペットショップ内でこっそり自分の姉妹をいたぶり続けている所を店員に見抜かれ、廃棄処分される寸前にとしあきに引き
取られたのだ。
 だが、その価格は安売りされたぷちの購入額の、更に三分の二…しかも同じ店で、である。
 普通に考えれば、なぜそんな低価格なのかわかろうものだが、「実蒼石は賢くて大人しい」ものだと頭から信じて疑わない
としあきが、そんな事にまで考えを回せる筈がない。
 良い性質でも、油断すればすぐに凶暴化してしまう実蒼石の性質について、きちんと事前学習していたにも関わらず…だ。

 ブルーは、ペット実蒼として必至な心構えをまったく理解していない。
 否、記憶してはいるが納得していないため、それに従わないのだ。
 常に自分が最強であると信じて疑わず、自分のミスや恥はすべて他人のせいと責任転嫁し、あまつさえまったく反省する気が
ないという、根性の腐り果てたどうしようもない悪質さだ。
 部屋の隅に姿を現したゴキブリを素早い動きで取り押さえると、頭からかぶりついて内臓を引きずり出した。
 「たとえ飼い主が見ていない場でも、無闇に小動物を傷付けたり殺してはいけない」
 実蒼石にとって基本中の基本であるこの教えは、ブルーの脳内には全くインストールされていない。
 嗜虐心を満足させるため、思いつく限り残虐な方法でゴキブリを殺し食らったブルーは、次に無防備なとしあきを攻撃しようと
したが、手に持てそうな武器が見当たらない。
 ふと、以前ぷちが掃除に使っていた電子モップを思い出し、それを使おうと考えた。
 本当なら鋭い刃物でとしあきを滅多切りにしてやりたいところだったが、自分の力ならこれで充分としあきを殺せると信じ込む。
 下半身すっ裸、臭い総排泄孔を露出させ、口の周りと胸元はゴキブリの体液でベトベトというおぞましい姿で玄関へ向かった
ブルーは、視界一杯に広がる繭糸の束をかいくぐりながら、電子モップを探した。
 白い糸は先程より密集度を増しており、その隙間はブルーがなんとかぎりぎり通り抜けられるくらいだ。
 中にはそれより狭くなっている部分もあるが、今は糸の弾力にまかせて潜り込んでいける。
 ブルーは繭の陰のさらに奥へ突き進んでいく。
 やがて、もっとも深い隅の方で目的の電子モップを発見した。


 うむうむ、丁度良い長さと重さポキュ。
 ポキュの超腕力でこれを振り回せば、バカニンゲンなんかすぐに脳漿ぶちまけてくたばるポキュ!
 よし、早速殺るポキュ!
 あいつのようなバカはいらぬなり! ポキュ!!


 両手でしっかりモップを握り、棒術を真似るように構えようとして……はたと気付く。
 いつのまにか、出口が先程より狭まっているではないか!
 上の方に開いた隙間から外を見ると、繭の表面から剥離した糸が絡まり合い、糸の束をどんどん太らせているようだ。
 先程無理矢理身体を押し込めた隙間は、もはや押し広げられないほど太く硬くなってしまっている。
 嫌な予感に駆られたブルーは、慌てて他の脱出口を探し求めるが……


 ポ、ポキュウッ?!
 頭が通らないポキュ! 武器がつっかえるポキュ!
 ポキャアァァァン! 出られないポキュ! どうすればいいポキュ〜〜!!


 その後、ブルーは必死になって脱出を試みたが、どうあがいても抜け出せそうにない。
 挙げ句には、大泣きしてとしあきの助けを乞い始めてしまった。
 実は、電子モップを手放せばまだ脱出出来たのだが、所詮は糞蟲、そこまで知恵は回らない。
 まごついているうちに白い糸は容赦なくどんどん降り注ぎ、糸の束を、繭自体をどんどん大きく脹れ上がらせていく。
 それどころか、糸は次第にブルーの足下を侵食し始め、更に下半身にまとわりつき始めた。
 まるで生きているかのように、糸は全身をくるんでいく。


 ポ、ポキュ……ムギュウッ!!


 ブルーの必死の泣き声も通りが悪くなり、やがて玄関は少しだけ静寂を取り戻した。



              ※            ※             ※


 一方としあきは、相変わらず調べ物を続けていた。
 一週間ほとんどの時間を調べ物に費やしたせいなのか、いつものうかつ者ぶりとめんどくさがりが表出し、ろくにページを読まず
に次へ移動してしまう癖が出て来ている。
 何かヒントがないかと、もう一度あの実装石サイトに戻ったとしあきは、ぷちを買う前にさらりと読んだっきりの「実装リンガルに
ついて」の項に、再び注目した。


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□実装石を飼う際の注意 初心者編 1:

 これから実装石を飼うつもりの方に向けて、最初に説明しなければならないのが「実装リンガル」
と呼ばれる物です。

 実装リンガルとは、実装種の体内にある「偽石(にせいし)」と呼ばれる内臓器官が、実装石の声
と同時に発せられる特殊な微細音波(実際はやや出力の強い脳波のようなもの)を拾い、それを
メモリ内に記憶されたパターンと称号する事で、人間の言葉に翻訳する機械です。
 高級なものは、称号パターンが細分化かつ多数収録されており、更に実装石の音声も拾って音波
と別に称号を行い、更に二つの結果を照らし合わせてより正確な翻訳が行えるようになっています。
 最近は、音声状態から個体の生命危機を察知して知らせるアラート機能が付いているものも
あります。

 製品は多種に渡り、アクセサリー型やPDA型、ICレコーダー型などの専門機器や、携帯アプリや
PC用ソフト等が存在します。
 元々は、実装石ブリーダーが命令の理解度を確認するために開発したと言われていますが、定か
ではありません。

 こう書くと一見便利そうに思えますが、初心者の方は、実装リンガルの使用をなるべく控えるべき
でしょう。
 
 なぜかと言うと。
 実装リンガルは生産時期や使用頻度によってかなりの性能差があり、翻訳精度に難が生じやすい
のですが、ユーザーにはそれを的確に察する術がほとんどないためです。
 また、最高級品でも海外産の廉価版・海賊版に劣る精度になってしまったり、購入半年程度で
翻訳精度が極端に劣化して役立たずになってしまうという報告例もあるため、これに頼りすぎるのは
大変危険なのです。
 そのため、時には実装石の意志を180度捻じ曲げて表示してしまう事もあり、正しく理解するため
には経験と読解力が求められます。

 これは、下手をすると黒を白と判定してしまう危険もあるということです!

 そのような危険を避けるため、これから実装石を飼う方はリンガルに頼らない育成方法を身に
着けるべきでしょう。


→「それでも実装リンガルを使いたい」という人への注意
→実装リンガルによる事故例


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 としあきは、なぜかこのページの内容に、何かヒントがあるような気がした。
 以前はこのページをざらっと斜め読みしたせいで、「初心者は実装リンガルを使ってはいけない」と解釈したが、よく読むと
そういう内容ではない。
 更にリンク先へ移動してみると、こんな事が書いてあった。


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「それでも実装リンガルを使いたい」という人への注意


 実装リンガルは、実装石の言葉を翻訳してくれる便利なものですが、以下のような欠点があります。

・他の音波の影響を受け、翻訳機能が狂いやすい
 (翻訳精度が劣化する最大の原因です)
・もっとも強い音波を優先的に翻訳するため、沢山実装石がいる場合は目的個体とは
 違う者の翻訳をしてしまう事がある(声紋登録型リンガルは例外)
・翻訳される言葉がその個体の本当の意志とは限らない
 (若干歪んで伝わっていると解釈しましょう)
・翻訳中に音波が乱れると表示がおかしくなり、注意しないと意味を取り違える事がある
・海外の違法コピー製品などは、意味不明な日本語で表示してしまう事が多く、意志を
 曲解してしまうケースが起こり得る
・実装リンガル自体の故障と翻訳精度の低下は別なので、修理に出しても万全な状態で
 戻ってくるとは限らない(各メーカーも注意書きに記しています)
・実蒼石・実装紅・実装金など生態・言語形態が実装石に似ている種族も翻訳可能だが、
 微妙にブレが生じる恐れがある


 また機械の性質とは別に、リンガル使用によって「飼い主が想像していなかった反応」を見て
しまう危険がある事も忘れては
いけません。
 今まで仲良くしていた仔が、実は飼い主を嫌っていたとわかってしまうと、とても飼い辛い気持ち
になりますが、貴方は
それでも最後まで責任を持つ気持ちを決して忘れないでください。


 では、実装石との楽しい生活を始めるためのノウハウを、これから学んでいきましょう!


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「実装リンガルか……俺もかなり熟練してきたし、そろそろ使ってもいい頃だな」

 そう呟き、ネットでリンガルの価格帯を調べようとした時…


 ポキャ……ァァン

 としあきの耳に、掠れるようなブルーの泣き声が届いた。
 ここしばらく、ほとんどブルーをかまっていなかった事にようやく気付き、焦って声を辿る。 
 玄関に行くと、繭が更に肥大化し、空間を浸食していた。
 今や全長約2メートル、幅1.6メートルほどのフットボール型に成長し、相変わらずドクンドクンと不気味に脈打ちながら、
白い糸をどんどん撒き散らしている。
 よく見ると、白い糸の束は硬質化して支柱のように変化しており、繭本体は石床から1メートルほど浮かび上がっている。
 としあきですら持ち上げられなかった超重量物体が浮かぶほど、白い糸の束は無数に張り巡らされ、もはやドアや床面、
天井、脇の壁はほとんど見えない。
 ブルーの小さな鳴き声は、糸束の奥の方から響いてくるようだが、このままでは手が届かない。
 白い糸の束を引き千切って脱出路を確保しようとしたが、どれも凄い強度でびくともしない。
 大きな刃物で強く叩き切ればなんとかなりそうだったが、そんなものは持っていない。

 ——買ってくるしかないか!

 最愛のペット・ブルーを異常事態から救うため、都合よく飼い主の自覚を取り戻したとしあきは、珍しく迅速な行動に出た。
 姿の見えないブルーに「すぐ助けるからそこで待ってろ」と声をかけ、財布と上着をひっ掴んで窓から外に出た。


 自転車を必死で漕ぎ、近所のホームセンターに辿り着くと、使えそうなナタを選ぶ。
 会計に向かう途中、ふとペットコーナーを見ると、実装石用品コーナーで新型の実装リンガルが置かれている事に気付いた。

“新型実装リンガル! 特価2980円
 長持ち安心高精度! 耐久性もバッチリ
 アラート機能付き
 実装石・実蒼石・実装金に対応します♪”

 「実装石虐待携帯ゲーム・みどりっち」を二周り拡大したようなデザインで、液晶表示タイプのスタンダード版だ。
 最初はスルーしようとしたが、これがあればブルーの状態が細かく確認できるかもしれないと思い直す。
 今の全財産をはたけばなんとか買える事を確認し、としあきはブリスターパッケージに詰められた商品を手に取った。



              ※            ※             ※


 ご主人様——


 ピキ…


 ——ご飯はちゃんと食べてるテチ?

                 ミシ……


 お部屋は綺麗にしているテチ?——


        ピシッ


 もうすぐ、ワタチ———



              ※            ※             ※



 としあきが玄関に戻った頃には、繭の膨張は停止していた。
 どうやら成長しては休み、成長しては休みを繰り返しているようだ。
 ブルーの声は聞こえなかったが、としあきは諦めず実装リンガルを取り出し、電池の絶縁体を取る。
 説明書などいちいち読んでいる暇はない。
 電源ONを確認し、「Ready」の文字を確認すると、早速大声で呼びかける。

「ブルー! おーい! どこにいるんだあっ?!」

「おーい、返事しろーっ! おーい!」
 

 ポ、ポキュ…ポェェェン…

 弱りきったブルーの声が、微かに聞こえる。
 としあきは、早速リンガルをかざしてみた。

“ご主人様——”

 液晶表示に文字が浮かぶ。
 思わず「おおっ」と声が漏れた。

「大丈夫か、すぐ助けてやるからな!」

 ポキュ…ポキュ……

“ご主人様——”

「待ってろ、今そこから出してやるからなっ!」

 ポキュ…

“——もうすぐ——”

 買って来たばかりのナタを振るい上げ、としあきは、足下の白い糸束に力一杯切りつけた。

 バツン!

 意外なほど、束はあっさりと切断出来た。
 あれだけ硬かった筈なのに、横方向からの切断には案外脆いようだ。
 それがわかれば、後はとしあきの天下だ。
 次々にナタを振るい、足下の束を片っ端から切り刻んでいく。
 慣れてくると、バツン! と切れる感触がなかなか楽しい。
 目立つ部分をあらかた切り終えると、としあきは再びリンガルを構えようとした。
 ミシリミシリと、不吉なきしみが天井や壁から響いている事にも気付かず……

「待ってろブルー、もうすぐだぞ!」

 ポ、ポキャアァ……

“ご主人様——”

 あと一本、ぶっとい束を切れば繭の奥が見える…そこにブルーが閉じ込められているだろう!
 そう確信したとしあきは、最後の一撃とばかりに張り切って、ナタを叩き込む。

 ——ザクッ!!


「あれ?」


 ポ……?!?!


 突然、手応えが変化した。
 今までは、一杯に張り詰めたゴムの帯を断ち切るような爽快感があったが、これはまるで太くて固い物体に刃がめり込む
ような、鈍くて嫌な感触がある。
 ナタの刃は糸束の中程で止まっており、裂け目からは、どくどくと怪しい液体が流れ出てくる。
 緑と赤の入り混じったような、気味悪い粘液状の……それは、「血」だった。
 糸束の中で、小さな何かが、ぷるぷると震えている。

 ポ……ポポ……!


「よぉし、あと少しだぞブルー! 待ってろよぉっ!!」

 なんととしあきは、流血の原因を確かめようともせず、そのまま糸束を切断する事にした。
 十垓人に一人と言われる究極のマヌケ・としあきは、流れ出る血液を「よくわからんがそういう物が出る事もあるんだろ」程度に
軽く考え、無意識に事態把握をオミットしていた。
 彼は一度信じた事には絶対疑いを持たず、ろくに確認もせずに突っ走って大損をする性格なのだが、それに疑問を抱いた事は
生まれて一度もない。
 としあきの頭の中では、ブルーは繭の向こう側か糸束の陰で震えており、救助を待ち続け怯えている筈だった。

「おかしいな…全然切れなくなった。くっそ〜〜!」

 ざくっ、ざくっ! ざくっ、ざくっ!!

 ポ…! ポ…!! ポ、ポ……!!

「なんでこれだけ切れねぇんだよ! 畜生!!」

 ざくっ、ざくっ! ざくっ、ざくっ!!
  ざくっ、ざくっ! ざくっ、ざくっ!!
   ざくっ、ざくっ! ざくっ、ざくっ!!

 …!! …! ……

「ブルー、ブルー!」

 ——ベキッ

 バツン!

 何度目かの切りつけで、硬い何かが折れる音と共に、ようやく糸束が切れた。
 と、同時に、想像を絶する家鳴が響き渡る。

 ミシミシミシミシ……バキッ、バキバキ……!!

「えっ? う、うわぁっ!!」

 ミシミシ…バキャッ、ドガァッ!!

 ドスン、メキッ!
 グシャッ

 ……!!




 パキン

        パキン


 激しい落下音・激突音の後、何か小さな物が砕けるような音が、二つ続けて鳴った。



              ※            ※             ※



 下側の支えを完全に失い、天井や壁方向に伸びた糸束だけでは自重が支えきれなくなった繭。
 それが、天板や壁の一部を巻き添えに、石床に落下した。
 2メートルほどに肥大化していた繭は予想以上に柔らかかったらしく、衝撃で激しくひしゃげ、接地面は完全に平らになって
しまった。
 外側は破れたりしていないが、もうあの脈動は完全に停止した。
 咄嗟に後退したとしあきは被害に遭う事こそなかったが、玄関に置いてあった物の大半を繭に押し潰され、または押し倒され、
その凄まじい惨状にしばし呆然とさせられた。
 云うまでもなく、現場からはもう誰の声も聞こえない。
 落下した繭が玄関のドアを開けてしまい、僅かな隙間が生じてしまった。

「そ、そうだ……ブルー、ブルー!! おーい!」

 遅れて呼びかけるが、ブルーの鳴き声はもはや聞こえず、実装リンガルもまったく反応しない。
 ただ、液晶には先程翻訳した言葉の履歴だけが表示されていた。


“
(装)ご主人様

(蒼)グェ?!
(蒼)ガガ…(翻訳不能)
(蒼)ギャ…(翻訳不能)…(翻訳不能)


【警告!】生命状態の危機が予想されます!


(蒼)(翻訳不能)(翻訳不能)(翻訳不能)


【警告!】生命状態の危機が予想されます!


(装)ご主人さ……  チベッ


【警告!】生命状態の危機が予想されます!

——待機中

”

「ちっ、もうバグったのか! やっぱ安物はダメだな!」

 画面を一瞥したとしあきは、怒り任せにリンガルを床に叩きつけて破壊した。



              ※            ※             ※


 青年としあきは、うかつの中のうかつ者だ。
 小さい時から注意力散漫で、飽き易く同じ事を長く続ける事が出来ない性格だった。
 その上、自分の認識と判断に絶対の自信を持っており、それは何者でも覆せないと考えている。
 そのために数多くの失敗や損失を経験しているにも関わらず、「すべて運命なんだから仕方ない」と、おかしな自己弁護を
し続けてきた。
 根は決して悪人ではなく優しさも持ち合わせているのだが、このマイナス面が大きすぎるため、他から良い評価をされる事など
一度たりともなかった。


 あれから更に一週間が経過したが、としあきの家の玄関は、惨状がそのままに残されていた。
 糸束に引かれて崩れた壁の表面、破れた天板、散らばった無数の糸束、ひしゃげた繭、凝固した血液のこびりついたナタ。
 ブルーはいまだ発見されていなかったが、繭落下の拍子に開いたドアから脱出したに違いないと考え、としあきはもう完全に
諦めていた。
 いくらありったけの愛情を注ぎ込んだとしても、逃げられてしまったのでは仕方がないと。
 この、奇妙なほど諦めが良すぎるのも、百垓人に一人の奇跡・としあきの特徴だ。


 潰れた繭はすでに半分以下の厚みになっており、きつい腐臭を放ち始めている。
 だがとしあきは、あまりに酷い玄関の状態に嫌悪感を抱いてしまい、「いつかその気になったら片づける」つもりでいた。
 最悪の場合、業者に清掃を依頼するつもりだ。
 無論、そんな予算などどこにもないのだが、「きっとどこかに格安で引き受ける所があるさ」と、無根拠に信じ込んでいる始末だ。


 二週間経過。
 異臭は更に強まり、玄関を横切るのさえ困難になり始めた。
 としあき自身、なぜこんな臭い環境で生活できるのか不思議でならなかったが、部屋に通じる扉をガッチリ閉じる事でなんとか
耐え続けていた。
 繭は既に三分の一程度にまで潰れ、色はムラのある濁ったグレーに染まっている。
 あげくに、内容物の形がわかるほど外装部分が厚みを失っている。
 こんもりと盛り上がった中心部は人間の死体を想像させ、かなり気味悪い。
 さすがになんとかしなきゃと考えたはいいが、手で触れるとぬめっとする上に臭いが付着するので、どうしても処理出来ない。
 またとしあきは、繭が自力では運べないほど重かった事を覚えていたので、それも諦めの原因になっていた。
 自宅の前を通り過ぎる人々が、顔をしかめ始めたのもこの頃だ。


 20日を過ぎると、目が痛むほどの激しい悪臭に近所住民の抗議が殺到した。
 以前から時々クレームはあったが、もはや押さえが効かない状態だ。
 さすがにとしあきの焦りもピークだったが、既に全体がドロドロに溶け始めた繭は、どうしても自力で処分する気になれない。
 そんな状態になるまで放置してしまった自分の不甲斐なさを呪ったが、もう遅い。
 繭の残骸は、玄関の端に辛うじて押し縮める事が出来たので、ドアを締め切って近所住民に惨状を見せる事だけは避けられた。
 としあきは、インターホン越しに彼らをあしらい続けてきたが、それももう限界だった。

 ついに、通報を受けて警察がやって来た。
 もはや言い逃れは出来ないと悟ったとしあきは、ここで一計を案じる。
 事情を素直に説明し、自分に非がない事を理解してもらった上に、警察に頼んでこの「ゴミ」を廃棄してもらおうとしたのだ。
 としあきの頭の中では、これは完璧な対策だった。


 玄関を開けた途端、濃厚な腐臭が漏れ出し、警官も住民も目を背けて激しく咳き込んだ。
 中には嘔吐している人もいたが、既に嗅覚麻痺を起こしかけているとしあきだけは平気だ。
 玄関の凄まじい状況には、さすがの警官達も眉をしかめている。
 としあきは、そんな彼らに丁寧に挨拶をして、尋ねられてもいないのに状況説明を始めた。

「——というわけで、これはうちで飼ってた実装石なんですが、よくわからないので様子を見ていたんです。そしたらこんなことに
なっちゃって…」

「なあ、これ…」
「ああ、そうだな」

 一通り説明を終えたとしあきには目もくれず、警官達は、玄関の端に押しやられた「異物」に注目している。
 やがて、警官の一人がトランシーバーで増援を要請し、パトカーが何台もやってくる。
 刑事ドラマに出てくるような刑事達や、紺色の制服と帽子を身に着けた男達が狭い玄関に押し寄せ、としあきを無視して異物の
観察・調査をし始めた。
 繭は、この時点で初めて切り開かれる。
 その中身は——


「人間、ですよねこれ。どう見ても」
「あー酷いもんだ。死後どれくらい?」
「司法解剖しないとわかりませんが…蛆の大きさからみて、二週間前後は経ってますかねぇ。これじゃ性別もわからんですよ」
「酷い事するもんだなあ、変なのに閉じ込めて餓死させたってところか?」
「ほとんど原型留めてませんからね、死因はなんとも…」

「松村さん、こんなところにナタが——」

 検死官と共に異物を検分している初老の刑事に、若い刑事が声をかける。
 玄関の空気が、そこで切り替わった。

「酷いものですよ、そこに小動物の切断死体もあります。白骨化してますよ」
「あ〜、こりゃ最近流行のアレな子なのかぁ。やっかいだなぁ〜」
「なんでこんな所に電子モップが…折れてるね。これもそのナタと一緒に回収しといて」
「おい、君達。悪いけどホトケサン運んでやってくれ!」
 
 展開についていけないとしあきは、ただ呆然と成り行きを見ているしかない。
 表情を引き締めた刑事達が、顔を揃えるように迫って来た。

「○沢としあき君、だったね。——すまんが署で詳しい話を聞かせてもらえないかな?」
「任意同行願います」

 迫力ある刑事達に迫られながら、としあきは、横目でタンカに乗せられる「異物」を見止める。
『やった、こちらから頼むまでもなくアレを処分してくれるのか、助かった〜!』
 最大のやっかい物が失せた事に気を良くしたとしあきは、満面の笑顔で刑事達に返答した。


「はいわかりました! 是非行かせていただきます! なんでも聞いてください!!」
 

 刑事達、そしてその背後の検死官、警官達、向こうで不安げに覗き込んでいた住民達の表情が、同時に強張った。

(ヤッコさん、こりゃイッちまってるな。完全に…)
(ええ、普通の目じゃないです。……可哀想に)


 としあきは、信じていた。
 確かに皆に迷惑はかけてしまったが、自分に非は全くない。
 素直に正しく事情を話せば、きっとわかってくれる筈だ! と……






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□最後に:


 ここまで読み進め、レクチャー内容を理解して実装石を飼い始めた貴方は、彼女達を優しく
厳しく温かく迎えられる、最高の飼い主になっていることでしょう。

 これまで何度も述べてきたように、実装石は大変ワガママで個性的な動物ですが、しっかり躾けて
相互理解に努める事が出来れば、犬や猫に勝るとも劣らない「家族」に、最高のパートナーと
なりえます!
 
 貴方の実装ちゃんは、賢くて頭の良い仔になりそうですか?
 それとも、ご主人様想いの心優しい仔になりましたか?
 ひょっとしたら、ちょっといたずら好きで元気な仔になるかもしれませんね!

 実装石は、貴方自身を写す鏡です。
 良い仔に育てば、それだけ貴方が素晴らしい人であると証明されるのです。

 さあ、これからも色々なことがあると思いますが、頑張って楽しい実装ライフを満喫しましょう☆



(完)

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 心配しても、いいですか? Fin














補足記述:
 
 警察の発表によると、○沢としあき宅で発見された死体は日本人女性で、推定年齢15〜50歳、
身長160センチ前後と考えられ、死因は側頭部強打によるショック死と判断された。
 また、体内から砕けた鉱石のようなものが発見された事から、被害者女性は被告によって
異物を無理矢理飲み込まされる虐待を受けていたのではないかと推測された。

 司法解剖後、頭蓋骨から復顔作業が行われ全国規模の身元確認・情報公開が行われたが、
有益な情報はまったく集まらなかった。


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1 Re: Name:匿名石 2016/09/10-00:01:34 No:00002521[申告]
名作
2 Re: Name:匿名石 2023/07/15-23:06:21 No:00007529[申告]
奇跡の繭化からの性別もわからない腐乱死体に…としあきは刑務所から出てくるなよ
3 Re: Name:匿名石 2023/07/16-04:11:36 No:00007534[申告]
糞蟲と一緒に地獄へ行ってくれぇ!!
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