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■実装石の脳[説明追加]
人間の言語を理解し、ある程度の意思疎通をお互いがとれる実装石を見て
猿類を超えた知能を持つ生物と誤解をする人達を数多く見受けられるが
実際にヒトや猿類と実装石の脳を構造解析〜比較すると実装石の脳には
存在せず、それ以外の生物には存在する興味深い脳の一部分が存在する

それは前頭葉にあたる部分である、主に理性の維持や本能の抑制を担う
重要な部分なのだが実装石にはこの部分が綺麗に欠如しているのである

つまり欲望に忠実に行動し恥じも外聞の無い厚顔無恥な実装石の振る舞いは
人間の言葉でいう所の自制心を司る重要部分な脳が存在しない事を考えると
極自然な行為なので自制をどんなに促しても、それは土台無理な相談なのだ

それを求める行為は実装石に対していささか可哀想な行為なのかも知れない
[2007/06/08-14:22:16] [編集][削除] / 評価(-8)
実装石の脳は個々にかなりの差があり、人間と色・形共にあまりかわらないもの、ザク切りにされたウレタン断片様のもの、単に蛆実装が沢山頭蓋に詰まっているもの等が挙げられる。
最も多く見られるものは、頭蓋内に肉体との繋がり無く放り込まれている半球状の緑色の脳、形状が酷似している事から通称「メロンパン脳」と呼ばれるタイプである。

脳の損傷は偽石への影響が強く、ショックで死に至る事が多い。
が、必ずしも致命的という訳でもなく、偽石さえ無事なら(記憶こそ損傷時の前後が失われるが)再生してしまう事もある。
脳の再生がなんらかの影響で阻害されている場合、五体満足であるならば実装石は活動し続け、痛覚を感じない本能だけの行動で自己意識無く徘徊を繰り返す。

以上から推測するに、実装石の脳は性格決定・一時記憶の処理・理性的行動の生成を司っていると思われ、偽石は身体・記憶の情報を逐一記録するハードディスク様のものであり、原初本能を司る「ワニの脳」でもあると考えられる。
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