スーパーで食材を買って、家に帰る。 「ただいま」 『ダワ〜』 うちでは実装紅を飼っている。 名前はルージュ。 仏語で「赤い」という意味だ。 ルージュの額に俺の額をくっつける。 『お父様、おかえりなさいナノダワ。 今日の紅茶はなにかしらダワ』 俺は、実装シリーズの言葉がリンガルが無くても理解できる。 所謂超能力というやつだ。 「今日はダージリンだよ」 『やったのダワ〜♪でもお父様、湯の温度は大切ナノダワ』 「うん、分かってるよ」 後ろでガサガサとビニール袋を触る音が聞こえる。 『カシラ〜』 『ナノ〜』 うちでは実装金に実装雛も飼っている。 それぞれ名前は「ジョーヌ(仏語で黄色)」と「ローズ(同じくピンク)」 それぞれ額を合わせる。 『今日はお砂糖の卵焼きカシラ〜』 『イッチゴジャム〜イッチゴジャム〜』 「はいはい、ちゃんと買ってきたよ」 『カシラ〜♪』 『ナノ〜♪』 二匹を手を取って喜んでいる。 この能力、リンガル代が浮くってだけで特に使い道がないんだよな・・・・・ もうちょっと役に立つ超能力だったらよかったのに・・・・ 『ボクッ』 実蒼石のブルー(仏語でも青はブルーである)が足元で何か言っている。 額を合わせる。 『お父様、ボクの鋏が刃こぼれを・・・・』 「ああ、大変だ、明日にでも修理にだそう。 難なら新しいものにしよう」 『ありがとう、お父様・・・・』 『ルト〜・・・・・・』 「ん?ノワール、どうしたんだ?」 『ねぇ〜お父様ぁ、その子の鋏買うんだったら、ついでにあたしの新しい お洋服買ってくれな〜い?』 「こないだ買ったばかりじゃないか」 『女の子なんだからお洋服は多い方がいいわぁ〜』 「しかたないな〜実装燈の服って数少ないんだけどな〜」 『カワイソウ・・・・・・』 「お、バイオレット、お留守番ご苦労様。 何か変わったことは?」 『お父様・・・・・・・・不審な人間がいたから・・・・・・・水晶を使って追い払いました・・・・・』 「まぁ・・・・いいよ。でもあんまりそういったことしちゃダメだぞ? 後処理大変なんだから」 『はい・・・・・・・お父様・・・・・・・・』 早い話、俺は実装石以外全ての実装シリーズを飼っている。 実装石は友人から「ロクでもない生き物」と聞いているのでまだ飼った事はない。 だがある日、ついに俺は実装石との交流を試みた。 というか、思いつきなんだが・・・・・ 公園に行けば山ほどいると聞いたので、行ってみた。 確かに公園一面緑に見えるほど沢山いた。 さっそく一匹が寄って来た。 『デスゥ〜デップ〜〜〜ン♪』 「どれどれ・・・・・」 額を合わせ・・・・ 『デププププ♪ニンゲ・・・・・・』 「うわっ臭っ!!!!」 『デベゲエエエ!!!!!!』 思わずぶん殴っちまった・・・・・ 大量の糞をしてそいつは死んでいた。 まぁいっか。 やっぱ実装シリーズは実装石以外に限るなぁ〜 さて、うちに帰って皆で遊ぶか・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ どうも。『パクリの「」改めオリの「」』です。 お久しぶりです。 鼻無し氏が引退し、保管庫まで閉鎖となり、一時私も引退しようかと思いましたが、 とりあえず暇なんでモノ書きを続けたい所存です。 今まで『紅蓮物語』で実装紅を出して以来、実装石以外の実装シリーズを扱った ことはなかったんですが、こんな感じでいいんでしょうか? また感想とか頂けたら嬉しいです。
