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0 「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」 Name:dede 2025/02/08-08:20:49 No:00009507[申告]
平日の昼下がり。
誰もいない公園の古いスピーカーから、ぽかぽかと温もりのある歌声が流れていた。

「デッデロゲ~ デッデロゲ~!」

シルジャンソクなんかでは到底出せそうにないほど、
安定した音程と美しい響きを持つこの歌は、
もし詳しく解説しようとすれば、あまりにも込み入っていて精巧なシステムで作られているらしい。

「へえ。それほどまでにすごいシステムで作られた歌なら、
一度くらい聴いてみたいもんだね。」

——そう思うかもしれないが、残念ながら、あなたにはこの歌は聞こえない。

私は、あなたが

「耳年齢テスト! 年齢別に聞こえる音まとめ」
「この音が聞こえたらあなたの耳年齢は○歳」
みたいなYouTube動画を見たことがあるかどうか、知らない。

スマホのアプリで出たこともあるし、
そこまで大流行したわけではないにせよ、
一時期ちょこちょこ話題になったことがあるから、
「ああ、あったな、そんなの」と思う人もいるかもしれない。

いずれにしても、いまドゥル公園のスピーカーから流れているこの歌は、
まさしくそういう種類の周波数帯で、
人間には聞こえづらく、シルジャンソクにはよく聞こえるというわけだ。

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

まれに、人間の中でもごくわずかにこの歌声を拾う子がいる。
大抵は子どもだ。子どもは遊びに夢中で、
こんなかすかな歌なんか気にしないが、
ときどき、とても敏感な子がいて——

「ママ、なんか変な歌が聞こえるよ。」

黄色いボールを持って遊んでいた可愛らしい女の子が、
トコトコと母親のところへ走り寄る。

「ん? どんな音がするの?」

けれど、子ども自身も「デッデロゲ」という言葉の意味がわからないし、
どうやって説明해야いいのかもわからない。

「わかんないけど、歌みたいなのが聞こえる…」

ちいさなおでこをしかめて、足をじたばたさせる。
もっとも、幼い子がそんなふうにしても、真剣にとりあう親はそう多くはない。

「う~ん… じゃあアイスでも食べに行こっか。」

そんなふうに子どもの手を引いて別の場所へ行くのが普通だけれど、
もう少し粘って「ママ、本当に聞こえないの? ずーっと変な音がするんだよ!」と訴える子も、
ごくたまにいる。

「ママにはほんとに聞こえないの? 変な音がずっとしてるんだけど。」

とはいえ、そういうときでも運よく通りかかった公園管理人が、

「ああ、あのスピーカーのせいかもしれませんね。」

と気づいて近づいてきて、

「えーっと、失礼ですが、お子さんが何か歌みたいな音がするって言ってますか?
もしかしたら“有害鳥獣の駆除期間”ってことで、人間には聞こえない周波数を流してるそうなんですよ。
シルジャンソクが嫌がる音らしいんです。」

なんて説明してくれる。

そうなると、

「うちの子の耳はそんなにいいのか!」

と、親も子もどこか得意げに思えて、
ハッピーエンドめいた気分で終わるわけだ。

実際のところ、ドゥル公園に「有害鳥獣の駆除期間」なんて存在しないし、
この歌は24時間ずっと流れ続けている。
だけど、そんな事実を子どもも母親も知るすべはない。

シルジャンソクにはやたらあたたかく美しい歌声のように聞こえるこの曲の裏には、
学隊派よりもっと恐ろしく、悲しい話が隠れている。
とはいえ、それはシルジャンソク以外の誰にとっても、どうでもいいことだ。
やっぱり誰ひとりとして気にしないだろう。

ともあれ、この歌の内容は、ざっとこんな感じだ。
「デッデロゲ~ デッデロゲ~!」

“ドゥルシルジャン(들실장)になる私の子どもたちよ、
ドゥルシルジャンの暮らしは、苦しくてつらいデス。”

大きな木も、青い空もあるけれど、
どれひとつドゥルシルジャンのものではないデス。

「デッデロゲ~ デッデロゲ~!」

“私の子たちよ、アマアマなコンペイトウもウマウマなステーキも食べられないデス。
ウンチや虫、人間が捨てるくだらないクズこそが、
子たちが一生食べ続ける食糧デス。”

分隊(胎内)で胎児のように過ごしていても、シルジャンはシルジャンだ。
シルジャンの生命力は、見た目以上に強い。
弱い一部の個体はここでパキン(파킨)してしまうが、
普通の胎児ならもうちょっと粘る。
確かに美しくセレブな声で歌ってはいるけれど、
同じくセレブである自分には「そんな暮らしはしなくていい」と信じるゆるぎない自負があるのだろう。

「デッデロゲ~ デッデロゲ~!」

“子たちよ、知っているデスか?
ドゥルシルジャンの人生なんて、ちっともセレブじゃないデスウ。
冬がくればエサは尽き、食べ物がなければお互いを食い合うことになるデスウ。”

これだけ言われても、意外に多くのシルジャンソクはパキンせずに生き延びる。
出産のときを待つ。
シルジャンという生き物は、思った以上にしぶとい。
そう簡単には、自分の限界を認めたりはしない。

だけど、こんな歌を24時間も聞かされつづければ、
どんなタフなシルジャンソクでもさすがに不安にはなるものだ。
「いったい何が真実なんだろう」と。

「有害な歌、デスウ……」

母親になるシルジャンソクたちも、この歌がまったく聞こえないわけじゃない。
たとえ聴力が弱くても、「なにか歌が鳴ってるな」という程度は感じ取っていて、
必死に胎教ソングを歌う。
下手な歌でも、そこにこもった悪意に立ち向かわねばならないからだ。

「デッデロゲ!!! デッデロゲ! デッデ! デッデロゲ~!」

“子たちよ、あの嘘を聞いちゃダメデスウ! ママの言うことを信じるデスウ!
あんなのは凶悪なニンゲンの陰謀デスウ!”

それでも、美しく響くスピーカーの声は、
混乱した子たちの頭をさらに揺さぶる。
成体のシルジャンソクが歌う歌なんて、たかが知れている。
歌が得意な個体でも、音程やリズムをまともに取れる例は少ない。
公園のスピーカーから流れる歌と比べれば、
予備の親シルジャン(예비 친실장)たちが歌う胎教ソングは、あまりにもお粗末だ。
声量も足りないし、音色も濁っていて、リズムも雑——むしろ不快なくらいである。

「もしかすると、もっと美しい声のママのほうが、正しいことを言ってるんじゃ……」

そんな疑念が、子どもたちの心に小さく芽を出しはじめる。

シルジャンセイ(실장생)で、これほど退屈と忍耐を経験することはそうない。
それほど長い「時間シ」のあいだ、ママのポナン(胎内)のなかで暮らす子たちは、
「どっちのママの歌声がよりセレブなんだろう?」と真剣に悩み始める。

エゴな声のママがいる。
セレブな声のママがいる。
エゴな声のママは、声そのものはエゴでも、言っている内容はセレブ。
セレブな声のママは、声こそセレブでも、内容はでたらめ。
どちらも信用ならない。

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

いったい何が正しいのか?
苦悩する子たちを、美しい声のママが甘く誘う。
そう、この声は甘いとすら思えるほど魅惑的だ。

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

“聞いてるデスか?
子たちはなんでシルジャンソクとして生まれようとしてるデス?
知ってるデス? それとも知らないデス?
子たちは別のシルジャンとしての人生を選べるってことを、知らないデスか?”

“選択”。
意外な概念に、ポナンのなかで子どもたちの耳がピンと立つ。

「デッシャアア! デッシャアアア! デッデ! デッデロゲ!!! デッデロゲ!!」

“汚いトンニンゲンめ! その邪悪な声をいますぐやめるデスううう!
子たちは耳をふさいで、聞いちゃダメデスううう!”

エサを探したり水を飲んだりしていた予備の親シルジャンたちまでも、
しゃがれた声で絶叫する。
ドゥルシルジャンの暮らしはつらい。
丸一日食べ物を探し歩いても、腹ペコのまま帰ることなど日常茶飯事だ。
いくらスピーカーから24時間歌が流れていても、彼女たち自身が24時間歌いつづけるなんて不可能。
必死で胎教を歌っても、せいぜい1日4~5時間が限度だろう。

でも今は子たちにとって特に危険な局面なので、妊娠中の親シルジャンたちは狂ったように抵抗する。

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

“ドゥルシルジャンとして生きる道を選ばずに済む方法があるなんて、
知らなかったデスウ? 簡単デスウ。
大切なドルッシに
『ワタシの今回の生をやめてデス、次の生へ行くデス』って頼めばいいデスウ。
次の生が気に入らなくても簡単デスウ。
気に入る生が見つかるまでドルッシにお願いし続ければ、もっとセレブな生を選べるデスウ。
試しにやってみるデスウ? 損はないデスウ。”

なるほど。
言われてみれば、一度くらい試しても損はなさそうだ。
分隊にいる子シルジャンたちがそう思った瞬間——

「デエッ!!! デエエエエッシャアアア!」

“クソニンゲエエン!! 絶対に殺してやるデス!!!
子たちは絶対試しちゃだめデス!! 試しはだめデス、アヤアヤデス!!!
死ぬデス! あのブンチュンの言うことは全部嘘デス!!!”

親シルジャンの絶叫が聞こえても、
「まあ、一回くらいならいいんじゃない?」と“選択”してみる個体はいるものだ。
何度も言うように、分隊内の時間はとにかく退屈で、
ちょっとした実験くらいはしてみたくなる。

そういう子シルジャンは、それぞれ切実な思いをこめて、
自分のドルッシに

「ワタチの今回の生をやめてテチ!」
「アタチの生をやめてテチ!」
「ウジチャ、やめるレフ!」

などと口にする。

パキン~!

分隊のなかから透き通るような破裂音が響き、
親シルジャンは赤緑の涙を落とす。
太いウレタン棒を2本立てたような両脚のあいだから、
暖かくぐにゃりとした赤緑の塊が流れ落ちる。

パンコンしたみたいに膨れあがったパンツの中には、
ウンチなんかとは比べものにならないほど尊い何かが詰まっている。

かつては“子”だったけれど、
いまはもう“子”と呼べない、ただの肉塊。

「デエエッ! デエエッ!」

肺を刺し貫かれるような痛みにパンコンしてしまう親シルジャンや、
パキン寸前のストレスで泡を吹き、仮死状態になる親シルジャンもいる。
歯を食いしばってこらえる、妙に意志の強い親シルジャンもいるが、
そういう個体であっても血走った目からは赤緑色の涙が流れる。

「子たちはなぜわからないデスウ…。
あんな見え見えの嘘に、どうして引っかかるデスウ?
子たちはセレブな暮らしができるはずだったデスウに……。」

とはいえ、母親シルジャンの歌う「セレブな暮らしを約束する胎教」だって、
大抵は嘘っぱちだ。
ただ、彼女たちはそれを深く考えられる知能を持たないし、
仮に「ピジャンパジャン(同じ穴のムジナ)」だと思っても、
スピーカーの声に込められたあまりに強い悪意を前にすれば、
嘆き悲しむしかないのも無理はない。

「残った子だけでも守らなきゃデスウ……」

歯を食いしばり、涙を流しながら、親シルジャンは膨れあがったお腹をさする。
すでに“選択”してパキンした個体もいるけど、まだ決めかねている賢い子もいる。
頭がごちゃごちゃになって、
「生まれて自分の目で見てから判断しよう」と思っている子もいる。
みんなが死んだわけじゃない。

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

親シルジャンは小さな希望を抱く。
本当は自分の耳よりも子がいる分隊を防音すべきだが、
とりあえず聞きたくない声を遠ざけるため、
公園のいちばん外れの薄暗い場所へ移動する。

公園の外周。
そこは歌声がやや小さく聞こえる代わりに、シルジャン密度が高く、
えさの奪い合いも激しい。
予備の親シルジャンたちは段ボール住居をギチギチに並べて暮らすしかない。

しかし、そこにいる彼女たちは仲が悪くない。
予備の親シルジャンたちは、自分こそが世界でいちばん悲惨なママだと痛感しているからこそ、
同じように不幸な仲間たちをいたわり合うこともある。
もしシルジャンという生に利他心が存在するなら、
少なくともここでは、その断片が見られるのかもしれない。

とはいえ、一日は長い。
夜が来れば、どんなに励まし合っても眠気に勝つことはできない。
親シルジャンたちは眠るしかない。

「眠気なんて吹っ飛べデスウ! ワタシには睡眠なんか不要デスウ!」

と叫んでも無駄だ。
いくら意思が強い個体でも、疲れには抗えず、いずれ眠ってしまう。

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

繰り返すが、スピーカーからの歌は24時間流れっぱなしだ。

ほとんどのシルジャンソクは昼起きて夜眠る。
でもママの分隊(ポナン)の中はそもそも真っ暗で、昼夜の概念がない。
まだ選択を先送りしていた子たちは夜が来たことに気づかない。

とはいえ、一つだけ変化がある。
セレブな声のママの胎教ソングは変わらず流れているが、
エゴな声で子を引きとめていたママが沈黙したのだ。
実際には、彼女たちが眠り込んでいるだけで、もういないも同然。

親シルジャンが胎教ソングを歌えず寝ているこの時間こそ、
「一度くらい他の人生を選んでみてもいいんじゃないか? どうせ損もしないだろうし」
という思いがさらに強まる。

そんなとき、夜の歌が聞こえてくる。
夜の歌は昼の歌と歌詞が少し違う。
でも相変わらずセレブな声で、そこは変わらない。

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

“子たちを引きとめていた悪い悪魔は、セレブなママがやっつけたデス。
悪魔はもう何も言えないデスね?”

疑い深い子たちが耳をすます。なるほど、そのとおりだ。
エゴな声のママは眠ってしまい、もう聞こえない。

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

“聞いてるデスか?
ドゥルシルジャンの暮らしがどれほどつらいか分かったら、
さっさと選択するデス!”

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

“あれ? 今、一匹が選択したデス!
ママはすっごくうれしいデス!
やっぱりあの子は一番セレブな子だったデス!
その子は世界一セレブなお姫様になったデス!
汚いドゥルシルジャンの生を選ばなくて、ママはもう幸せハッピーデス!”

「ほかのシルジャンが選択した? しかも一番セレブなお姫様になったって?」
疑り深かった子たちも、ここで怒り出す。

“それは私が先にやるはずだったのに!”

今はボーッとしてる場合じゃない。急いで選択しないと……!

パキン~!!!
パキン~!!!

分隊の中で、ビリビリと裂かれるような痛みが走り、
親シルジャンが目を覚ます。
両脚のあいだから、粘り気のある熱い何かが2つ、ぼとりと落ちる。

眠っている間に子を失った親シルジャン。

彼女を襲うのは、人間への激しい怒り。世界の誰よりも怒る。
そのあと、何もできなかった無力感がのしかかる。

「ゲボゲエッ!! デエエエエッ!! デエエッ!!!! デエ…エエ!… デ…エエエ…デ…」

ブンツブンツの姿勢でいた親シルジャンの口から血泡がぶくぶく噴き、
逆流した子の欠片がチョングと口の二つの穴から噴き出すように飛び散る。
どろりと生々しいにおいが、みすぼらしい段ボールハウスを満たす。
パキン寸前まで追いつめられた親シルジャンを救おうと、胃石が幸福回路を起動し、どうにかパキンを防ぐ。

嘔吐しおえた親シルジャンが、ぐったりと顔を上げる。
泣きたいのに泣けない。
泣きたくても、今はそんな余裕がない。

「デ… デッデ… デッデロゲ…」

まだ彼女の分隊には生き残った子がいる。

悲しみで震える胸をかかえ、
血と死臭の残る子どもたちの死骸の山の前で、
まだ分隊にいる子を守るため、彼女は歌わなければならない。

「デッデ… デッデロゲ… デッデロゲ…」

“世界は… 美しいデス…
セレブな… ワタシの子たちは… 嘘を信じないデス…
ワタ…シを信じてデス…
コンペイトウも… スシもたくさんデス…
子たちとママが一緒なら… 幸せもいっぱい、いっぱいデス…”

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

そうしているあいだにも、
まるで嘲るようにスピーカーのセレブ声が親シルジャンを責め立てる。

親シルジャンにとっては、眠ることも働くこともできない“死の時間”だ。
生きているのか死んでいるのかよくわからないまま、
生と死のあわいをさまよい続ける。
ドゥル公園にいる予備の親シルジャンたちにとって、出産は祝福であると同時に呪いでもある。

でももちろん、
幸せも苦しみも永遠ではない。
人間も、シルジャンも、それは同じだ。

ある日、ほとんど骸骨のようにやせ細り死にかけた親シルジャンの緑色の瞳が、赤く変わる。
出産の兆候である。

足元がふらつきながらも、親シルジャンは公園のトイレへたどり着く。

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

トイレ付近にもスピーカーが当然のように設置されていて、
外にあるものよりワンランク上の高級スピーカーが備わっている。
まるでゲームのラスボスみたいに、
「ここまで来たとはね。でも今日で最後にしてあげるよ」
と言わんばかりの威圧感を放ち、親シルジャンとポナン内の子たちを脅かしてくる。

それでもここまで生き延びたシルジャンソクは、一筋縄じゃいかない。
意外にも、ここで脱落する個体はそう多くない。

「シルジャン駆除用スピーカーを設置しよう」と提案した、
元・学隊派公務員イ・チョルウンのマスターピースにも、見落としがあったようだ。
もちろん翌年の予算が執行されれば、さらに難易度は上がるのかもしれないが、
少なくとも今日のところ、この最後の壁はそれほど高くはない。

「デス…!」

陣痛に苦しみながらも、清潔な和式便器を見つけ出すことに成功した親シルジャンは、
ほっと息をついて出産準備に入る。
両脚とチョングを大きく開き、力を抜き、
愛しい子を迎え入れる態勢を整える。

何週間にもわたる長い戦いが、ついに今日終わる。
汚いニンゲンに打ち勝った。ワタシの勝利だ。

激痛をこらえるため、彼女の脳内では弱々しい幸福回路が動き出し、
やつれたその顔に、かすかに三日月形の微笑みが浮かぶ。

「デエエエ… デエエエエェッ!」

陣痛がいっそう激しくなる。
床についた親シルジャンの手に、力がこもる。
大きく開いたチョングが裂けそうな痛みに襲われつつも、なんとか耐え抜く。

チョンボン!

親シルジャンは慌てた様子で、水面に漂っていた大事な長女をすくい上げ、膜を舐め取る。
剥がれた身体からは、手足がぐんぐん伸びて子シルジャンが「テチテチ」と声をあげる…
はずだったが、そうはならない。
両眼が灰色になって死んでいる子に、手足や声などあるはずがない。

胎児の時点で死んで、すぐママのチョングから流れ出る個体もいれば、
こんなふうに死んだままの形で生まれてくる場合もある。
だからこそ、「テッテレー!」という産声も上がらない。

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

あざ笑うように響く、悪魔的なセレブボイス。
あまりにも美しすぎるその声には、猛毒が潜んでいる。
恐ろしい悲しみが親シルジャンを襲う。

「デエエエエ…」

呆然と死んだ長女を見つめていた親シルジャンのチョングが、
大地震のように震えだす。
彼女は焦る。
いまは嘆いている暇なんてない。
泣くのはあとでもいい。
まだ生き残っている子たちのために、この大切な時間を使わないと。
初めての出産は厳しいが、2回目3回目になれば少しは楽になる。

「チョンボン!」
「チョンボン!」

「テッテレー!」という歓喜の声ではなく、
水がはねるチョンボンという音がするたび、
親シルジャンの心はじわじわ削り取られる。
事実、彼女の胃石は出産前よりボロボロになり、小さくなっている。
それでも、次の出産に備えなきゃならない。

「テッテレー!」

ついに——
ついに子が生まれた。

親シルジャンの思考は真っ白になる。
彼女は生まれてはじめてというくらいのスピードで動き、子の膜を剥ぐ。
驚くべきことに、ウジ虫のようだった体がぐんぐん伸びて完全な姿になる。子シルジャンだ。
妊娠中、あまりに多くの子を失ったせいで、「ウジチャ」や「オムジ」が出ないか不安だったが、
どうやら普通の子シルジャンらしい。

子シルジャン。愛おしい長女が、ママに対して丁寧にお辞儀する。

「ママさんはお元気テチか? ワタチ、いまこの世に生まれたテチ!
産んでくれてありがテチ! ところで… ママが言ってたアマアマなコンペイトウはどこにあるテチ?」

そう言ってキョロキョロあたりを見回す子シルジャン。
幸いだった。親シルジャンの胸に安堵が広がる。
コンペイトウを探すあたりは少し不安でも、子シルジャンならよくあること。
「元気ですか」という挨拶と、「産んでくれてありがとう」の感謝だけで、
ドゥルシルジャンとしては十分だ。

シルジャンソクは、どんな最悪の状況でも幸福回路を回しがちだが、
生まれるまでがあまりに悲惨だったので、彼女は内心「最悪のブンチュン」が出るかもと警戒していたのだ。

(デフッフ! セレブなワタシの子がそんなブンチュンであるわけないデスウ。)

「テッテレー!」

チョンボン。
親シルジャンの幸福回路がブツリと断たれる。

「ワタシのかわいい長女よ。生まれてくれて、本当に嬉しいデスウ。
妹チャも生まれそうだから、しばらく待っててね…」

そうつぶやいて、彼女は便器の水面からうじ虫をそっと拾いあげ、舌で膜を舐め取る。
長女より小柄なその身体から手足が伸びかけるが、完全には成長せずに止まってしまう。

「レチ! レチュ!」

親シルジャンの顔に、一瞬失望がよぎって消える。
地獄のような出産を乗り越えて得た子たちだ。
たとえオムジでも大切な子。
大事に育て、独り立ちさせるしかない。

「お前は次女デスね。長女ちゃん、少しの間だけ次女ちゃんを見ててあげてね。」

そう早口で言うと、親シルジャンはチョングに力をこめる。

チョンボン。

トイレの水がどろりとした緑色に染まる。
チョングから押し出されるウンチのようなもの。
念のためぐちゅぐちゅかきまわしてみるが、
白濁の目をした未熟な子シルジャンがひとり、
くたくたに死んでいるだけで、ほかにはいない。

ニンゲンどもの汚いやり口のせいで分隊でパキンした子を除けば、
彼女の子は長女と次女の2匹しかいない。

「デエエエ…」

疲労しきった親シルジャンの瞳から、透明な涙がこぼれる。
透明といっても嘘泣きではない。
失った子を思う悲しみの涙であり、
生きた子を得た喜びの涙であり、
邪悪なニンゲンどもに勝った自分への賞賛の涙でもあった。

やっと終わった——。

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

あの悪魔をワタシが倒したんだ。

「レチ! なんなのレチ! あたしがそのママの子だって言うのレチ?
あんなブサイクなママがあたしのママだなんて、
セレブなあたしには信じられないレチ。」

親シルジャンはぎょっとして오ムジ(엄지)を見る。
오ムジはぶよぶよの手で自分を指差し、天井というか空中の誰かに向かって独り言のように叫んでいる。

「次女ちゃん… ママにいったい何を言ってるデスか……?」

「レシャアアアッ!! 何が次女ちゃんレチか!
高貴なあたしがクソ分虫の子になるなんて、選んだ覚えはないレチ!」

Aの字に口を開き、ギャアギャア暴れる오ムジ。
この状況が、どうにも気に入らないようだ。
自分を産んだクソ分虫の見た目からは、セレブも高貴もかけらも感じられないのだから無理もない。

たしかに、오ムジが“ブンチュン”であることも影響しているかもしれない。
でも오ムジの視点では「騙された!」と思うのも当然だろう。
親シルジャンは오ムジの立場を理解していないだけかもしれない。

ニンゲンによる悪意の胎教があり、
それに対抗して、親シルジャンが自前の“上げる胎教”を行った。
セレブな日々、アマアマなコンペイトウやステーキの山を約束していたが、
양충(ヤンチュン)でもブンチュン(분충)でも産まれる可能性はあったわけで、
結局ほかに選択肢はなかったのだ。

「レチィ! チイィッ!!!」

オムジが知能の低いブンチュンなのは事実だけれど、
本人からすれば「自分の好みどおりの上げる胎教を、ただ信じてきただけ」なのだ。

声より内容がセレブなママを信じてこの世界に出てきたら、
目の前には醜いドゥルシルジャンがチョングからゴミをまき散らしていた——
そりゃあ呆れもする。
地獄じみた出産を経て、親シルジャンは骨と皮ばかり、
まるでウンチ굴の奴隷みたいにやせこけているのだから。

「レ、レチ! クソママは実はママじゃなくてオマエとかいうやつレチ? クソ奴隷レチ?
ならセレブなあたしの本当のママを連れてくるレチ!
いや違うレチ! あたしを背負っていくレチ!!!」

そのうえ、ドゥルシルジャンの外見なんて褒めようもない。
汚物や腐った生ゴミまみれの服、脂ぎった髪、くさい臭い……。

「テチ、次女チャ。そんなことしちゃダメテチよ。」

長女が落ち着いて次女をたしなめる。妹チャをいさめるお姉チャ。
それを見て親シルジャンも少しは気を取りなおすが、
火事の現場にコップ一杯の水をかける程度の効果しかない。
「レチ! レチ!」と赤緑の涙を流して威嚇ポーズをとる오ムジを見て、
親シルジャンの愛情は少しずつ崩れていく。
「속아내기(ソッアネギ)」という言葉が、頭の中に浮かんでは消える。

だめだ。
ワタシはいったい何を考えてる?
こんな分충でも、ワタシの大切な子。
あの地獄のような痛みに耐えて産んだ、かけがえのない子じゃないか。
大変でも、きちんと教え込めば可愛く立派に育てられる。

経済学には“埋没コスト”という言葉があるが、
実際それを体現するのは至難の業だ。
人は苦労したほど簡単には放り出せない。
親シルジャンがうんざりするほどブンチュンである오ムジも、
いずれにせよ彼女があの壮絶な出産をくぐり抜いて得た子には変わりない。

ちゃんと育てなきゃ。

「テエ… ママ…」

ワタシの希望である長女が声をかける。
親シルジャンの目が、愛おしい長女に向く。

「ワタチ… 確かめたいことがあるテチ。 ママはドゥルシルジャンなのテチか?」

「デエ…」

親シルジャンの思考が空回りする。
本当のことを言うべきか、嘘をつくべきか。
まるで答えが出ない。

胎教の影響がどんなに強いか、彼女は本能で知っている。
ニンゲンが「ドゥルシルジャンなんて悲惨だ」と歌っているのを、子も耳にしている。
もしこの可愛い子がドゥルシルジャンの現実を知ったらパキンしてしまわないか?
不安が彼女を支配する。

「…長女チャはドゥルシルジャンじゃないデス。
セレブなサイクシルジャン(飼育シルジャン)になるデス。」

「テエ…?」

悩んだ末、親シルジャンは決断した。
わずかな時間で絞った最善の答えだ。

現実も伝えよう。でも希望も示そう。
ドゥルシルジャンの悲惨さを知る長女ちゃんでも、
「シルジャンでもセレブになれる道がある」と知れば大丈夫かもしれない、と。

「ドゥルシルジャンにはアマアマもウマウマも少ないデス。
でも、それを全部手に入れる方法があるんデス。」

「テエエエ…」

「レチ? それってなんレチ? レエ… クソ奴隷め、話をそらすなレチ!
あたしのママはどこにいるレチか?」

親シルジャンは오ムジを抱えあげて口を塞ぐ。
ぶよぶよの手足をばたつかせてブンツブンツ姿勢をとる오ムジは、さらに怒りを燃やすようだ。
その光景を見て小首をかしげる子シルジャンに、親シルジャンはやさしく微笑む。

「それが“サイクシルジャン”というやつデス。」

「テエエ!」

「ワタシはドゥルシルジャンだけど、約束するデス。
長女チャを優しいニンゲンに預けて、サイクシルジャンにしてあげるデス。
ワタシが必ずそうするデス。 命をかけて約束するデスウ。」

少なくとも命をかけるという部分だけは嘘じゃない。
親シルジャンは本気だ。
サイクシルジャン——この状況でシルジャンがしぼり出せる手立てなど、結局この程度。
けれど、それだけの思いがこもっていれば、子シルジャンも感じ取る。
ママに口をふさがれた오ムジも、どうにか気づいたようだ。
(レフフッ! サイクシルジャンじゃ高貴なあたしにはちょっと物足りないレチが、
まあ許してやるレチ! クソ分虫の長女よりあたしが先にサイクシルジャンに……)
といった感じに、目が三日月形になっている。

「テエ…」

ぽかんと口を開けていた子シルジャンが、

「テ…!」

何かを決めたのか、ほんのり笑みを浮かべる。

「…テフッ…」

親シルジャンが「あれは苦笑い?」と気づくまで、すこし間があった。
そんな大人びた表情をする子シルジャンがいるとは思ってもいなかった。
だが少なくとも、パキンの心配はなさそうだ——そう彼女が安堵しかけたとき、
子シルジャンが口を開く。

「ママ。 ママの気持ちはありがたいテチ。
でも、ママが思うほど託児(탁아)の成功率は高くないって、別のママに聞いたテチ。」

「デ……」

ぼんやりする親シルジャンを前に、子シルジャンは身体を折り曲げるようにゆっくり土下座する。

「ワタチをこの世界に産んでくれて、ありがとうテチ。 心から感謝してるテチ。
でもワタチは、ほかの生を選ぶテチ。」

土下座したまま、もう一度苦い笑みを浮かべる子シルジャンがつぶやく。
小さな声がタイプライターのように親シルジャンの耳に刻まれる。

「ワタチは、
ドゥル・シルジャン・セイを
ホウ・キするテチ。
ほかの生を選・タクするテチ。
ワタチの大事なドルッシは、ワタチの願いを叶えてテ……!」

子シルジャンの身体が強張る。
びくんと震えて——

パキン~!

土下座した姿勢のまま、子シルジャンは横へ崩れ落ちる。
赤緑色であるはずの長女の瞳は、澄んだ灰色に染まっている。
透きとおるパキン音が、親シルジャンの耳にはっきり聞こえる。

ドゥルシルジャンにしては珍しく頭の回る個体だった長女は、
片方のママだけを盲信してブンチュン的な強靭さで生き延びた次女オムジとは別のやり方で、
ママの分隊を耐えしのいできた。
彼女は賢く、そのぶん猜疑心も強い個体だった。

ポナンでの長い退屈な時間。
正反対の胎教ソングを歌う二人のママ——
彼女はずっと考えていた。

「二つの胎教を歌う二人のママ。もし片方が本当のママなら、どっちが正解のママなの?」
「もし両方とも自分のママになりうるなら、いま無理にどちらかを捨てる必要はあるの?」
一方が真実でもう一方が嘘なら、むやみに急いで決めなくてもいいじゃないか、と。
エゴな声のママは「セレブなシルジャンの暮らしがある」と言い、
セレブな声のママは「ドゥルシルジャンの人生は悲惨だから何度でも選び直せる」と言う。
誰も「今すぐ選べ」とは言っていない。

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

出産の瞬間、彼女は自分の判断が正しいと確信した。
その証拠に、セレブ声のママは出産後もずっと流れ続けていたからだ。
スピーカーの存在など知らない彼女は、自然と
「セレブママがまだ選択のチャンスをくれているんだ」と思った。
エゴなママが話していた“セレブママが語る死の道=託児”を耳にした瞬間、
彼女の確信は完成した。

「デエエ…」

まだ子の死を飲みこめない親シルジャンは、

「デエ… デエ…! デエエエ! デエエエエ! デエエエエェッシャアアアア!!!!
デギャアアアア!!!! デチャアアアアアアアンア!!!!!!」

1分ほどしてようやく現実に気づき、赤緑の涙をどっとこぼしながら発狂状態になる。

空中——声のするスピーカーのほうへ威嚇のポーズをとった彼女の耳に、

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

という胎教ソングが響いてくる。

「あれはワタシをあざ笑ってる声デスウ! 何とかしなきゃデスウ!」

「デフフッ! デフフフッ!!!」

泣いていた親シルジャンが、急に笑い始める。

「ワタシはニンゲンに屈しなかった。
ニンゲンに勝って子を産んだのだ。」

こんなセレブなワタシには、まだ打つ手がある。
セレブなワタシだからこそ思いつく方法がある。
簡単だ。
殺す。
すべてのニンゲンを殺してしまう。
完璧だ。
ワタシをこんな目に遭わせたニンゲンどもなんて、許すものか。
殺す——。

——ちょっと待って。

「デプッ?」

でも、それじゃ解決にならない。
ニンゲンを皆殺しにしたって、死んだ長女が生き返るわけじゃない。

でも方法はある。あるはずだ。
セレブなワタシなら、この問題を解決する手段を見つけられるだろう。

「デフフフフッ! デフフフフフフフフッ!!! チプッ! レフ! プッ! ピッ! ピイッ! ヒイッ」

「レエ… クソ奴隷がおかしくなっちまったレチ… 不安レチ…」

オムジは透きとおる涙をぽろぽろ流しながら、
自分を抱える巨大な親シルジャンの顔を盗み見る。
泡を吹く親シルジャンは、汚いというよりグロテスクだ。
その脳内では精神が崩壊と再構築をくり返し、
ピンク色の脳髄をセメントのようにかき回している。

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

24時間鳴りやまない胎教の歌。
恐ろしいほど美しい声が、ずっとくり返し響く。

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

あれは有害だ。
聞いちゃいけない。
だけど、どうしようもなく魅惑的な声でもある。

「レヅッ!」

親シルジャンの手に少し力がこもる。
じりじり……と歪みかけていた오ムジが、完全に押し潰されてブヨブヨの肉片になっていく感覚を、
親シルジャンはまるで感じ取っていない。

「ワタシは長女を救わなきゃ。 どうすれば?」

絶対に方法はある。

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

親シルジャンは小さな子シルジャンの死骸を見つめ、ほんの少し微笑む。

愛しいワタシの子。
きっと方法がある。
どうすれば?

「ワタシは… セン…タク…を… す… る… デチュウ……」

灰色を通り越して黒ずんだ両目は、死の兆しだ。

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

歌声は止まらない。
まるでコンペイトウのように甘い声。
深刻なほどセレブで美しい胎教ソングが流れるたび、尊いドルッシが激しく反応する。
まるで「この時」を待っていたかのように、爆発しそうな熱を帯びる。

「テヒ… デエ… ワタシは… ワタチ… もう一度… 生まれ……
選択… 長女と… いっしょに… 生きる… ゲボオオッ!!!」

まるで白紙のように青ざめた親シルジャンの顔には、クモの巣状の黒い血管が浮き出ている。
言葉を発するだけで、どうしてこんなにも苦しいのだろう。
(ワタシの大切なドルッシは… ワタシは……)
硬直した声帯は声にならず、彼女はただドルッシに願う。
「ワタシの選択を……」

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

“シルジャンとしての生は厳しいデスウ。
でも子たちは選べるデスウ。
損することはないデスウ。”

親シルジャンは胎教ソングに耳を傾けながら、
灰色を越えて漆黒になった瞳で何も見えない闇を見つめる。
その暗闇は、かつてママのポナンにいた頃の淡い記憶を呼び起こす。

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

彼女の身体の深いところに秘められた尊いドルッシ。
罅だらけでほとんどボロ布のようになった胃石から、かすかな光がこぼれる。

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」
「ゲ、ゲボロク…! ゲエエッ!」

どさり。

痙攣していた親シルジャンは、あっけなくパキンする。
あれほど透きとおっていたパキン音を、

彼女は聞くことができないし、聞く必要もない。

パキン直前の幸福回路の中で、彼女は愛しき子たちとともにいる自分を見た。
腕に抱いた子どもたち——長女と次女の温もりが、やけに懐かしい。
お腹のなかで死んだと思っていた子も、じつは死んでいなくて、
ママの分隊で静かに眠っていた。

彼女は幸せな思いで、美しい胎教ソングを口ずさんでいる。

「デッデロゲ~! デッデロゲ~!」

この瞬間が永遠につづくのだと、
彼女は固く信じていた。



私は韓国人で、これは数年前に私が書いた文章です。

久しぶりにシルジャンソクの作品を読み返していたところ、
自分が書いたものも投稿してみることにしました。

日本語ができないのでChatGPTで翻訳してみましたが、
きちんと訳されているかどうかはわかりません。

日本の皆さんがアップしてくださったスクリプトのおかげで、
私もとても楽しむことができました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
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0 Re: Name:匿名石 2025/02/08-10:57:32 No:00009508[申告]
実装石だけに良く聞こえる放送で胎教の妨害するってアイデア面白くて好き
本物のママよりも放送の方を信じてパキンしちゃうのも実装石らしくて好き

ただ、ここ(文字掲示板)に直に投稿するとそのうち読めなくなりそうなので
スクアップローダーの方にテキストファイルで投稿した方が良いかもしれないです
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