文字掲示板 スク師にネタをあたえるスレの>>22を参考に メリークリスマス 12月。 年末に近づくに連れて、街は活気にあふれ始めていた。 12月24日、クリスマス・イブ。 街はライトアップされてどこもかしこもクリスマスツリーが飾られている。 世界ではクリスマス前夜を楽しむ中、あの生物達も24日を迎えていた。 そんな街が光り輝くなるようになる前。 ある家庭で飼われている実装石がいた。 冬の寒い気候とは違い、一日中快適な温度の室内でその実装石は飼われている。 餌も安物とはいえ生ゴミと比べると美味の実装フードが食べられ、トイレやベットまでもが用意されていた。 野良から見れば天と地の差があるくらいの暮らしだ。 この一家は愛護派でも虐待派でもなかった。 よくある興味があるから飼ってみたという理由で飼い始めたのだ。 父親はたいした知識も無くペットショップで売られていたセール品として売られていた仔実装を買ってきた。 ネットや専門雑誌で見た価格よりも安かったので迷わずこの処分対象の仔実装を購入したのである。 「思ったより安かったな」 父親は財布に優しい値段の仔実装が入った箱を持ちながら鼻歌まじりに帰宅した。 「ただいまー」 「おかえりー」 娘が笑顔で迎えてくれた。 昼間の業務で疲れた体が癒される。 「ほら、お土産だぞ」 「わー、何だろう?」 父親から受け取った箱を開けてみる。 そこには小さな生き物、仔実装が丸くなって寝ていた。 急に箱の中が明るくなったので目を覚ます仔実装。 起きたばかりの目に人間の子供がこちらを見ているのが見えた。 「テチー…」 アクビでもしているのか小さく短い泣き声を上げ背伸びをする。 その普通の人が見たら可愛らしい仕草に娘は魅入られた。 「かわいいー!」 いきなり声を上げた人間にびっくりして後ろへこけてしまう。 この日から仔実装は飼い実装としてこの家で暮らす事が決まったのであった。 仔実装が飼われてから半年になろうとしていた。 半年もすれば成体になるはずだ。 しかし、この仔実装はペットショップの手により成長が止められていた。 その為、実装石の年齢で言えば高年齢だが体も脳内も仔実装のままだった。 外の気候は冬仕様になり、野良の実装石は寒さにふるえる生活をしている。 そんな中、仔実装は暖房の効いた温かい部屋ですごしていた。 外の寒空を窓越しに眺め、絨毯の上で座っていた。 「リコー、ご飯よー」 リコという名前は飼い主でもある娘から貰った名前だ。 ご飯という単語を聞き飼い主がいる台所へと歩き出した。 「テッチュー♪」 嬉しそうに鳴きながら台所へと到着する。 実装石専用テーブルの上に置いてある餌皿には一掴み分の実装フードが盛られており、傍らには金平糖が2粒添えられていた。 「テッチテッチー!」 金平糖を見て喜ぶリコ。 だが、いきなり手はつけない。 コレはデザートだと飼い主である娘から教えられてきたからだ。 「テッチー」 両手を合わせてフードにお辞儀をする。 これも娘が教えた食べる前の挨拶だ。 挨拶が終わると一粒づつ手に取り口へと運んでいく。 「本当、リコは行儀がいいわね」 リコを見て母親が言った。 この仔実装は賢い個体だったのだ。 セール品で売られていたのはあまりアピールをせずに売れ残ってしまったためだった。 もうダメだと生きる気力を無くしていたところに父親が現れた。 まさに幸運だった。 たまたま手に取られたのが自分自身だったのに驚いた。 他の騒ぐ仔実装達を尻目にレジへと運ばれる。 セール品の箱からは嫉妬と怒号が響いていた。 「何でソイツを選ぶテチー!」 「ワタチの方がカワイイテチー!」 「ニンゲン!!ワタチも連れて行くテチー!」 「テェェェーン!処分されるのはイヤテチー!!」 だが、リンガルを持っていない父親はただ仲間に別れを告げる微笑ましい光景にしか見えなかった。 さらに幸運だったのがリコが賢かったからだ。 賢いが為にブリーダーの躾をよく覚えていた為、この家に来ても行儀の悪いことはしなかった。 行儀のいい仔と言いうことで一家からの待遇は良いものばかりだった。 そんなリコは最近焦りを感じていた。 12月中盤に入ってから飼い主でもある娘が相手にしてくれない時が多くなってきたのだ。 理由は簡単だ。 12月のメインイベントでもあるクリスマスが近づいていたからである。 プレゼントを何にしようと考える時間が多くなってきた為、リコの相手をする時間を削り始めていた。 これにはリコも落ち着いていられなかった。 そもそも、実装石にクリスマスという習慣があるというのを知るはずも無い。 その為、飼い主が自分に興味がなくなって来ていると思い込んでしまっていた。 それからと言うもののリコは飼い主の興味を惹こうとアピールし始めた。 しかし、昼間は母親は家事に追われ父親は仕事。 娘は学校なので一匹で待つしかなかった。 リコに取ってはこの時間が苦痛だ。 たった一匹の世界で遊ぶしかなく、ボールを壁にぶつけて遊んだり読めない絵本を読むふりをしたりして時間を潰していた。 寂しさが心を支配していく。 そんな寂しさを消してくれるのが娘の帰宅だった。 飼い始めた頃は帰ってきてからすぐに自分がいるケージまで来てくれた。 今まで一匹だったリコに取っては楽しくてたまらない時間である。 そんな時間が最近になってなくなり始めていた。 年末が近づきクリスマスイブまで後2日。 学校も午前授業になってきたので娘の帰宅は早くなっていた。 リコは早く帰ってくる娘に遊んでとせがむが、娘は早く帰ってきた分友達と遊びに出かけてしまう。 「テチュー!テッチュー!」 娘の足にしがみつき、外に行かせないとするが力の差は歴然としている。 すぐにはがされて床に降ろされる。 「ごめんね、リコ。私今からお出かけなの」 「テッチー!テッチャー!」 自分も連れて行けと言うがリンガルを持っていない娘には何を言っているか理解不能だった。 娘が玄関から出ようとしていたので慌てて追いつこうと走るが実装石の遅い足では追いつけるわけがない。 バタンと閉められた鉄の扉を両手で叩いて娘を呼ぶ。 「テッチャァー!」 しかし、返事は無くただ静まり返った玄関に立ち尽くしていた。 寒い空気が体にかかり身震いをする。 ここにいてもしかたがないと思ったリコは居間へと重い足取りで戻った。 玄関とは違い暖かい空気の居間は少しばかりリコの心も温めてくれた気がした。 ふと、テレビから音が聞こえてくる。 「メリークリスマス!」 クリスマスの時期に流れるCMだった。 この時期だとさほど珍しくも無いCMだったが、リコだけはその映像に視線が釘付けになった。 キラキラと光る樹や降り注ぐ雪の映像が映しだされている。 その中でも特に目を惹いたのは赤い服を着て白い髭を蓄えた人間だった。 それはサンタクロース。 人間の子供達の人気者だ。 だが、リコには顔が白いもじゃもじゃに覆われた変な人間にしか見えなかった。 「チププププ」 その変な人間が面白いのか笑い声が漏れる。 このCM子供向けの玩具メーカーによるCMである。 サンタの格好をした人間が玩具を紹介するといった内容だ。 そんな普通のCMにリコは驚愕の映像を見せ付けられた。 そこにはサンタに集まる子供達が映し出されている。 人間が見ると普通の絵だが、リコにとっては衝撃的だった。 なぜならその子供達が丁度飼い主の娘と同年代が近い年代だった為である。 行儀が良い仔実装でも人間社会の事はわかるはずもない。 この時リコの脳内ではある結論が出されていた。 「テヂィー…」 そのサンタを恨めしそうに見るリコ。 リコはこのサンタが飼い主の娘を自分から取り上げたと勘違いし始めてしまったのだ。 こいつがいるから、こいつのせいでと頭に次々と結論付けされる考え。 いつしかリコにとってサンタは憎むべき相手に変わってしまっていた。 「テチャァー!テジャァー!!」 画面で微笑むサンタに威嚇行動をし始める。 だが、テレビに映るサンタは表情を変えず子供達の頭を撫でていた。 この日からリコの行動に変化が現れ始めた。 クリスマス特有の物に対して過剰に反応するようになってしまったのである。 特にサンタクロースに対しては憎しみをこめた表情と威嚇をするようになってしまった。 飼い主はこのリコの変化に気づくことは無かった。 クリスマスイブ前日。 街は様々な色に光るイルミネーションで飾られ、店はどこもクリスマス仕様になっていた。 飼い主の娘も冬休みに入り朝からリコと遊ぶ。 リコは朝から遊んでくれる飼い主に喜び懐いた。 「テッチュー♪」 ゴムボールのキャッチボールをしている時に娘が母親に呼ばれた。 娘が部屋から出ていき一人になったリコは娘の部屋をある場所を見る。 なぜならアレがいるからだ。 ベットの脇にいるサンタの人形に憎悪のこもった視線を送る。 いわゆる人間でいうメンチをきる状態である。 さっさと出て行けという念を込めてサンタの人形を睨む。 しかし、人形が反応するはずも無く笑顔を崩すことも無かった。 それがリコの苛立ちに拍車をかける。 「チヂィー…テヂィー…」 歯をギリギリと鳴らし憎らしげに見続ける。 そこへ足音が聞こえてきた。 すぐにいつもの飼い実装の顔へと戻る。 「リコー、お出かけするよ」 お出かけと聞いて散歩だと思ったリコは喜び声をあげる。 「テッチュー」 娘に抱き上げられ外に出る。 車に乗り込み後部座先に座った娘の腕の中でリコは初めて見る車内に興味津々だった。 窓に映る風景がすごいスピードで流れていく様にリコは夢中になった。 目的地に着き車内から降りる一家。 リコは窓の風景が止まったのに少し不満気だった。 だが、目の前に広がる光景に驚いた。 そこは市内にあるショッピングモール。 モール内全部がクリスマス仕様できらびやかに飾られていた。 「テッチュ!テッチュ!」 キラキラと光る光景にリコは夢中で喜ぶ。 娘もそんな仔実装をみて微笑んだ。 買い物を済ませ、時間が余ったので一家はモール内を歩いていた。 そこでサンタの格好をした従業員が子供に風船を配っている。 娘も当然サンタから風船をもらおうとサンタのいる方へと歩き出した。 だが、リコは違った。 目の前にアレがいる。 しかも、それに飼い主の娘が近づこうとしていた。 おとなしくしている方が無理だ。 「テチャァー!!」 腕の中で突然暴れだしたリコに驚く。 「ど、どうしたの?」 娘の問いかけに答えずただ腕を振り回して暴れる。 どうしようか迷っている所に親が駆けつけた。 「どうしたの?」 「わかんない。リコが急に暴れだして…」 腕で暴れるリコを父親が取り上げる。 「リコはこっちで持ってるから行ってきなさい」 「うん」 リコを父親に預けた娘はサンタの方へ再び歩き出した。 「テジィ!テチィ!」 行くなと言うがリンガルの無い一家にはただ泣いてるだけにしか聞こえなかった。 サンタから風船を受け取ると娘は笑顔でこちらに戻ってくる。 「ほら、見てリコ。風船貰ってきちゃった」 リコに風船を見せる。 しかし、リコは喜ぶどころか娘の手を叩いた。 「テチィ!!」 実装石の力は弱い。 しかし、今までおとなしかった仔実装に叩かれたショックで娘は手の力を弱めてしまった。 「あ!」 スルリと娘の手を抜けて風船は空へと飛んでいく。 「テプププ」 やった、あいつの物が無くなったといわんばかりに笑うリコ。 次の瞬間、頭に衝撃が走った。 「こら!何をしてるんだ!」 自分を抱き上げていた父親に頭を叩かれたのだ。 リコは何で自分が叩かれたか理解できなかった。 途端に涙があふれてきた。 「テェェ…」 「ちょっとケージにリコを入れてくる」 母親に荷物を預けて駐車場へ向かう父親。 そんなリコに娘は何も言わなかった。 駐車場に付くと父親は車内においてあったケージを取り出す。 リコは入りたくないと鳴くが父親は無視した。 ケージに入れる際、父親はリコにデコピンをする。 「テヒィ!?」 突然の鋭い痛みに鳴き出してしまう。 2発3発とデコピンを入れるとケージに放り込まれた。 ケージに入れられたリコは鳴き叫んだ。 どうして自分が入れられるのか、出してと鳴くが父親は無言でケージを閉めた。 「テェェェェン!!」 出してくれとケージのドアを叩くがその叫びは誰にも届かなかった。 あれから泣き疲れて眠ってしまったようだ。 気がつくと一家の家に到着していた。 足音が聞こえたかと思うとケージのドアが開く。 「リコ、出ておいで」 娘の声にリコは喜んだ。 「テッチュー」 娘の手に抱き上げられて連れて行かれたのは風呂場だった。 リコに取っては風呂は嬉しいものであった。 温かいお湯に浸かるのが好きなのだ。 服を脱ぎ浴室へと入る。 体を洗い、仔実装用の浴槽に張られたお湯へ入っていく。 「テチュゥー」 温かいお湯が体を温めていく。 リコはこの感覚が好きだった。 十分程してリコは浴槽から出て、仔実装用タオルで体を拭いていく。 そこへ飼い主の娘が来た。 「今日はリコにプレゼントがあるのよ」 プレゼントと聞いてリコは喜んだ。 「じっとしててね」 そういうと娘はリコの体に何かを着せていった。 リコはワクワクしながらもじっとしている。 「よし、完成!」 リコの体には服が着せられていた。 飼い実装用の服を娘は買ってきていたのだ。 だが、リコはその服を見て体が震え始めた。 それは真っ赤な服、サンタクロースと同じ服だった。 目眩がした。 今まで憎しみの対象だった赤い服を自分が着ている。 リコの思考はそこで止まった。 「テチャァァァァァァァァー!」 脱衣所に響く仔実装の悲鳴。 娘は突然大声を上げた仔実装に驚いた。 「ど、どうしたの?」 「テギィィィィィィ!!」 必死になって服を脱ごうと体をくねらす。 しかし、それは無駄な足掻きだった。 この服は人間が飼い実装に着せるための服なので人間が着せて脱がすように設計されていた。 その為、実装石自身では脱ぐのは不可能なのである。 だが、リコはそんな事お構い無しに暴れ続けた。 「テギィィィィ!!テジャァァァァァー!!」 あまりの変貌ぶりにただ見てるしかない娘。 仔実装の悲鳴を聞いた父親が脱衣所に駆け込んできた。 「どうした!?」 その光景に父親も唖然とした。 真っ赤な服を着たリコが脱衣所で転がるように暴れていたのだ。 「なんだコレは!?」 「お父さん!助けてー!」 娘はもうどうしたらいいかわからなかった。 父親はとにかくリコを捕獲しようとリコに近づく。 ゴキ… 鈍い音が脱衣所に響いた。 それはリコの肩の骨が脱臼した音だった。 他の箇所からも骨にひびが入る音や折れる音が聞こえてきた。 だが、それでもリコが服を脱ごうと暴れるのを止めない。 次第に皮膚も避け始め血が吹き出てきた。 下着も脱糞をし始めて緑色に膨らみ始める。 騒ぎを聞きつけた母親も来た。 父親は娘を母親に預け、ここから離れるように伝える。 母親が娘を連れて行ったのを確認すると父親は手近にあったビニール袋にリコを放り込んだ。 袋の中でもリコは暴れていたが、父親が袋を数回床に叩きつけて気絶させる。 動かなくなったリコを袋越しに見て父親は思った。 「こいつはもうダメだな…」 それから、家族間での会議でリコの処遇が決定した。 保健所送り。 もはや飼い実装として機能しないと判断を下した父親は娘が反対するかもしれないと思いながらもこの判断を下したのだ。 しかし、娘は反対はしなかった。 半年近く仲良く暮らしてきた者に裏切られたショックが大きかった様だ。 だが、その代償として娘は塞ぎがちになってしまった。 明日はクリスマスイブだというのに親子は暗い空気で包まれていた。 クリスマスイブ当日。 父親は朝早くから出かけていた。 昼前には帰ると母親に告げて一人で出かけていたのだ。 そして予定通り昼前に帰ってくると何故か箱を脇に抱えていた。 「どうしたの?その箱」 適当にはぐらかし娘のいる居間にやってくる。 そこにはすっかり落ち込んでしまった娘はただぼーっとテレビを見続けていた。 父親が娘の前に箱を置く。 「?」 娘はわからないといった表情で父親を見た。 父親は無言で開けるように促す。 ラッピングされたリボンを解き箱の蓋を開けた。 「ボクゥー」 箱から聞こえてきた泣き声に驚く娘。 そこには1匹の実蒼石がいた。 箱が開けられ急に光が入ってきたのかまぶしそうに顔を抑えながら起き上がる。 「ボクゥ?」 首をかしげて娘に何かを聞く。 娘も何を言っているのか解らずどうしていいか迷っていた。 そこへ父親がなにやら小さい電卓のような機械を渡した。 受け取った機械を見ていると再び実蒼石が聞いてくる。 「アナタがボクのご主人様?」 そこには実蒼石の言葉が表示されていた。 この実蒼石は父親が娘のためにと購入してきたのだ。 「ちょっと早いけどクリスマスプレゼントだよ」 正直値段はかなり高かった。 だが、娘が元の元気を取り戻してくるならと無理して購入してきたのだ。 「あ、ありがとう!お父さん!」 「それより、実蒼石に返事しなさい」 思い出したように実蒼石を見る。 返事を待っているのか首をかしげながら立っていた。 「今日から私があなたのご主人様だよ」 「ボクゥ!」 わかりましたと言わんばかりに元気よく返事をする実蒼石。 この日から再び一人と一匹の生活が新たに始まった。 数日後、保健所では。 暗い部屋で回収されてきた実装石達が騒いでいた。 「デスー」「デギャァー!」「テチー!」「テジャァァァー!」 恐らく、私を飼えだとか助けろだとかの類だろう。 しかし、人間が現れることは無かった。 ベルトコンベアに乗せられた回収用の鉄製カゴが少しずつ進んでは止まり、また進んでは止まりと繰り返していた。 このベルトコンベアの行き先は焼却炉だった。 カゴが焼却炉前に到着すると左右にある取っ手に鉄のフックがかかりカゴを回転させて焼却炉へと実装石達を落していく。 焼却炉からは実装石達の悲鳴が鳴り響いていた。 そんな中、1つのカゴにあの実装石がいた。 赤い服を着て、手足を縛られた仔実装。 しかし、すでに目は暗く濁り血涙の跡が頬を伝っていた。 そして自分の番が来た。 カゴの中にいた他の個体は騒いだが無駄な足掻きだった。 カゴが反転し火口の様に赤く光る焼却炉に落されていく。 「テー…」 最後の声を出して赤い服の仔実装は燃え尽きた。 —終—

| 1 Re: Name:匿名石 2024/02/01-01:56:32 No:00008664[申告] |
| 実装で失敗したのに実蒼でカバーしようとする父親はなかなかのチャレンジャーだな
でもハッピーエンドで終わって良かった。悲しい話は辛いからな |