あらすじ 託児?①② 盗み食いを咎められた事に逆切れして、実の姉を殺した仔実装が託児された男は虐待派だった。 仔実装の『弁当を食い荒らす』という『ジャブ』に対して男は『蓑踊り』という『ジャブ』で答える。 仔実装の高い糞蟲性を見抜いた男は仔実装の長期飼育を決意した。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 「さて、家庭訪問と行きましょうか。」 翌早朝、男は児童公園の入り口にいた。目的地は昨夜託児された糞仔実装の親と思われる実装石のダンボール。 「素敵なプレゼントのお礼は何が良いかな?」 男は新たなターゲットに心を躍らせていたが、とりあえずこの日は観察だけにとどめる予定であり、所持品は小型ビデオカメラ1台のみであった。 仔細な観察から実装石の置かれている状況を読み取り、そこから実装石をどのように誘導するかを決め、最も効果的な手段を選択する。 それが彼の虐待理論である。 「確かあれがそうだったはずだけど…。」 目的のダンボールは割と簡単に見つかった。住処にはそれほどの工夫は無いく、単にダンボールを蓋が観音開きになるように横倒しにしたものだ。 「…もうエサ探しに出ているのかな?」 ダンボールから実装石の気配が感じられなかったため先に住居の方を観察しておくことにする。 エサの貯蔵量は襲撃のタイミングを計るために必要であるし、それ以外の収集品は実装石の知能レベルを知る上での重要な因子となる。 男はビデオカメラのスイッチを入れると、ゆっくりと蓋を開けてその中を覗き込んだ。 「!!」 実装石用睡眠薬、通称『実装ネムリ』による強制的な眠りの中、仔実装は夢を見ていた。 「テェ…」 周りはグネグネと動き回り足場も定まらず、吐き気と頭痛に苛まれる。 「テェ?」 何かが聞こえた。 「デス…」「デス…」「デス…」「デス…」 耳を澄せると無数の同属の…実装石の声が聞こえ、目を凝らせば周り一面に赤と緑の光点が見える。 仔実装はいつの間にか無数の同属に囲まれていた。そして… 「デシャ—————!!!」 それは正に地獄絵図であった。鞭打ち,火達磨,実装石達はそれぞれ何らかの形で虐待を受けていた。 「ヤメルデス!!!今ならまだコンペイトウでカンベン!!!!!」 叫び終わる前にその実装石は口を裂かれ、食道に熱湯を流し込まれた。 「デッスウゥ——ン、このカラダを好きに?でぎゃアァッ!!?」 総排泄口から真っ二つに裂かれ、左右に分かれた下半身を引きずって這い回る。 「ココはドコテチ!?」 仔実装の恐怖は極限に達していた。イヤだ!怖い!何で高貴な自分がこんなところにいなければならない。 「…イモウトチャン…」 そんな仔実装の耳にふと懐かしい声が響いた。 「テチュ?…オネーチャン?」 「…イモウトチャン…」 自分を呼ぶ声に振り返ると遠くで姉仔実装が手を振っている。 「オネーチャン?…オネーチャアン!!」 仔実装は必死に姉に近づこうとするがどうしてもその距離が縮まらない。 「…イモウトチャン…」 「オネーチャン!!タスケテテチ!!あのクソムシババアがタクジにシッパイしたテチ。ワタチ殺されるテチ!!」 藁にもすがる必死の思いで姉に助けを求める。昨日自分がメッタ刺しにして殺した姉に…。 「…イモウトチャン…バイバイ」 一言そう呟くと姉仔実装はだんだんと遠ざかり始める。妹仔実装はそれを必死に追いかける。 『オネーチャンのところまで行けば助かるテチ。』なにを根拠にそう思ったのか分からないが仔実装はそう確信して走り続けた。ところが…。 「行ってはダメデス!!」 突然目の前に現れた何者かにに行く手をさえぎられ、仔実装は姉を見失う。その見覚えのある顔に仔実装はいきり立った。 「このクソムシババア!!オマエのせいでヒドイ目にあったテチ!!今回は許してやるテチ、さっさとチャンとしたオウチにつれて行くテチ!!」 これが母に対する言葉であろうか。ところが投げ付けられる聞き苦しいまでの罵詈雑言にも母実装は反応を示さない。 「なんとか言うテチ!!このクソムシババア!!」 返事の変わりに母実装はあるものを差し出す。それを見た仔実装はころっと表情を一変させた。 「テッ!!アマアマテチッ!アマアマテチッ!!」 母実装はにっこりと微笑んでコンペイトウを手渡した。その表情は仔実装が見たことも無いほど優しく穏やかだった。 「オマエのためにトクベツにとっておいたデス。」 「…ト!トクベツ!トクベツテチ!トクベツテチ!!」 『トクベツ』この言葉は実装石にとって文字通り特別な意味を持つ。幸福回路を甘く刺激する言葉に仔実装は歓喜した。 コンペイトウを母の手から奪い取り、まじまじとそれを見つめる。 『……チャ……デ…!』 (なんてキレイなんテチ。アタチのアマアマ…) 『タベ……………ス!』 (アタチの…トクベツなアマアマ…) 『…ベ……ダメ……!』 「サア、食べるデス。」 母に促されて仔実装は大きく口を開ける。 「ア—————ン」 『タベチャダメデス!』 「おい!起きろ!!」 「テチャァッ!!」 突然の大声に仔実装は驚き目を覚ました。 「テェ…」 こそぎ落とされた皮膚は栄養剤のおかげでどうにか再生しているが、髪の毛は失われている。皮膚ごと削り落とせば髪の毛も再生したという報告もあるにはある、 しかしそういった虐待を受けた実装石がそれまで生かされていたという例自体が希少であるためあまり当てには出来ない。暗示をかける事によって偽石の力を 引き出せればあるいはといったところであろうか。 背中には冷たく硬い床、周りには透明な壁と寝ている間にもらした糞以外何も無い。だが何も無いキレイな水槽には洗っても洗い切れない同属の断末魔が臭いとなって染み付いていた。 恐怖に脅え垂れ流した糞の臭い、痛みに流した血涙の臭い、目まいの中ゲロゲロと吐き続けた吐物の臭い、そして切り落とされ潰された体から流れる血の臭い。 「おはようございます。気分はいかがですか?」 そして透明な壁の向こうには昨夜自分を火達磨にした男が立っている。 男は口に薄笑いを浮かべながら、いきり立つ仔実装にリンガルを通じて慇懃に話しかける。 「テチャァァ!!このクソドレイニンゲン!!このワタチにこんなことをしてタダですむと思ってるテチャアァ!!」 人間に対し怒鳴りつけるこの仔実装は一見状況を理解できていないように見える。しかし本当に状況を理解できていない実装石は飽くまで尊大な態度をとり続けるものである。 この仔実装の耳垢程の理性でも、自分の不利と直前に迫る生命の危機を理解できてはいるのだ。しかし、何とかして自分の優位(そんなものは幸福回路の中にしか存在しないのだが) を崩すまいと藁にもすがる思いで虚勢を張り続ける。 「もうすぐママが来るテチ!!ママにかかればオマエなんかイッパツテチ!!それがイヤならサッサとゴチソウとキレイなオヨウフクと…。」 『もうママにすがるしかない』が幸福回路によって『ママが来れば助かる』さらに『ママが来れば予定通り幸せになれる』へと変換される。 自分は幸せになるために生まれてきた。ニンゲンはドレイでミツギモノを持ってくるのが当然だ。さあ早くしろ!! ところが男が仔実装に差し出したのは洋服でも御馳走でもなく、一枚の布切れであった。それを見て仔実装は当然のように怒り出す。ところが・・・。 「フザケルなテチ!!こんなモノでワタチをゴマカせるとでも…?…??・・・!!!!!!!……テ?」 何かに気が付いた仔実装はその汚れた布切れの臭いを嗅いだ。 (・・・なんでこれがココにあるんだろう?) そして恐る恐る顔を上げ、上目遣いに男の顔を見た。 (なんでこのクソドレイニンゲンがこれを持ってるんだろう?) 仔実装は無意識のうちに幸福回路をフル回転させて必死に自分に都合の良い回答を考える。だが目の前にある『緑色の』布切れがそれをゆるさない。 「二・・・ニン・・・ゲン・・・サン」 仔実装はやっとの思いで口を開く。 「マ・・・マ・・・」 (だめだ!その先を聞いてはいけない!!) 「ママ・・・を」 仔実装は足を肩幅に開き左腕を広げた。 (聞いてしまったら自分は・・・最後の頼みの綱が・・・) そして右手で自分の顎を触ると首をかしげながら・・・・・・。 「ママを…どうした…テッチュン?」 『媚び』た・・・。 男に向かって最高に可愛い(と自分で思っている)ポーズをとり、 最高に可愛い(と自分で思っている)笑顔を向ける。これが仔実装の最大限の譲歩だった。 (どう?ワタチはこんなにカワイイのテチ?) ただその目の焦点は合わず、口は引きつっている。 (このカワイイワタチにヒドイコトをするわけないテチ?) 額には脂汗が浮かぶ。 (だからオネガイ) しかしこの程度の支払いに見合う結果が仔実装の期待に副うものであるわけが無い。 『たかが糞蟲一匹媚びた程度で結果が変わるなら誰も苦労しない』 男は穏やかに微笑むと小型ビデオカメラをテレビにつなぎ再生ボタンを押す。 そこには『一匹の実装石が後ろからバールの様なもので絶命するまで殴られ、臭いを嗅ぎつけて現れた十数匹の同属に骨も残さず食べつくされる様子』が映し出されていた。 仔実装の顔は上を向き、口はだらしなく半開きでブクブクと泡を含んでいる。焦点の合わない目は大きく見開かれ、今にも涙が噴出しそうだ。やがて・・・。 「・・・ママぁ・・・」 両目から血の色の涙が噴出した。 「テエエエエエェエェェェェェエエエエェェェェェ—————————!!!ママッ!!!ママッ!!!ママッ!!!テエエエエエェエェェェェェエエエエェェェェェン!!!」 仔実装はパニックになり水槽の中を転げ回る。母の死が悲しいのではない。『母の死によって自分が助かる道が閉ざされた』事にその脆弱な精神が耐えられなかったのだ。 「ママッ!!!ママッ!!!ママッ!!!」 (ヤクタタズのクソムシババア!!オマエのせいでワタチはもうおしまいだ) 総排泄口がゆるみ、糞を出そうとするが空っぽの消化管はブリブリと屁を垂れるだけ。 「テエエエエエェエェェェェェエエエエェェェェェ—————————!!!」 (痛いのはイヤだ!苦しいのはイヤだ!これは何かの間違いだ!!) このままでは現実逃避を始めてしまう、そうなってしまえば睡眠中に見る『夢』と違って覚醒させることが出来ず虐待する意味がなくなってしまう。 (幸せな幻想に閉じこもることによって外界からの刺激を遮断するため、なにをやっても帰ってこない。その上死ぬまでチプチプと笑い続ける様子は見ていて不愉快でもある。そんな実装石を怒りに任せて叩き潰した時には敗北感さえ感じる) 『こいつには死ぬまで苦しんで貰わないと…約束だしね。』 ならどうすれば良い?簡単である。都合の悪い現実が奴等を逃避させるなら、意識のあるうちに都合の良い現実で呼び戻せばよい。 「はぁい、プレゼント」 不意に仔実装の目の前に真っ白いものが現れた。 「・・・?オ、オヨウフクテチ!」 それは純白の実装服であった。仔実装は服と男の顔とをキョロキョロと見比べる。さすがに警戒している様だが、警戒しているということは現実逃避から帰ってきたということだ。 「『高貴』な君に似合うと思って『特別』に用意したんだよ。」 『高貴』『特別』この2つの言葉、加えて目の前のプレゼントが警戒心と恐怖心を吹き飛ばす。 実装石にとって市販の実装服は飼い実装の、ひいてはセレブ(?)の象徴なのだ。生まれてこのかた自前の実装服しか着たことが無い仔実装は、この贈り物(?)に狂喜した。 「ハ!ハ!ハヤくよこすテチ!!」 「その前に体をキレイにしようか」 男が仔実装の頭を掴み、持ち上げた。 さて、虐待派,愛護派を問わず実装石と遊ぶ上で一番注意しなければならないことを確認しておきたい。 長持ちさせるために偽石を抜いておくのもそうだが、やはり一番大切なのは 『衛生面に気をつける事』だろう。 実装石とは本来衛生上問題のある生き物である。皮膚に付いた垢は言うまでも無く皮脂の染みた髪の毛や実装服,便で汚れた下着,もともと掃除する習慣の無い耳,そういった箇所は細菌の温床となって強烈な 悪臭を放つ。工場の出産石どころか飼い実装であっても禿裸で飼育することが衛生面において理想的である。良識的な愛護派の一部にもそのような形態で飼育しているケースがある。 「消毒しないとね」 この仔実装は焼かれた皮膚を全て削ぎ落とし同時に体毛も失ったため表面は清潔であるが、耳,鼻,口,総排泄口といったところはそのままである。 「ではお腹の中から。」 男は仔実装を逆さまにすると総排泄口にホースを突き刺し、ホースの元にある水道の蛇口を『全開』にした。 「ゲボロゲロエオエオロエオロア…」 対象の表面の有機物や細菌を可能な限り物理的に除去する手段として『流水』は広く使われている。 胃や腸の内容物が緑色の汚水となって口から噴出して来る。意図的に飢餓状態に置いていたためすぐに水は透明になった。それを確認して男は水を止めた。 「テフェ…テェ…ナニスルむぎゅ!!!」 次に男は仔実装の頭を掴むと、ビニールテープを何重にも巻いて口を塞ぐ。 「…!…………!!…………!!!!…………………」 テープを巻き終わると再び水道を全開にする。大量の水が出口を求めて仔実装の体の中を暴れ回る。 (苦しい!!息が出来ない!!お腹が裂ける!!イヤだ!!死にたくない!!) 仔実装が死を予感した次の瞬間 ブシュッ…ブシュッ… 鼻に詰まっていた鼻汁,鼻糞が水圧で押し出される。不潔な環境で育つ野良実装石はそのほとんどが慢性的な鼻炎を患い、常に鼻水を垂らしている。 実装石の鼻腔は口腔と並び不潔な箇所なのだ。やがて鼻からの水も透明になるころには仔実装はぐったりと動かなくなっていた。 「…テェ…」 動かない間に耳垢を取り、歯をどうにかしようと考えたが、まだ仔実装ということもあり歯ブラシを突っ込んでも虐待以上の効果は望めないとの結論に 達し違う方法をとることにした。 「…テチャ…フガ・・・アゴガガガ!!」 男は再び仔実装の頭を掴むと顎の関節を左右から圧迫し無理矢理口をあけさせ、スポイトで茶色い液体を流し込む。 「…アマい?…テチ?」 それはプリンのカラメルソースであった。 「おいしいか?」 にこやかに語りかける男に仔実装はうなずいた。 「もっと欲しいか?」 再びうなずく。 「じゃあこの中に…」 仔実装の目の前には自分の背丈よりも大分大きなバケツが置かれ、その中に茶色の液体がなみなみと注がれて行く。 甘味に対する期待に仔実装は幸福回路をフル回転させる。 男は仔実装を持ち上げるとバケツの上にかざした。 「サッサとよこすテチ!」 「しっかり飲めよ!!」 男の手から飛び出し仔実装はバケツの中に飛び込んだ 「アマアマテチ…アマアマいっぱいテチ!」 仔実装は大喜びでそれを手に取り口に含んだ、ところが…。 「!!テゲェッ!!!プヒェ!!!ち…違うテチ!!」 お気付きの方もおられたかもしれないが、消毒にカラメルソースを使う人間はいない。仔実装のバケツの中身は『うがい用』,『消毒用』として長年販売されてきた『例の茶色い消毒薬』である。 仔実装がそれに気付いたときにはすでに脱出の手段は失われていた。足は底に着かず、手を伸ばしてもバケツの縁には届かない。男は溺れる仔実装を掴むと消毒液の中に頭を『漬け』ブンブンと 中で振り回す。 「!!!!!!!!……!!!!……!!!………」 仔実装は声を上げることも出来ずウゴウゴと暴れるが男の手を振り解くことは出来ない。やがて仔実装が動かなくなると男は仔実装の体をポンプのように何度も強く圧迫し、徹底的に 体の中の空気を抜いてゆく。空気が残っているところは消毒されていないためである。仔実装は口や鼻から泡が出なくなってから数十秒間消毒液の中で振り回された。 その間耳垢を外に出すように耳を外側からマッサージしてやる、意識のあるうちにやっておけば仔実装にとっても気持ちの良いものだったろうがそんなことは関係ない。 仔実装を消毒液から取り出して逆さまにし『絞る』と口と総排泄口から消毒液をボタボタと吐き出して呼吸を再開する。 「ゲハッ…ゲフッ・・・るテゲボッ!!!」 そして文句を言う隙も与えず再び消毒液の中に浸けて振り回す。男はそれを3回繰り返した。 1時間後、仔実装は白い服を着せられ『飼い殺し水槽』の冷たい床の上に放置されていた。 仔実装はぐったりとしながらもその顔には笑みを浮かべていた。 「チプ・・・チププププ…。真っ白なオヨウフクテチ…。飼い実装テチ…セレブテチ…。ザマァ見るテチ…クソムシババァ…。」 『清潔な』純白の実装服にすりすりとほお擦りして目に涙を浮かべる仔実装。 ついでに言っておくと真っ白な実装服も当然ながら市販品である筈が無い。最初に剥いでおいた彼女の実装服を徹底的に塩素(漂白剤)消毒しただけの物である。 彼女の飼い実装生活の入り口に立ったばかりである、この後には通過儀礼として『ワクチンデビュー』と『公園デビュー』が控えている。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- もう少し続く。 お庭で外飼いの作者さん御免なさい。白い実装服と漂白剤の下りがかぶってしまいました。 本当にすみません。

| 1 Re: Name:匿名石 2023/07/22-12:18:43 No:00007602[申告] |
| 間引きできなかったせいで本命の仔を殺され始末をわざわざ虐待派に押し付けたせいで惨殺されてしまった母実装… |