段ボールに住まずに穴を掘り、生活している実装石を指す言葉。
本来実装石は段ボールハウスなどに住んでいるイメージがあるも、山実装や自然環境が厳しい土地にて生活する実装石は、地中に住むなどして、生活環境を整えている個体も多数存在している。
しかし実装石に穴が掘れるのかと疑問視する声もあるが、ひ弱な実装石に穴を掘る事は非常に困難な作業かつ、至難な技でもあり、実装石のひ弱な素手で掘る事はほぼ不可能ではあるが、命がけでやれば掘れない事もないと一応には可能ではある。しかし手の皮がめくれ、怪我を負う事は避けられない。
こういった状況を回避する為に、穴を掘る際は木の棒や道具などで掘るなど頭を使う賢い個体も存在し、また人里に訪れて、園芸用のスコップなどを手に入れ、穴を掘るなど用意周到に準備を整える個体も存在している。
穴はまるで竪穴式住居みたく段ボールを利用したモノや、また横穴式住居みたく土壌を掘りあげたモノなどもあり、まるで原始人みたいな生活形式を築いている実装石も居るなど個体も様々である。
穴を掘って生活をすると、段ボールで住むよりも労力や作業が掛かるも、安全に生活する為には最も理想的な住居でもあり、人間の目から隠れて生活するには最善の住居ともなる。
また冬越えなどにも対応でき、食料を蓄えて冬眠などにも備えることが出来ると、実装石にとっては労力に見合うだけの結果を得る事が出来る代物とも言える。
しかし生来の怠け者であり、怠惰な生き物である実装石に、穴を掘る作業はどだい無理な話でもあり、これを実践できるのは、相当に賢い個体だけとなってしまうのも事実で、また穴を活かしきれずに、手抜きをしてしまったが為に、あえなく崩落し、そのまま圧死してしまうなど、不幸な個体も多々居る。
理想の住居は簡単には手には入らないと、実装石に取っては夢の住居かもしれない。
記録では巣穴を掘り込み、独自の仔で形成したコミュニティを築いた実装石もいるなど、穴実装にはまだまだ解明されていない部分も存在している。
もしかして地下に巨大な帝国を築いている穴実装もいるかもしれない・・・
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