ポルトガル原産の菓子で、日本には16世紀頃に伝来したと伝えられている。
製法は、溶かした氷砂糖を熱した回転鍋の中のケシ粒(現在はザラメ糖が一般的)に塗布していき、粒を核に1〜2週間ほどかけて角を成長させていく。
ただし、上記のものは高級品に使われる伝統的な製法であり、現在では金型で成形したザラメ糖に飴を塗布する方式で廉価品が大量生産されている。
ちなみに特徴ある形状が何故形成されるかについては研究されておらず、現在でも不明のままである。
湿気さえなければ異常に保存が効き、数十年経ったものでも普通に食する事が出来る。
また、高いカロリー、糖分、見た目の華やかさからストレス軽減に良いとされ、非常食にもよく同梱されている。
高級なものには数十グラムで1000円近くもする品もあるが、安いものはカンパンの缶に混ざっていたりと、とりあえず安い。
希に老舗などで作られている直径数cmの巨大コンペイトウは、実装石にとって恐らく世界最高のご馳走なのではないだろうか。
|