旧虐保の用語集では
実装石も循環器系を持つ生命体なので人間の心臓に当たる器官を持っているのだが、
これがまた実装石の心臓は非常に独創的な器官になっている。
実装石の心臓は血管の一部が変態したもので、心室、心房はあるが弁などは一切無い。
そして、実装石はこの心臓を失うと直ちに他の太い血管が変態し新たな心臓が生まれるのである。
これは実装石という生命体が遺伝子レベルで自身の肉体を大きく欠損する事を考慮した形とも解釈できる。
なお、心臓化できる血管は一定の太さを満たしていなければならず、
その太さの血管を全て失った時にも実装石が死に至る事が最近判明してきた。
太さの関係は肉体の大きさには関係なく、仔実装石が成体に比べ生命力が低いのは
未熟と言うより血管が全体的に細いせいである。
とある。
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