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■水銀燈(すいぎんとう)[説明追加]
ローゼンメイデン第1ドール。
人形師ローゼンが手がけた自律型人形「ローゼンメイデン」シリーズの、
最初のドール。人工精霊「メイメイ」を使役。
サディスティックな性格で、女王様気質。
「お馬鹿さんねぇ〜」「あらぁ〜、翠星石は人間と仲良くしてるのぉ〜」
などと猫撫で声で語りかけるが、余裕が無くなると普通の口調になる。

黒を基調とした服に、長い銀髪が美しい。
背中には漆黒の翼があり、これを用いて飛翔する他、
羽を飛ばして攻撃、竜に変形させて押しつぶす、相手を拘束するなど、
非常に高い攻撃力を持つ。また人間の生命力を水銀燈の意志で奪えるので、
人間にとっても極めて危険な存在である。奪われた人間は衰弱死する。

好戦的な性格で、妹達の動力源である宝石「ローザミスティカ」を奪い、
ローゼンが求める究極の少女「アリス」に進化することを夢見ている。
姉妹達の中でもアリスに対するこだわりが人一倍強いが、
それは水銀燈の腹部が未完成であるからである。
ローゼンは水銀燈を製作中、何らかの理由で放置、
金糸雀や翠星石の製作に取りかかってしまったである。

「自分は未完成である」「出来損ないの人形、ジャンクである」という
トラウマは水銀燈の心を完全にねじまげてしまい、現在のような
冷酷・残忍な性格になるに至った。ローゼンへの愛情と憎悪が
屈折した形で妹達や人間に向けられているといえよう。
特に第5ドール真紅を目の仇にしている。

一方で、病弱な身から「私はジャンクなの」と自嘲する少女に対し
自らの境遇を重ねて気遣うなど、意外な一面を披露することもある。

なぜかヤクルトが好き。
「乳酸菌とってるぅ〜?」は水銀燈の代名詞ともなった。
水銀燈が実装された実装燈がヤクルト好きであったり、
ルトルト〜とさえずるのはこれが起源である。
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