タイトル:【塩】 下水生活
ファイル:下水生活.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:718 レス数:1
初投稿日時:2005/06/24-00:00:00修正日時:2005/06/24-00:00:00
←戻る↓レスへ飛ぶ

このスクは[実装石虐待補完庫(塩保)]の[過去スクまとめ]に保管されていたものです。
2021/10:塩保消滅によりスクが見れなくなりましたので当保管庫の保存したキャッシュを表示します
下水生活 05/06/24(Fri),02:08:45 from uploader 帰宅したら例によって野良実装石が侵入していたらしく、部屋の中がめちゃくちゃだった。 「糞虫が…ぶっ潰してやる」 そうつぶやいて部屋を見渡すものの実装石の姿は見当たらない。 とっくに逃げられてしまったのか…クソッこの怒りはどこへぶつければ… と考えていると、部屋の荒らされかたがどこか普通と違うことに気付いた。 棚の食器などが散乱し、食べ物を探しまわった様子。 そして冷蔵庫は開けっ放しで中のものは全滅していると思ったら、 中の食物が半分ほどは無事に残っているではないか。 荒らしている途中で去ったのか?一体どうして? 考察にふけっているとどこからか嫌な音が聞こえてきた。 「デズゥ〜ン…デズゥ〜ン…」 このゲップのようにくぐもったキバリ声…トイレの方から聞こえてくる。まさか… 静かに恐る恐るトイレへと近づくとわずかにドアが開いていた。 そして中を覗いてみると… そこでは今まさに野良実装がトイレに跨って股の間から仔実装を産み落としている真っ最中であった。 「デズゥ〜ン!!」  ホ゜チャッ チャホ゜ン 「テチュー」 「テフテフー」 実装はこちらに背を向け中腰で洋式便器の上に立ち、覗いている俺に気付いていない。 股間にある野球ボール大に開いた穴からは仔実装が次々と顔を出し ひねり出されるように徐々に全身を現してはホ゜チャンと音を立て水面へと落ちてゆく。 気色悪いとしかいいようがないその光景を至近距離で見てしまったので 非常に気分を害してしまった。今晩は夕食を食べられそうにない… オエッ 親実装は冷蔵庫のご馳走を食い漁る最中に産気づき 水場を夢中で探してトイレに辿り着いたのだろう。 便器の中では5、6匹の仔実装がテチューと鳴いて水面から這い上がろうともがいている。 俺はドアの隙間からそっと手を伸ばすとトイレのスイッチをひねった。 ジャーーバシャバシャ ゴボゴボゴボ… テチューー!!テテェエーー!! 「デエェスッ!?デエエエー!!」 ふう…大便用の強力な水流で小さな汚物たちは残らず流れていきスッキリした。 いきなり出現した俺の存在に気付いた親はデエェ!!と威嚇の叫びをあげるが 最後の1匹と思われる仔を産み落とす最中で動けない。 そんな実装の腹を前後から圧迫し強引に仔を産み落とさせて最後の1匹も同じように流してやった。 その後ただ1匹残った親実装は庭で逆さ吊りにして拷問を繰り返したら 数日でストレス死したがそれはまた別のお話… 一方トイレから流されていった仔実装たちは汚物にまみれながら下水管を流れる真っ只中にいた。 いや、この細長い世界の中では仔実装こそが一番の汚物かもしれない。 この世に生を受けた仔実装たちはわずか最初の数分間だけ光を見ることができただけで 今はただ暗く、下水で満たされた水流の中をひたすらに流されていった。 そしてどれくらい流されただろうか。仔実装たちは流れのない下水プールに辿り着いたことに気付いた。 そこは生活排水を一時的に溜めておく浄化槽のタンク内であった。 生まれて間もない仔実装たちは呼吸もままならぬ長旅で疲れ、 水面にプカプカと浮かんだまま歯も生え揃わぬ口を大きく開けてテチューと泣き叫んだ。 しかしそこには乳を与えてくれるはずの親実装はいない。その行為は疲労をさらに増すだけである。 泣き疲れた仔実装たちの1匹がふとそばに浮かぶ茶色の物体に気付いた。 人間なら卒倒しそうな悪臭を放つそれを、空腹に苛まされる仔実装は迷うことなく口に含んだ。 歯も生えていない仔実装だがその茶色の物体は下水にまみれ流動食のように柔らかく、 小さな口ですすると苦もなく胃袋の中へおさめることができた。 他に食べ物もないその空間の中で、流された仔実装たちはそのように飢えをしのぎ、下水で喉をうるおし、 その後数週間も決死のサバイバルを繰り広げていった。 下水生活という不潔極まりない環境の中で仔実装たちはすくすくと育った。 なんでも食べる実装石というものはそのような不潔な環境にも適しているのだろう。 しかしさすがに汚物のみを食べる生活は実装石にも無理があった。 成長し歯もそろった仔実装たちにとって目の前に浮かんでいる姉妹たちは 主食にしている流動食にくらべ何倍もおいしそうに思えたのだ。 誰からともなく共食いの醜い争いが始まる。 汚水のプールに浮かんだ実装たちはばしゃばしゃと泳いで姉妹に近づいては つかみあい、相手をかじる戦いを始めた。 戦いに勝利を収め、相手を捕食できた実装はその肉の歯ごたえと血肉の味に感動すら覚えた。 しかし一度味を知ってしまえばもう姉妹と共存することなどできない。 結局最後の1匹になるまで共食いを続け、一人ぼっちになった実装は 再び汚物をすする食生活に戻らざるを得なくなった。 それからまた数週間が過ぎたころ。残った実装石には目の光が宿っていなかった。 生まれてこの方ずっと続く暗闇での生活、不味い汚物の食事、不快な汚水のプールという環境、 そして姉妹を全てたいらげてしまったためそこにはただ自分一人しかいない。 媚びることも、愛されることも、虐待されることも他者がいなくてはできないのだ。 やがてストレスに冒された実装は食事をすることもやめた。 それからはただ汚水に浮かび虚ろな瞳でデー…デー…と壊れたラジオのように鳴き続けるだけとなり やがて鳴き声を出すこともなくなると静かに汚物の海の奥深くへ沈んでいった。 最後の1匹が死んだころ。 地上ではまた野良実装が家に侵入し、家の主から攻撃を受けていた。 「そうか、そんなに仔が大事なら全部トイレへ流してやるよ!!」 「デエェッスゥー!!デエエーー!!」 下水管を流れてゆく数匹の仔実装たち。 彼女たちもまた、自らの運命にその後待ち受ける暗闇での汚水生活という行く末を知る由はない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 注釈. 及び後記. 05/07/24(日)23:00:00 *1:アップローダーにあがっていた作品を追加しました。 *2:仮題をつけている場合もあります。その際は作者からの題名ご報告よろしくお願いします。 *3:改行や誤字脱字の修正を加えた作品もあります。勝手ながらご了承下さい。 *4:作品の記載もれやご報告などがありましたら保管庫の掲示板によろしくお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 戻る 下水生活 05/06/24(Fri),02:08:45 from uploader 帰宅したら例によって野良実装石が侵入していたらしく、部屋の中がめちゃくちゃだった。 「糞虫が…ぶっ潰してやる」 そうつぶやいて部屋を見渡すものの実装石の姿は見当たらない。 とっくに逃げられてしまったのか…クソッこの怒りはどこへぶつければ… と考えていると、部屋の荒らされかたがどこか普通と違うことに気付いた。 棚の食器などが散乱し、食べ物を探しまわった様子。 そして冷蔵庫は開けっ放しで中のものは全滅していると思ったら、 中の食物が半分ほどは無事に残っているではないか。 荒らしている途中で去ったのか?一体どうして? 考察にふけっているとどこからか嫌な音が聞こえてきた。 「デズゥ〜ン…デズゥ〜ン…」 このゲップのようにくぐもったキバリ声…トイレの方から聞こえてくる。まさか… 静かに恐る恐るトイレへと近づくとわずかにドアが開いていた。 そして中を覗いてみると… そこでは今まさに野良実装がトイレに跨って股の間から仔実装を産み落としている真っ最中であった。 「デズゥ〜ン!!」  ホ゜チャッ チャホ゜ン 「テチュー」 「テフテフー」 実装はこちらに背を向け中腰で洋式便器の上に立ち、覗いている俺に気付いていない。 股間にある野球ボール大に開いた穴からは仔実装が次々と顔を出し ひねり出されるように徐々に全身を現してはホ゜チャンと音を立て水面へと落ちてゆく。 気色悪いとしかいいようがないその光景を至近距離で見てしまったので 非常に気分を害してしまった。今晩は夕食を食べられそうにない… オエッ 親実装は冷蔵庫のご馳走を食い漁る最中に産気づき 水場を夢中で探してトイレに辿り着いたのだろう。 便器の中では5、6匹の仔実装がテチューと鳴いて水面から這い上がろうともがいている。 俺はドアの隙間からそっと手を伸ばすとトイレのスイッチをひねった。 ジャーーバシャバシャ ゴボゴボゴボ… テチューー!!テテェエーー!! 「デエェスッ!?デエエエー!!」 ふう…大便用の強力な水流で小さな汚物たちは残らず流れていきスッキリした。 いきなり出現した俺の存在に気付いた親はデエェ!!と威嚇の叫びをあげるが 最後の1匹と思われる仔を産み落とす最中で動けない。 そんな実装の腹を前後から圧迫し強引に仔を産み落とさせて最後の1匹も同じように流してやった。 その後ただ1匹残った親実装は庭で逆さ吊りにして拷問を繰り返したら 数日でストレス死したがそれはまた別のお話… 一方トイレから流されていった仔実装たちは汚物にまみれながら下水管を流れる真っ只中にいた。 いや、この細長い世界の中では仔実装こそが一番の汚物かもしれない。 この世に生を受けた仔実装たちはわずか最初の数分間だけ光を見ることができただけで 今はただ暗く、下水で満たされた水流の中をひたすらに流されていった。 そしてどれくらい流されただろうか。仔実装たちは流れのない下水プールに辿り着いたことに気付いた。 そこは生活排水を一時的に溜めておく浄化槽のタンク内であった。 生まれて間もない仔実装たちは呼吸もままならぬ長旅で疲れ、 水面にプカプカと浮かんだまま歯も生え揃わぬ口を大きく開けてテチューと泣き叫んだ。 しかしそこには乳を与えてくれるはずの親実装はいない。その行為は疲労をさらに増すだけである。 泣き疲れた仔実装たちの1匹がふとそばに浮かぶ茶色の物体に気付いた。 人間なら卒倒しそうな悪臭を放つそれを、空腹に苛まされる仔実装は迷うことなく口に含んだ。 歯も生えていない仔実装だがその茶色の物体は下水にまみれ流動食のように柔らかく、 小さな口ですすると苦もなく胃袋の中へおさめることができた。 他に食べ物もないその空間の中で、流された仔実装たちはそのように飢えをしのぎ、下水で喉をうるおし、 その後数週間も決死のサバイバルを繰り広げていった。 下水生活という不潔極まりない環境の中で仔実装たちはすくすくと育った。 なんでも食べる実装石というものはそのような不潔な環境にも適しているのだろう。 しかしさすがに汚物のみを食べる生活は実装石にも無理があった。 成長し歯もそろった仔実装たちにとって目の前に浮かんでいる姉妹たちは 主食にしている流動食にくらべ何倍もおいしそうに思えたのだ。 誰からともなく共食いの醜い争いが始まる。 汚水のプールに浮かんだ実装たちはばしゃばしゃと泳いで姉妹に近づいては つかみあい、相手をかじる戦いを始めた。 戦いに勝利を収め、相手を捕食できた実装はその肉の歯ごたえと血肉の味に感動すら覚えた。 しかし一度味を知ってしまえばもう姉妹と共存することなどできない。 結局最後の1匹になるまで共食いを続け、一人ぼっちになった実装は 再び汚物をすする食生活に戻らざるを得なくなった。 それからまた数週間が過ぎたころ。残った実装石には目の光が宿っていなかった。 生まれてこの方ずっと続く暗闇での生活、不味い汚物の食事、不快な汚水のプールという環境、 そして姉妹を全てたいらげてしまったためそこにはただ自分一人しかいない。 媚びることも、愛されることも、虐待されることも他者がいなくてはできないのだ。 やがてストレスに冒された実装は食事をすることもやめた。 それからはただ汚水に浮かび虚ろな瞳でデー…デー…と壊れたラジオのように鳴き続けるだけとなり やがて鳴き声を出すこともなくなると静かに汚物の海の奥深くへ沈んでいった。 最後の1匹が死んだころ。 地上ではまた野良実装が家に侵入し、家の主から攻撃を受けていた。 「そうか、そんなに仔が大事なら全部トイレへ流してやるよ!!」 「デエェッスゥー!!デエエーー!!」 下水管を流れてゆく数匹の仔実装たち。 彼女たちもまた、自らの運命にその後待ち受ける暗闇での汚水生活という行く末を知る由はない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 注釈. 及び後記. 05/07/24(日)23:00:00 *1:アップローダーにあがっていた作品を追加しました。 *2:仮題をつけている場合もあります。その際は作者からの題名ご報告よろしくお願いします。 *3:改行や誤字脱字の修正を加えた作品もあります。勝手ながらご了承下さい。 *4:作品の記載もれやご報告などがありましたら保管庫の掲示板によろしくお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 戻る

■感想(またはスクの続き)を投稿する
名前:
コメント:
画像ファイル:
削除キー:スクの続きを追加
スパムチェック:スパム防止のため1958を入力してください
1 Re: Name:匿名石 2024/03/02-15:30:14 No:00008841[申告]
泳げる実装石が存在した時代があったんデスねえ
戻る