タイトル:【虐他】 実翠石との生活 ペットショップでの一幕
ファイル:実翠石との生活 ペットショップでの一幕.txt
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初投稿日時:2024/04/10-22:26:49修正日時:2024/04/10-22:26:49
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実翠石との生活 ペットショップでの一幕
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実翠石を客と共に送り出し、程なく閉店時間を迎えたペットショップ。
とはいえ、仕事はまだまだ残っている。
餌やり、水槽の掃除と消臭、糞の始末、定期的な身繕いに加えて、陳列している躾済み実装石への再教育もその一つだ。
躾済みとしてブリーダーから仕入れたからといっても油断は出来ない。
実装石の持つ生来の糞蟲性は、油断しているとあっという間に発露し、他の実装石へと伝染する。
野良実装ですらそれを防ぐために間引きを行うのだから、商品として実装石を取り扱うのならば避けては通れない業務ですらある。
再教育のやり方は店によってまちまちである。
糞虫化防止用に販売されている教育用の動画を流すだけで済ませる店もあれば、見せしめとして糞虫化した実装石を公開処刑するような苛烈な店もあった。

この店の場合は後者だった。

この店も当初は教育用の動画を流して糞蟲化の予防に努めていたが、実翠石が店に来てからはその程度では歯止めが効かなくなりつつあったからだ。
なにせ、実翠石が視界に入るだけで大騒ぎになる。
威嚇するだけならば全然マシな方で、個体によっては水槽を殴りつけたり、あまつさえ投糞にまで及ぼうとする個体まで出始める始末である。
店側もそれなりに努力はしたが、個人経営のさして大きくはない店ではやれることにも限界があった。
必然的に店員(といっても店主の中年女性とアルバイトの女性が三人だけだが)のフラストレーションも溜まりつつあったところに、悲惨な事件が発生した。
四姉妹でセット販売されていた仔実装姉妹がいたのだが、賢い長女が実翠石を威嚇する妹達を宥めようとしたところ、逆上した妹達にリンチに合い禿裸にされた挙げ句に食い殺されるという事件が発生したのである。
被害はそれだけでは済まなかった。四姉妹の隣の水槽にいた親指の姉妹が、その凄惨な光景に衝撃を受けてパキンしてしまうという二次被害まで生じていた。(親指故に偽石強化措置を受けていなかったのも原因だった)
店側としてはとてつもない経済的損失である。都合六匹もの商品が売り物にならなくなったのだから。
店側が再教育に用いる手法は、この事件を契機に一気に過激化した。アルバイトの中に過激な手法を採るべきだと熱心に主張する者が居たのもそれを後押しした。
(なお、再教育の手法と実施についてはこのアルバイトに一任された)
姉を生きたまま食い殺した妹達は、他の実装石が見ている前でミキサーにぶち込まれた。
スイッチが入れられ、足先から切り刻まれる姉妹。
スイッチは入れっぱなしではなく、ほんの数秒入れられては切る、というのが繰り返された。
スイッチが切られ、ミキサーのモーター音が収まる度に姉妹達の悲鳴が店中に響き渡る。
最初こそ自分だけでも生き残ろうと他の姉妹を足蹴にする様が見て取れたが、回数を重ねる内に手足を切り飛ばされてそれも叶わなくなる。
他の実装石達には目を逸らすなと命じてある。目を逸らした奴は同じ目に合わせるとも。
何度目かのスイッチ操作で、随分と小さくなった姉妹がそれでもミキサーの中で血と糞に塗れながらイゴイゴと蠢いている様に、他の実装石達は恐怖した。
教育のもたらす効果に満足したのか、当のアルバイトは再びスイッチを入れた。
今度は途中で止めることなどしない。糞蟲姉妹の断末魔は、ミキサーのモーター音にかき消されていった。

実翠石の幸せを願い送り出したその日の夜も、再教育は実施された。
あろうことか、ようやく付いた買い手の元へと送り出すために店員総出で身なりを整えてやった実翠石に対して、糞を塗りたくろうとしてきた輩がいたのだ。
この店には、来店した客が直に実装石と触れ合えるように設置してあるスペースが設けてあった。
飼いになれる機会も少なくはない場所に、そこそこの賢さを見込まれて配置されていた成体実装がいたのだが、此奴はそこから抜け出してまでそのような愚行に及んだのだ。
なお、この成体実装は、実翠石に気づかれないよう死角から声を殺して忍び寄ったにもかかわらず、あっさりとアルバイトに気付かれて蹴り倒された挙げ句に、バックヤードの処分待ち用水槽にぶち込まれた。
閉店時間をいくらか過ぎたところで水槽から引き出され、他の実装石の前に引きたてられる件の糞蟲。
汚れてもいいように敷かれた新聞紙の上に座らされる様は、処刑の沙汰を待つ罪人の如くだった。
「買い手がつかない無駄にデカくなった糞蟲のあんたに、ちょっとでも飼い実装になれるチャンスをあげてたのにね~。
まさか恩を仇で返すような真似をされるとはね〜。」
再教育担当のアルバイトは、角材の先で糞虫の頭を遠慮なく小突く。
店内全ての実装石に聞こえるよう、リンガルの音量は最大にしてあった。
「さて、これからどうなるか、わかってるよね?」
『許してくださいデスゥ!ほんの、ほんのイタズラ心だったんデスゥッ!』
己の運命を察して泣いて詫びるが、既に手遅れだった。
アルバイトの口元に浮かぶサディスティックな笑みに命乞いの無意味さを悟ると、糞虫は一か八かの逃走に打って出たが、
『デギャアアアッッ!?』
あっさりと片足を突き潰され、無様に転がることしか出来なくなる。
「ほーら見てなよ、人間様に逆らった糞蟲がどうなるか」
手首のスナップを利かせて殴りつけるごとに顔面が凹み、腕がひしゃげ、骨が折れ砕けて内臓に突き刺さった。
角材が振るわれる度に糞蟲は悲鳴を上げたが、その声も段々と小さくなってゆく。
代わりに、目の前の惨状に恐怖する実装石達のすすり泣きが聞こえてきた。
糞蟲の全身の骨が折れ砕けるまで、角材による殴打は続いた。
『デヒィーッ、デヒィーッ・・・』
「まだ終わりじゃないよ〜?」
息も絶え絶えの、グズグズになった糞蟲の身体を掴み上げると、調理用の電動スライサーへと無理矢理押し込む。
それでも逃げ出そうとイゴイゴと蠢く糞蟲に侮蔑しきった笑みを浮かべると、躊躇いもなくスイッチを入れた。
『・・・デジャアアァァァァァァァァァッッッッ!!!』
電動スライサーの軽快な駆動音を掻き消すように、糞蟲の悲鳴が店内に響き渡った。

生きたまま少しずつスライスされてゆく糞蟲の悲鳴に耳を傾けながら、アルバイトは思った。
あの実翠石ちゃん、いい娘だったな〜。
素直で、可愛らしくて、ちょっとしたことでもちゃんとお礼を言ってくれる、躾の行き届いた良くできた娘。
娘を嫁に出すってのは、あんな感じなのかもしれない。
まあ、私には娘どころか彼氏がいた試しもないが。
幸せになってくれるといいな〜。
でも、そうなると、この夜のささやかなお楽しみの時間はどうなってしまうのだろう?
実翠石への本能的な敵愾心や嫌悪感故の糞蟲化はもう期待できないな。
いやいや、こいつらは躾済みとはいっても所詮は性根の腐りきった糞蟲ばかり。
いくらでも機会はあるだろう。あるかも。あるといいな。まあちょっとは覚悟しとけ。

糞蟲の悲鳴はいつの間にか聞こえなくなり、代わりに躾済み実装達の、声を押し殺した泣き声が店内を満たしていた。

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1 Re: Name:匿名石 2024/04/11-03:26:41 No:00009006[申告]
やっぱ平気な個体もいるよなあ
実装石用ラーの鏡
2 Re: Name:匿名石 2024/04/11-04:15:12 No:00009007[申告]
温情を貰っておきながら店の損害かつ身の破滅に結び付く愚行を平然と行おうとする思慮も自制もない上辺だけの糞蟲が世に出なくて良かったよ
きっと飼われてても何かやらかして周囲を不幸にしてたろうし
3 Re: Name:匿名石 2024/04/11-07:08:31 No:00009008[申告]
実装というのは躾済みのいい仔に見えても根底には糞虫要素が潜んでいるというのが救いようがない生物だ
細胞レベルで実翠石への憎しみがあるんだろうが実翠石がいても実装石の存在価値がなくなるわけじゃないのにな(玩具的な意味で)
4 Re: Name:匿名石 2024/04/11-16:06:15 No:00009009[申告]
常時実翠を置いて理性が勝る個体を厳選するのも良いかもしれない
そう言う個体は糞虫化もしにくいだろうし付加価値を付けて売れそう
5 Re: Name:匿名石 2024/04/11-19:15:40 No:00009010[申告]
実装が本質的に糞蟲なのかそれともこれだけ狂わせる実翠が悪なのか
6 Re: Name:匿名石 2024/04/11-20:09:11 No:00009011[申告]
きっと見ているだけで膨れ上がった虚栄心や担保の無い自尊心を傷つける実翠は糞蟲にとっては巨悪なのだろう
かしずかない人間がバカニンゲンなのと同じ様に
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