タイトル:乱文スマソ
ファイル:やんでる.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:2809 レス数:0
初投稿日時:2007/11/12-21:08:40修正日時:2007/11/12-21:08:40
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ワタチは実装石テチ。

名前はまだ無いテチ。

ワタチの名前は遠くない未来にワタチを飼ってくれるニンゲンさんに

付けてもらうってママが言ってたテチ。

ワタチ達は野良テチ。

ママは元飼い実装だったって言っていたテチ。

でも、そんなことはどうでも良いテチ。

ワタチはママと一緒に居られればそれだけで幸せテチ。


ある日のことだったテチ。

ワタチは何時ものようにゴハンを探しに行っていたママを

お家で待っていたテチ。

そこに知らないオバチャンがやってきてワタチを食べようとしたテチ。

とっても恐くてウンチ一杯漏れちゃったテチ。

でも、ニンゲンさんが怖いオバチャンをやっつけてくれたテチ。

そして、ワタチを撫でて甘いお菓子をくれたテチ。

ワタチは嬉しくなって、一杯お歌と踊りをしたテチ。

でも、ニンゲンさんは何時の間にか居なくなっていたテチ。

ママにその事を話したら、次にニンゲンさんが来たら飼ってもらえる様に

お願いしなさいって言われたテチ。


ワタチは次の日も、その次の日もニンゲンさんを待ったテチ。

でも、全然来なかったテチ。


そんなある日のことだったテチ。

ママが大怪我をして帰ってきたテチ。

両方のアンヨが真っ黒に焦げていたテチ。

片方のオメメが無くなっていたテチ。

ワタチ達はゴハンが食べられなくなったテチ。

お腹が空き過ぎて、ママが段々オカシクなってきたテチ。

ワタチを見てお肉って言ったテチ。

ワタチもお腹空いたテチ。

でも、ママの怪我が治るまでの我慢テチ。

怪我が治ればママも元の優しいママにきっと戻るテチ。

ワタチは丸くなって眠ったテチ。


ワタチは夢を見たテチ。

片目のオバケが、足のないオバケがワタチを食べようとする夢だったテチ。

ワタチは恐くてママを一生懸命呼んだけど、ママはお返事してくれなかったテチ。

オバケはお肉、お肉って言いながらワタチを食べようと追いかけてきたテチ。

ワタチは食べられようとした時、目が覚めたテチ。

恐い夢を見たのでウンチが一杯出ちゃったテチ。

そこでワタチはママが居ないことに気付いたテチ。

代わりに大きなお肉の塊があったテチ。

とても美味しそうな匂いがしたテチ。

これはステーキテチ!

ニンゲンさんが来てくれたテチ!

ワタチはお家から飛び出してあたりを見回したけど、何処にもニンゲンさんも

ママも居なかったテチ。

ママはきっと怪我が治ってゴハンを探しに行ったテチ。

ワタチはママが帰ってくるのを待ったテチ。

でも、真っ暗になってもママは帰ってこなかったテチ。

ワタチは待ちきれなくなってステーキを食べたテチ。

とても美味しくて、とても懐かしい味がしたテチ。

ワタチはステーキを食べながらママの帰りを待ったテチ。

あんなに大きかったステーキは、もう少ししか残ってないテチ。

でも、ママはまだ帰ってこないテチ。

とうとう、ステーキが無くなったテチ。

お腹空いたテチ。

ママも帰ってこないテチ。

ワタチはゴハンを探しに行こうと決めたテチ。

お家から出て直ぐに、また知らないオバチャンに会ったテチ。

オバチャンは、ワタチを押さえつけて、大きなマラで一杯痛いことをしたテチ。

気が付くと、ワタチはお家の中で新しいステーキと一緒に寝ていたテチ。

ワタチはママになったテチ。

親指ちゃんと蛆ちゃん。

とっても可愛いテチ。

早く大きくなって、ニンゲンさんに飼ってもらうテチ。

暫くはステーキがワタチ達のゴハンになったテチ。

でも、ステーキが無くなったテチ。

ワタチもママの様にゴハンを探すテチ。

でも、ゴハンは見つからなかったテチ。

お腹が空いたテチ。

仕方ないからオウチに帰ったらステーキがあったテチ。

小さなステーキだったテチ。

代わりに親指ちゃんも蛆ちゃんも居なくなっていたテチ。

きっとニンゲンさんが来てくれたテチ。

親指ちゃんと蛆ちゃんはニンゲンさんが飼ってくれたテチ。

ワタチは嬉しくなってステーキを食べたテチ。

とても美味しかったテチ。


気が付くと、オウチの周りにも公園の中にも知らないオバチャンは居なくなったテチ。

ニンゲンさんも居ないテチ。

お腹空いたテチ。

ステーキ食べたいテチ。

ワタチは、ステーキを食べた後の骨が一杯に溜まったオウチの中で眠ったテチ。

きっと、目が覚めたらニンゲンさんがステーキを持ってきてくれるテチ。

ステーキテチ。

ステーキテチ。

ステーキ・・・。



































俺は一匹の仔実装を見つけた。

愛情深い親子のようだ。

親も甲斐甲斐しく世話をしてる。

愛らしい仔実装の仕草に俺は会社でのストレスが癒されていくのを感じた。

ある日のことだった。

あの実装親子の親が若い男に襲われているのを見た。

見ているだけで吐き気を催すような凄惨なリンチ。

俺は男を咎めた。

その男は、興が削がれたのか、唾を吐き捨てると去って行った。

親実装は既に姿を消していた。

あんな怪我をしながら仔の許に帰ろうというのか!?

俺は感動を覚えた。

だが、野良実装といえども野生動物。

人間が干渉するのは良くないと思い俺はあの親子の無事を祈りながら

公園を去った。

仕事が忙しく、暫く公園に行くことが出来ず、1週間後漸く訪れる機会を得た。

それは夕闇が迫る時間だった。

俺はあの親子の住まうダンボールへと向かった。

手にはフードとコンペイトウを持って。

あの仔実装の喜ぶ顔が見たかった。

だが、俺が目撃したのは怪我を負った親が仔実装を喰らおうとしていた瞬間だった。

寸でのタイミングで仔実装を救い上げた俺は親実装を引き吊り出し、頭を踏み潰した。

自分でも信じられない程の行動だった。

ソレと同時にゾクリとするほどの快感。

俺は誰かの視線を感じ、振り向いた。

ソコにはあの男が心底嬉しそうな顔をして立っていた。

いや、嘲笑だろうか?

男はニヤニヤと笑いながら近づいてきた。

そして頭部を失った親実装をバールのようなもので引っ掛けると

顎で付いて来いと、言った。

付いていった先、それは男の部屋だった。

男は遠慮せずに上がれと、言うとサッサと上がりこんでいった。

部屋はお世辞にも綺麗とは言えず辺りには雑誌やコンビニ弁当の殻が散乱しており

足の踏み場も無い。

当然座る場所もないので俺は立ちっぱなしだ。

男はというと、キッチンに立ち先ほどの親実装の骸から手馴れた様子で内臓を取り出し

塩コショウを振り、フライパンで焼き始めた。

意外なほどに香ばしい香りが漂い、俺はゴクリと唾を飲む。

男は、食うかい?とニヤニヤしながら問う。

俺は慌てて拒否。

男は感に障る声で笑った。

やがて焼きあがった実装ステーキをコンビニ袋に入れて持ち、先ほどの公園へ戻る。

あの仔実装はというと、まだ気絶したままだ。

男はコンビニ袋から実装ステーキを取り出すとダンボールハウスに放り込み

植え込みの影に隠れた。

俺も慌てて男の後を追い影にしゃがみこむ。

男は、見ててみな。面白いものが見られるぜ とダンボールハウスに注目を促す。

俺は、黙って頷くとそれに従った。

5分もしないうちに、ダンボールハウスから仔実装が飛び出し、周囲を伺い始める。

しかし、誰もいないことを悟るとトボトボとハウスの中に入っていった。

それから数分後、中からクチャクチャと咀嚼音が聞こえ出す。

まさか・・・

男は相変わらずニヤニヤとその様子を見つめる。

食ってるんだよ、親を。

甲高い笑い声を残して男は去った。

馬鹿な・・・いくら調理されてるとは言え自分の親がわからないのか?

それほどまでに愚かな生物なのか?

俺はショックを隠せないまま、その場に座り込んだ。


あれから三日後。

仕事の忙しさもあって、公園には行けなかった。

いや、行く気になれなかった。

それほどまでに、あの事件は俺にはショックだったのだ。

しかし、興味もまた少なからず抱いた。

だが、俺はあの公園に立っていた。

そして仔実装のいるであろうダンボールハウスの前で見た光景。

マラ付きと呼ばれる個体と交尾に興じる姿だった。

俺は仔実装の緑に染まった両目から歓喜の涙を流す姿を見た時、

何かが砕け落ちたような感覚に囚われていた。

恰も嫉妬のような気持ちに支配されたのだ。

俺はマラ付きに後ろから近づくと、両手でその首を捻り落とした。

噴水の様に飛び散る血潮。

俺は言いようも無い恍惚感を味わった。

仔実装はというと、気を失い倒れている。

俺は仔実装をハウスに入れると、マラ付きの死体を持ち公園を後にした。

そして、あの男の様にステーキに加工し、再びダンボールハウスに入れてやった。

俺はあの仔実装がステーキを食べる様子を想像しながら家路についた。

翌日、あのハウスに行ってみるとレチレフと耳障りな声が聞こえた。

どうやら仔が生まれたようだ。

仔実装は留守のようだったが、親指と蛆がマラステーキを食っていた。

俺は、無性にこの二匹を料理したくなった。

だが、まだまだ小さいと思い直しハウスから離れた。

途中、仔実装と擦違ったが俺のことは覚えていないようだった。

かえって好都合。

俺は口元が歪むのを隠せなかった。


二日後、俺はあの姉妹の様子を見に行った。

ステーキは無くなり、姉妹は2回り程大きくなった。

頃合だ。

俺は惰眠を貪る二匹をビニール袋に突っ込むと帰宅。

シンクに二匹を落すとレピャと情け無い悲鳴を上げる。

ソソクサと髪を引き抜き、服を剥がすとあっと言う間に肉らしい姿に。

フライパンに油を引き、十分に熱した後、二匹をフライパンに投入。

凄まじい絶叫と共にフライパン上で奇妙なダンスを踊る二匹。

俺は笑った。

あの男の様に。

姉妹はサイコロステーキの様にフライパンの上でコロコロ転がし

狐色に染まったところで醤油を垂らして完成。

まだ微かに生きてるようだ。

やっぱりステーキはレアに限るからな。

割り箸で二匹を摘むとプリンの空容器に入れ、公園にもどる。

仔実装はまだ戻っていない。

俺はハウスにステーキを入れる。

何も知らずにそれを食べるであろう仔実装を嘲りながら。



そんなことが数週間続いた。

かつては公園に溢れかえっていた実装石は、今やあの仔実装一匹だけだ。

そう、俺は狩り尽くしてしまったのだ。

そうなると困るのは仔実装の餌だ。

ステーキを作れない・・・。

そんな時、俺の目に入ってきたのは散歩中の飼い実装だった。

幸い、飼い主も通行人も辺りには無く、俺は躊躇せずに自分の部屋に引きずり込み

ステーキにした。

だが、どうも出来が悪い。

飼い実装だけあって、脂肪分が多く体の大部分が脂身だったのだ。

違う。

俺が作りたいのは、仔実装に食わせたいのは、こんなもんじゃない!

イラつくままに、出来損ないのステーキをゴミ箱に捨てるとフラフラと

公園に向かって歩き出していた。


公園を占拠していた実装が消え去り、公園は人間の手に帰った。

そこでは子供達が無邪気に遊びまわる姿があった。

だが、俺の目には子供達が実装石に見えて・・・。



「いた・・・いたぞ・・・!待ってろ・・・今直ぐステーキにしてやるからな・・・!」



悲鳴。

絶叫。

怒号。

そして、サイレンと銃声。


俺は、倒れこんだ。

体中が痛い。

血が、力が抜けていく。

俺は、朦朧とする意識の中で、俺を取り囲む野次馬達を見ていた。

恐怖。

怒り。

悲しみ。

そして・・・憐憫と嘲笑。


あの男だ。

あの時と同じように、軽薄そうな笑みを俺に投げつけている。

だが、次第に混濁していく俺の意識は思考能力すらも拒否し、

やがては、闇に引き摺り込んで行くのだった。








覚醒。








俺の前に一人の男。

見るからに冴えない男。

手にはコンビニ袋。

中には仔実装一匹と、弁当だったもの。

男は公園に入り、ベンチに座ると袋を開き驚いた顔をしていた。

マヌケなヤツだ。

俺は嘲笑をヤツにぶつけた。


?

ヤツはそれに反応し、顔を俺に向けた。

俺は顎であの男に付いて来いと、言った。

いつかどこかで俺が誘われたように・・・。




〜終〜

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