タイトル:【愛】 【躾】ポチと幸せの虹の橋 第 四 戒
ファイル:【躾】ポチと幸せの虹の橋4.txt
作者:ジャケットの男 総投稿数:27 総ダウンロード数:1135 レス数:19
初投稿日時:2017/01/01-17:57:21修正日時:2017/01/10-03:30:12
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『 「流行り廃りのその跡に」「ポチと幸せの虹の橋」 この両作品を虹の橋のたもとにいる我が愛犬へ捧げる 』










『 ポチと幸せの虹の橋 第 四 戒 』













※注意※
申し訳ございません。
本作は、ポチ側の視点に立って物語を展開しますので、今までのネタバレを多分に含みます。
今までのシリーズで、ポチの思考や言動の考察を楽しまれていた方には、
一部、おもしろくない情報や展開が記載されているため、
それらを不快に思われる場合は、本作を読み飛ばしてください。
展開上、本作を読み飛ばしても支障がないように第5戒を構成する予定です。

それでは、ご了承頂けた方のみ、下記スクロールをお願い致します。
























…〜♪…〜〜♪


遠くから、とても懐かしい歌声が聞こえる。
まるで、揺り籠に乗せられているような感覚に陥る。


私は、ふと気付くと柔らかな草の広がる広場を歩いていた。


なぜ私は、ここにいるのか?
あの歌声は、どこから響いてくるのか?
そもそも、私は誰なのか?


私は、疑問を抱きつつ、この広場を当てもなく彷徨い続けた。


しばらく歩を進めると、遠くの方に、小さく小さく霞んで見える綺麗な半分の輪っかが見えた。

赤と黄色と緑と青と…、とにかくいっぱいの色!

こんなに、いっぱいの色を見たのは初めてだ!
よく覚えてないけど、輪っかの形は、とってもとっても楽しい気分になる!
輪っかが半分だけなのは、少し残念。


〜♪〜〜♪


どうやら、あの懐かしい気持ちになる歌も、綺麗な輪っかの向こう側から聞こえてくる。
私は嬉しくなって、いっぱいの色に彩られた輪っかを目指して走り出した。

私の小さな手と足で走るのは、とてもとても大変だった気がする。
でも、どうしてかな。
今は、思い描いたように走れる!
ああ、おおきなママと遊んでいる時も、こんな感じに走れたら楽しいのになぁ…。

……あれ?
おおきなママって、なんだろう?
わかんない…、でも、…なんだろう、胸がチクチクする。



モヤモヤした気持ちでいっぱいになっていたけど、
気付いたら、綺麗なキレイな輪っかの前に、私は辿り着いていた。

お水のように透き通ったキレイな輪っか…。しかも、近づいてみたら、とってもとっても大きい!
地面に半分埋まってるみたい。掘り起こしたら、コロコロ遊びできるかな?わくわく!

すこし触ってみると、しっとりと溶け込むような手触りと、しみ込むような温かさ。すごく安心する。

なんだろう、この気持ち?
確か、とてもおおきな手に包まれていた時、
今みたいな気持ちを感じた記憶…、あるんだけどな…。

私は心地よさから、知らず知らずのうちに、
綺麗な輪っかに頬擦りしつつ、輪っかの上を目指して登り始めていた。



「おいチビっ! まだ、その先に言ったらいかんぞ!!
 ちゃんと、ここで、ご主人さまを待つんだ!!!ったく、待ても教わってないのか!?」



突然、後ろからワンワンと大きな声で怒鳴られた。
私はびっくりして、輪っかから滑り落ち、尻もちをついた。

ぺたん!

あれ、でも痛くない?


私は、お尻とあんよについた泥をおててでパタパタと払いながら、
ワンワンと怒鳴りつけてきた相手の方を、恐る恐る振り返った。


「なんだ、チビ。お前、珍しい姿してるなぁ。エテ公かハム公あたりの親戚か?
 あいつらがここに来る事って少ないらしいからな。よかったな!お前!
 ちゃんとご主人様に大事にされていたって事だろ? なら、ちゃんと待てで忠義を見せねば示さねば家臣の名折れだぞ!
 …まあ、なんだ。どうせお互いご主人さまが来るまで長いんだし。一緒に仲良く遊んで待とうや!」


吠えてきた相手は、全身が茶色と白い毛むくじゃらで、鼻筋はスッとしているけど、鼻先は真っ黒で、目はギョロリ。
四つん這いになってるけど、筋骨隆々。お尻の先にはフサフサがついててフリフリと動いてる。
口の中は牙がいっぱい、でも、私を怖がらせないためなのか、その牙を剥き出さないように気を使って、ぎこちなく笑いかけてきた。


笑顔は好き、とってもふわふわした気持ちになる。
ああ、でも私は、このヒトと同じような姿を知っている。
とても、とても、こわい思いをした気がする。
よく思い出せない、でも、こわい。


「ん? この姿が怖いか?
 もしかして、何ぞ、躾のなっていない同族に襲われでもしたか。
 …それならば、すまない。お前を怖がらせたモノの同族として謝罪しよう。
 ソレが飼われていたのならば、一切の申し開きもない。
 主人は違えど、ヒトに付き従う家臣の一人として不徳の致す処、誠に申し訳ない。
 …だが、ソレが野生であったならば、その日を生きるための糧だ。どうか悪く思わないでほしい。」


毛むくじゃらの彼は、丁寧に頭を下げた後、地面に腹ばいになった。
フリフリしていた尻尾は、シュン…とした様子で股の間に挟んで垂れ下がっている。

どうやら、彼は怖いヒトじゃなさそうだ。
この姿は怖いけど、このヒトはこわくない。

すこし、安心。
私は、この場所の事を彼に聞いてみた。


「ここか? 虹の橋のたもと と呼ばれている場所だ。
 ここはな、暖かい日差しと涼やかな風、いくら食べても無くならない食事があり、たくさんの仲間たちがいる…。
 老いも病もない不思議な場所だ、我ら忠義を尽くした家臣たちは、ここで遊びながら、ご主人さまを待つ。
 ここで、しばらく遊んでいれば、ご主人さまが、そこの虹の橋の向こう側に渡るためにやってくる。
 だが、虹の橋は長く険しいと聞く。踏み外せば、二度と戻ってこれないらしい。
 だから我ら家臣は、我らを慈しみ、世話をして頂けたご主人さまへの恩返しのため、
 ここで待ち続けて、いつか来るだろうご主人さまが、虹の橋を渡る際に決して迷わぬよう出迎えて道案内するのだ。」


ごしゅじんさま?
ごしゅじんさまって何? お世話をしてくれるヒト? それってママのことじゃないの?

ああ、そうだ。思い出した!
大好きな、おおきなママのこと…だよねっ!
おおきなママのことを考えると、胸がポカポカする!
ねえ、聞いて!聞いて!こわくないヒト!



私は今の気持ちをかみしめるように、生まれた時からのことを順番に言葉として紡いだ。




…生まれたばかりの私は、たくさんの姉妹と一緒に、ママが順番にお服を着させてくれるのを待っていた。

「お服を着た仔からごはんです。」と言って、ママは、服を着終わった仔の口に、
ママのおっぱいと、くちゃくちゃにかみ砕かれた小さな葉っぱを詰め込んでいた。
ごはん少ないね。でも、おなかすいたから、はやく食べたい。

たくさんの姉妹の中で、私は一番ちいさい。
私は、さむくてさむくて、おなかも空いて、順番を待てなくて、寒いよおなか空いたよママはやくーと声をかけた。

そしたら、ママと思ってた人が私を殴った。「待てない仔はママの仔じゃないです。」と。
あれ? あなたはママじゃないの? じゃあ、私のママはどこ?

ママじゃない奇妙な姿のヒトに、やっと私がお服を着させてもらえる番になった時、怖い怖いバケモノがたくさんの姉妹たちを食べに来た!

お服を着させてくれてたママじゃない奇妙なヒトが、私を抱えて逃げてくれた、私は大きな建物の下に投げ込こまれた。

地面で擦り向いて痛かったけど、奇妙なヒトは「ママが必ずそこから助けるから、じっとしてるです!」と叫んだ。

怖い怖い毛むくじゃらのバケモノが、鋭い牙で奇妙なヒトをバラバラに引き裂いて食べてしまった!

バケモノは大きな建物の下にいる私も食べようと、ガリガリ!ガリガリ!建物の隙間から地面を引っ掻いた。

怖い怖い!こわいよ! ママ!早くたすけてっ!

しばらくすると、毛むくじゃらのバケモノは、真っ赤な首飾りと、ながいヒモをズルズルと引きずりながら、
遠くに屈んで座っていた、おおきなヒトのところへ駆けて行った。

…助かった。こわかった。

あの奇妙なヒトは、私を殴って怖かったけど、でも、きっと私を助けてくれた優しいヒトなのだ。
私が順番を待てなかったのが悪かったのだ。言いつけを守らなかったから殴られたのだ。ごめんなさい。

なのに、優しい奇妙なヒトは、赤と緑の染みとボロ切れ以外、まったく姿形がなくなっていた。かなしい。

私は、頭巾と前掛けしかなくて、寒かったので、奇妙なヒトの残したボロ切れをお守り代わりにもらう事にした。

私は、「ママが助けにくるまで、ここでじっとしていて。」といった奇妙なヒトの言いつけを守った。

ずっとずっと、待っていた。外が暗くなって、明るくなってを繰り返しても、ずっとずっと待っていた。

おなか空いたよ、寒いよ、寂しいよ、ママのお迎えまだなの?

私が暗くなる意識の中、ぽつりと呟いた時、おおきなおおきな手が私を優しく包み込んでくれた。

ママだ! おおきなヒトだけど! きっとママだ! おおきなママが迎えに来てくれたんだ!

私は、おおきなママに、お迎えにきてくれてありがとうと伝えるため、スリスリと頬擦りをしながら、生まれて初めて暖かい眠りについた。



……遠くから、とてもいいにおいがする。
心地よい眠りから醒めた私の前に、おおきなヒトが座っていた。

私をバケモノから守ってくれた大きな建物がない!?

ここどこ!あなた誰?

私は、おおきなヒトに尋ねると、おおきなヒトが、手の匂いを嗅がせてくれた。

!! ママだ!ママの匂いだ! 私を助けてくれた おおきなママの匂いだ!

あなたが私のママだよね? 私のおおきなママ!!

ありがとう!ありがとう!おおきなママ!私を助けてくれてありがとう!!!

私は感謝を込めて頬擦りした。

そしたら、おおきなママも私の頭をなでなでしてくれた!うれしい!うれしい!!

ママ!おおきなママ!! 私、がんばって待ってたんだよ!寒くても怖くても寂しくてもママが助けてくれるの待ってたんだよ!
えらいでしょ!えらいでしょ!!もっともっと!ほめてほめて!

私はおなかペコペコだったけど、助けてくれたママが私をもっともっとほめてくれるように、かわいいポーズをしてみた。

でも、ママは私を無視した!
え、なんで!?ほめてくれないの!?

驚いている私の前に、ママがいい匂いのするお皿を出してくれた。

ああ、これか!これがご褒美なんだ!
すごくおいしそう!やったやった!
大好きなおおきなママ! こんなすごいご褒美をくれて、ありがとう!

私は嬉しくって疲れも忘れてジャンプした。
ママが私に優しく微笑みかけながら、私にふわふわの布を巻いてくれた。
大きなあんよで私を挟みこむ。

これ、なに?
あ、わかった!私にアーンって食べさせてくれるんだ!
やったやった!うれしいうれしい! ママいっぱい甘えさせて!

「だが俺の食事が先だ」

よくわからない言葉をしゃべったと思ったら、ママが私のご褒美を食べ始めた!!!
やめてやめて! それ私がママからもらったご褒美だよね!?
やめてやめて! 私おなかペコペコなんだよ! ママの助けをちゃんと待ったんだよ!!!
私のご褒美をとらないで!!!!!

私はパニックになって、必死に暴れた。でも全然抜けない。
ママのあんよに噛みついたら、びっくりして離してくれるに違いない。

ママごめんね、でも私のご褒美をとったママがわるry


プシュッ!


奇妙なヒトが、また殴った!!
あれ?奇妙なヒト、いない?
いないよね…、だって、バケモノに食べられちゃったんだもん…。
じゃあ、今のお鼻がツーンとして痛くて酸っぱい感じはなに? よくわかんない。


私はご褒美をもう一度もらうために、何度も何度もがんばった。
でもママは無視して、ご褒美を食べてる。
ああ、なくなっちゃう、なくなっちゃう!

それ、私のごほうびじゃなかったの?
かなしい、かなしいよ、ママぁ。

私が項垂れていると、ママがごほうびを全部食べちゃったのか、
おなかを撫でながら、私をあんよで挟むのをやめてくれた。

!!

あった!ちゃんとごほうび残ってた!
たくさんっ! ごはんがたくさんある!! すごいすごい!!
ママ…じゃない奇妙なヒトのごはんは、おっぱいと小さな葉っぱだけだったのに! おおきなママはすごい!!
おおきなママは「えらいぞ」という不思議な言葉をつかって私を撫でてくれた。

うれしいうれしい!うれしい ことば!

でも、おおきなママは、ごはんの時だけ、いつもいじわるする。
いい匂いのするごはんを私の目の前に持ってきて、「待て」と不思議な言葉を使った。
いじわるママなんて嫌い! あっちいっちゃえ!
ママがいたずらするなら、私もママにいたずらしてもいいんだもん!
私は、うんちをなげつけようとしたけど、どこかで、すごい大きな爆発が起きて目がチカチカした。
ごめんなさい、いたずらしようとしたからバチが当たったんだ。

ずっとずっと、後になって分かったことだけど…。
ごはんのときは、おおきなママを見て待たないとダメみたい。
ごめんなさい、大好きなおおきなママ。言いつけ守らなかった私が悪いんだ。
いじわるじゃなかったんだね。ごめんなさい。覚えたよ。


……
………


その日から、私は、おおきなママにいろんな不思議な魔法の言葉を教えてもらった。
でも、魔法の言葉は、おおきなママしか使っちゃダメ。
マネしたら冷たくされちゃった。ママに冷たくされるのは寂しいよ、つらいよ…。
ごめんなさい。ごめんなさい。もうマネしないよ、ごめんなさい。


……
………


おおきなママがおねんねするところに蓋をして、私を出れなくしちゃった。暗いよ寒いよ怖いよ。
うんちたくさんでちゃった、あふれちゃうあふれちゃう。うんちでおぼれちゃう。やだやだやだ。
助けて!おおきなママ!助けて!
いくら叫んでも、おおきなママは来ない。こわい、こわい!ママがこなかったらどうしよう!?
助けて!ママ!ママ!!
うんちまみれになっちゃった…。
おおきなママの匂いがする!助けに来てくれた! ママ!ママ!私ここだよ、はやく助けて助けて!
ママはこない。待った。来ない。来ない。来ない。

来た!!

ママ、助けてくれてありがとう!
ちがう!ママのせい!ママがとじこめた!ママどうしてすぐ助けてくれなかったのいじわる!私もママにいじわるしちゃうもん!

ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!うんち投げようとしてごめんなさい!
ちがうのちがうの!やめて!暗いの狭いの怖いの!助けて助けて!ママごめんなさい!!!
こわいこわいこわい!隣で何かジョボジョボ言ってる!なにこれ!?こわいこわいこわい!!!!!

私が反省したからかな。ママは優しく頭をなでてくれた。 うれしい、うれしい!!
あったかいよ、きもちいいよ! おおきなママ大好きっ!


「待て」は魔法の言葉。待ったら、その分、良い事がある♪
キレイキレイうれしいな!ちゃぷちゃぷお風呂たのしいな♪


私がお歌を歌うと、ママが褒めてくた。うれしいうれしい!
ママもお歌を歌ってくれた。魔法の言葉はマネしたらダメだから、音程だけマネしちゃおう!

私は、大好きなママのためのお歌を謳った。
ママに教えてもらった事を謳うと、ママはたくさん褒めてくれた!
よし、これからは、ママに教えてもらった事は、お歌にしよう!


……
………


おおきなママは、色んなものを何もないところから作れる魔法使い!
私のためのおうちまで作ってくれた! うまれてくる前に、遠くで誰かがお歌で教えてくれた怖い怖い熱い炎までボッと出した!
すごい!あんな魔法、私にはできっこない!わたしのママはすごい!!


……
………


おおきなママの言いつけを守ったら、うれしいことがおきる。クリュックリュッと楽しい音がする。
言いつけを守らないとイヤな感じがする。悪い事をすると爆発がおきる。
私は、おおきなママに教えてもらった魔法の言葉を覚えるため、ママがいなくなってる間は、おうちでお歌の練習をする。
お歌の練習が終わったら、遊びの時間。ママはお出かけの時、いつも不思議な輪っかを私に渡してくれる。
うれしい! たのしい!!

あ、輪っかが、おトイレの奥の隙間に入っちゃった。どうしよう。
おトイレに乗ったら取れるかな?
つるっと滑って、おトイレの穴に足が挟まって、こけちゃった。ボキッと嫌な音がした…。

いたいいたいいたい!!あんよ!あんよがぁ!!!!!
いたいいたいいたい!!ママ!たすけてママぁ!!!!

ママがきてくれた!助けにきてくれた!!ママはいつも私を守ってくれる!! やっぱりママすごい!

ママあったかくて大好き、大好き、大好き、ママの手に包まれてるだけで、イタイイタイもなくなるよ。
ママは私をなでなでし続けてくれた、あったかくてきもちいお風呂にいれてくれた。

気付いたら、あんよが元通り!
ママの魔法で、私のイタイイタイあんよを治してくれた!

ママすごい!ありがとう!
あれ?なんか変。おおきなママと違って、ふわふわの手。なんか優しい匂いもする。
抱き着いたヒトは、おおきなママじゃなかった。知らないおおきなヒトだった。

おおきなママじゃないおおきなヒトはこわいこわい!毛むくじゃらのバケモノがくるよ!!
ママ! ママどこ!? ママも毛むくじゃらに食べられちゃった!?
うそ!?やだ!! やめて!だいすきなママを食べないで!!!
ママ!ママ!! ママ…いた!! よかったよかった!! ママぁ!!!


……
………


ママに教えてもらった事をお歌にして謳った。
前は褒めてくれたのに、今日は褒めてくれない。どうして?
ママ、私覚えたよ! ママ、ママ!! 私をみて!ちゃんと覚えたよっ!!
ママ、だいじょうぶかな? ママ、私の声が届かなくなっちゃたのかな?
こわいよ、不安だよ、さみしいよ…。
やった!ずっとお歌してたら、ほめてくれた!! ママにちゃんとお歌が届いたっ!!
ママ、だいじょうぶ?もしかして、お具合わるいのかな?
ママ心配しないで、ゆっくり休んで! 私、ちゃんとママの言いつけ守れるんだもん!
おやすみなさい♪


……
………


体が大きくなってきた。
でも、ちっともママと同じにならない。少し、かなしい。
ママみたいな魔法は使えないのは分かってたけど、ママと違うおててとあんよなのは悲しい

でも、うれしいことがあった!
ママが首飾りをつけてくれた!あれ、なんかヒモもつけてくれた、なんだろうコレ?

ママ、おさんぽに連れてってくれるの?
やった! ママとおさんぽうれしいな!

うれしい、たのしい!
ママより先にいったらダメ!ママに遅れてもダメ!
ママにすぐ近づける場所にいるよ!ついていくよ!
そしたらクリュクリュほめてくれる! うれしい! たのしい!

新しい魔法の言葉も教えてくれた。
私は一生懸命に魔法の言葉を覚えた。

魔法の言葉に合わせて、お座りしたり、寝転ぶと、おいしいしうれしいしたのしい!あれ?おいしい事ってあったっけ?
よくわかんないや…、でも、すごく嬉しいのは間違いない!
もっともっと! 魔法の言葉をたくさん使ってほしい! ほめてほめて!

ママとおさんぽしてたら、ママがいつも私に用意してくれるごはんを見つけた!
ママのごはんは、私には硬くて食べられなくて悲しいけど、ママは私が食べれるごはんもいつも用意してくれる。
ママは私が食べれるごはんを多く残してくれた。ママやさしい。ママだいすき。
いつも、ママが私のためにごはんを用意してくれるから、私、すこしでもママのお手伝いしたい。

ママ、私もごはん見つけられたよ! 見て見て!

え、なんで首振るの?これ食べれないの?いつもと同じ匂いのごはんだよ?
ほら、見てみて、食べれるよ! あれ、すこし甘い!いつもよりいいごはんじゃない?! 私すごい!

えへへ! 私も、ごはん自分で見つけられるんだよ! ママのお手伝いできるよ! 次に見つけたらママにごちそうするね!

ママ!ママ! …あれ?あれあれ? イタイイタイ!ぽんぽん痛い!!! ママ助けて!

ママやめて! 暗くて狭いところに閉じ込めないで!うんちでちゃうでちゃう!!やだやだやだ!!
わーん!わーん! トイレじゃないところで、うんちいっぱいでちゃった、ママがダメって言ったのに食べちゃった!
ごめんなさい、嫌いにならないで!

やっぱりママはすごい、私には全然見分けがつかないのに、食べられるごはんばかり見つけて用意してくれる。
私が見つけたごはんは、ぽんぽんイタイイタイなるものばかり…。ママのお手伝いできなくて、かなしい。

私は、ごはんも満足に見つけることもできないのか。これだけ大きくなったのに。全然ママに近づけない。

ママ、ママ、いつもごはんありがとう。私すごくうれしい。大好き。役に立たなくてごめんなさい。

私、どうしたらママのお役に立てるかな? 本当はママのお手伝いしたいんだよ?
だからママ、私、役に立たないけど、どうか私を嫌いにならないで。





……
………
…………





首飾りとヒモをつけてもらったら、ママとおさんぽの合図っ!
うれしい、たのしいっ!

あれ? ママ、そっち行くの?
初めての場所、初めての道。ちょっぴり怖いけど、ママと一緒だから平気♪
ドキドキワクワクする!

ママがお靴を履いた。
いいなあ、ママ、私もお靴ほしい。

あ、ママ待って待って、別にお靴なんていいや、ママと一緒ならなんだっていい♪ 私もすぐ行くよ♪


…え!?
目の前に、あいつがいた!!!
赤い首飾りに、ながいヒモ! こいつは毛はないけど、毛むくじゃらのバケモノと同じ格好のやつだ!
ママは気付いてない!こわいこわい!たべられちゃう!私たべられちゃう!でも!!!


おおきなママがバケモノに食べられちゃう!!
やめてやめて!おおきなママが大好きなの!!
私の大事なヒトなの!私がママを守るんだ!!
ママが私をバケモノから守ってくれたんだ!!
今度は私がおおきなママを守ってあげるの!!


…あれ?
後ろにいたはずのおおきなママが、私を前にしゃがみ込んでいた。
あれ?あれあれ?なんで??そっくりさん?

でも、ママとまったく同じ動きをしてる。こんなそっくりさんなんているの?
前に見た良い匂いのおおきなヒトも、前の前にみた、バケモノの前にしゃがんでたおおきなヒトも全然ちがってたのに…。

私が手を伸ばすと、赤い首飾りをつけたバケモノも手を伸ばす。
私がうなると唸る。
あれ、このヒト、よく見たら、ママ…じゃない奇妙なヒトじゃない?
よかった!生きてたの!?

おおきなママが後ろで手を振った。
前にいるおおきなママが手を振った。


あ、ああああ…。
あああああああああああっ!!!??


これ、私とおおきなママを写しているんだ!
なんでか知らないけど、私とおおきなママの姿が写っているんだ!

でも、この首飾りとながいヒモをつけている奴はバケモノだ!!
でも目の前にいるのは奇妙なヒトだ!ちがう私!?

私がバケモノ!?私が奇妙なヒト!?ちがうちがうちがう!

ああ、私、こんな姿なの?ぜんぜんママと違う!!
私はママみたいになれないの?かなしいよぉ…!!

違う!そんなの今はどうでもいい!大きなママを守らないとダメ!!
でも誰から守るの!?誰から!?バケモノから!?どこにいるの!?

アア…そうだ…
目の前にいるバケモノの印をつけた奴が私なら、私がバケモノなんだ…
この格好をした私が…■■…ヲ…食べたんだ……


ワ タ シ が ■ ■ を 食 べ た バ ケ モ ノ な ん だ 

ア ア ア ア ア ア ア ア ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ 








……
………
…………







「おい!おいこら!
 なにボーっとしてるんだっ!!!どうした!?」



ワンワンと耳元で怒鳴られた。ああ、ここか、虹の橋のたもとと教えてもらったところか。とっても暖かい。でも私の心は寒い。
毛むくじゃらだけどバケモノじゃないヒト。ごめんなさい。
バケモノは私だったんだ。

私はこんなところに来ちゃいけないんだ。バケモノの私が、きっと大好きなおおきなママまで食べちゃったんだ。
それでバチが当たって、バケモノじゃないヒトのところに来ちゃったんだ。
私はここに来ちゃいけない、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。


「…?
 何言ってるんだ。そんなわけないだろ?
 お前はご主人さまを守ろうとしたんだろう? なんでそんなお前がバケモノなんだよ。
 そんな事いったら、俺の方がよっぽどだぞ?」


毛むくじゃらのそのヒトは、今まで隠していた牙を剥き出してニヤリと笑った。
どうして? 色々教えてくれる とってもいいヒトなのに?


「はは、そんな事ないよ。
 俺はな、小さい頃はどうしようもない阿呆だったんだ。
 ご主人さまに大事にされすぎてね、ちょっと、ほら、あれさ、若気の至りってやつだ。
 俺の方が上だと思い込んじまった…。俺が上なんだぞって、態度で示そうとして…。
 珍しく怒られたから、イライラしちまって咬んじまったんだ。我ながら本当に情けない。
 あの頃の俺が目の前にいたら、喉笛かみ切ってるな、うん。
 色々あってな、ご主人さまに徹底的に主従関係を教え込まれた。
 でもな、こんなクズみたいな俺でもご主人さまは、ちゃんと見捨てずに、褒めてくれたし、世話をしてくれた。
 これは、もう一生足を向けて寝れない、頭が上がらないという気持ちでいっぱいでさ。
 だからさ、ご主人様を絶対に守ろうと思ったんだ。この命を懸けてでも。それ以降は、ずっとご主人さまを守る事に集中した。
 あの日…雨の日の散歩でよ、ご主人さまが道路でこけて、でかい鉄の化け物の下敷きになりそうだった。一生懸命に助け出した。
 代わりに、俺の全身の骨が砕けてよ、すげぇ痛かったが、まあ、ご主人さまの身代わりになれたから後悔はしてないさ。
 お前も俺と同じで、ご主人さまに感謝して、守ろうと体を張ったんだろ? なら俺たちは仲間だぞ。」



やさしい毛むくじゃらのヒトの言葉を聴いて、私はポロポロと赤と緑の涙を流した。
このヒトは、バケモノの私を認めてくれた。それがすごくうれしかった。

私がおおきなママを守ろうとした事を、ちゃんと理解してくれたんだ。
ああ、私もこんなヒトみたいに強くなれば、もっとちゃんとおおきなママを守れるんだろうか?
このヒトのように、おおきなママを守れる存在になりたい。

でも、もう遅い。目の前にママはいない。
きっと私がママをタベタんだ。だからいない。

うれしいのと、かなしいのと、なさけないのと、もうしわけないのと、くるしいのと…たくさんのきもち。
赤と緑の涙がぜんぜん止まらない。


項垂れて涙する私に、
やさしいヒトは、そっと私の頭に前脚を乗せてくれた。

その時……。





『 ポチぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!! 』






とてもとても遠くから、かすかにだけど、大好きなママの声が聞こえた!
あったかい!ここよりもあったかい!! ママいたんだ!いなくなってなかったんだ!よかったよかったよぉ!!!

私を呼んでくれてる!!! でも、いいの?
私、ぜんぜんママと違うんだよ?バケモノだよ? なのにママのところに帰ってもいいの!?
私はうれしくってうれしくって、遠くから聞こえた声に向かって、ジャンプしながら鳴いた。



「ごしゅじん様!!」
「おおきなママ!!」



やさしいヒトと、声が揃った。
どうしたんだろう?このヒトにも、ママの声が聞こえたのかな?


「ん? もしかして、お前…。
 ああ、いや…。なんでもない。
 どうやら、お前の言った通り、まだお前は虹の橋のたもとに来ちゃいけないみたいだな。
 もうちょっとお前のご主人様の処へ戻って、家臣として仕えてこい。
 …そうだな、役目をきっちり終えたなら、また来ていいぞ。その時に改めて遊ぼうや。」


え、なんで?
やさしいヒトも一緒にママの所に行こうよ。
おおきなママはとてもやさしいの!
バケモノの私でも、大切にしてくれたんだよ!お世話してくれたんだよ!
あなたもきっと大切にしてくれるよ、一緒に行こうよ!


「…ありがとうな。
 でも俺は、ここで“お前”と“おおきなママ”が来るのをゆっくり待ってるよ。」


やさしいヒトは、苦笑いをしながら私の背中を鼻先で押してくれる。
ちょっとさみしい。きっと、おおきなママと彼と私で遊んだら、とってもたのしそうなのに。

…ママの声は、まだ遠くから聞こえてくる。すごくすごく、かなしい声だ。
きっと、おおきなママを心配させてるんだ。私はそわそわする。
どうしよう?どうしよう?

ママが一番大事。ママを心配させたくない!
でも、やさしいヒトも好き。一緒に帰りたい!


「愚図るなポチッ!名前呼ばれているんだろ!?」


でもでも!
ここでお別れしたら、なぜか、しばらく会えない気がするの。かなしいよ!



「ったく、世話が焼けるなぁ。
 ぽぉぉち!!愚図な貴様にクズの俺から教訓を与える!!!

 家臣の心得その1! 呼ばれたら直ぐに駆け付ける!!
    心得その2! 魔法の言葉を聞いたら直ぐに従え!!
    心得その3! おおきなママはお前を生んだわけじゃない!なるべくご主人さまと呼べ!!
    心得その4! お前は世話をしてもらっている!その御恩に報い全身全霊を以て主人を護れ!!
 
 これが家臣の心得である!!以上!!! そら駆け足!!!」



私は、やさしいヒトのワンワンという叫び声に気圧されて、
後ろ髪を引かれながら、おおきなママの声がする方へ向かう。


あ、そういえば、お名前を聞いてなかった。
私は、ぽてぽてと後ろ向きに歩きつつ、どんどん遠くなる彼に話しかけた。



私はポチ、おおきなママ…じゃなくて、ごしゅじんさま?につけてもらったの。とっても素敵なお名前でしょ?
ねえ、毛むくじゃらだけどバケモノじゃない、とってもやさしいあなた。あなたの、おなまえは?





「ああ、俺はな……






ザァァァァァ…





あのヒトは苦笑いを浮かべながら、発した声と共に宙に掻き消えた…。
そうして、私の目の前に広がる世界は、真っ白な光に飲み込まれる…。















つ   づ   く














{後書き}
皆様、新年明けましておめでとうございます。
毎度、変わらずご愛顧頂き誠にありがとうございますm(__)m

今回のスクは、作者の妄想大爆発です(; ・`д・´)
実際、ペットが飼い主をどう思ってるかは分からないので、こうだったら嬉しいなぁ。
…という欲望を、全開に反映してます、いやホントに申し訳ないです(;´・ω・)

旧ポチのモデルは複数ありますが、作中の躾を受けて以降の忠臣ポチは、私が小さい頃に祖母宅で飼われていた柴犬がモチーフです。
私が小さい頃、はいはいしてベランダから庭に落ちそうになっていたのを庭先にいる彼が駆け付けて下敷きになって助けてくれたそうです。
彼がいなければ、私はここにいなかったかもしれませんね。それ以降も、祖母宅へ出かける度に彼に遊んでもらっていたそうで。

私自身は彼との交流を覚えていませんし、物心ついた頃には庭先にあるお墓へ手を合わせるだけでしたが、
親戚が集まって、ペットの話になるとだいたいその話になります(笑)

でも、何度か他の馬鹿犬に噛まれつつも、それでも犬自体を嫌いにならないのは、
きっと心の底に、彼の忠義の姿が根付いているからなのかなと考えています。

実際のところ、自分を含めて人間の感情なんて移ろいやすく、こうだと断定できるほど定かなものじゃありませんが、
それでも、こう思った方が少しは素敵なんじゃないかなぁ…なんてね。


さあ、今年は酉年ですよ!
干支の4分の1しかない卵生生物の年ですよ!!女性店員さんの年ですよ!!!
次回は、酉年を記念して、女性店員さんのIFストーリーといった感じのスピンオフ物をしてみたいです(笑)

それでは、また次回ノシ






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1 Re: Name:匿名石 2017/01/01-21:42:12 No:00003498[申告]
あけおめ&新年早々の投下乙です
なんか年末は鯖が落ちてたみたいでここが見られず
このまま消えちゃったら続きが読めないとヒヤヒヤしましたが
復旧したようで何よりです

ああー…今回の話は今までになく甘ったるいなあ…虐待派の自分にはたまりませんわw
でも読んじゃう悔しい(ビクンビクン)
2 Re: Name:匿名石 2017/01/01-22:03:25 No:00003500[申告]
言葉がわからないペットとしての実装石(ポチ)は文句なくかわいかったけど
内面描写された動物というよりちょっと智恵足らずな人間のような実装石もまた乙なモノでわんすな

しかし作者氏のようなガチで動物愛護派の人がなぜ実装スクを……
まあ、実装は虐待に留まらずその生態自体がかなり作家心をくすぐるものではあるのかもしれないけど
3 Re: Name:匿名石 2017/01/02-01:48:35 No:00003501[申告]
いい話だなあ

でも、作者さんには申し訳ないけど、この話は完結後に番外編でやった方が良かったんじゃないかと思った
ポチがバカだけどいい仔って分かっちゃったらあとは男のところでいいペットでいられるように頑張ってね以外に感想出てこなくなる
4 Re: Name:匿名石 2017/01/02-02:28:08 No:00003502[申告]
ごめん実装で涙腺ゆるんだのテチ以来だわ
良い話すぎて泣けるポチ幸せになれよ
これが最終回でも違和感ないな

※3501に同意と思ったんだけど
よくみたらタイトル話数が今回だけ漢字
しかも2期なってから物語が完全に一人称視点で書かれるようになってたところにポチ視点の物語
あとがきにたまに出てた映画ネタと女性店員さんのIFストーリー・・・

まさかとは思うけど劇場版エヴァみたいにパラレルワールドの全然違うポチの・・・いや疑いすぎか

※3500これが実装の闇の深さだよな

※3498気持ちわかるわーw
5 Re: Name:匿名石 2017/01/02-12:08:28 No:00003503[申告]
3501みたいに思ったけど、今回みたいに鯖が落ちるか攻撃に巻き込まれたかすると作者さんの立場なら最低限のことは書かなきゃって思うだろうし、それでよかったのかな
虐待にとか糞蟲にとか抜きでポチ側の思いが分からない方がミステリー、ディスコミュニケーションとしては読みごたえあったけど
6 Re: Name:匿名石 2017/01/02-17:25:15 No:00003505[申告]
新年明けましておめでとうございます!
続きを見る事ができてほっとしました
ポチの種明かしがされた次回から話をどう切り返してくるのか楽しみにしてます
7 Re: Name:匿名石 2017/01/03-20:37:59 No:00003506[申告]
ポチは忠犬の素質はありそうだけど根っこがママ大好きだからな
ペットとしては危うさがある
男が結婚して父になりポチのママではなくなった時この関係が壊れないか心配
8 Re: Name:匿名石 2017/01/03-22:11:05 No:00003508[申告]
旧ポチもママじゃないからなって言ってたけど理解してるものかどうかだよなあ
9 Re: Name:匿名石 2017/01/05-18:49:57 No:00003513[申告]
一気に話がつまらなくなったが、まあ頑張れや
10 Re: Name:匿名石 2017/01/05-19:31:33 No:00003514[申告]
神視点ではわかることがわからない作中キャラのすれ違いや苦闘を見守るという楽しみ方もあるにはあるんだが
ポチに関していえば良い仔か糞蟲か、バカか意外と賢いかわからないまま引っ張った方が面白かったと思います
腕のあるミロのヴィーナス、畿内か九州か判明した邪馬台国
こんなに興味の薄れるものもない
11 Re: Name:匿名石 2017/01/05-20:52:45 No:00003515[申告]
意見が分かれるのは仕方ないな
愛虐どっちにも転べる絶妙なバランスが持ち味の作品だったし
前書きからして否定意見が多数出るのは作者もわかった上で公開に踏み切ったんだろな

※5、10の意見と同じで楽しみが薄れてしまったのは残念でならない
12 Re: Name:匿名石 2017/01/05-21:09:20 No:00003516[申告]
こういう上から目線で何の生産性もない口ばっかの実装みたいな奴が増殖したせいで実装石は廃れたのだ
13 Re: Name:匿名石 2017/01/05-21:17:20 No:00003517[申告]
じゃあ、お前はどんな作品でもいいけど書いたことあるのかよ
批判の批判に走るやつの方がもっと生産性ないわ

これでもいいとかこの作者ならポチの内面がわかってても面白い作品書くはずとか言えないもんかね
煽り蟲が
14 Re: Name:匿名石 2017/01/05-22:26:57 No:00003518[申告]
コメントはつかなかったが過去にこの作品より総DL多いスクを書いたことはあるのだ
君こそスクを投稿したことあるのか?
15 Re: Name:匿名石 2017/01/05-23:29:53 No:00003519[申告]
>>3518
別に嘘でも本当でもどっちでもいいけど、そのレスをすることに
3517への意趣返し(?)以外の意味はあるのか
それこそ生産性の欠片もないだろ
16 Re: Name:匿名石 2017/01/06-07:06:10 No:00003522[申告]
犬ポチが武士で笑った
17 Re: Name:匿名石 2017/01/07-00:26:30 No:00003549[申告]
今までのポチの内面バレであって
これからの内面バレではないんだし
この先何かが起こらないとも言えないんじゃないかな
と思いつつも
ひとまずのポチの人格(石格?)を知ってる読者の前で
これからの男がどんな綱渡りをみせてくれるのかが
楽しみな自分は意地が悪いかねぇ
18 Re: Name:匿名石 2023/07/23-15:54:30 No:00007617[申告]
めっちゃええ仔やんけポチぃ…(泣)
19 Re: Name:匿名石 2024/02/29-18:42:10 No:00008824[申告]
こういういい子ちゃん全開のバカをなぶり殺しにしてこの世の地獄を味わわせたいという感情がある。
つくづく自分は愛でができないんだなあと思う
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