コンビニや弁当屋で販売されているもの、愛妻が作ってくれたもの等様々。
スク等では託児の際真っ先に蹂躙されたり、ベンチの上に置いて少し目を離す、野外で弁当を広げたりすると喰われたりする。
多くの場合、実装石は喰われた事を誤魔化す為か糞を同量かそれ以上弁当箱や容器に放り出す。当然、誤魔化せる訳が無い。
多くの場合、実装石は人間の弁当を喰らう事に罪悪感や禁忌を感じない。
「ニンゲンのモノは実装石のモノ」を地で行く彼女らには、それらは「ニンゲンが高貴なる自分達の為に置いていったり献上してくれたもの」だからだ。
ましてや、欲望の権化であり劣悪な食糧事情に陥っている事が多い実装石が、無防備に置かれている人間の食料を前にして躊躇する訳がない。
こうして、実装石達は今日も無差別かつ積極的に人間達の昼食や夕食をかすめ取ろうとし、無関心層や中立的な人間をせっせと敵に回すのである。
勿論、弁当を食った不届きな実装石は「代金分」苛烈な虐待を受ける事になる。
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