タイトル:【馬】 実装のお医者さん
ファイル:実装のお医者さん.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:3232 レス数:0
初投稿日時:2007/10/19-00:04:16修正日時:2007/10/19-00:04:16
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実装のお医者さん

私はもぐりの医者だ。しかも人間じゃない。マラ実装石なのだ。

マラ実装は実装社会でも、そして人間を含むもっと大きな社会でも生き残って行くことは難しい。
しかし、もって生まれた才能と努力を惜しまない精神力があればハンデを跳ね返してどうにかなるものだ。

私は主に人間を相手にした非合法な医療活動をしている。非合法とは言うものの普通の医療活動では救う事の
出来ない欲望にとらわれた人々の手助けなのだ。

人間には様々な、それこそ我々実装石の想像力はおろか人間自身の想像力をさえはるかに超える欲望が存在する。
そんな欲望を実装伝承医学の全てを究めた私は叶えてきた。

今日も己の欲望に苦しめられた人間が、私の噂を聞きつけてこの公園の片隅のダンボール医院に駆け込んでくる。
さて、次のクランケ(患者)はどんな欲望を私に見せてくれるのだろうか。

*

「次の方、入るデス」。

私の目の前に現れたのは20代半ばから後半のトリプルタックのチノパンに脂肪で膨らんだ腹を押し込んだ
ぱっとしない青年だった。

「貴方のお望みは何デス?実装医学で解決できることならお手伝いするデス」。

「・・・先生、ここは確か公園の片隅のダンボールハウスのはずですよね。それなのに何故中に入ると待合室や
診療室やそして隣に手術室まであるんですか?」

「細かい事は気にしちゃ人生楽しめないデス。ちなみに霊安室も完備デス」。

一瞬あっけにとられた表情を見せた青年は、気を取り直すと自分の欲望に関して訥々と告白を始めた。

彼は成年女性とはまとも付き合えないし今後も付き合うつもりがないこと、それでも自分の肉の欲望を
満足させたいこと、そのためには法に触れることなく自由に出来る少女が必要な事、少女は美しくなければ
ならないこと。・・・それら身勝手としか思えない事を私に話した。

「わかったデス。医学とは関係ないけど美形の仔実装ならいくらでも紹介してくれるツテがあるのでそこを
紹介す・・・」。

「違うんです先生!僕が欲しいのは仔実装なんかじゃなくて人間の美少女なんです。僕だけを愛してくれて
僕のためだけに存在する、そんな美少女じゃないと僕は駄目なんです!実装医学でなんとか僕だけの美少女を
作ってください!」

これもゆとり教育の成果なのだろうか。この青年は自分にとって都合の良い生きたダッチワイフを求めている
だけなのではないかと私は気がついた。

「それならクローンを作るしかないデス。当たり前の事だけど人間の少女をさらって来るなんて結局は身の破滅
を招くだけデス。それなら法的にはこの世に存在しない美少女を作るしかないデス」。

青年の表情がぱっと明るくなった。

「クローンで作れるんですか?」。

「実装石はもともと自己クローンで仔を授かる存在デス。実装石の伝承医学は早い時期からクローンについて
研究を積み重ねていて、そのノウハウは人間の医学を遥かに凌駕してるデス」。

「でもクローンなんて作るのに一体どれだけのお金が・・・」

「お金の心配をすることはないデス。その代わり貴方には材料を提供してもらうデス」。

「・・・え?材料って?」

私は青年に隣の手術室で裸になってベッド(ダンボール製)の上で横になるように指示した。

「丁度先っちょに余計な皮が余っているからこれをクローンの材料に使うデス」。

「・・・先生、『余計な』は大きなお世話です」。

「まぁまぁ、それじゃこの蛆ちゃんのお尻をくわえて思いっきり吸うデス」。

マジックマッシュルームや諸般の事情で明らかに出来ないエサで育ち、強力な催眠と鎮痛作用をもった
ウンチをする、麻酔蛆のウンチを不意に大量に飲み込んで青年はこん睡状態入った。

「目が覚めたときには望みがかなっているデス」。

私はピザ青年の先っちょの余った皮をつまみ、割れたビール瓶で作った愛用のメスを手にして手術を始めた。

*

シーツに身を包んだ全裸の少女がベッド(ダンボール製)の上で目覚めた。

「ぐっすり眠れたデス?まだ麻酔の影響で体は自由に動かないと思うデス。でもそろそろ目が覚める頃だと
思っていたデス」。

少女はぼんやりと私の顔を見てこういった。

「先生、クローンはできたの?」

鈴を転がすような涼しげな自分の声を聞いた少女は驚いた表情を見せた。私は表情を変えてもその美しさに
まったくかげりの見えない完璧な貌をみて手術の結果に満足した。

「せ、先生・・・ボクに何をしたの?」

「お望みどおり貴方だけの為の美少女を作っただけデス。材料は貴方自身の肉体なので、貴方自身が美少女に
なったわけデス。一旦ばらばらにした肉体から余計な脂肪をそぎ落として、背を小さくするために背骨も何個か
抜いて骨も全体に華奢に削りなおして、神経も繋ぎなおして・・・貴方が寝ていたこの半年間で、何度も大手術を
したデス」。

自分の両腕でわが身を抱きしめるようにしておびえる元ピザ青年の美少女。

「それから削って余ったお肉や骨は公園の仲間達とおいしく頂いたデス。ごちそうさまデス。でも脂身が
多すぎデス」。

自分に突きつけられた現実を理解できた少女は薄い皮膚に覆われたピンク色の唇を震わせながら澄んだ声で私に
抗議を始めた。

「なんて事するのよ!ボクの望みはボクが美少女とする事で、ボクが美少女になる事じゃないのよ!」。

私はやれやれと首を振って少女に説明をした。

「自分の自由になる肉体は究極的に自身の肉体だけデス。私は貴方に貴方が望む美少女の肉体を与えたデス。
これからは鏡でも見ながら自分を愛するといいデス」。

少女は弱々しく立ち上がると私に掴みかかろうとした。しかし、強力な麻酔蛆のウンチをたっぷり飲んで
半年間寝たきりだった肉体だ。そう簡単に体の自由が戻るわけがない。十分に力が入らない彼女は幼くも美しい
肢体をさらして床(ダンボール製)に転がった。

「私は実装石なので法外な報酬は要求しないデス。でもいただく物はしっかりいただくデス」。

私はそういうと少女の太腿を大きく開き、隆々と鎌首をもたげたマラを見せ付けた。

「みんなで頂いた貴方の体の一部だけでは治療費には不十分なので、足りない分も文字通り体で払ってもらうデス。
それと脳も性器もいい具合に調整してあるので破瓜の苦痛を経験せずに女の悦びを知る事が出来るデス。
ついでに臨戦態勢のマラを見ると無条件で濡れるように調整してあるので今すぐオッケーデス」。

「な、何がオッケーよ!大体ボクが消えたら大騒ぎになるじゃない!」

「その辺のケアは万全デス。先っちょの皮で作ったクローンが貴方の代わりに日常生活に戻っているデス。
貴方が美少女になってクローンが貴方の肩代わりをしているなんて誰も気がつかないデス。クローン自身も記憶を
いじったので自分がクローンなんて気がつかない完璧さデス」。

「嘘よ・・・そんなの嘘よ・・・ボクがなんでこんな・・・」。

「本当に人間の男はこの期に及んでも『女々しい』デス。もう女の肉体になったんだから現実を直視して
女並みに開き直る能力を身に着けるべきデス。そして人生を楽しむべきデス。それじゃそろそろ支払いの時間デス」。

そう言って私は少女(元ピザ青年)を貫いた。少女(元ピザ青年)の中の感触を楽しみながら、私は手術の結果に満足した。

*

何度かの絶頂を向かえ、もう十分にお代を頂いたと思った私はその旨を少女に伝えた。

快楽の余韻がまだ完全には去っていない彼女はトロンとした瞳でこちらを見つめてこう言った。

「ボクはどこに帰ればいいの?」

私は重大な事実に気がついた。もともと存在しない人間を一人こしらえれば、その居場所を作る必要がある。
それが法治国家ならなおさらだ。そしてクランケのピザ青年がいた場所は、既にクローンが占めている。

とすると、この少女(元ピザ青年)の居場所はどうすれば・・・

私は満足しきって深い眠りに入った少女(元ピザ青年)の寝顔を見つめながら、自分の思慮の浅さに頭を抱え
ようとした。しかし短い両腕は虚しくも耳を覆うのが精一杯だった。

*

「次の方、お入りください」。

涼やかな声が外来患者の入室を促す。

私はもぐりの医者だ。しかも人間じゃない。マラ実装石なのだ。

私は主に人間を相手にした非合法な医療活動をしている。非合法とは言うものの普通の医療活動では救う事の
出来ない人々の手助けをしているのだ。

私のダンボール医院は、あの日から実装医学の最高峰を究めた私と、愛人の美少女看護師(もぐり)のコンビで
切り盛りしている。

看護師の澄んだ呼び出しの声で、今日も己の欲望に振り回され続け疲れたクランケが診察室に入ってくる。

世の中はマラ実装に対してあまりにも厳しい。しかし、マラ実装でも持って生まれた才能と努力を惜しまない
精神力があれば、ハンデを跳ね返して(もぐり)医師として成功し、美少女の愛人を持つことは不可能ではないのだ。
元ピザ青年でもよければ。

*

「ちょっとお手洗いに行きます。レジお願いします」。

「おう!」

としあきはコンビニのバイトの先輩に言うと小用を足しに行った。そしてトイレで自分のイチモツを眺めながら
不思議だと思った。

(そういえばいつの間にか剥けてるんだよなぁ。十代を過ぎても剥けなかったら手術なしでは絶望的だって
ネットで読んだけど、こんな事もあるんだな)。

今までなんとなく成年女性に引け目を感じていたが、そんな気持ちも晴れたような心持ちだった。ダイエットを
成功させて、先輩に合コンのセットをお願いしてみるかと前向きになるクローンのとしあきだった。

おしまい

*

鍋屋◆LCl66aXKxk

吾妻ひでおトリビュート & ◆.p2lJbLfjQ 氏作「抜本的ED対策」インスパイア!

予告のスクは・・・苦しんでおりますorz

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