タイトル:【塩】 楽園アナザー 注:「楽園」の作者とは別人の手によるif作品です。
ファイル:楽園アナザー 注:「楽園」の作者とは別人の手によるif作品です。.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:121 レス数:1
初投稿日時:2006/05/12-00:00:00修正日時:2006/05/12-00:00:00
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楽園アナザー 注:「楽園」の作者とは別人の手によるif作品です。 from uploader しがない実装虐待「」だった俺には、ここ数年、ハマっているイベントがある。 某市で開催される『 楽園杯 』である。大量の実装石が死に絶える様が見れるこのイベントは、 俺的に胸がスカッとする、フェイバリットなイベントであった。 毎年、実装石どもが全滅するのを楽しみに公式サイトを見ていたら、 今年はなんと完走した実装石が出てしまった。 つまらん。 賢い実装が考え抜いた挙句に生き抜いたとか、調教された飼い実装が周到な準備・計画の上に 生き残ったなら、まだ良い。が、生き残った仔実装は、親実装が掘った穴に隠れただけで完走した。 自分じゃ何の努力・苦労をせずに生き残ったのだ。 この不快感を払拭するには、ミドリとか言う仔実装を、虐待の挙句に殺すしかないと考えた俺は、 完走した仔実装を引き取った人に譲ってもらえるように交渉してみるが、丁重に断れてしまった。 『 楽園杯 』を完走したミドリは、何度かテレビでドキュメンタリーが作られる程の話題となった。 数ヵ月後、引き取り手の清掃局員へのインタビューが放映され、 俺はミドリが楽園みたいな所に居る事を知る。 のうのうと生き延びるなんて許せないと、俺の虐待魂が語りかけてくる。 が、このインタビューを皮切りに、マスコミはミドリへの興味を失っていた。 それでも、俺のミドリを虐待したいと言う欲望は消えなかった。 引き取り手を徹底的に尾行すれば、いつかはミドリに会いに行くかもしれない。 それを狙って超長期的な備考を行うことも検討し、準備を始めた。 しばらくして、それなら興信所を使ったて調べた方が確実だと思い直し、 今度は依頼する興信所を選定するために色々と調査を始めた。 そんなこんなで時間が過ぎ、秋口に入って、次回『 楽園杯 』のレギュレーション発表が始まった。 毎年、同じ仕組みでは見る側も飽きるし、飼い実装を送り込む側にも研究されてしまう。 それで、毎年、少しずつルールや条件などを変えている。実施内容が完全に発表されないが、 見る側の興味を維持するために、少しずつ変更内容が発表される。 一番最初に発表されたのは、前回の『 楽園杯 』でミドリが完走したのと同じ方法、 つまり、穴を掘って隠れるって事ができないよう仕組みを変える、という事だった。 その知らせを見た数日後、ネットオークションを見ていたら、こんな出品を発見した。   ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※   ※※※※『 楽園杯 』生き残り仔実装☆ m i d o r i ☆です。 ※※※※   ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ あのミドリが出品されていた。楽園とやらに居るはずが何故? で、出品者の説明は次のように書かれていた。   次回の楽園杯用に調教してましたら、テレビで見てた程、賢くなかった上に、   レギュレーション変更があった為に出走を断念、手放すことにしました。 なるほど。それじゃ手放すだろうな、と理由に納得した所で入札する。 他の入札者が少なかったこともあって、出品者の希望落札価格の8割ぐらいの値段で落札できた。 無事に落札できた俺は、虐待の為の小道具を準備することにした。各種の虐待道具と、3匹の仔実装。 出品者に送金を済ませ、数日すると待望のミドリが家に送られてきた。 薬で眠らされて送られてきたので、まずは偽石を取り出して栄養剤を入れたタッパに保存する。 その後は、ケージに入れて気付くまで放置。 ミドリを入れたケージは、蓋と壁はアクリル板張りだが、壁の手間に金属製の網が張り巡らされている。 そして、床には3センチ幅の金属の板が一面に並べられている。 この板は、スイッチを入れると高電圧小電量の電流が流れるようになっている。 プラスとマイナスが交互に通されている。プラスの板とマイナスの板の両方に接触すると感電することになる。 3センチなら実装石でも立ってられなくは無い幅である。 網にも電気を流してある。一定周期でプラスとマイナスが入れ替わる仕組みになっている。 これで、網も接触すると感電することになる。 無論、網の目は、実装石が掴んだり上ったり出来ない細かさにしてある。 座れない、寝れない虐待を目的としている。 ミドリが気付いたらしく、俺の姿を見てデスデス媚び始めたのでスイッチを入れる。 「デデデデデデーーーーー!」 途端に絶叫を上げるミドリ。 感電した痛みで飛び跳ねる→空中で痛みから逃れる→着地して感電する のループを繰り替えし、まるで無様なダンスを踊る。 ミドリは2時間ほどダンスを踊っていたが、疲れたのか、通電する痛みを無視して床に座り込んだ。 「デーデー」と鳴くだけで、動こうとしない。 板の仕組みに気付かなかったのは、オークション出品者が言うように余り賢くないからだろう。 面白くないので、同じ板の上に乗っていれば感電しない事を説明する。 そしてスイッチを切り替え、今までの2倍の強さで電気を流した。 痛みに動かされて、ミドリは1枚の板の上に立とうとする。 が、実装石の運動神経では長くバランスを保つことは出来ない。すぐに転んで通電して飛び上がる。 「デチィーーーーー!」 これを数回繰り返した後、壁に寄りかかれば楽だと気付いたのか、網の方へ向かって動き出した。 歩くたびに電気が流れるので、絶叫を上げながらの移動だ。 ようやく目的の網にたどり着き、寄りかかって1枚の板に足を載せる。 「デッスン♪」 偶然にもタイミングよく、網に流れてる電流と乗っている板の電流が同じ極であった為、 ミドリは感電してなかった。 勝ち誇ったような笑い顔を浮かべた次の瞬間、網に流れる電流が入れ替わる。 「デーーデチィーーー!」 何で?と言う表情を浮かべて感電するミドリ。 「そうそう、壁にもちゃんと電気は流れてるから」 感電するミドリを十分に堪能した後、スイッチを切り、一晩おいて体力を回復させる。 次の日は、朝から晩までスイッチを入れっぱなしにしておく。 一日中ずーと1枚の板の上に立って転ばないように耐えているが、 夕方くらいには力尽きて床に寝そべるようになる。 夜になってスイッチを切り、眠らせて体力を回復させ翌朝にならまたスイッチを入れる。 が、今朝は寝たままだ。「デーデー」鳴くだけで、起きようとしない。 昨日と同じ強さの痛みでは慣れてしまったのだろう。流す電力を強くすると、 痛みが強くて耐えれないのか、立ち上がった。 その日以来、電気は前日より強くする事にする。 これ数日繰り返して飽きたところで、次の虐待に取り掛かる。これ以上、電力を強くすると ミドリが通電しかねないと言うもの、虐待方法を変える理由でもあった。 木板と五寸釘を取り出し、ミドリを木板の上に打ち付ける。左右の腕と右足を打ち付け、 胴体部分にも2本の釘を打ち付けて固定する。左足はフリーのままにしておく。 そして、左足持ち上げ、下に灼熱に焼けた鉄板を配置する。鉄板は途中で温度が下がらないように、 カセットコンロで加熱を続けている。 「ほらほら、足を床につけると火傷しちゃうぞ」 そういって持ち上げた左足を離す。 上ってくる熱気を左足に感じて理解したのか、しばらくは耐えているようだが、 「デーーーーー!」 力尽きて足を床につけてしまい、左足を焼かれるミドリ。 痛みで慌てて左足を持ち上げるが、しばらくするとまた足を床につけて焼く。 これを繰り返す。 しばらくした所で、棒を持ち出し、ミドリの左足を鉄板に押し付け、骨が見えるまで焼く。 焼き終わったところで、その日の虐待は終了。これ以上すると消耗し過ぎて再生が追いつかないからね。 晩に焼いた足を切断して餌として出すと、翌日には切った左足は再生していた。 これを、右足・左手・右手も行う。 3週ほど繰り返した後に、頭に大して同じ事をする。 頭は持ち上げられても、後ろ髪は持ち上げられない。 焼けた鉄板をあてがった時点から、髪の毛が焼ける臭いが立ち込め、 ミドリも髪が焼けてることに気付いてデスデス喚く。 結局、髪の毛は全部焼け落ちた上に、いつも通り棒で頭を押さえつけ、頭蓋骨が見えるまで焼かれたミドリは、 再生できない髪の毛を失った悲しみで一晩中鳴いていてた。 いよいよ、最後の仕上げにかかる。 まず、ミドリに偽石を埋め戻し、ミキサーの中に入れておく。 次に、あらかじめ用意してあった、仔実装が移動できるほどの幅と、かなり長めの奥行きを持つ アクリル製の箱を取り出す。この箱は、シーソーのように支柱へ固定しておく。数は3つ。 用意しておいた3匹の仔実装を1匹ずつ、この箱の中に入れる。窒息しないように&声が聞こえるように 適度に穴があけてある。 シーソー状なので仔実装が居る方が下に傾斜している。反対側には固めのペースト状にした実装フードを 入れておく。粘り気があるので、実装フードが下りのほうには流れていかない。 臭いで餌の存在に気付かないように、臭いの無いタイプを選択するのも忘れない。 仔実装が実装フードを食べるには、そちら側に移動しないとならない。当然、重心が移って反対側が 下がる。実装フードがある側が下になると、スイッチが入りミキサーが作動するようにしておく。 1つでもスイッチが入るとゆっくり回りだし、3つともスイッチが入ると確実にミドリが 液体になるようによう、電圧電流を調整してある。 1匹の仔実装が餌にありついたのを見て、他の仔実装が餌の存在に気付かないよう、 3つのシーソーの間には衝立を用意する。これで仔実装は、前に居るミドリの姿は見れても、 左右に居る他の仔実装は見ることが出来ない。 この仕組みをミドリに説明しておく。 「この仔実装達が何だかわかるか?  『 楽園杯 』の最中、お前が仲良くしてた飼い実装親子が居ただろ?  お前ら親子を生き残らせるためにおとりになって死んだ親子だ。  あの親子には他にも仔が居たんだ。  積もる話もあるだろうから、存分に語り合ってくれ」 ミドリとしては、反対側の餌に気付かせないように、仔実装達の気を引かないとならない。 賢く親子愛のある飼い実装の仔達だから、『 楽園杯 』に出走していた親子の話をすれば 気を引けるだろうと計算して話をするだろうけど、本当は全く関係無い仔実装。 しかも、賢い仔実装ではなく糞蟲タイプ。 ミドリがデスデス鳴き始めると、仔実装達は一応耳を傾けたが、集中力が無くて好奇心旺盛な一匹が 後ろにある実装フードに気付き、シーソーの反対側に向かう。 「テッチー」 床が動いたことに動揺しつつも実装フードにありついて喜ぶ仔実装。 ミキサーのスイッチが入った。 刃が移転し始める。 さすがにスイッチ1つでは緑を傷つけるほどの力は無い。が、足にとって転ばせるには充分な回転力は有してる。 ミドリはデスデス喋りながら転び、その様子を残った仔実装2匹は面白がってみてる。 「テフ゜フ゜フ゜」 「テフ゜フ゜ッテフ゜フ゜ッ゜」 が、内の1匹が飽きたようだ、ミドリを見るのをやめて、箱の中をウロウロを物色する。 そして、ついにシーソーの反対側に実装フードがあるのを発見する。 実装フードへ一直線に向かう仔実装。 シーソーの重点が移動し、2つ目のスイッチが入る。 とうとうミドリの身体を切り傷を与えれるレベルまで、刃の回転が早まり始めた。 危険を察知したミドリはミキサーの壁に両手両足を押し付けて上り、刃から逃れようとする。 が、虐待で傷付けられて再生で体力を失ったミドリに、長時間、自分の身体を支える力は残されていなかった。 加えてミキサーが回転する振動でズリ落ちる。刃が迫ると手足を動かして上に登る。 「デチィーー!デチィーー!」 とうとう力尽きて落ち、ミキサーの底で刃に傷付けられ、刻まれ始めたミドリは絶叫を上げる。 最後まで残った仔実装は、刻まれるミドリを見て喜びの声を上げる。 どうも、自分の為に餌を作っているように思っているらしいのか、ミンチにされつつあるミドリを見て喜び、 俺の方に向かってアピールをする、を交互に繰り返している。 ミドリの足はミンチになった。最後の力を振り絞ってか、腕を動かして再びミキサーの壁を登る。 足が削られて軽くなった分、登りやすくなったかもしれない。 が、足を失った分、長時間に渡って自分を支えることが出来なかった。 やはり力尽きて、今度は胴体をミンチにされる。 ミドリは3度ミキサーの壁を登る。頭と胸と腕だけになっても動く実装石に不気味さを感じるが、 もはや体力は残っていない。またすぐに落ちてミンチになる。 実は、3匹目の仔実装も餌の方に向かえば、ミキサーの回転が速くなって長時間苦しまずに済むが、 仔実装はミドリのミンチショーに魅入って動かない。 腕も胸もミンチとなり、頭だけとなったミドリが何か口を動かすが、呼吸がないので鳴き声は出なかった。 その頭もミンチとなり、偽石も砕かれた。 あの『 楽園杯 』を、他力だけで生き残った仔実装ミドリは、今、虐待「」である俺の手によって 波乱万丈な生命終えた。 今年の『 楽園杯 』の結果を見た時とから感じていたモヤモヤ感が、完全に晴れた。 こんなに充実した虐待は久しぶりだった。     << 了 >> 後日談 ミドリを虐待死させて満足し、ついでに小道具に使った仔実装達もミキサーの中へ突っ込んで、 最後までミドリを見ていた仔実装の望みどおりミドリの死体を食させ、 その後でミキサーを作動させて挽き殺したところで、来客を告げるチャイムが鳴った。 騒がしくし過ぎて近所の人が苦情を言いに来たのかと思って対応すると、手帳と提示して 警察の人間と名乗った。 後黒い思い当たりがいくつもあるし、健全な「」として幼女誘拐犯と誤認逮捕されても 不思議でない言動を普段からしている。パニクりそうになった所で、刑事さんが用件を切り出した。 刑事さんは詐欺事件などを専門に担当している方で 「先日、ネットオークションを利用して詐欺をおこなっていた集団が逮捕された」 と話を振り始めた。その集団は。代金を振り込まして商品を送らない手口ではすぐに足が着くので、 非常に間際らしい表現で出品を行い買い手が希望してないものを売りつける手法で荒稼ぎしていたらしい。 で、その集団が出品した商品を落札した人間の中に、自分が含まれていたので、簡単な事情説明と、 詐欺の被害を受けていたら被害届を出す事を勧めに来たそうだ。 ここ半年ほど、ネットオークションで俺が落札した商品と言ったら1つしかない。   ミドリである。 その事を説明したら、 「あー、典型的な奴らの手口ですね。 例の『 楽園杯 』を生き残った仔実装と思わせるような表現で、関係ない仔実装を売りに出していたみたいですね。 同じ被害に会った人が何人か居ますよ。被害にあった方々が捻じ込んで来たら、   これは次回『 楽園杯 』の為に育てたものですよ。   そう言う説明をちゃんとしてますよ、 と説明していたみたいですね。あなた、ちょっと単純すぎますよ。」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 注釈. 及び後記. 06/05/12(日)23:00:00 *1:アップローダーにあがっていた作品を追加しました。 *2:仮題をつけている場合もあります。その際は作者からの題名ご報告よろしくお願いします。 *3:改行や誤字脱字の修正を加えた作品もあります。勝手ながらご了承下さい。 *4:作品の記載もれやご報告などがありましたら保管庫の掲示板によろしくお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 戻る 楽園アナザー 注:「楽園」の作者とは別人の手によるif作品です。 from uploader しがない実装虐待「」だった俺には、ここ数年、ハマっているイベントがある。 某市で開催される『 楽園杯 』である。大量の実装石が死に絶える様が見れるこのイベントは、 俺的に胸がスカッとする、フェイバリットなイベントであった。 毎年、実装石どもが全滅するのを楽しみに公式サイトを見ていたら、 今年はなんと完走した実装石が出てしまった。 つまらん。 賢い実装が考え抜いた挙句に生き抜いたとか、調教された飼い実装が周到な準備・計画の上に 生き残ったなら、まだ良い。が、生き残った仔実装は、親実装が掘った穴に隠れただけで完走した。 自分じゃ何の努力・苦労をせずに生き残ったのだ。 この不快感を払拭するには、ミドリとか言う仔実装を、虐待の挙句に殺すしかないと考えた俺は、 完走した仔実装を引き取った人に譲ってもらえるように交渉してみるが、丁重に断れてしまった。 『 楽園杯 』を完走したミドリは、何度かテレビでドキュメンタリーが作られる程の話題となった。 数ヵ月後、引き取り手の清掃局員へのインタビューが放映され、 俺はミドリが楽園みたいな所に居る事を知る。 のうのうと生き延びるなんて許せないと、俺の虐待魂が語りかけてくる。 が、このインタビューを皮切りに、マスコミはミドリへの興味を失っていた。 それでも、俺のミドリを虐待したいと言う欲望は消えなかった。 引き取り手を徹底的に尾行すれば、いつかはミドリに会いに行くかもしれない。 それを狙って超長期的な備考を行うことも検討し、準備を始めた。 しばらくして、それなら興信所を使ったて調べた方が確実だと思い直し、 今度は依頼する興信所を選定するために色々と調査を始めた。 そんなこんなで時間が過ぎ、秋口に入って、次回『 楽園杯 』のレギュレーション発表が始まった。 毎年、同じ仕組みでは見る側も飽きるし、飼い実装を送り込む側にも研究されてしまう。 それで、毎年、少しずつルールや条件などを変えている。実施内容が完全に発表されないが、 見る側の興味を維持するために、少しずつ変更内容が発表される。 一番最初に発表されたのは、前回の『 楽園杯 』でミドリが完走したのと同じ方法、 つまり、穴を掘って隠れるって事ができないよう仕組みを変える、という事だった。 その知らせを見た数日後、ネットオークションを見ていたら、こんな出品を発見した。   ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※   ※※※※『 楽園杯 』生き残り仔実装☆ m i d o r i ☆です。 ※※※※   ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ あのミドリが出品されていた。楽園とやらに居るはずが何故? で、出品者の説明は次のように書かれていた。   次回の楽園杯用に調教してましたら、テレビで見てた程、賢くなかった上に、   レギュレーション変更があった為に出走を断念、手放すことにしました。 なるほど。それじゃ手放すだろうな、と理由に納得した所で入札する。 他の入札者が少なかったこともあって、出品者の希望落札価格の8割ぐらいの値段で落札できた。 無事に落札できた俺は、虐待の為の小道具を準備することにした。各種の虐待道具と、3匹の仔実装。 出品者に送金を済ませ、数日すると待望のミドリが家に送られてきた。 薬で眠らされて送られてきたので、まずは偽石を取り出して栄養剤を入れたタッパに保存する。 その後は、ケージに入れて気付くまで放置。 ミドリを入れたケージは、蓋と壁はアクリル板張りだが、壁の手間に金属製の網が張り巡らされている。 そして、床には3センチ幅の金属の板が一面に並べられている。 この板は、スイッチを入れると高電圧小電量の電流が流れるようになっている。 プラスとマイナスが交互に通されている。プラスの板とマイナスの板の両方に接触すると感電することになる。 3センチなら実装石でも立ってられなくは無い幅である。 網にも電気を流してある。一定周期でプラスとマイナスが入れ替わる仕組みになっている。 これで、網も接触すると感電することになる。 無論、網の目は、実装石が掴んだり上ったり出来ない細かさにしてある。 座れない、寝れない虐待を目的としている。 ミドリが気付いたらしく、俺の姿を見てデスデス媚び始めたのでスイッチを入れる。 「デデデデデデーーーーー!」 途端に絶叫を上げるミドリ。 感電した痛みで飛び跳ねる→空中で痛みから逃れる→着地して感電する のループを繰り替えし、まるで無様なダンスを踊る。 ミドリは2時間ほどダンスを踊っていたが、疲れたのか、通電する痛みを無視して床に座り込んだ。 「デーデー」と鳴くだけで、動こうとしない。 板の仕組みに気付かなかったのは、オークション出品者が言うように余り賢くないからだろう。 面白くないので、同じ板の上に乗っていれば感電しない事を説明する。 そしてスイッチを切り替え、今までの2倍の強さで電気を流した。 痛みに動かされて、ミドリは1枚の板の上に立とうとする。 が、実装石の運動神経では長くバランスを保つことは出来ない。すぐに転んで通電して飛び上がる。 「デチィーーーーー!」 これを数回繰り返した後、壁に寄りかかれば楽だと気付いたのか、網の方へ向かって動き出した。 歩くたびに電気が流れるので、絶叫を上げながらの移動だ。 ようやく目的の網にたどり着き、寄りかかって1枚の板に足を載せる。 「デッスン♪」 偶然にもタイミングよく、網に流れてる電流と乗っている板の電流が同じ極であった為、 ミドリは感電してなかった。 勝ち誇ったような笑い顔を浮かべた次の瞬間、網に流れる電流が入れ替わる。 「デーーデチィーーー!」 何で?と言う表情を浮かべて感電するミドリ。 「そうそう、壁にもちゃんと電気は流れてるから」 感電するミドリを十分に堪能した後、スイッチを切り、一晩おいて体力を回復させる。 次の日は、朝から晩までスイッチを入れっぱなしにしておく。 一日中ずーと1枚の板の上に立って転ばないように耐えているが、 夕方くらいには力尽きて床に寝そべるようになる。 夜になってスイッチを切り、眠らせて体力を回復させ翌朝にならまたスイッチを入れる。 が、今朝は寝たままだ。「デーデー」鳴くだけで、起きようとしない。 昨日と同じ強さの痛みでは慣れてしまったのだろう。流す電力を強くすると、 痛みが強くて耐えれないのか、立ち上がった。 その日以来、電気は前日より強くする事にする。 これ数日繰り返して飽きたところで、次の虐待に取り掛かる。これ以上、電力を強くすると ミドリが通電しかねないと言うもの、虐待方法を変える理由でもあった。 木板と五寸釘を取り出し、ミドリを木板の上に打ち付ける。左右の腕と右足を打ち付け、 胴体部分にも2本の釘を打ち付けて固定する。左足はフリーのままにしておく。 そして、左足持ち上げ、下に灼熱に焼けた鉄板を配置する。鉄板は途中で温度が下がらないように、 カセットコンロで加熱を続けている。 「ほらほら、足を床につけると火傷しちゃうぞ」 そういって持ち上げた左足を離す。 上ってくる熱気を左足に感じて理解したのか、しばらくは耐えているようだが、 「デーーーーー!」 力尽きて足を床につけてしまい、左足を焼かれるミドリ。 痛みで慌てて左足を持ち上げるが、しばらくするとまた足を床につけて焼く。 これを繰り返す。 しばらくした所で、棒を持ち出し、ミドリの左足を鉄板に押し付け、骨が見えるまで焼く。 焼き終わったところで、その日の虐待は終了。これ以上すると消耗し過ぎて再生が追いつかないからね。 晩に焼いた足を切断して餌として出すと、翌日には切った左足は再生していた。 これを、右足・左手・右手も行う。 3週ほど繰り返した後に、頭に大して同じ事をする。 頭は持ち上げられても、後ろ髪は持ち上げられない。 焼けた鉄板をあてがった時点から、髪の毛が焼ける臭いが立ち込め、 ミドリも髪が焼けてることに気付いてデスデス喚く。 結局、髪の毛は全部焼け落ちた上に、いつも通り棒で頭を押さえつけ、頭蓋骨が見えるまで焼かれたミドリは、 再生できない髪の毛を失った悲しみで一晩中鳴いていてた。 いよいよ、最後の仕上げにかかる。 まず、ミドリに偽石を埋め戻し、ミキサーの中に入れておく。 次に、あらかじめ用意してあった、仔実装が移動できるほどの幅と、かなり長めの奥行きを持つ アクリル製の箱を取り出す。この箱は、シーソーのように支柱へ固定しておく。数は3つ。 用意しておいた3匹の仔実装を1匹ずつ、この箱の中に入れる。窒息しないように&声が聞こえるように 適度に穴があけてある。 シーソー状なので仔実装が居る方が下に傾斜している。反対側には固めのペースト状にした実装フードを 入れておく。粘り気があるので、実装フードが下りのほうには流れていかない。 臭いで餌の存在に気付かないように、臭いの無いタイプを選択するのも忘れない。 仔実装が実装フードを食べるには、そちら側に移動しないとならない。当然、重心が移って反対側が 下がる。実装フードがある側が下になると、スイッチが入りミキサーが作動するようにしておく。 1つでもスイッチが入るとゆっくり回りだし、3つともスイッチが入ると確実にミドリが 液体になるようによう、電圧電流を調整してある。 1匹の仔実装が餌にありついたのを見て、他の仔実装が餌の存在に気付かないよう、 3つのシーソーの間には衝立を用意する。これで仔実装は、前に居るミドリの姿は見れても、 左右に居る他の仔実装は見ることが出来ない。 この仕組みをミドリに説明しておく。 「この仔実装達が何だかわかるか?  『 楽園杯 』の最中、お前が仲良くしてた飼い実装親子が居ただろ?  お前ら親子を生き残らせるためにおとりになって死んだ親子だ。  あの親子には他にも仔が居たんだ。  積もる話もあるだろうから、存分に語り合ってくれ」 ミドリとしては、反対側の餌に気付かせないように、仔実装達の気を引かないとならない。 賢く親子愛のある飼い実装の仔達だから、『 楽園杯 』に出走していた親子の話をすれば 気を引けるだろうと計算して話をするだろうけど、本当は全く関係無い仔実装。 しかも、賢い仔実装ではなく糞蟲タイプ。 ミドリがデスデス鳴き始めると、仔実装達は一応耳を傾けたが、集中力が無くて好奇心旺盛な一匹が 後ろにある実装フードに気付き、シーソーの反対側に向かう。 「テッチー」 床が動いたことに動揺しつつも実装フードにありついて喜ぶ仔実装。 ミキサーのスイッチが入った。 刃が移転し始める。 さすがにスイッチ1つでは緑を傷つけるほどの力は無い。が、足にとって転ばせるには充分な回転力は有してる。 ミドリはデスデス喋りながら転び、その様子を残った仔実装2匹は面白がってみてる。 「テフ゜フ゜フ゜」 「テフ゜フ゜ッテフ゜フ゜ッ゜」 が、内の1匹が飽きたようだ、ミドリを見るのをやめて、箱の中をウロウロを物色する。 そして、ついにシーソーの反対側に実装フードがあるのを発見する。 実装フードへ一直線に向かう仔実装。 シーソーの重点が移動し、2つ目のスイッチが入る。 とうとうミドリの身体を切り傷を与えれるレベルまで、刃の回転が早まり始めた。 危険を察知したミドリはミキサーの壁に両手両足を押し付けて上り、刃から逃れようとする。 が、虐待で傷付けられて再生で体力を失ったミドリに、長時間、自分の身体を支える力は残されていなかった。 加えてミキサーが回転する振動でズリ落ちる。刃が迫ると手足を動かして上に登る。 「デチィーー!デチィーー!」 とうとう力尽きて落ち、ミキサーの底で刃に傷付けられ、刻まれ始めたミドリは絶叫を上げる。 最後まで残った仔実装は、刻まれるミドリを見て喜びの声を上げる。 どうも、自分の為に餌を作っているように思っているらしいのか、ミンチにされつつあるミドリを見て喜び、 俺の方に向かってアピールをする、を交互に繰り返している。 ミドリの足はミンチになった。最後の力を振り絞ってか、腕を動かして再びミキサーの壁を登る。 足が削られて軽くなった分、登りやすくなったかもしれない。 が、足を失った分、長時間に渡って自分を支えることが出来なかった。 やはり力尽きて、今度は胴体をミンチにされる。 ミドリは3度ミキサーの壁を登る。頭と胸と腕だけになっても動く実装石に不気味さを感じるが、 もはや体力は残っていない。またすぐに落ちてミンチになる。 実は、3匹目の仔実装も餌の方に向かえば、ミキサーの回転が速くなって長時間苦しまずに済むが、 仔実装はミドリのミンチショーに魅入って動かない。 腕も胸もミンチとなり、頭だけとなったミドリが何か口を動かすが、呼吸がないので鳴き声は出なかった。 その頭もミンチとなり、偽石も砕かれた。 あの『 楽園杯 』を、他力だけで生き残った仔実装ミドリは、今、虐待「」である俺の手によって 波乱万丈な生命終えた。 今年の『 楽園杯 』の結果を見た時とから感じていたモヤモヤ感が、完全に晴れた。 こんなに充実した虐待は久しぶりだった。     << 了 >> 後日談 ミドリを虐待死させて満足し、ついでに小道具に使った仔実装達もミキサーの中へ突っ込んで、 最後までミドリを見ていた仔実装の望みどおりミドリの死体を食させ、 その後でミキサーを作動させて挽き殺したところで、来客を告げるチャイムが鳴った。 騒がしくし過ぎて近所の人が苦情を言いに来たのかと思って対応すると、手帳と提示して 警察の人間と名乗った。 後黒い思い当たりがいくつもあるし、健全な「」として幼女誘拐犯と誤認逮捕されても 不思議でない言動を普段からしている。パニクりそうになった所で、刑事さんが用件を切り出した。 刑事さんは詐欺事件などを専門に担当している方で 「先日、ネットオークションを利用して詐欺をおこなっていた集団が逮捕された」 と話を振り始めた。その集団は。代金を振り込まして商品を送らない手口ではすぐに足が着くので、 非常に間際らしい表現で出品を行い買い手が希望してないものを売りつける手法で荒稼ぎしていたらしい。 で、その集団が出品した商品を落札した人間の中に、自分が含まれていたので、簡単な事情説明と、 詐欺の被害を受けていたら被害届を出す事を勧めに来たそうだ。 ここ半年ほど、ネットオークションで俺が落札した商品と言ったら1つしかない。   ミドリである。 その事を説明したら、 「あー、典型的な奴らの手口ですね。 例の『 楽園杯 』を生き残った仔実装と思わせるような表現で、関係ない仔実装を売りに出していたみたいですね。 同じ被害に会った人が何人か居ますよ。被害にあった方々が捻じ込んで来たら、   これは次回『 楽園杯 』の為に育てたものですよ。   そう言う説明をちゃんとしてますよ、 と説明していたみたいですね。あなた、ちょっと単純すぎますよ。」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 注釈. 及び後記. 06/05/12(日)23:00:00 *1:アップローダーにあがっていた作品を追加しました。 *2:仮題をつけている場合もあります。その際は作者からの題名ご報告よろしくお願いします。 *3:改行や誤字脱字の修正を加えた作品もあります。勝手ながらご了承下さい。 *4:作品の記載もれやご報告などがありましたら保管庫の掲示板によろしくお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 戻る

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1 Re: Name:匿名石 2024/06/18-21:42:26 No:00009191[申告]
虐待してた奴が実装石よりも頭が悪かったってオチで笑う
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